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ポイ活、人生を切り開く編
第24話 デートが始まりました! +2000pt
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貢献ポイントがドサッと入ったので、今月分の納税みたいなのと、お家賃を払ったのだった。
1500ポイント消えたけど、それでもオーガ制圧で一気に稼げたし、やっぱり冒険者はいい仕事だな。
「今月はもう何も仕事をしなくてもいいんだ。何して過ごそうかなあ」
「ミアンは最低限だけ働いて、あとはのんびりする主義なのですか?」
ここは家の中。
先日購入したソファの上でまったりしている俺と、隣でポチョを抱っこしているマキナ。
他にはトイレとお風呂とベッド。
少しずつ家の設備も整ってきたが、まだまだ欲しいものはたくさんあるな……。
何の役にも立たないオブジェとか欲しい。
「そうだなあ。現実の仕事だとそうだけど、こっちではなにかやる度にポイントになるから。余計に仕事をして貢献ポイントを稼いでもいいよねえ」
「ですね! でも、ミアンがいると貢献ポイントもあまり意識しなくていい気がして……。ほら、ミアンは別のポイントで色々な事をするじゃないですか。だったらお仕事ではなくて、街中を歩いてみませんか?」
「あっ、それは大変いいと思います!! そうしようそうしよう!」
『ポピッピ!』
ポチョもそうしようそうしようと言っている。
では、二人であてもなく街をぶらぶらしよう。
……これはデートではないか?
いや、まさかな……。
冒険者用のゲストハウスは、主に移民から冒険者になった人々のために設けられている。
そして、ここはこの国のメインストリートからはそれなりに離れたところにあるわけで。
移民に対する信頼のなさを感じる~。
まあ、当然とは言えるかな。
貢献ポイントによる納税を毎月求められてるし。
これを俺は、存在税と呼んでいる。
「存在税を払った俺達は大手を振ってメインストリートを歩けるぞ。行こう行こう」
「行きましょう! 私、里の物知りから聞いていたんですけれど、これが人間の世界で言うデエトというものなのですよね? 男女が一緒に歩くという」
「なんですって。デ、デートなのか……!?」
意識してしまう!
女性と二人で外を歩いたことなんか無いぞ。
母親と買い物に行ったのはノーカンだ。
二人でメインストリートに出ると、なるほどここは、普段暮らしている場所とは別格の賑わいだ。
商店が立ち並び、たくさんの品物が並ぶ。
ケスタイン王国中から集められた肉や野菜や道具、衣類などが並び。
それを買い求める客でごった返しているのだ。
どうやら、朝の一番栄えている時間帯に来てしまったらしい。
「うわわわわ、凄い人の数です! どうやって入り込めばいいのでしょうか!?」
「俺も人混みは苦手だから良くわからないな……。あっ、一瞬隙間が出来た! 今だ!」
俺はマキナの手を引いて、人混みの中に乗り込んだ!
『ウグワーッ! デートが始まりました! 実績・初めてのデート解除! 2000pt獲得!』
やっぱりデートだったかー!!
ポイント多いなー!!
つまりこれは俺の人生にとってとても大きなイベントってことか!?
「うふふ。ミアンはすぐに流されてはぐれちゃいそうですから、私がぎゅーっと手を握ってますね」
「うおーっ凄い握力! だが手加減してくれてるのが分かる!」
以前マキナから聞いたのだが、人竜族の男性はリンゴみたいな果実を二つまとめて軽々握りつぶせるのだとか。
これに必要な握力が確か70とか80kgだったから、二つ一緒となると最低でも200kgくらいあるんじゃない?
それくらいパワーがある種族の女の子が、俺の手を気遣って握っているわけだ。
うわーっ、これは堪りませんね!
友達だとしても、ちょっと特別な友達くらいのポジションではないだろうか。
『謙虚は時に悪徳ですよ!』
「うるさいチャットボット!」
突然自我を出してくるじゃんか。
「それにしてもミアン。人が多いですねえ! 壁の外には出られませんから、みんなここに集まってくるのでしょうね」
「そっか、俺のいた世界と違って、王国の中では繁華街ってここだけなんだ。だったら国中から来るのも分かるよな……」
人が集まるところだけあって、足元はしっかりとした石畳。
あまりに人が多くて馬車も通行できず、完全に歩行者天国状態。
途中から道幅が広くなり、ど真ん中で屋台をやってる連中まで出てきた。
正直助かる!
人混みをかき分けて、道の左右の店舗に行くの大変そうだもん。
「ここで何か食べていこう!」
「私はミアンが出してくれるご飯が好きなんですよね。でも、ミアンと一緒に外で食事をするというのも特別感があっていいなって思います」
「お、おう!」
なんかドギマギしてしまう。
そっちに気を取られて、屋台の人のおすすめをもらうことになった。
薄い木製の容器に入ったスープのような……。
何だ、このスープの中央に鎮座する白くて丸いものは……?
「これはなんでしょう? 匙で割って食べるのですか……? あっ! 中からひき肉が出てきました!」
「肉まんだ! こ、これは肉まんスープだ!!」
野菜と獣脂で味付けした黒いスープに、割った薄皮肉まんを浸して食べる料理だった。
なかなか美味い。
移民希望者時代に外で食べた、あの味気ないスープとパンは何だったんだ!?
「美味いだろ。こいつがケスタイン王国の豊かさの味だぜ」
屋台の人が自慢げに言った。
俺とマキナのブレスレットを見て、移民だって分かったんだろう。
なーるほど、たくさんの移民がこの国に来たがるわけだ。
ケスタイン王国はどうやら、とても豊かな国らしい。
ここについて、色々知ってみたくなってきたぞ。
『ウグワーッ! 知的好奇心を抱きました! 実績・知りたいことが出来ました解除! 1000pt獲得!』
知的好奇心、こうもポイントが高いか!
