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打ち明け
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「ポチ、ちょっといいかな。」
「ん。お兄ちゃんどしたの?」
ポチがてこてこと走ってくる。犬耳は無くなって、今は普通の人間の姿だ。
「昨日、その…ポチが発情したじゃん…?」
「っ…!ひょっとしてぼく何かしちゃった…?」
「いや、ポチは何もしてないよ。ほんとに。1回目と違ってなんか…かわ…じゃなくて、いい子?だった。」
かわ?とポチが首を傾げるが、それならよかった!と笑う。この笑顔をずっと守りたい。だけど昨日思った事を今言ったらポチはどう思うだろう。
でもこのまま黙り続けていたら、なんでも素直に俺に話してくれるポチに失礼な気がする。
「えっとね、その…昨日のね、へたって大人しくて甘えてくるポチが…その…すっごく可愛くて…俺おかしいのかなって…」
本当に昨日は疲れていたのかわからないが、あの甘えてくるポチを見ていたらなんだかドキドキした。
「お兄ちゃん!それ、恋ってやつ、かな!?」
「はえ?」
「ドキドキして、恥ずかしくておかしくなっちゃいそう…?」
「は…はい…」
恋だー!!とポチはニコニコする。あれが恋?多分違うと思うが…ポチに嫌われなくて良かった。
「お兄ちゃん顔真っ赤だー!可愛い!」
「あ、えっや、やめてよポチ、からかわないで…」
「お兄ちゃんがぼくに恋…!えへ、両思い!」
両思い、か。確かにポチのことは好きだけど、それはこれまでは家族としてだった。あの時の気持ちは…ポチの事が一人の男として好きって事か?
いや、男の子に限らず男性に恋心なんか抱いたことはないが…これが恋なのか。とりあえずポチの言う恋を信じてみることにした。
「そう…だね。俺、ポチに恋してるのかも。」
「やったぁー!!じゃあぼくのこともっと好きになってもらわなきゃ!」
ポチは俺に身体を擦り付ける。時折お兄ちゃん…と甘えた声で言う。またあの感情だ。ドキドキして、新しい扉を開くような…
「俺はショタコンじゃない…ポチは恋人…そうだよ…ね…」
「しょたこん?よく分かんないけどお兄ちゃんはお嫁さん!だからぼくの匂いいっぱいつける!」
ぎゅうっとポチが抱きつく。すりすりされて少しくすぐったい。しかし、ポチが小さい声で「もうすぐ…中もぼくの匂いつけてあげるね。」と言ったのは聞き逃さなかった。
「ん。お兄ちゃんどしたの?」
ポチがてこてこと走ってくる。犬耳は無くなって、今は普通の人間の姿だ。
「昨日、その…ポチが発情したじゃん…?」
「っ…!ひょっとしてぼく何かしちゃった…?」
「いや、ポチは何もしてないよ。ほんとに。1回目と違ってなんか…かわ…じゃなくて、いい子?だった。」
かわ?とポチが首を傾げるが、それならよかった!と笑う。この笑顔をずっと守りたい。だけど昨日思った事を今言ったらポチはどう思うだろう。
でもこのまま黙り続けていたら、なんでも素直に俺に話してくれるポチに失礼な気がする。
「えっとね、その…昨日のね、へたって大人しくて甘えてくるポチが…その…すっごく可愛くて…俺おかしいのかなって…」
本当に昨日は疲れていたのかわからないが、あの甘えてくるポチを見ていたらなんだかドキドキした。
「お兄ちゃん!それ、恋ってやつ、かな!?」
「はえ?」
「ドキドキして、恥ずかしくておかしくなっちゃいそう…?」
「は…はい…」
恋だー!!とポチはニコニコする。あれが恋?多分違うと思うが…ポチに嫌われなくて良かった。
「お兄ちゃん顔真っ赤だー!可愛い!」
「あ、えっや、やめてよポチ、からかわないで…」
「お兄ちゃんがぼくに恋…!えへ、両思い!」
両思い、か。確かにポチのことは好きだけど、それはこれまでは家族としてだった。あの時の気持ちは…ポチの事が一人の男として好きって事か?
いや、男の子に限らず男性に恋心なんか抱いたことはないが…これが恋なのか。とりあえずポチの言う恋を信じてみることにした。
「そう…だね。俺、ポチに恋してるのかも。」
「やったぁー!!じゃあぼくのこともっと好きになってもらわなきゃ!」
ポチは俺に身体を擦り付ける。時折お兄ちゃん…と甘えた声で言う。またあの感情だ。ドキドキして、新しい扉を開くような…
「俺はショタコンじゃない…ポチは恋人…そうだよ…ね…」
「しょたこん?よく分かんないけどお兄ちゃんはお嫁さん!だからぼくの匂いいっぱいつける!」
ぎゅうっとポチが抱きつく。すりすりされて少しくすぐったい。しかし、ポチが小さい声で「もうすぐ…中もぼくの匂いつけてあげるね。」と言ったのは聞き逃さなかった。
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