140 / 192
第140話
しおりを挟む
普段は爆発による広範囲化を狙った攻撃が多いが今回は防御力の高い魔獣系が多い、そうなると爆発によるダメージが致命傷に届かない可能性が出てくる。そこで考えたのが今回使用したクリムゾンスコールである、これは爆発による表面的な範囲攻撃ではなく熱による単発の強力さが売りの攻撃で範囲は今回のように発動エリアを無理やり広げることもできるが基本的には爆発系に劣る。しかし命中さえすれば直撃地点から敵を溶解させるシンプルだが確実に仕留められる魔法である、欠点は爆発系より魔力を食われる点だろうか。とりあえず爆発と熱の使い分け、炎属性と一括りにした中でも更に様々な分類があるのは面白い事で科学の発展した世界で勉強していた者の特権ではあるかな? じゃないと全部炎で括られて新魔法の開発すらまともにできなかったからね。
「マグマは火より強いだっけか? なんかのアニメで見た気がして最初はなんだそれ? って思ってたけど試してみたけどこれはなかなか的を得ていたかもしれない」
ミラーハイドで空に壁を作り展開したクリムゾンスコールの魔法陣を隠し、一緒に来ていたエイトに風魔法で落下による衝撃を無効化した状態でトール達の援護と避難誘導に向かわせて自分は広範囲高火力攻撃で一掃、何事もシンプルが一番だよね。
「なんだ? 嫌な気配がする……」
そう思った瞬間、嫌な叫び声が聞こえてきた。そちらを向くと変な化け物がトール達と向かい合っている、てか嫌な雰囲気だしあっちのヘルプに行くべきだよね……
「いくぞ!」
魔法を中断し俺は更に上空へと飛び上がる。丁度化け物も羽を生やして飛び上がり口に魔力を溜めている、馬鹿でもわかるヤバい状況というやつである。
「ドラゴンが居るのにそれを無視してトール達に攻撃するってことは相当執着してるんだろうなぁ」
普通なら自分にとって一番危険な存在への対処を最優先にするはず、そして自分で言うのもあれだけどここで一番強い危険な存在は俺だと思うんだけどガン無視だし恐らく本能よりも意志のような何かを優先しているのだと思う。
「興味が無いところ悪いけど相手になってもらうしかないかな、適材適所相応しい相手が居るならそれの相手をするのが一番いいってね」
俺は化け物の上空を陣取り、そのまま急降下する。せっかくなので風魔法で加速、威力強化からの強襲攻撃だ! 隕石落し、ドラゴンダイブ、ライダーキック……まぁ名前はそのうち決めればいっか。とにかく今はあの攻撃を阻止させてもらう!!
「お前の相手はこの俺だぁ!!」
そう意志を込めた咆哮をあげて嫌でも認識させる。俺の強襲は成功し轟音と共に化け物を地面に叩き落した、今は足の下で呻いている。奴の魔法が暴発して周囲が軽く吹き飛んだのは想定外だったけど……
「ガァァエェェセェェ!!!」
「うるせぇ!!」
俺は更に咆哮をあげて威嚇しながら四本腕を振るい抜け出そうとする化け物の腕を掴み喉元を踏みつけている足に更に力を込める。できるならこのまま首を踏み折りさっさとケリをつけてしまいたい。
「ガッガガガガ……」
まぁそう上手くいく訳もなく化け物の四本の手のひらに穴が開き全てが俺に狙いを定める。
「っち……」
俺が咄嗟に羽ばたき後方へと飛び退く。その瞬間にさっきまで居た場所目掛けて四本の紫の閃光が交差していった。
「ガァァァ……」
化け物はだらりと起き上がり俺を睨みつけてくる、しかし何と言うか精気を感じない……しかし何か強い意志で動いているそう言うなんとも言えない不気味な雰囲気だ。
「こいやぁ!!」
俺は咆哮を上げて敵の意識を完全に自分へと向けさせる、否応なく無視できない相手として立ちはだかることで味方への被害を押さえるのだ。
「ガァァァ!!」
化け物は俺に向かって飛び掛かり四本の腕と足を使い器用に攻撃してくる。俺はそれを正面から迎え撃つ! 振りかざす腕を掴み押さえつけ頭突きで怯ませて右足を軸に遠心力を乗せた尻尾の強打で反撃、体制が崩れたところにすかさずブレス攻撃。今回は敵が単体なこともあるし熱を重視した放射熱線を使うことにした、これは日本で一番有名な怪獣映画の主役が使う必殺技で結構なバリエーションもあるので真似させてもらおう事にした。
「イィィィガァァァァ!!」
流石に化け物も苦しそう悲鳴のような咆哮を上げているがそれでもやられない、負けじと口に魔力を溜め始めている。ブレス戦においては溜め動作があるため対応しやすい、俺は一気に懐へ踏み込み魔力の溜まっている口を無理やり押さえつけて閉じさせる。すると行き場を失った高密度の魔力は口内で暴発を起こす、口が裂け、歯がへし折れて煙を吹き出しながら崩れ落ちる。しかしタダでは倒れないらしくまるで独自の意志があるように四本の腕がこっちを向き手のひらの穴から魔法を発射してくる。この至近距離じゃすべては避けれない……
「痛っ……」
腕二本は両手で一本は頭突きで軌道をずらし、体も反らして回避したが最後の一本から放たれた攻撃が脇腹を掠める。普段なら鱗で防げるしノーダメージなのだがこいつの攻撃は貫通してくるらしく肌を擦りむいたような痛みが走る。
「お返しだ!」
しかしこの位どうということは無い、仕返しに放射熱線をこれでもかと叩き込む。はたから見たらまさに平成の大怪獣映画さながらの光景が広がっていることだろう。
「グガァアァァァ……」
結構なダメージを与えたはずなのだが化け物はまるで無傷のように起き上がってくる。
「再生が早いな……」
起き上がった化け物の顔は魔力暴発でぐちゃぐちゃになったはずだった、しかし既に肉や骨どころか皮膚の再生すら始まっている。以上な位早い……ならば!
「ギュアァァッァ!?」
俺は化け物の腕を二本再び掴み上げ引き延ばす、そして二の腕あたりに放射熱線を浴びせ切り飛ばした、普通に痛いらしく悲鳴と共にのけ反り距離を取られる。もぎ取った腕はピクリとも動かないし切られたそばから再生増殖というわけではないらしい。
「あの再生能力で腕が生えてこない? 何か条件でもあるのか?」
頭はすごい勢いで再生していたが腕は生えてくる気配がないし千切られた方はもう完全に死んでいる。動かない腕を投げ捨て再び向き直る、既に頭のほとんどは再生が完了している。
「なんというか、不気味な奴……」
「ガァァァエェェェェセェェェェェ!!!」
まるで何かを成し遂げる、それだけのために存在している。だから邪魔をするなそう言わんばかりに叫び続けている、正直知らないとこで勝手に現れて勝手に暴れるなら好きにしろって感じなんだけど俺の居る目の前、しかも狙いが一度は助けた友人、同郷のよしみ……助けない理由の方が少ない状況で出てこられたらやるしかないじゃんか。
「やってやろうじゃん、文字通り破壊してやる。完膚なきまでに!!」
ギリっと化け物を睨みつけ咆哮を上げて再び殴りかかる……いや、爪を立て肉薄した二つの巨体がぶつかり合う。あいにく俺の体は丈夫でこいつの打撃位どうとでもない一方的に切り裂き細切れにしてしまえ!……れば楽だったんだけどこいつも馬鹿じゃないらしく魔力を腕に纏わせ殴りかかってくる、ジリジリと肌をえぐられるような痛みだ俺もそれなりに再生能力が高い方ではあるためお互いに削り合い再生し合いの耐久合戦、泥沼の消耗戦だ、削り、再生、切り、再生、お互いに咆哮を上げて威嚇し合いながらの大乱闘だ。
「埒が明かねぇ……こうなったら強行突破だ」
魔力を纏う腕を無理やり掴む、ジリジリと腕が焼けて行くような毒物を触るような感覚が近いかもしれない。
「いってぇなぁ!!」
しかし、これで勝負は決まった、すかさず放射熱線を捕まえた腕に浴びせて吹き飛ばす。これですべての腕を吹き飛ばした、後はいつもの大規模魔法で塵にすればおしまいだ。
「イィヤァァァダァァァァ!!」
「げっ……まじ?」
そう思った時期が俺にもありました……トドメを刺すはずの敵から、斬り飛ばした腕の付け根から無数の触手が生えてきた。マジでキモイ!! しかもそれが襲い掛かってくるのだからホントキモイ!!
