上 下
2 / 15

2

しおりを挟む
結局あの女の子にムフムフを10回ほどすると俺は満足してその場を立ち去った。

身体の状態もセーブした地点に戻るのであまりスッキリしていない。

夢でも見ていた気分だ。さてどうするか…金は一文無し…どうやって金を稼ぐかだな。

ウィンドミルの町を歩いてみる。酒場、宿屋、武器屋、本屋…とりま本屋に入ってみる。

一応セーブっと。この世界の本が並んでいる。本棚には立ち読み禁止の文字が。俺は無視してピッキング大図鑑を読み始める。

古今東西のピッキングのやり方が書いてある。その上実際のピッキング道具が付属しているようだ。かなり実用的な本と言えるだろう。

フムフム…これを使えば店の金庫や道具箱も開けられるな…買いたい所だが…金がない。

っと!ちょっと!お兄さん!立ち読み禁止です!その本は買い取って貰いますよ!

ん…何処から声が聞こえているんだ。誰も周囲には見当たらないが…

「もう…私を無視しないで下さい!下です下!」

視線を下に向ける。そこには小人の様な容姿の女の子が居た。異世界人は小人も居るのか。

「そんなに小人が珍しいんですか?キョロキョロ見渡しちゃって、さあ本は買い取って貰いますよ!」

小人って言ってもムフムフは出来るんだよな。

「君名前は?」

「ハァ?金は持っているんですか?衛兵に突きだしますよ。ララです。」

俺はララを思い切り抱き締めると胸と股関に手を伸ばした。ムフムフ…ムフムフ。

「イヤァアアア!何するんですか!人間が小人に欲情するなんて最低!最低のゲスやろうです!胸とおまたを触るのを止めなさい!」

「へへへ…楽しませて貰うぜ!今日のテイク11だ!ムフムフ!ムフムフ!」

俺はその後気の済むまでララを弄んだ。気付いたら屈強な男が二人現れた。

「おい!そこの男!その娘から手を離せ!」
「嫌なこったね!俺はもっとムフムフするんだ!」
「それならば強制的に排除する。お嬢さん。目を閉じていて。」

ララは悲鳴を上げる。
「キャアアア!揉むスピードがアップしたのですう!早く助けてぇ!」

俺は彼らの持つ槍で串刺しにされた。
衛兵…俺が一番お世話になるかもしれない人種だ。だけど即死でもさせられない限り俺は無敵だ。ロード!

俺は店に入店した所に戻った。俺は直接カウンターに向かいララの首に手刀を当てると気絶させた。

その後反応の無い彼女の身体をじっくりムフムフする。俺も気持ちよくなってしまった。やはり若い女の子の身体は最高だ。

転生前は全然モテていなかったので、エロに対する欲求は半端じゃない。

ララは目を覚まさないが念のためロード。

俺はまた店の入口に戻った。カウンターを伺いながらララが奥に入っていった所を狙い、ピッキング大図鑑を盗んだ。

見られていないので当然反応は無い筈。

俺はそのまま店を出た。ピッキング大図鑑を手に入れた。

ララや衛兵に追いかけられていない事を確認すると俺はセーブした。

念のため古いデータを残しておく。

どっかのゲームみたいに古いデータが溜まると起動しなくなるとかは無いよな。

それにしても盗みをやるのは初めてだ。現実の世界では泥棒なんてしたことが無かった。異世界だからテンションが変わっているのかもしれない。

俺の異世界での冒険というかセクハラと窃盗は続く。まあゲームでいう盗賊プレイだと思えば問題あるまい。
しおりを挟む

処理中です...