【実話】高1の夏休み、海の家のアルバイトはイケメンパラダイスでした☆

Rua*°

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■21.お別れカラオケ①

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光くんは、私と写真を撮った後、男子メンバーとも写真を沢山撮っていた。
拓真くんもその輪の中に混じっていた。



私もそこに加わりたーい!!!!


……と心の底で叫びながら、チラチラその様子を見つつ、食材を切り分けていた。



BBQの支度が整うと、乾杯して宴が始まった。
(私は勿論ジュース)



光くんと拓真くんへ
「お疲れ様!」と皆が声をかける。



「るあちゃん、これ食べてみて?」

炭の様な肉を、私の紙のお皿に投げ入れる光くん。

「ちょ…!これ食べられるの!?
焦げてない??」

「大丈夫!大丈夫!」

笑いながら勧める光くん。
私は嫌々ながらそれを口にした。


「うわ!!ゲロマズ​────!!」


案の定、焦げ焦げで苦くて吐き出しそうになった ( ³ω³ )

「アハハハwww」

光くんは無邪気に爆笑。

「こんな炭みたいに焦げてるの、見た目からヤバいし、めっちゃ苦いし、こんなの食わせるなぁ~!w」

私もウエウエ言いながら笑う。

……こういうの結構楽しんでたりするw



「るあちゃん、最近口悪いぞ?
言葉遣い、もうちょっと気をつけた方がいいんじゃない?」

隣でそれを見ていた拓真くんが、私を注意した。



ガ━(ŎдŎ;)━ン



「あ…。汚い言葉だったね…。
ごめん、気を付ける(焦)」


気になる男の人に言葉づかい注意されるなんて…。
最悪だー(泣)


「アハハッw 
拓ちゃん、彼氏ヅラしちゃってるーw」

その様子を見ていたリナさんに囃された。

「いや、そんなつもりじゃ…////」


少し慌てる拓真くん。


彼氏ヅラ……/////
………して下さってオッケーです////



BBQで、たらふく食べて後片付けを終えると、皆でカラオケに行こうという流れになった。


アランくんとジェイさんコンビはここでお別れして、男7、女2人の男女9人でカラオケに向かった。


夜の道を皆で徘徊。
明後日には東京へ帰ってしまう二人。
今日は皆と沢山笑って遊ぶことができて凄く良い思い出になりそう。



カラオケで皆熱唱♬


大樹先輩はめちゃくちゃ歌上手だったし、盛り上がりまくった。


「大樹先輩ヤバ!上手いですね!!」

「学祭でライブやるから見に来なよ!
るあもE高だろ?」

「ライブ!?…マジですか!?
行きます!行きます!」


私の友達、ギャルの愛ちゃんの彼氏で、同じE高の大樹先輩。
彼の歌を褒めちぎると、お兄さんの和正さん(ナルシスト)が席を移動し、私の隣に座った。



えっ…… (;゚д゚)!!
ちょっと……なんで来た…!?


お呼びでないよ!!!


和正さんはマイクを取ると、予め予約しておいたラブソングバラードを歌い始めた。


ねっとりした歌声で、隣に座る私をめっちゃ見つめながら歌ってきて鳥肌ぞわぞわぞわ~!!!

この人、自分に酔ってる!!!
このタイプマジ無理ィーー!!!

助けて!!拓真くーん!!


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