70 / 108
ブリッジスタン攻防戦編
第70話 エクセレントマイティ突撃行
しおりを挟む
「それっ、今なのじゃー!」
ディアボラが俺のスキルと儀式魔法の効果を入れ替える瞬間。
ほんのひと時だけ城塞魔法が消える。
このタイミングで、俺たちは外へ飛び出した。
雪崩込もうとしたモンスターたちは、俺がガードで食い止めながら「うおおおおっ!!」『ウグワーッ!?』『ウグワーッ!!』『ウグワーッ!!』押し返していく。
地すべりよりは全然軽い。
魔法陣を発動させたディアボラは、橋の王国に残らねばならないのだが、ここにも解決策を用意しておいた。
彼女の腰にロープを巻き付けて、俺とつないでおいたのだ。
「ディアボラ回収!」
ロープを引っ張ると、城塞魔法の窓口からスポーンとディアボラが飛んできた。
小さいからこそできる技だな。
「うおーっ! すっごい勢いで引っ張られたのじゃ~!!」
「あれだけ引っ張られて無事なディアボラも、大概頑丈だな」
「普段は忘れているが、やはり彼女は元々魔王の眷属なのだな」
引っ張られても大丈夫とかいうところで、魔王の眷属だと納得されてしまうディアボラ。
「これでエクセレントマイティ全員ですね! 行きましょう!! カノンナックル発射!!」
『前方に敵多数。適切な運用感謝する。行くぞ!!』
エクセレンが道を切り開くとばかりに、腕を大車輪に回転させながらカノンナックルを発射した。
遠心力で加速したカノンナックルが、猛烈な勢いで植物モンスターたちを吹き飛ばしていく。
『ウグワー!!』
「よし、突っ切るぞ!!」
「植物避けの薬剤を撒きながら行くとしよう。これで幾らかは時間稼ぎになる」
ウインドが周囲に粉をばら撒きながら走る。
きちんと状況に応じた道具を用意していたのだな。
さすがだ。
植物モンスターたちは、ウインドが粉を撒いた辺りには近づけないでいる。
「あれは何なんだ?」
「濃度の高い塩と、塩の中でも生きられる菌を配合したものだ。あの場所には当分植物は生えず、菌類が暮らすようになるために土壌の栄養も吸われる」
「それはそれで大変なんじゃないか」
「ごく一部であれば、それは環境によって希釈される。なくなりはしないが無限に薄められて効果を発揮しないものになる」
「うーん?」
エクセレンはよく分からなかったらしい。
俺も分からんから安心して欲しい。
正面の敵は、俺が押しのけ、ジュウザがクリティカルし、エクセレンが切り開く。
後続はウインドが断つ。
俺の背中にロープでくくりつけられたディアボラが、紙に魔法陣を書く。
完璧な布陣だ。
俺たちの勢いは誰も止められない。
城塞魔法は半日持つらしいが、それだって不確定要素があってどうなるか分からない。
ひょっとすると、いきなり魔王が出てきて攻撃をしてくるかもしれない。
そうなれば、橋の王国はすぐに陥落してしまうだろう。
俺たちは早急にエントレットを見つけ出す必要がある。
「よし! ここより拙者は樹上を駆ける! あやつがどこにいるかは知れぬが、必ずやモンスターどもの動きを追えば、兆しは分かるだろう! お主らは派手に暴れてくれ!」
「よっしゃ! 任せろ!」
押し寄せる植物モンスターを、ガツーンと受け止める。
……と思ったら、ふっとばしたカノンナックルが戻ってきて、帰還ざまにモンスターたちをぶっ飛ばした。
そしてエクセレンの腕にカシャーン!
