30 / 108
第30話 魔将ってなんだ? ディアボラの腕試し
しおりを挟む
「魔将!?」
ディアボラの自己紹介を聞いて、我らエクセレントマイティは騒然と……はならなかった。
「魔将ってなんですかね?」
「なんだろうな」
「お主ら、以前に拙者が話したであろう。魔王に付き従う最高位のモンスターのことだ」
「おお、それか!」
俺はぽんと手を打つ。
我がパーティーにおいて、ジュウザは知恵袋でもあるな!
これを、ディアボラは大変心配そうな顔で見つめていた。
「お前らなあ、大丈夫なのか……? わし、すっごく心配になって来たんじゃが。よく今まで生き残ってこれたのう……?」
「それはもちろん、マイティが凄いからですよ!」
えっへん、と胸を張るエクセレン。
図らずも、エクセレンとディアボラで胸を張り対決みたいになった。
「ところでお前ら、わしの角を見ても驚かないようじゃが」
「角がある人もいるんだろ? 人に害を及ぼすのがモンスターで、及ぼさないのは人だぞ」
「ほえー、先進的な考え方をしとるんじゃなあ」
ディアボラが俺の言葉に感心した。
「おう。俺はなるべく相手のいいところを探すようにしている。最初から敵対して現れた奴以外には寛容だぞ。それはそうとしてだな」
本題に移る。
「ディアボラは一人だと活動しづらいんだろ? その儀式魔法というのが時間が掛かるとか」
「うむ、最大にして唯一の弱点じゃな。どこでも発動できるが、とにかく時間が掛かる。わしは独力であれば自衛は可能じゃが、身を守ると儀式が中断されて魔法が失敗するのじゃ」
「難しい問題ですねー」
「うむ。つまりマイティの影で魔法を使えばよかろう。なあマイティ」
「そうなるな」
「なんと! それはつまりこのわしに……」
「エクセレントマイティに加わればいいということだ。その前に、お前さんの実力を見せてもらうがな」
するとディアボラは、さも楽しげに笑った。
「魔将として勇者を苦しめたわしが、何の因果か勇者の仲間か! じゃがそれも良かろう。この勇者の娘は気持ちのいい性格じゃし、何よりお主は魔王様に似てるし」
「俺が魔王に似てるの?」
「顔とか雰囲気がな。千年前の本物の魔王様じゃぞ! 空から降ってきた光と一つになった、とある国の王じゃ! 地上から全ての争いを無くすために、世界に対して戦争を吹っかけられたのじゃ」
「凄い矛盾だ」
俺は唸った。
だが、ジュウザは別の感想を抱いたようである。
「千年前の魔王は空から降りてきたと聞いたが。まさかこの世界に住む人間だったのか!」
「空から降りてきたものは意識が曖昧だったのじゃ。それを魔王様が取り込み、己のものとした! かくして魔王様の力を受けて魔将が生まれたわけじゃ。そう、わしじゃな!」
ディアボラが胸をたたいて、強くたたき過ぎたのかむせた。
エクセレンが背中を撫でてあげている。
「ま、まあ、わしがお前らのパーティーに加わることは問題ないぞ! 飯の恩義どころか、こんなに優しくされたのは千年ぶりじゃからの! なに、わしの儀式魔法が見たいとな? いいじゃろういいじゃろう、見せてやる! どれ、どこかに魔法を使う機会は……と」
店の中をキョロキョロしていたディアボラ。
すると都合よく、彼女の鼻先で客同志が喧嘩を始めた。
どっかんどっかん殴り合っている。
こういう状況に慣れた周囲の客は、自分たちのテーブルを持って喧嘩の場所から距離を取った。
そして、喧嘩を肴にして酒を飲むのだ。
ついに片方が勝ち、負けた方の男は鼻血を流してぶっ倒れてしまった。
こりゃいかん。
目を開いたまま失神してる。
「気付けをしてやらんとな」
「待て待て」
ディアボラが前に出てきた。
「わしの魔法を見たいと言ったろう。では見せてやる。これはごく簡易なものなのじゃが……」
倒れた男の腹に、羽ペンのようなもので何かをさらさら書いている。
周囲の客も興味津々でこれを眺めている状況だ。
「よし、書けた。これに、血か肉か、何か触媒になるものを一滴……おお、エクセレン、そのシチューを貸せ。匙一杯分でいいぞ」
「シチューを? はいー」