◎現在のポイント:18386pt(貢献ポイントの相乗りポイント加算)
貢献ポイント :1055ポイント(存在税支払い後)
1500ポイント消えたけど、それでもオーガ制圧で一気に稼げたし、やっぱり冒険者はいい仕事だな。
「今月はもう何も仕事をしなくてもいいんだ。何して過ごそうかなあ」
「ミアンは最低限だけ働いて、あとはのんびりする主義なのですか?」
ここは家の中。
先日購入したソファの上でまったりしている俺と、隣でポチョを抱っこしているマキナ。
他にはトイレとお風呂とベッド。
少しずつ家の設備も整ってきたが、まだまだ欲しいものはたくさんあるな……。
何の役にも立たないオブジェとか欲しい。
「そうだなあ。現実の仕事だとそうだけど、こっちではなにかやる度にポイントになるから。余計に仕事をして貢献ポイントを稼いでもいいよねえ」
「ですね! でも、ミアンがいると貢献ポイントもあまり意識しなくていい気がして……。ほら、ミアンは別のポイントで色々な事をするじゃないですか。だったらお仕事ではなくて、街中を歩いてみませんか?」
「あっ、それは大変いいと思います!! そうしようそうしよう!」
『ポピッピ!』
ポチョもそうしようそうしようと言っている。
では、二人であてもなく街をぶらぶらしよう。
……これはデートではないか?
いや、まさかな……。
冒険者用のゲストハウスは、主に移民から冒険者になった人々のために設けられている。
そして、ここはこの国のメインストリートからはそれなりに離れたところにあるわけで。
移民に対する信頼のなさを感じる~。
まあ、当然とは言えるかな。
貢献ポイントによる納税を毎月求められてるし。
これを俺は、存在税と呼んでいる。
「存在税を払った俺達は大手を振ってメインストリートを歩けるぞ。行こう行こう」
「行きましょう! 私、里の物知りから聞いていたんですけれど、これが人間の世界で言うデエトというものなのですよね? 男女が一緒に歩くという」
「なんですって。デ、デートなのか……!?」
意識してしまう!
女性と二人で外を歩いたことなんか無いぞ。
母親と買い物に行ったのはノーカンだ。
二人でメインストリートに出ると、なるほどここは、普段暮らしている場所とは別格の賑わいだ。
商店が立ち並び、たくさんの品物が並ぶ。
ケスタイン王国中から集められた肉や野菜や道具、衣類などが並び。
それを買い求める客でごった返しているのだ。
どうやら、朝の一番栄えている時間帯に来てしまったらしい。
「うわわわわ、凄い人の数です! どうやって入り込めばいいのでしょうか!?」
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俺はマキナの手を引いて、人混みの中に乗り込んだ!
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つまりこれは俺の人生にとってとても大きなイベントってことか!?
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「うおーっ凄い握力! だが手加減してくれてるのが分かる!」
以前マキナから聞いたのだが、人竜族の男性はリンゴみたいな果実を二つまとめて軽々握りつぶせるのだとか。
これに必要な握力が確か70とか80kgだったから、二つ一緒となると最低でも200kgくらいあるんじゃない?
それくらいパワーがある種族の女の子が、俺の手を気遣って握っているわけだ。
うわーっ、これは堪りませんね!
友達だとしても、ちょっと特別な友達くらいのポジションではないだろうか。
『謙虚は時に悪徳ですよ!』
「うるさいチャットボット!」
突然自我を出してくるじゃんか。
「それにしてもミアン。人が多いですねえ! 壁の外には出られませんから、みんなここに集まってくるのでしょうね」
「そっか、俺のいた世界と違って、王国の中では繁華街ってここだけなんだ。だったら国中から来るのも分かるよな……」
人が集まるところだけあって、足元はしっかりとした石畳。
あまりに人が多くて馬車も通行できず、完全に歩行者天国状態。
途中から道幅が広くなり、ど真ん中で屋台をやってる連中まで出てきた。
正直助かる!
人混みをかき分けて、道の左右の店舗に行くの大変そうだもん。
「ここで何か食べていこう!」
「私はミアンが出してくれるご飯が好きなんですよね。でも、ミアンと一緒に外で食事をするというのも特別感があっていいなって思います」
「お、おう!」
なんかドギマギしてしまう。
そっちに気を取られて、屋台の人のおすすめをもらうことになった。
薄い木製の容器に入ったスープのような……。
何だ、このスープの中央に鎮座する白くて丸いものは……?
「これはなんでしょう? 匙で割って食べるのですか……? あっ! 中からひき肉が出てきました!」
「肉まんだ! こ、これは肉まんスープだ!!」
野菜と獣脂で味付けした黒いスープに、割った薄皮肉まんを浸して食べる料理だった。
なかなか美味い。
移民希望者時代に外で食べた、あの味気ないスープとパンは何だったんだ!?
「美味いだろ。こいつがケスタイン王国の豊かさの味だぜ」
屋台の人が自慢げに言った。
俺とマキナのブレスレットを見て、移民だって分かったんだろう。
なーるほど、たくさんの移民がこの国に来たがるわけだ。
ケスタイン王国はどうやら、とても豊かな国らしい。
ここについて、色々知ってみたくなってきたぞ。
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知的好奇心、こうもポイントが高いか!
◎現在のポイント:18386pt(貢献ポイントの相乗りポイント加算)
貢献ポイント :1055ポイント(存在税支払い後)
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