「範囲攻撃を手に入れてしまいました!!」
「光らせていないのにこの威力は凄いなあ」
感心しながら盾を構える。
こうしている間にも、蹴散らしきれなかった植物モンスターが寄ってくるからだ。
いやあ、数だけはいるなあ。
これを頭上からジュウザが見張っている。
モンスターの流れを読んでいるな。
そしてこの流れの先に、エントレットがいるというわけだ。
「いたぞ!」
「もう見つけたのか!」
「うむ! 露骨にモンスターの密集度合いが薄いところがあって、そこが円形になっている。まるでその地を踏まぬように注意しているかのようだ。そしてエントレットは種になっている……」
「つまりそこに埋まっているということだな」
「分かりやすくその先を話してくれてありがとうウインド」
ジュウザは確信が持てないことについては、言葉を濁したりするからなあ。
「いや、あくまでありえるのではという話だ。獲物が本当にいるのかどうかは最後はお前の目で確かめよ、という通りだな」
「ウインドのナゾマーことわざです!」
「本当に言い回しが面白いのと、分かりやすくて楽しいのじゃー」
ウインドのナゾマーことわざ、エクセレントマイティで大流行である。
エクセレンがディアボラと二人で、めちゃくちゃ面白いよねー、そうじゃなーとか盛り上がりながら、植物モンスター共を吹き飛ばしながら突き進んでいく。
「そーれ! ツイスター発動じゃ! 吹っ飛べモンスターども!」
儀式魔法も効果を発揮した。
植物モンスターの包囲をぶち抜いて、到着したのは周囲の木々が、一本もなくなった場所。
ここに自分を埋めるために植物をモンスター化したのかも知れんな。
「はーい! じゃあここでエントレットが埋まってるあたりをまとめて吹き飛ばしまーす!!」
エクセレンが高らかに宣言した。
『ちょ! ま……!』
どこからか慌てる声がしたぞ。
だがもう遅い。
「シャイニングッ!! カノンナックール!!」
地面に向けて、ギラギラと輝くカノンナックルがぶっ放された。
それは一帯の地面を吹き飛ばし、埋まっていたであろうエントレットの種子を粉々に打ち砕いたのである。
植物モンスターたちが動かなくなり、ただの草木に戻っていく。
「ああ、植生が崩れてしまった……。許さん、許さんぞ魔王……!!」
ウインドが何やら、怒りに震えているのだった。
パーティー名『エクセレントマイティ』
ランク:A
構成員:四名
名前:エクセレン
職業:エクセレントファイター
Lv:35→39
HP:373→405
MP:276→300
技 :魔技ミサイルスピン クイックドロー バックスタブ パイルバンカーブロウ
エンタングルブロウ
魔法:マジックミサイル(中級):派生ドリルマジックミサイル(中級) ヒール(中級) ライト(中級)
覚醒:シャイニング棍棒 グランド棍棒インパクト3 シャイニング斬 シャイニングアロー シャイニングボム シャイニングカノンナックル
武器:聖なる棍棒(第三段階) 星のショートソード 鋼のトマホーク
ガイストサーベル 帝国の弓矢 魔王星の欠片 カノンナックル
スタッフスリング+炸裂弾
防具:チェインメイルアーマー(上質) ドラゴニアンのウェポンラック
名前:マイティ
職業:タンク
Lv:87
HP:1250
MP:0
技 :ガード強化(特級) カバーガード(特級) エリアガード(特級)
マジックガード(特級) マインドガード(特級) パリィ(特級)
ガードムーブ(特級) ヘイトコントロール(特級) マッチング(中級)
ベクトルガード(初級)
魔法:なし
覚醒:フェイタルガード ディザスターガード2
武器:なし
防具:熟練のプレートアーマー、??のビッグシールド、星のマント
名前:ジュウザ・オーンガワラ
職業:ニンジャ(オーンガワラ流アークニンジャ)
Lv:84
HP:680
MP:535
技 :クリティカルヒット(特級) デックスアーマークラス(特級) ラビットムーブ(特級) フェイタルヒット(中級)
シュリケンスロー(特級) ハイド&シーク(特級)
魔法:カトン(特級) スイトン(特級) ドトン(特級)
覚醒:クリティカルヒット(極)
武器:投擲用ダガー、星のダガー
防具:なし
名前:ディアボラ
職業:アークメイジ
Lv:154
HP:490
MP:2600
技 :テレポート
魔法:(一部のみ記載)ヒーリングサークル ウォーブレス ステイシスサークル
メテオフォール ライジングメテオ ボルカニックゲイザー
ツイスター メイルシュトローム ランドスライダー
サンドプリズン コールクア
覚醒:魔法儀式行使
武器:儀式用ダガー
防具:魔将のローブ(サイズSS)、星の帽子
名前:ウインド
職業:アルケミスト・レンジャー
Lv:42→44
HP:257→269
MP:0
技 :調合
魔法:なし
覚醒:なし
武器:弓矢 ダガー 小型ハンマー くさび
防具:レザーアーマー
道具:採集道具 調合道具 ウインドの記録帳
加工道具
ディアボラが俺のスキルと儀式魔法の効果を入れ替える瞬間。
ほんのひと時だけ城塞魔法が消える。
このタイミングで、俺たちは外へ飛び出した。
雪崩込もうとしたモンスターたちは、俺がガードで食い止めながら「うおおおおっ!!」『ウグワーッ!?』『ウグワーッ!!』『ウグワーッ!!』押し返していく。
地すべりよりは全然軽い。
魔法陣を発動させたディアボラは、橋の王国に残らねばならないのだが、ここにも解決策を用意しておいた。
彼女の腰にロープを巻き付けて、俺とつないでおいたのだ。
「ディアボラ回収!」
ロープを引っ張ると、城塞魔法の窓口からスポーンとディアボラが飛んできた。
小さいからこそできる技だな。
「うおーっ! すっごい勢いで引っ張られたのじゃ~!!」
「あれだけ引っ張られて無事なディアボラも、大概頑丈だな」
「普段は忘れているが、やはり彼女は元々魔王の眷属なのだな」
引っ張られても大丈夫とかいうところで、魔王の眷属だと納得されてしまうディアボラ。
「これでエクセレントマイティ全員ですね! 行きましょう!! カノンナックル発射!!」
『前方に敵多数。適切な運用感謝する。行くぞ!!』
エクセレンが道を切り開くとばかりに、腕を大車輪に回転させながらカノンナックルを発射した。
遠心力で加速したカノンナックルが、猛烈な勢いで植物モンスターたちを吹き飛ばしていく。
『ウグワー!!』
「よし、突っ切るぞ!!」
「植物避けの薬剤を撒きながら行くとしよう。これで幾らかは時間稼ぎになる」
ウインドが周囲に粉をばら撒きながら走る。
きちんと状況に応じた道具を用意していたのだな。
さすがだ。
植物モンスターたちは、ウインドが粉を撒いた辺りには近づけないでいる。
「あれは何なんだ?」
「濃度の高い塩と、塩の中でも生きられる菌を配合したものだ。あの場所には当分植物は生えず、菌類が暮らすようになるために土壌の栄養も吸われる」
「それはそれで大変なんじゃないか」
「ごく一部であれば、それは環境によって希釈される。なくなりはしないが無限に薄められて効果を発揮しないものになる」
「うーん?」
エクセレンはよく分からなかったらしい。
俺も分からんから安心して欲しい。
正面の敵は、俺が押しのけ、ジュウザがクリティカルし、エクセレンが切り開く。
後続はウインドが断つ。
俺の背中にロープでくくりつけられたディアボラが、紙に魔法陣を書く。
完璧な布陣だ。
俺たちの勢いは誰も止められない。
城塞魔法は半日持つらしいが、それだって不確定要素があってどうなるか分からない。
ひょっとすると、いきなり魔王が出てきて攻撃をしてくるかもしれない。
そうなれば、橋の王国はすぐに陥落してしまうだろう。
俺たちは早急にエントレットを見つけ出す必要がある。
「よし! ここより拙者は樹上を駆ける! あやつがどこにいるかは知れぬが、必ずやモンスターどもの動きを追えば、兆しは分かるだろう! お主らは派手に暴れてくれ!」
「よっしゃ! 任せろ!」
押し寄せる植物モンスターを、ガツーンと受け止める。
……と思ったら、ふっとばしたカノンナックルが戻ってきて、帰還ざまにモンスターたちをぶっ飛ばした。
そしてエクセレンの腕にカシャーン!
