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シロの発情

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今日は朝起きてからというもの、シロの様子がおかしい。なんかこう、うずくまっているような。なんだか息も荒いし声をかけたほうが良さそうだ。

「シロ…?大丈夫…?」

「はぁっはぁっ…おに、さんっ…だめっ…」

ポタポタと液体が垂れる。シロを起こすと、それは涎だった。

「し、シロ…?ポチ!どうしよう、シロが、」

「お兄ちゃん心配しなくていいよ。ひかげは発情してるだけだから。」

「は、発情…?でも月も出てない…」

「シロは狼の霊力?いっぱいだから発情期があるんだよ。ぼくみたいになんかのきっかけなくても発情しちゃうんだってー。」

ポチがスラスラと言ってみせる。そしてシロの下半身に触れると、シロはぶるりと身を震わせた。

「はっ、ぁっ…ひにゃたぁ…っ…」

「あはー、ひかげ弱々!お兄ちゃんに気持ちよくしてもらったら?ねぇお兄ちゃん?」

「えっ、あ…シロがして欲しいならやるけど…」

シロは息を荒くしながら頷く。相当辛そうだ。きっと理性を保つのも限界なんだろう。

「じゃあやるからね。もし痛かったら…」

「お兄ちゃん、ひかげはお尻弄られるのが好きだからね。ぼく知ってる。ひかげはおちんちん弄るよりお尻のほうが好きだって。」

ポチがローションやゴム手袋を持ってくる。クローゼットに閉まっておいたのにいつの間に見つけたんだろう。
いや、とりあえずシロが先だ。
ゴム手袋を着け、シロの肛門に指を当てる。

「は、ぁっ、お兄さ、んぁぅっ…!」

「痛くなさそうだね。良かった。」

前立腺を触るとシロがびくんと跳ねた。しかし、ポチの時とは違い、このシロを特別可愛いとは思わなかった。シロもいつも可愛いが…

「んんんっっ…!!ぁっ、はぁっ…!!」

腕の中のシロが痙攣し、ペニスからはぴゅっと精液が飛び出した。シロは精通しているのか。

「ぁーーーっ……んくっ…ぅ…わぅ…」

「ひかげ犬語出てる…気持ちいいんだね。良かったねぇ…ぼくもいつもこんな感じ?」

「んー。そうだね。うん。」

「あ、お兄ちゃん手止めちゃだめ。もっとぐりぐりって。」

「えっ?こう?」

シロの兄弟であるポチが言うんだ。間違いない。なので言われたとおり絶頂したばかりの前立腺をぐりぐりと刺激する。

「んわぁぅっ…!ぁっ!あ!ふにゃぁぁっ!!」

プシャッ

「えっ?え?なにこれ?何が出たのポチ…?」

「ふふっ…ひかげ幸せそう。ご主人様とやってるときも噴水吹いてたもんね。嬉しいね。」

噴水?調べてみると男でも潮を吹くらしい。
シロはほとんど白目を向いていた。これは…もしかして駄目なやつだった…?
シロには謝って、ベッドに寝かせておいた。

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