匙に盛られたシチュー。
これを受け取ったディアボラは、説明を始めた。
「命か、命を作り出すものを触媒とする必要がある! 対象となるものが命とする触媒じゃな。それが今使う儀式魔法の仕組みじゃ。こうしてな……シチューをたらりと」
垂らされたシチューが、男の腹に描かれた模様の上に落ちる。
すると、驚くべきことが起こった。
男の腹の模様が輝き出したのだ。
ぶっ倒れた男の手足がバタバタと動き始め、頭がガクガク震えた。
「うわあ」
「これヤバいんじゃないか」
わあわあ周囲が騒ぐ中、ディアボラは得意げである。
「騒ぐな! 見ておれ! ほら、効果が表れたぞ!」
彼女が宣言すると同時に、倒れていた男が瞬きをした。
そしてきょとんとしながら起き上がる。
「あれえ……? なんだか頭がスッキリしているぞ。なんだこりゃ。俺はさっき、喧嘩をして……」
どうやら酔いまで抜けてしまっている。
「発動まで手順が必要じゃがな。こうしてあらゆる傷と内傷と毒を治癒する。癒やしの儀式魔法、ヒーリングサークルじゃ! こうしている間も、常時回復効果が続いておるぞ!」
男の腹に盛られたシチューが、どんどん減っていっている。
腹の模様がシチューを触媒にしているわけか。
こりゃあ面白い魔法を使う御仁だ。
「よし、実力は分かった! 俺たちの仲間になるといい。俺たちは魔王を倒す一行だから、結果的に空の星が落ちてくるならそれを防ぐ必要もあるからな。目的の一致というやつだ」
「おう、確かにそうじゃ!! わはは! 飯まで奢ってもらった上に理解者まで得てしまうとは、わしは運がいいのう! よろしく頼むぞ!」
こうして俺たちは四人パーティーになった。
なんとSランクまで到達できる人数だぞ。
ついにここまで来たんだな!
パーティー名『エクセレントマイティ』
ランク:B
構成員:四名
名前:エクセレン
職業:エクセレントファイター
Lv:24
HP:248
MP:161
技 :魔技ミサイルスピン クイックドロー バックスタブ パイルバンカーブロウ
エンタングルブロウ
魔法:マジックミサイル(中級):派生ドリルマジックミサイル(中級) ヒール(下級) ライト(下級)
覚醒:シャイニング棍棒 シャイニング斬 シャイニングアロー
武器:鋼のショートソード 鋼のトマホーク 鋼の棍棒(覚醒) ハルバード
ガイストサーベル 帝国の弓矢
防具:チェインメイルアーマー(上質)
名前:マイティ
職業:タンク
Lv:86
HP:1200
MP:0
技 :ガード強化(特級) カバーガード(特級) エリアガード(特級)
マジックガード(特級) マインドガード(特級) パリィ(特級)
ガードムーブ(特級) ヘイトコントロール(特級) マッチング(初級)
魔法:なし
覚醒:フェイタルガード
武器:なし
防具:熟練のプレートアーマー、熟練のビッグシールド
名前:ジュウザ・オーンガワラ
職業:ニンジャ(オーンガワラ流アークニンジャ)
Lv:83
HP:655
MP:520
技 :クリティカルヒット(特級) デックスアーマークラス(特級) ラビットムーブ(特級)
シュリケンスロー(特級) ハイド&シーク(特級)
魔法:カトン(特級) スイトン(特級) ドトン(特級)
覚醒:クリティカルヒット(極)
武器:投擲用ダガー
防具:なし
名前:ディアボラ
職業:アークメイジ
Lv:154
HP:490
MP:2600
技 :テレポート
魔法:(一部のみ記載)ヒーリングサークル ウォーブレス ステイシスサークル
メテオフォール ライジングメテオ ボルカニックゲイザー
ツイスター メイルシュトローム
覚醒:魔法儀式行使
武器:儀式用ダガー
防具:魔将のローブ(サイズSS)
ディアボラの自己紹介を聞いて、我らエクセレントマイティは騒然と……はならなかった。
「魔将ってなんですかね?」
「なんだろうな」
「お主ら、以前に拙者が話したであろう。魔王に付き従う最高位のモンスターのことだ」
「おお、それか!」
俺はぽんと手を打つ。
我がパーティーにおいて、ジュウザは知恵袋でもあるな!