「範囲攻撃を手に入れてしまいました!!」
「光らせていないのにこの威力は凄いなあ」
感心しながら盾を構える。
こうしている間にも、蹴散らしきれなかった植物モンスターが寄ってくるからだ。
いやあ、数だけはいるなあ。
これを頭上からジュウザが見張っている。
モンスターの流れを読んでいるな。
そしてこの流れの先に、エントレットがいるというわけだ。
「いたぞ!」
「もう見つけたのか!」
「うむ! 露骨にモンスターの密集度合いが薄いところがあって、そこが円形になっている。まるでその地を踏まぬように注意しているかのようだ。そしてエントレットは種になっている……」
「つまりそこに埋まっているということだな」
「分かりやすくその先を話してくれてありがとうウインド」
ジュウザは確信が持てないことについては、言葉を濁したりするからなあ。
「いや、あくまでありえるのではという話だ。獲物が本当にいるのかどうかは最後はお前の目で確かめよ、という通りだな」
「ウインドのナゾマーことわざです!」
「本当に言い回しが面白いのと、分かりやすくて楽しいのじゃー」
ウインドのナゾマーことわざ、エクセレントマイティで大流行である。
エクセレンがディアボラと二人で、めちゃくちゃ面白いよねー、そうじゃなーとか盛り上がりながら、植物モンスター共を吹き飛ばしながら突き進んでいく。
「そーれ! ツイスター発動じゃ! 吹っ飛べモンスターども!」
儀式魔法も効果を発揮した。
植物モンスターの包囲をぶち抜いて、到着したのは周囲の木々が、一本もなくなった場所。
ここに自分を埋めるために植物をモンスター化したのかも知れんな。
「はーい! じゃあここでエントレットが埋まってるあたりをまとめて吹き飛ばしまーす!!」
エクセレンが高らかに宣言した。
『ちょ! ま……!』
どこからか慌てる声がしたぞ。
だがもう遅い。
「シャイニングッ!! カノンナックール!!」
地面に向けて、ギラギラと輝くカノンナックルがぶっ放された。
それは一帯の地面を吹き飛ばし、埋まっていたであろうエントレットの種子を粉々に打ち砕いたのである。
植物モンスターたちが動かなくなり、ただの草木に戻っていく。
「ああ、植生が崩れてしまった……。許さん、許さんぞ魔王……!!」
ウインドが何やら、怒りに震えているのだった。
パーティー名『エクセレントマイティ』
ランク:A
構成員:四名
名前:エクセレン
職業:エクセレントファイター
Lv:35→39
HP:373→405
MP:276→300
技 :魔技ミサイルスピン クイックドロー バックスタブ パイルバンカーブロウ
エンタングルブロウ
魔法:マジックミサイル(中級):派生ドリルマジックミサイル(中級) ヒール(中級) ライト(中級)
覚醒:シャイニング棍棒 グランド棍棒インパクト3 シャイニング斬 シャイニングアロー シャイニングボム シャイニングカノンナックル
武器:聖なる棍棒(第三段階) 星のショートソード 鋼のトマホーク
ガイストサーベル 帝国の弓矢 魔王星の欠片 カノンナックル
スタッフスリング+炸裂弾
防具:チェインメイルアーマー(上質) ドラゴニアンのウェポンラック
名前:マイティ
職業:タンク
Lv:87
HP:1250
MP:0
技 :ガード強化(特級) カバーガード(特級) エリアガード(特級)
マジックガード(特級) マインドガード(特級) パリィ(特級)
ガードムーブ(特級) ヘイトコントロール(特級) マッチング(中級)
ベクトルガード(初級)
魔法:なし
覚醒:フェイタルガード ディザスターガード2
武器:なし
防具:熟練のプレートアーマー、??のビッグシールド、星のマント
名前:ジュウザ・オーンガワラ
職業:ニンジャ(オーンガワラ流アークニンジャ)
Lv:84
HP:680
MP:535
技 :クリティカルヒット(特級) デックスアーマークラス(特級) ラビットムーブ(特級) フェイタルヒット(中級)
シュリケンスロー(特級) ハイド&シーク(特級)
魔法:カトン(特級) スイトン(特級) ドトン(特級)
覚醒:クリティカルヒット(極)
武器:投擲用ダガー、星のダガー
防具:なし
名前:ディアボラ
職業:アークメイジ
Lv:154
HP:490
MP:2600
技 :テレポート
魔法:(一部のみ記載)ヒーリングサークル ウォーブレス ステイシスサークル
メテオフォール ライジングメテオ ボルカニックゲイザー
ツイスター メイルシュトローム ランドスライダー
サンドプリズン コールクア
覚醒:魔法儀式行使
武器:儀式用ダガー
防具:魔将のローブ(サイズSS)、星の帽子
名前:ウインド
職業:アルケミスト・レンジャー
Lv:42→44
HP:257→269
MP:0
技 :調合
魔法:なし
覚醒:なし
武器:弓矢 ダガー 小型ハンマー くさび
防具:レザーアーマー
道具:採集道具 調合道具 ウインドの記録帳
加工道具
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる