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一学期
12,蘭花の限…界…? *
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前回のあらすじ…みたいなもの。
入学式から3日後の朝。
1学年全クラス合同能力テスト合宿に向かう途中のバスの中で班対抗の能力テストの作戦の参考になればと、成人がちょっとした好奇心で聞いた蘭花の結界の最大範囲。
聞かれた蘭花が何かを言いかけて黙りこんだ。
その様子を見た他の3人が嫌な予感がすると乾いた笑いをもらしてるのを見て、颯が『自分もだ』と言いかけた瞬間。
視界の端に何かをとんでもないものを見て言葉を止めた。
*****
「成、俺も…ん?」
颯はここでようやく周囲の空気中のオルトがいつもと違うことに気づいて身を乗り出してちゃんと外を見た。
「はぁ!?」
窓から外を見て見た颯はギョッとした。
そしてあまりの光景に凍りついた。
大声で叫んだ声にほかの班の人や担任がこっちの様子に気づき、びっくりしてこちらを見た。
「六十里、どうしたバス酔いでも出たか?」
颯は先生の声で我に返り慌てて誤魔化す。
「あっ、いえ、作戦会議が白熱してしまっただけです。大声出してすみませんでした。」
そう言うと事情を知らない他のクラスメイトから笑いが起こった。
一方颯は周囲をなんとか誤魔化したあとすぐに蘭花に小声で止めに入る。
「ちょっ!蘭花さん!試してまで答えなくていいから!なんてもの作ってんだよ!?今すぐ能力解除っ!」
『とにかくこの班の人以外にバレる前にやめさせないと』そう思った颯が蘭花に言う。
そんな慌てる颯の声で葵依達3人の乾いた笑い声はピタリと止んだ。
「えっまだ途中…。」
「いいから!解除!」
「………分かった。」
颯に止められた蘭花は邪魔をされたことにムッとして外面モードをやめて素で文句を言った。
「………なんで止めるの。」
蘭花は文句を言いつつも止められたので仕方なく能力を解いた。
それを見た颯は緊張感が解けたのか自分の席に戻って頭を抱えて深い深いため息をついた。
「はぁぁぁぁぁ………蘭花さんこそ、そんなになるのが分かってて、なんで試してみてまで答えようなんて思ったんだよ…。テスト始まってもないのにもう疲労で頭痛が…。」
颯が疲れ切った顔で言った。
私はなんで颯君がそんなに疲れているのかが分からなかったので聞かれたことに素直に答えることにした。
「だって、始め成君が聞いてきたとき普通に答えようとしたけど、最大なんてやったことないから、自分でも知らなかった。………だから………ん、あれ?…そう言えばそう…なんで?」
蘭花は言っている途中で自分でもわからなくなって首を傾げた。
それを見た颯はもう一度深いため息をつく。
「はぁぁぁぁぁ………なんでそこで疑問形になるんだよ…。」
「ん、いや、なんでかな…と…思って。」
(本当になんでだっけ…確か前に優ちゃんに指示されて作った時のを思い出して…それから――)
「………颯、本当にごめん…僕が好奇心であんな事聞いたから…。」
ここまでのやり取りを見ていた成人がマジトーンで颯に謝った。
「あ。」
成人が謝った直後。
良いのか悪いのか分からないタイミングで、ようやく蘭花がなぜ試してみてまで答えようとしたのかを思い出した。
そして、蘭花の『あ。』という不吉な呟きを聞いて4人に緊張が走る。
「今度はなに!?」
颯は『これ以上は勘弁してくれ…』と思って、声のボリュームを落としてはいたものの、堪らず蘭花の肩を掴んで叫ぶように聞いた。
突然肩を掴まれた私はびっくりして思わず素に戻って言ってしまう。
「……な、なんで試したのか思い出した。」
「……………………なぜだ。」
颯がものすごい顰めっ面で私に聞いてきた。
「これからテストだから…自分の限界知ってても損は無いと思って。」
その理由を聞いた颯はとうとう脱力してその場に崩れ落ちた。
「なんだよそのどうでもいい理由はぁぁぁぁぁ…。」
今まで颯と蘭花のやり取りに完全に外野をきめこんでいた葵依と七凪の2人が脱力する颯を見て言った。
「颯、これからテストだからって言うのはボクわかる気がするけど。」
「まぁ、そうね。」
「いや、2人ともアレ見てないからそんなこと言えるんだよ…高校の…しかも入学直後のテストだぞ。あんなアホみたいなサイズにする必要がどこにある。」
「………あ、アホみたいなサイズ…って?」
颯の疲れ切った反論を聞いて成人が恐る恐る尋ねた。
「成…俺もう疲れたから本人から直接聞いてくれ。」
颯の投げやりな返事を聞いて嫌な予感がする3人。
「「………。」」
「蘭花ちゃん、颯はこう言ってるけど…?」
「?、最大なんて知らない。途中で止められたから。」
「それはさっきまでのやりとり見てたら何となく分かった。僕らが聞きたいのは、途中まででって言ってたのがどこらへんで止められたのかって事。」
「ん?もうすぐで学校すっぽりいくのにって所で止められた。おかげで凄くモヤモヤする。」
それを聞いた3人は顔を引き攣らせて少しの間固まった。
「学校…?」
「それってこの山ほとんど全部って事!?」
「…………は、颯…。本当に不用意な事聞いて悪かった。」
成人が颯に小声でもう一度謝罪した。
そんな3人の様子を途中から自分の考えに夢中で聞いていなかった蘭花はある事を決意して呟いた。
「そうだ、もう少しって所で止められたからモヤモヤする…。うん、最大範囲もなんか気になってきたし、後でリベンジすればいい…!」
蘭花は目をキラキラさせながら呟いた。
そんな、蘭花のリベンジ宣言を聞いて無言で顔を見合う4人。
蘭花の隣に座っている葵依に颯が目で指示を出した。
(なんでもいいから、やめさせろっ!)
それを見た葵依は首を降って拒否する。
(無理よ!無茶言わないでっ…!)
その様子を見ていた七凪が葵依に耳打ちした。
それを聞いた葵依はため息ついて蘭花の方を向いた。
「蘭花…。」
「ん、なに?」
「お願いだから、リベンジする時は私達に1度教えてくれない?」
蘭花には今リベンジをやめてくれと言っても無駄だと悟った七凪の指示でとりあえず後回しにしよういう事になった。
小さい子をなだめる時のような口調にはなってしまったが、七凪が言った通りに蘭花に頼む葵依。
蘭花は態度に納得はいかなかったが、葵依のあまりの必死さに教えるくらいならいいだろうと頷いた。
それを見ていた颯は再びガックリと崩れ落ちた。
「俺…合宿所着くまで少し寝る。着いたら起こしてくれ。もう、このメンバーなら作戦会議しなくても何とかなるだろ。」
「…それもそうね、分かったわ。私もちょっと疲れたわ。」
「ボクも。」
「自分のせいだけど僕も。」
その返事を聞いた颯は目を閉じて眠りについた。
で、当の本人はというと…。
(さっきのやつに気づけるの颯君くらいしかいないのに…変なの。)
と、颯が聞けば卒倒しそうな呑気なことを考えていた。
*****
一応、蘭花には蘭花の言い分があるのです。
それを書く機会が来るのか…。
入学式から3日後の朝。
1学年全クラス合同能力テスト合宿に向かう途中のバスの中で班対抗の能力テストの作戦の参考になればと、成人がちょっとした好奇心で聞いた蘭花の結界の最大範囲。
聞かれた蘭花が何かを言いかけて黙りこんだ。
その様子を見た他の3人が嫌な予感がすると乾いた笑いをもらしてるのを見て、颯が『自分もだ』と言いかけた瞬間。
視界の端に何かをとんでもないものを見て言葉を止めた。
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「成、俺も…ん?」
颯はここでようやく周囲の空気中のオルトがいつもと違うことに気づいて身を乗り出してちゃんと外を見た。
「はぁ!?」
窓から外を見て見た颯はギョッとした。
そしてあまりの光景に凍りついた。
大声で叫んだ声にほかの班の人や担任がこっちの様子に気づき、びっくりしてこちらを見た。
「六十里、どうしたバス酔いでも出たか?」
颯は先生の声で我に返り慌てて誤魔化す。
「あっ、いえ、作戦会議が白熱してしまっただけです。大声出してすみませんでした。」
そう言うと事情を知らない他のクラスメイトから笑いが起こった。
一方颯は周囲をなんとか誤魔化したあとすぐに蘭花に小声で止めに入る。
「ちょっ!蘭花さん!試してまで答えなくていいから!なんてもの作ってんだよ!?今すぐ能力解除っ!」
『とにかくこの班の人以外にバレる前にやめさせないと』そう思った颯が蘭花に言う。
そんな慌てる颯の声で葵依達3人の乾いた笑い声はピタリと止んだ。
「えっまだ途中…。」
「いいから!解除!」
「………分かった。」
颯に止められた蘭花は邪魔をされたことにムッとして外面モードをやめて素で文句を言った。
「………なんで止めるの。」
蘭花は文句を言いつつも止められたので仕方なく能力を解いた。
それを見た颯は緊張感が解けたのか自分の席に戻って頭を抱えて深い深いため息をついた。
「はぁぁぁぁぁ………蘭花さんこそ、そんなになるのが分かってて、なんで試してみてまで答えようなんて思ったんだよ…。テスト始まってもないのにもう疲労で頭痛が…。」
颯が疲れ切った顔で言った。
私はなんで颯君がそんなに疲れているのかが分からなかったので聞かれたことに素直に答えることにした。
「だって、始め成君が聞いてきたとき普通に答えようとしたけど、最大なんてやったことないから、自分でも知らなかった。………だから………ん、あれ?…そう言えばそう…なんで?」
蘭花は言っている途中で自分でもわからなくなって首を傾げた。
それを見た颯はもう一度深いため息をつく。
「はぁぁぁぁぁ………なんでそこで疑問形になるんだよ…。」
「ん、いや、なんでかな…と…思って。」
(本当になんでだっけ…確か前に優ちゃんに指示されて作った時のを思い出して…それから――)
「………颯、本当にごめん…僕が好奇心であんな事聞いたから…。」
ここまでのやり取りを見ていた成人がマジトーンで颯に謝った。
「あ。」
成人が謝った直後。
良いのか悪いのか分からないタイミングで、ようやく蘭花がなぜ試してみてまで答えようとしたのかを思い出した。
そして、蘭花の『あ。』という不吉な呟きを聞いて4人に緊張が走る。
「今度はなに!?」
颯は『これ以上は勘弁してくれ…』と思って、声のボリュームを落としてはいたものの、堪らず蘭花の肩を掴んで叫ぶように聞いた。
突然肩を掴まれた私はびっくりして思わず素に戻って言ってしまう。
「……な、なんで試したのか思い出した。」
「……………………なぜだ。」
颯がものすごい顰めっ面で私に聞いてきた。
「これからテストだから…自分の限界知ってても損は無いと思って。」
その理由を聞いた颯はとうとう脱力してその場に崩れ落ちた。
「なんだよそのどうでもいい理由はぁぁぁぁぁ…。」
今まで颯と蘭花のやり取りに完全に外野をきめこんでいた葵依と七凪の2人が脱力する颯を見て言った。
「颯、これからテストだからって言うのはボクわかる気がするけど。」
「まぁ、そうね。」
「いや、2人ともアレ見てないからそんなこと言えるんだよ…高校の…しかも入学直後のテストだぞ。あんなアホみたいなサイズにする必要がどこにある。」
「………あ、アホみたいなサイズ…って?」
颯の疲れ切った反論を聞いて成人が恐る恐る尋ねた。
「成…俺もう疲れたから本人から直接聞いてくれ。」
颯の投げやりな返事を聞いて嫌な予感がする3人。
「「………。」」
「蘭花ちゃん、颯はこう言ってるけど…?」
「?、最大なんて知らない。途中で止められたから。」
「それはさっきまでのやりとり見てたら何となく分かった。僕らが聞きたいのは、途中まででって言ってたのがどこらへんで止められたのかって事。」
「ん?もうすぐで学校すっぽりいくのにって所で止められた。おかげで凄くモヤモヤする。」
それを聞いた3人は顔を引き攣らせて少しの間固まった。
「学校…?」
「それってこの山ほとんど全部って事!?」
「…………は、颯…。本当に不用意な事聞いて悪かった。」
成人が颯に小声でもう一度謝罪した。
そんな3人の様子を途中から自分の考えに夢中で聞いていなかった蘭花はある事を決意して呟いた。
「そうだ、もう少しって所で止められたからモヤモヤする…。うん、最大範囲もなんか気になってきたし、後でリベンジすればいい…!」
蘭花は目をキラキラさせながら呟いた。
そんな、蘭花のリベンジ宣言を聞いて無言で顔を見合う4人。
蘭花の隣に座っている葵依に颯が目で指示を出した。
(なんでもいいから、やめさせろっ!)
それを見た葵依は首を降って拒否する。
(無理よ!無茶言わないでっ…!)
その様子を見ていた七凪が葵依に耳打ちした。
それを聞いた葵依はため息ついて蘭花の方を向いた。
「蘭花…。」
「ん、なに?」
「お願いだから、リベンジする時は私達に1度教えてくれない?」
蘭花には今リベンジをやめてくれと言っても無駄だと悟った七凪の指示でとりあえず後回しにしよういう事になった。
小さい子をなだめる時のような口調にはなってしまったが、七凪が言った通りに蘭花に頼む葵依。
蘭花は態度に納得はいかなかったが、葵依のあまりの必死さに教えるくらいならいいだろうと頷いた。
それを見ていた颯は再びガックリと崩れ落ちた。
「俺…合宿所着くまで少し寝る。着いたら起こしてくれ。もう、このメンバーなら作戦会議しなくても何とかなるだろ。」
「…それもそうね、分かったわ。私もちょっと疲れたわ。」
「ボクも。」
「自分のせいだけど僕も。」
その返事を聞いた颯は目を閉じて眠りについた。
で、当の本人はというと…。
(さっきのやつに気づけるの颯君くらいしかいないのに…変なの。)
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