これを、ディアボラは大変心配そうな顔で見つめていた。
「お前らなあ、大丈夫なのか……? わし、すっごく心配になって来たんじゃが。よく今まで生き残ってこれたのう……?」
「それはもちろん、マイティが凄いからですよ!」
えっへん、と胸を張るエクセレン。
図らずも、エクセレンとディアボラで胸を張り対決みたいになった。
「ところでお前ら、わしの角を見ても驚かないようじゃが」
「角がある人もいるんだろ? 人に害を及ぼすのがモンスターで、及ぼさないのは人だぞ」
「ほえー、先進的な考え方をしとるんじゃなあ」
ディアボラが俺の言葉に感心した。
「おう。俺はなるべく相手のいいところを探すようにしている。最初から敵対して現れた奴以外には寛容だぞ。それはそうとしてだな」
本題に移る。
「ディアボラは一人だと活動しづらいんだろ? その儀式魔法というのが時間が掛かるとか」
「うむ、最大にして唯一の弱点じゃな。どこでも発動できるが、とにかく時間が掛かる。わしは独力であれば自衛は可能じゃが、身を守ると儀式が中断されて魔法が失敗するのじゃ」
「難しい問題ですねー」
「うむ。つまりマイティの影で魔法を使えばよかろう。なあマイティ」
「そうなるな」
「なんと! それはつまりこのわしに……」
「エクセレントマイティに加わればいいということだ。その前に、お前さんの実力を見せてもらうがな」
するとディアボラは、さも楽しげに笑った。
「魔将として勇者を苦しめたわしが、何の因果か勇者の仲間か! じゃがそれも良かろう。この勇者の娘は気持ちのいい性格じゃし、何よりお主は魔王様に似てるし」
「俺が魔王に似てるの?」
「顔とか雰囲気がな。千年前の本物の魔王様じゃぞ! 空から降ってきた光と一つになった、とある国の王じゃ! 地上から全ての争いを無くすために、世界に対して戦争を吹っかけられたのじゃ」
「凄い矛盾だ」
俺は唸った。
だが、ジュウザは別の感想を抱いたようである。
「千年前の魔王は空から降りてきたと聞いたが。まさかこの世界に住む人間だったのか!」
「空から降りてきたものは意識が曖昧だったのじゃ。それを魔王様が取り込み、己のものとした! かくして魔王様の力を受けて魔将が生まれたわけじゃ。そう、わしじゃな!」
ディアボラが胸をたたいて、強くたたき過ぎたのかむせた。
エクセレンが背中を撫でてあげている。
「ま、まあ、わしがお前らのパーティーに加わることは問題ないぞ! 飯の恩義どころか、こんなに優しくされたのは千年ぶりじゃからの! なに、わしの儀式魔法が見たいとな? いいじゃろういいじゃろう、見せてやる! どれ、どこかに魔法を使う機会は……と」
店の中をキョロキョロしていたディアボラ。
すると都合よく、彼女の鼻先で客同志が喧嘩を始めた。
どっかんどっかん殴り合っている。
こういう状況に慣れた周囲の客は、自分たちのテーブルを持って喧嘩の場所から距離を取った。
そして、喧嘩を肴にして酒を飲むのだ。
ついに片方が勝ち、負けた方の男は鼻血を流してぶっ倒れてしまった。
こりゃいかん。
目を開いたまま失神してる。
「気付けをしてやらんとな」
「待て待て」
ディアボラが前に出てきた。
「わしの魔法を見たいと言ったろう。では見せてやる。これはごく簡易なものなのじゃが……」
倒れた男の腹に、羽ペンのようなもので何かをさらさら書いている。
周囲の客も興味津々でこれを眺めている状況だ。
「よし、書けた。これに、血か肉か、何か触媒になるものを一滴……おお、エクセレン、そのシチューを貸せ。匙一杯分でいいぞ」
「シチューを? はいー」
匙に盛られたシチュー。
これを受け取ったディアボラは、説明を始めた。
「命か、命を作り出すものを触媒とする必要がある! 対象となるものが命とする触媒じゃな。それが今使う儀式魔法の仕組みじゃ。こうしてな……シチューをたらりと」
垂らされたシチューが、男の腹に描かれた模様の上に落ちる。
すると、驚くべきことが起こった。
男の腹の模様が輝き出したのだ。
ぶっ倒れた男の手足がバタバタと動き始め、頭がガクガク震えた。
「うわあ」
「これヤバいんじゃないか」
わあわあ周囲が騒ぐ中、ディアボラは得意げである。
「騒ぐな! 見ておれ! ほら、効果が表れたぞ!」
彼女が宣言すると同時に、倒れていた男が瞬きをした。
そしてきょとんとしながら起き上がる。
「あれえ……? なんだか頭がスッキリしているぞ。なんだこりゃ。俺はさっき、喧嘩をして……」
どうやら酔いまで抜けてしまっている。
「発動まで手順が必要じゃがな。こうしてあらゆる傷と内傷と毒を治癒する。癒やしの儀式魔法、ヒーリングサークルじゃ! こうしている間も、常時回復効果が続いておるぞ!」
男の腹に盛られたシチューが、どんどん減っていっている。
腹の模様がシチューを触媒にしているわけか。
こりゃあ面白い魔法を使う御仁だ。
「よし、実力は分かった! 俺たちの仲間になるといい。俺たちは魔王を倒す一行だから、結果的に空の星が落ちてくるならそれを防ぐ必要もあるからな。目的の一致というやつだ」
「おう、確かにそうじゃ!! わはは! 飯まで奢ってもらった上に理解者まで得てしまうとは、わしは運がいいのう! よろしく頼むぞ!」
こうして俺たちは四人パーティーになった。
なんとSランクまで到達できる人数だぞ。
ついにここまで来たんだな!
パーティー名『エクセレントマイティ』
ランク:B
構成員:四名
名前:エクセレン
職業:エクセレントファイター
Lv:24
HP:248
MP:161
技 :魔技ミサイルスピン クイックドロー バックスタブ パイルバンカーブロウ
エンタングルブロウ
魔法:マジックミサイル(中級):派生ドリルマジックミサイル(中級) ヒール(下級) ライト(下級)
覚醒:シャイニング棍棒 シャイニング斬 シャイニングアロー
武器:鋼のショートソード 鋼のトマホーク 鋼の棍棒(覚醒) ハルバード
ガイストサーベル 帝国の弓矢
防具:チェインメイルアーマー(上質)
名前:マイティ
職業:タンク
Lv:86
HP:1200
MP:0
技 :ガード強化(特級) カバーガード(特級) エリアガード(特級)
マジックガード(特級) マインドガード(特級) パリィ(特級)
ガードムーブ(特級) ヘイトコントロール(特級) マッチング(初級)
魔法:なし
覚醒:フェイタルガード
武器:なし
防具:熟練のプレートアーマー、熟練のビッグシールド
名前:ジュウザ・オーンガワラ
職業:ニンジャ(オーンガワラ流アークニンジャ)
Lv:83
HP:655
MP:520
技 :クリティカルヒット(特級) デックスアーマークラス(特級) ラビットムーブ(特級)
シュリケンスロー(特級) ハイド&シーク(特級)
魔法:カトン(特級) スイトン(特級) ドトン(特級)
覚醒:クリティカルヒット(極)
武器:投擲用ダガー
防具:なし
名前:ディアボラ
職業:アークメイジ
Lv:154
HP:490
MP:2600
技 :テレポート
魔法:(一部のみ記載)ヒーリングサークル ウォーブレス ステイシスサークル
メテオフォール ライジングメテオ ボルカニックゲイザー
ツイスター メイルシュトローム
覚醒:魔法儀式行使
武器:儀式用ダガー
防具:魔将のローブ(サイズSS)
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる