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夢幻の旅路一
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魔王討伐から半年後…俺とレンコはオーディン大陸の東部サイラスの町に居た。
ひたすらに旅を続けた。町から町へ…人々を助ける為に依頼をこなし続けた。
レンコとの二人旅は最初は落ち着かなかったが、今はもう慣れたものだ。
今日も酒場に向かう。依頼を受けるために…
「この町での依頼も慣れたもんだね。」
「そうだな。もう五件目になるか…人々を救うためにこのような形を取るのは致し方無いな。人の世の敵ばかり現れる訳ではないし。」
「まあそう堅苦しくならないでよ。現人神って言ったって不死になる以外は人間と代わり無いんだからさ。」
「まあ相変わらず木の棒を振り回すだけだしな。人間だった時との違いが分からん。良いさ。依頼をこなすとしよう。今の所持金は十五万ゴールドか…。食事を取らなくても死ぬことは無いけど、やはりお金があった方が良いしな。」
酒場に入った。
「よう!木の棒の旦那。今日も依頼かい?」
「ああ。そうだ。木の棒の旦那は止めてくれよ。恥ずかしい。」
「ハハハ…恥ずかしがるなよ。実際木の棒の旦那なんだしさ。で依頼なんだが…ベツレヘム街道を脅かすごおれむ?って言う化物の退治の依頼だ。一万ゴールドの報酬だ。どうだい?」
「ゴーレムか。珍しい敵だね。面白いんじゃないかい?慎吾。」
「ああ…久しぶりに腕がなりそうだ。俺のエクスリボルグで倒しきれるかどうかは謎だがな。これも人の世の為だ。闘うとしよう。行くぞ。レンコ!」
俺達はサイラスの町を出ると西の街道…ベツレヘム街道に向かった。オモイカネデバイスで探索しながら進んでいく。
「ゴーレムか。何処かに魔術師の術者が居るのか?」
「まさか野良に違いないよ。慎吾。この世界は魔界へのゲートが神の報復で各地に開かれているんだ。そこから這い出た野良のモンスターだろう。術者は居ないに違いない。まああたし達の手に掛かれば敵じゃないね。」
「そうなら良いんだがな。オモイカネデバイスはどうだ。」
「この先に感ありだね。そろそろ覚悟しておいてくれ。」
「ああ。何時も通り葬り去ろう。俺達の闘いは人の世の為に!全ての立ち塞がる敵を倒そう!」
ベツレヘム街道を二日進んだところで俺達はゴーレムに遭遇した。先程の会話から三十分と立っていない。
体長は十メートル程。鋼鉄の化物。中々の大物だ。俺達との距離は三十メートル。
「ウゴゴゴウギギギギ!」
「慎吾!ゴーレムだ。エクスリボルグで打ちに行け!」
「了解!行くぞ!」
俺はゴーレムに向かって縮地で飛び込んで行った。目の前に躍り出る。ゴーレムはすかさず拳を振り下ろしてきた。エクスリボルグで防ぎ切れず、俺は頭部を潰された。
即死…俺は崩れ去る。
「だぁー。もう何やっているんだよ!慎吾。今日は罰で夕食抜きだ。仕方無いな。あたしが力を貸してやろう。錬成!夢想天生!」
そう叫ぶとレンコの手元には陰陽双剣が握られていた。縮地で距離を詰めるレンコ。
そしてゴーレムの裏に出ると必殺の剣技を叩き込んだ。
無銘百連閃!帝釈天億連刃!夢想天生爆砕!
無双の双剣を使い潰す剣技を叩き込むと鋼鉄のゴーレムは砂と化していた。
闘いは終わった。俺は甦る。現人神になってから俺は不死の存在になっていた。何度死んでもその都度甦るのだ。この半年で何回死んだか覚えていない。普通の人間なら渡らないような危ない橋ばかり歩んでいたからかもしれない。
「ようやく目を覚ましたな。慎吾。今日は罰として夕食抜きだ。良いね。」
「あっさり死んでしまったしな。仕方無いだろう。ゴーレムは片付けてくれたのか。助かるよ。サイラスの町に戻ろう。」
「ああ。そうしよう。依頼の報酬を受け取ったら美味しい食事を食べるとしよう。こんな生活を送っていると各地の美味しい食事位しか楽しみが無くて困るよ。」
「そうだな。帰ろう。またモンスターと戦闘になる前に。」
俺達はその後サイラスの町に二日かけて戻ると報酬を受け取った。
所持金十六万ゴールド。
次の旅に続く
ひたすらに旅を続けた。町から町へ…人々を助ける為に依頼をこなし続けた。
レンコとの二人旅は最初は落ち着かなかったが、今はもう慣れたものだ。
今日も酒場に向かう。依頼を受けるために…
「この町での依頼も慣れたもんだね。」
「そうだな。もう五件目になるか…人々を救うためにこのような形を取るのは致し方無いな。人の世の敵ばかり現れる訳ではないし。」
「まあそう堅苦しくならないでよ。現人神って言ったって不死になる以外は人間と代わり無いんだからさ。」
「まあ相変わらず木の棒を振り回すだけだしな。人間だった時との違いが分からん。良いさ。依頼をこなすとしよう。今の所持金は十五万ゴールドか…。食事を取らなくても死ぬことは無いけど、やはりお金があった方が良いしな。」
酒場に入った。
「よう!木の棒の旦那。今日も依頼かい?」
「ああ。そうだ。木の棒の旦那は止めてくれよ。恥ずかしい。」
「ハハハ…恥ずかしがるなよ。実際木の棒の旦那なんだしさ。で依頼なんだが…ベツレヘム街道を脅かすごおれむ?って言う化物の退治の依頼だ。一万ゴールドの報酬だ。どうだい?」
「ゴーレムか。珍しい敵だね。面白いんじゃないかい?慎吾。」
「ああ…久しぶりに腕がなりそうだ。俺のエクスリボルグで倒しきれるかどうかは謎だがな。これも人の世の為だ。闘うとしよう。行くぞ。レンコ!」
俺達はサイラスの町を出ると西の街道…ベツレヘム街道に向かった。オモイカネデバイスで探索しながら進んでいく。
「ゴーレムか。何処かに魔術師の術者が居るのか?」
「まさか野良に違いないよ。慎吾。この世界は魔界へのゲートが神の報復で各地に開かれているんだ。そこから這い出た野良のモンスターだろう。術者は居ないに違いない。まああたし達の手に掛かれば敵じゃないね。」
「そうなら良いんだがな。オモイカネデバイスはどうだ。」
「この先に感ありだね。そろそろ覚悟しておいてくれ。」
「ああ。何時も通り葬り去ろう。俺達の闘いは人の世の為に!全ての立ち塞がる敵を倒そう!」
ベツレヘム街道を二日進んだところで俺達はゴーレムに遭遇した。先程の会話から三十分と立っていない。
体長は十メートル程。鋼鉄の化物。中々の大物だ。俺達との距離は三十メートル。
「ウゴゴゴウギギギギ!」
「慎吾!ゴーレムだ。エクスリボルグで打ちに行け!」
「了解!行くぞ!」
俺はゴーレムに向かって縮地で飛び込んで行った。目の前に躍り出る。ゴーレムはすかさず拳を振り下ろしてきた。エクスリボルグで防ぎ切れず、俺は頭部を潰された。
即死…俺は崩れ去る。
「だぁー。もう何やっているんだよ!慎吾。今日は罰で夕食抜きだ。仕方無いな。あたしが力を貸してやろう。錬成!夢想天生!」
そう叫ぶとレンコの手元には陰陽双剣が握られていた。縮地で距離を詰めるレンコ。
そしてゴーレムの裏に出ると必殺の剣技を叩き込んだ。
無銘百連閃!帝釈天億連刃!夢想天生爆砕!
無双の双剣を使い潰す剣技を叩き込むと鋼鉄のゴーレムは砂と化していた。
闘いは終わった。俺は甦る。現人神になってから俺は不死の存在になっていた。何度死んでもその都度甦るのだ。この半年で何回死んだか覚えていない。普通の人間なら渡らないような危ない橋ばかり歩んでいたからかもしれない。
「ようやく目を覚ましたな。慎吾。今日は罰として夕食抜きだ。良いね。」
「あっさり死んでしまったしな。仕方無いだろう。ゴーレムは片付けてくれたのか。助かるよ。サイラスの町に戻ろう。」
「ああ。そうしよう。依頼の報酬を受け取ったら美味しい食事を食べるとしよう。こんな生活を送っていると各地の美味しい食事位しか楽しみが無くて困るよ。」
「そうだな。帰ろう。またモンスターと戦闘になる前に。」
俺達はその後サイラスの町に二日かけて戻ると報酬を受け取った。
所持金十六万ゴールド。
次の旅に続く
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