四十週間の眠り

羊屋さん

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目が覚めた。

スマートフォンを見ると、義理の父親から連絡が来ていた。

「最近連絡ないけど元気にしてるか?」

私はさっきまで見ていたものが夢だったと気づいた。

義理の父親は、私を養子としたとき、血の繋がりのない私の父親で在れるか、と、とても悩んでいたのだ。
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