「触手プレイとか趣味じゃねぇ!!」
放射熱線で伸びる触手を薙ぎ払っていく。それでも止まらない、めんどくさいし気持ちわりぃし最悪だ! 腕に、首に翼に絡みついてくる。
「くっそキモイんだよ化け物が!!」
俺は体内に魔力を溜めて一気に外へと放出する。これも子供のころ大好きで見ていた怪獣映画の主役が使っていた技の一つ、こういう知識が役に立つとは考えもしなかったけどね。
「吹き飛べ! 体内放射ぁ!!」
放出した魔力は衝撃波となり周囲を一気に吹き飛ばす。無数に生えた触手も全て、ただ加減がほとんどできないし射程も短い、ホントにこういう大怪獣バトルでしか使えない気はするが威力はある、なにせ自身の持つ魔力を直接放出してるのだから……無尽蔵と言われるほどの魔力をね。
「グギャァァァ」
化け物も体内放射の直撃を喰らい吹き飛んだ、あの巨体が吹っ飛ぶんだからそうとうな威力らしい。
「ここまで来たら怪獣王リスペクトで終わらせてやるよ!」
俺はどうにか起き上がろうとしている化け物に肉薄し立ち上がろうとしている膝を踏み折り崩れたところにすかさず両手で頭を鷲掴みにする。これは外国版の怪獣がトドメに使っていたやり方だがしっかりリスペクトさせてもらおう!
「しっかり味わいな!!」
体制の崩れた化け物の口を無理やりこじ開けそこに目掛けて放射熱線を叩き込む、口から体内に直接攻撃する効果的な戦法だと思う。
「アアアァァァァァァッァァァ!?」
化け物は放射熱線を飲み込み次第に膨れ上がっていく、そしてついに限界を迎える。首が捥げ、溢れた魔力で体が大爆発を起こした。
「っしゃぁ!」
そして爆煙が晴れる、俺は勝利の咆哮を上げた。その腕に化け物の頭を掴んだまま。まさか怪獣映画のクライマックスさながらの大乱闘をするとは思いもしなかったけどね。
「マグマは火より強いだっけか? なんかのアニメで見た気がして最初はなんだそれ? って思ってたけど試してみたけどこれはなかなか的を得ていたかもしれない」
ミラーハイドで空に壁を作り展開したクリムゾンスコールの魔法陣を隠し、一緒に来ていたエイトに風魔法で落下による衝撃を無効化した状態でトール達の援護と避難誘導に向かわせて自分は広範囲高火力攻撃で一掃、何事もシンプルが一番だよね。
「なんだ? 嫌な気配がする……」
そう思った瞬間、嫌な叫び声が聞こえてきた。そちらを向くと変な化け物がトール達と向かい合っている、てか嫌な雰囲気だしあっちのヘルプに行くべきだよね……
「いくぞ!」
魔法を中断し俺は更に上空へと飛び上がる。丁度化け物も羽を生やして飛び上がり口に魔力を溜めている、馬鹿でもわかるヤバい状況というやつである。
「ドラゴンが居るのにそれを無視してトール達に攻撃するってことは相当執着してるんだろうなぁ」
普通なら自分にとって一番危険な存在への対処を最優先にするはず、そして自分で言うのもあれだけどここで一番強い危険な存在は俺だと思うんだけどガン無視だし恐らく本能よりも意志のような何かを優先しているのだと思う。
「興味が無いところ悪いけど相手になってもらうしかないかな、適材適所相応しい相手が居るならそれの相手をするのが一番いいってね」
俺は化け物の上空を陣取り、そのまま急降下する。せっかくなので風魔法で加速、威力強化からの強襲攻撃だ! 隕石落し、ドラゴンダイブ、ライダーキック……まぁ名前はそのうち決めればいっか。とにかく今はあの攻撃を阻止させてもらう!!
「お前の相手はこの俺だぁ!!」
そう意志を込めた咆哮をあげて嫌でも認識させる。俺の強襲は成功し轟音と共に化け物を地面に叩き落した、今は足の下で呻いている。奴の魔法が暴発して周囲が軽く吹き飛んだのは想定外だったけど……
「ガァァエェェセェェ!!!」
「うるせぇ!!」
俺は更に咆哮をあげて威嚇しながら四本腕を振るい抜け出そうとする化け物の腕を掴み喉元を踏みつけている足に更に力を込める。できるならこのまま首を踏み折りさっさとケリをつけてしまいたい。
「ガッガガガガ……」
まぁそう上手くいく訳もなく化け物の四本の手のひらに穴が開き全てが俺に狙いを定める。
「っち……」
俺が咄嗟に羽ばたき後方へと飛び退く。その瞬間にさっきまで居た場所目掛けて四本の紫の閃光が交差していった。
「ガァァァ……」
化け物はだらりと起き上がり俺を睨みつけてくる、しかし何と言うか精気を感じない……しかし何か強い意志で動いているそう言うなんとも言えない不気味な雰囲気だ。
「こいやぁ!!」
俺は咆哮を上げて敵の意識を完全に自分へと向けさせる、否応なく無視できない相手として立ちはだかることで味方への被害を押さえるのだ。
「ガァァァ!!」
化け物は俺に向かって飛び掛かり四本の腕と足を使い器用に攻撃してくる。俺はそれを正面から迎え撃つ! 振りかざす腕を掴み押さえつけ頭突きで怯ませて右足を軸に遠心力を乗せた尻尾の強打で反撃、体制が崩れたところにすかさずブレス攻撃。今回は敵が単体なこともあるし熱を重視した放射熱線を使うことにした、これは日本で一番有名な怪獣映画の主役が使う必殺技で結構なバリエーションもあるので真似させてもらおう事にした。
「イィィィガァァァァ!!」
流石に化け物も苦しそう悲鳴のような咆哮を上げているがそれでもやられない、負けじと口に魔力を溜め始めている。ブレス戦においては溜め動作があるため対応しやすい、俺は一気に懐へ踏み込み魔力の溜まっている口を無理やり押さえつけて閉じさせる。すると行き場を失った高密度の魔力は口内で暴発を起こす、口が裂け、歯がへし折れて煙を吹き出しながら崩れ落ちる。しかしタダでは倒れないらしくまるで独自の意志があるように四本の腕がこっちを向き手のひらの穴から魔法を発射してくる。この至近距離じゃすべては避けれない……
「痛っ……」
腕二本は両手で一本は頭突きで軌道をずらし、体も反らして回避したが最後の一本から放たれた攻撃が脇腹を掠める。普段なら鱗で防げるしノーダメージなのだがこいつの攻撃は貫通してくるらしく肌を擦りむいたような痛みが走る。
「お返しだ!」
しかしこの位どうということは無い、仕返しに放射熱線をこれでもかと叩き込む。はたから見たらまさに平成の大怪獣映画さながらの光景が広がっていることだろう。
「グガァアァァァ……」
結構なダメージを与えたはずなのだが化け物はまるで無傷のように起き上がってくる。
「再生が早いな……」
起き上がった化け物の顔は魔力暴発でぐちゃぐちゃになったはずだった、しかし既に肉や骨どころか皮膚の再生すら始まっている。以上な位早い……ならば!
「ギュアァァッァ!?」
俺は化け物の腕を二本再び掴み上げ引き延ばす、そして二の腕あたりに放射熱線を浴びせ切り飛ばした、普通に痛いらしく悲鳴と共にのけ反り距離を取られる。もぎ取った腕はピクリとも動かないし切られたそばから再生増殖というわけではないらしい。
「あの再生能力で腕が生えてこない? 何か条件でもあるのか?」
頭はすごい勢いで再生していたが腕は生えてくる気配がないし千切られた方はもう完全に死んでいる。動かない腕を投げ捨て再び向き直る、既に頭のほとんどは再生が完了している。
「なんというか、不気味な奴……」
「ガァァァエェェェェセェェェェェ!!!」
まるで何かを成し遂げる、それだけのために存在している。だから邪魔をするなそう言わんばかりに叫び続けている、正直知らないとこで勝手に現れて勝手に暴れるなら好きにしろって感じなんだけど俺の居る目の前、しかも狙いが一度は助けた友人、同郷のよしみ……助けない理由の方が少ない状況で出てこられたらやるしかないじゃんか。
「やってやろうじゃん、文字通り破壊してやる。完膚なきまでに!!」
ギリっと化け物を睨みつけ咆哮を上げて再び殴りかかる……いや、爪を立て肉薄した二つの巨体がぶつかり合う。あいにく俺の体は丈夫でこいつの打撃位どうとでもない一方的に切り裂き細切れにしてしまえ!……れば楽だったんだけどこいつも馬鹿じゃないらしく魔力を腕に纏わせ殴りかかってくる、ジリジリと肌をえぐられるような痛みだ俺もそれなりに再生能力が高い方ではあるためお互いに削り合い再生し合いの耐久合戦、泥沼の消耗戦だ、削り、再生、切り、再生、お互いに咆哮を上げて威嚇し合いながらの大乱闘だ。
「埒が明かねぇ……こうなったら強行突破だ」
魔力を纏う腕を無理やり掴む、ジリジリと腕が焼けて行くような毒物を触るような感覚が近いかもしれない。
「いってぇなぁ!!」
しかし、これで勝負は決まった、すかさず放射熱線を捕まえた腕に浴びせて吹き飛ばす。これですべての腕を吹き飛ばした、後はいつもの大規模魔法で塵にすればおしまいだ。
「イィヤァァァダァァァァ!!」
「げっ……まじ?」
そう思った時期が俺にもありました……トドメを刺すはずの敵から、斬り飛ばした腕の付け根から無数の触手が生えてきた。マジでキモイ!! しかもそれが襲い掛かってくるのだからホントキモイ!!
「触手プレイとか趣味じゃねぇ!!」
放射熱線で伸びる触手を薙ぎ払っていく。それでも止まらない、めんどくさいし気持ちわりぃし最悪だ! 腕に、首に翼に絡みついてくる。
「くっそキモイんだよ化け物が!!」
俺は体内に魔力を溜めて一気に外へと放出する。これも子供のころ大好きで見ていた怪獣映画の主役が使っていた技の一つ、こういう知識が役に立つとは考えもしなかったけどね。
「吹き飛べ! 体内放射ぁ!!」
放出した魔力は衝撃波となり周囲を一気に吹き飛ばす。無数に生えた触手も全て、ただ加減がほとんどできないし射程も短い、ホントにこういう大怪獣バトルでしか使えない気はするが威力はある、なにせ自身の持つ魔力を直接放出してるのだから……無尽蔵と言われるほどの魔力をね。
「グギャァァァ」
化け物も体内放射の直撃を喰らい吹き飛んだ、あの巨体が吹っ飛ぶんだからそうとうな威力らしい。
「ここまで来たら怪獣王リスペクトで終わらせてやるよ!」
俺はどうにか起き上がろうとしている化け物に肉薄し立ち上がろうとしている膝を踏み折り崩れたところにすかさず両手で頭を鷲掴みにする。これは外国版の怪獣がトドメに使っていたやり方だがしっかりリスペクトさせてもらおう!
「しっかり味わいな!!」
体制の崩れた化け物の口を無理やりこじ開けそこに目掛けて放射熱線を叩き込む、口から体内に直接攻撃する効果的な戦法だと思う。
「アアアァァァァァァッァァァ!?」
化け物は放射熱線を飲み込み次第に膨れ上がっていく、そしてついに限界を迎える。首が捥げ、溢れた魔力で体が大爆発を起こした。
「っしゃぁ!」
そして爆煙が晴れる、俺は勝利の咆哮を上げた。その腕に化け物の頭を掴んだまま。まさか怪獣映画のクライマックスさながらの大乱闘をするとは思いもしなかったけどね。
68
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる
シンギョウ ガク
ファンタジー
※2019年7月下旬に第二巻発売しました。
※12/11書籍化のため『Sランクパーティーから追放されたおっさん商人、真の仲間を気ままに最強SSランクハーレムパーティーへ育てる。』から『おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる』に改題を実施しました。
※第十一回アルファポリスファンタジー大賞において優秀賞を頂きました。
俺の名はグレイズ。
鳶色の眼と茶色い髪、ちょっとした無精ひげがワイルドさを醸し出す、四十路の(自称ワイルド系イケオジ)おっさん。
ジョブは商人だ。
そう、戦闘スキルを全く習得しない商人なんだ。おかげで戦えない俺はパーティーの雑用係。
だが、ステータスはMAX。これは呪いのせいだが、仲間には黙っていた。
そんな俺がメンバーと探索から戻ると、リーダーのムエルから『パーティー追放』を言い渡された。
理由は『巷で流行している』かららしい。
そんなこと言いつつ、次のメンバー候補が可愛い魔術士の子だって知ってるんだぜ。
まぁ、言い争っても仕方ないので、装備品全部返して、パーティーを脱退し、次の仲間を探して暇していた。
まぁ、ステータスMAXの力を以ってすれば、Sランク冒険者は余裕だが、あくまで俺は『商人』なんだ。前衛に立って戦うなんて野蛮なことはしたくない。
表向き戦力にならない『商人』の俺を受け入れてくれるメンバーを探していたが、火力重視の冒険者たちからは相手にされない。
そんな、ある日、冒険者ギルドでは流行している、『パーティー追放』の餌食になった問題児二人とひょんなことからパーティーを組むことになった。
一人は『武闘家』ファーマ。もう一人は『精霊術士』カーラ。ともになぜか上級職から始まっていて、成長できず仲間から追放された女冒険者だ。
俺はそんな追放された二人とともに冒険者パーティー『追放者《アウトキャスト》』を結成する。
その後、前のパーティーとのひと悶着があって、『魔術師』アウリースも参加することとなった。
本当は彼女らが成長し、他のパーティーに入れるまでの暫定パーティーのつもりだったが、俺の指導でメキメキと実力を伸ばしていき、いつの間にか『追放者《アウトキャスト》』が最強のハーレムパーティーと言われるSSランクを得るまでの話。
湖畔の賢者
そらまめ
ファンタジー
秋山透はソロキャンプに向かう途中で突然目の前に現れた次元の裂け目に呑まれ、歪んでゆく視界、そして自分の体までもが波打つように歪み、彼は自然と目を閉じた。目蓋に明るさを感じ、ゆっくりと目を開けると大樹の横で車はエンジンを止めて停まっていた。
ゆっくりと彼は車から降りて側にある大樹に触れた。そのまま上着のポケット中からスマホ取り出し確認すると圏外表示。縋るようにマップアプリで場所を確認するも……位置情報取得出来ずに不明と。
彼は大きく落胆し、大樹にもたれ掛かるように背を預け、そのまま力なく崩れ落ちた。
「あははは、まいったな。どこなんだ、ここは」
そう力なく呟き苦笑いしながら、不安から両手で顔を覆った。
楽しみにしていたキャンプから一転し、ほぼ絶望に近い状況に見舞われた。
目にしたことも聞いたこともない。空間の裂け目に呑まれ、知らない場所へ。
そんな突然の不幸に見舞われた秋山透の物語。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる