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第二章:別れの章 〜迷走するルート〜
第二十八話 青森旅行
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静かな道路をゆっくりと進んだ。信号が少なく、人もいず、対向車ともすれ違わなかった。
コンビニエンスストアを見つけ、店内に入るまで扉を二つ開けることに驚いていたが、それよりもトイレに駆け込んだ。
「コンビニエンスストアにお客さんがいないね、お茶を買っていこうね」私は、シートベルトを締めてナビの画面を凝視していた。
いじくりまわすと、地図はどこかわからないところを指していた。
何キロ先まで表示するのだろうと、おもちゃを扱うようにいじっていると。
目的地がわからないので、元に戻しますよと。残念。車は進み、登ったり下ったり、途中細い道もあった。
ナビが案内してくれていた。思い出せば、初めに演じたのは私なのよね。後部席をみると、私の汗に満たされたシート。(ムフフ)
***
道は狭かったが、人がいた。駐車場は満杯であった。
大丈夫なのかなと顔を覗き込むと、一台車が出てきて、狭い駐車場に止めてくれた。この人運転上手いのね。不思議そうに顔を覗き込んだ。
――あさの食堂に到着。
夜は営業していないのかな? ごめんくださーいと中に入ると、席に案内されて、千葉県から来ましたと微笑んだ。
東京から来たのね、お疲れ様。美味しいからたくさん食べてね。
会話がかみ合わなかった、それは一瞬にして変わった。
ウニ、鮑丼と、ウニ、マグロ丼を頼んだ。
すぐに写真に収めて、大黒鮨とは違いウニのカーペットがひかれていて、口にすると、「最高! 生きていてよかった」と、どこか、未来の顔はあきれかえっていた。
じっと、未来を見つめると。
どうぞと、鮑丼も渡してくれて、食べきってしまった。「未来、食べたの?」と聞いたが、一口しか食べていない。わたし全部食べちゃった。
美味しい、美味しい、もっと頼んで良いと目で訴えると、ウニ、サーモン丼と、ウニ、いくら丼を追加した。
未来も美味しいといくら丼を食べてお茶を飲んだ。「美味しいでしょう、もっと食べて良いよ」
あまりの食べっぷりに、もしよかったらと、特別にスペシャルメニューを出してくれたのだ。
「宝石だー!」と声をあげ、店内のお客さんも大笑いしている。
だって美味しいのだもの。幸せ。未来が連れてきてくれて、ありがとう。
「ご馳走様でした」と告げると、温泉等も紹介してくれた。
***
うーん、シートベルトがきつい。
食べすぎたのかな。結局一人で六つも食べてしまった。
未来は一つ。ナビを操作している未来に、頭をなでなでしてあげた。「せっかくだから二か所行こう」
ナビをセットし、駐車場を出た。
また来たい。ここは日本の宝である。
しばらく走っていると、山道であったり、なんであろう工場? 等や海が見えたが、急に走行速度が下がりゆっくりとなった。
到着である。「人がいる! ここは何?」視線を向けると、指をさして、看板を読んだ。お馬さんである。
看板には、「かんだちめ」は青森県東通村の尻屋崎にいる「寒立馬(かんだちめ)」と書いてあり、厳しい冬にも耐えるたくましい在来種馬で、現在は青森県の天然記念物に指定され、保護活動が行われています。また、「かんだちめ」という名前の日本酒も製造されています。
寒立馬(かんだちめ) 青森県下北半島の尻屋崎に周年放牧等が書いてあり、ずらずら書いてある説明を読んでみたが、私は、今一つ分からなかった……。
未来が手を握ってくれて、くれぐれもお馬さんの後ろには行っちゃだめだよと。教えてくれた。
「お馬さんだー! 未来、写真をとろう」少し、独特の匂いがあるものの、楽しくお馬さんとお写真を。
子供たちもいて、話しかけると意気投合して一緒になって遊んでしまった。
別の場所に連れて行ってくれるとのこと、お馬さんともっと遊んでいたかったのだが、子供たちも帰ってしまったので、車に乗った。
お馬さんバイバイ。
ナビをセットして出発。お腹が満たされ、そして遊びすぎたのか、私は寝てしまった。
***
「美野里、ついたよ、起きて」と髪をなでてくれるのであるが、気持ち良すぎて起きられない。いや起きているのだが、未来の手がやさしくて、少し寝たふりを続けると。
「起きていますよね? ……」バレてしまった。もう、眠れる美少女に手を出したりしないのだから、運転していたから無理なのか……。「ついたの? ここどこ?」
と視線を向けると、海である。看板があり「本州最北端」と書いてあり、写真をお願いして撮ってもらった。
「すごーい、ねー、ねー、あっちに見えるのは何?」函館かな、北海道だよ。「えーここ泳いでいったら、北海道についちゃうの? 私泳げないのだけれど」
未来は呆れた顔で、「今度北海道行こうか?」
ムフフ、それはすでに手配済みなのよ、今は内緒なのだけれど。
たくさん写真を撮り、時間も時間だから、宿に戻ろう。
ナビを見ると到着予想時刻は三時間後。未来疲れていないのかな、一人で運転して。宿についたら、マッサージしてあげるねと
おそらく告げたと思う、寝てしまったのである。
***
目をあけると、三日月ともまた違う、何このザ! 日本というような、ところだった。日も落ちて暗い外。目にしたのは
浅虫温泉、南部屋海扇閣であった。
「あさ むしがいて、南のお部屋? ハワイなの?」と言い放つと、未来がなんとなく、泣いているように思えた。
どうしてだろう? 運転疲れたのかな。
そうだね、ずっと未来が運転だものね。
「ねー中に入ろうよ、未来」腕を組んで一緒。なぜか、彼は頭を抱えているように思えた。
そのような事は気にしない、美野里ちゃんであった。
コンビニエンスストアを見つけ、店内に入るまで扉を二つ開けることに驚いていたが、それよりもトイレに駆け込んだ。
「コンビニエンスストアにお客さんがいないね、お茶を買っていこうね」私は、シートベルトを締めてナビの画面を凝視していた。
いじくりまわすと、地図はどこかわからないところを指していた。
何キロ先まで表示するのだろうと、おもちゃを扱うようにいじっていると。
目的地がわからないので、元に戻しますよと。残念。車は進み、登ったり下ったり、途中細い道もあった。
ナビが案内してくれていた。思い出せば、初めに演じたのは私なのよね。後部席をみると、私の汗に満たされたシート。(ムフフ)
***
道は狭かったが、人がいた。駐車場は満杯であった。
大丈夫なのかなと顔を覗き込むと、一台車が出てきて、狭い駐車場に止めてくれた。この人運転上手いのね。不思議そうに顔を覗き込んだ。
――あさの食堂に到着。
夜は営業していないのかな? ごめんくださーいと中に入ると、席に案内されて、千葉県から来ましたと微笑んだ。
東京から来たのね、お疲れ様。美味しいからたくさん食べてね。
会話がかみ合わなかった、それは一瞬にして変わった。
ウニ、鮑丼と、ウニ、マグロ丼を頼んだ。
すぐに写真に収めて、大黒鮨とは違いウニのカーペットがひかれていて、口にすると、「最高! 生きていてよかった」と、どこか、未来の顔はあきれかえっていた。
じっと、未来を見つめると。
どうぞと、鮑丼も渡してくれて、食べきってしまった。「未来、食べたの?」と聞いたが、一口しか食べていない。わたし全部食べちゃった。
美味しい、美味しい、もっと頼んで良いと目で訴えると、ウニ、サーモン丼と、ウニ、いくら丼を追加した。
未来も美味しいといくら丼を食べてお茶を飲んだ。「美味しいでしょう、もっと食べて良いよ」
あまりの食べっぷりに、もしよかったらと、特別にスペシャルメニューを出してくれたのだ。
「宝石だー!」と声をあげ、店内のお客さんも大笑いしている。
だって美味しいのだもの。幸せ。未来が連れてきてくれて、ありがとう。
「ご馳走様でした」と告げると、温泉等も紹介してくれた。
***
うーん、シートベルトがきつい。
食べすぎたのかな。結局一人で六つも食べてしまった。
未来は一つ。ナビを操作している未来に、頭をなでなでしてあげた。「せっかくだから二か所行こう」
ナビをセットし、駐車場を出た。
また来たい。ここは日本の宝である。
しばらく走っていると、山道であったり、なんであろう工場? 等や海が見えたが、急に走行速度が下がりゆっくりとなった。
到着である。「人がいる! ここは何?」視線を向けると、指をさして、看板を読んだ。お馬さんである。
看板には、「かんだちめ」は青森県東通村の尻屋崎にいる「寒立馬(かんだちめ)」と書いてあり、厳しい冬にも耐えるたくましい在来種馬で、現在は青森県の天然記念物に指定され、保護活動が行われています。また、「かんだちめ」という名前の日本酒も製造されています。
寒立馬(かんだちめ) 青森県下北半島の尻屋崎に周年放牧等が書いてあり、ずらずら書いてある説明を読んでみたが、私は、今一つ分からなかった……。
未来が手を握ってくれて、くれぐれもお馬さんの後ろには行っちゃだめだよと。教えてくれた。
「お馬さんだー! 未来、写真をとろう」少し、独特の匂いがあるものの、楽しくお馬さんとお写真を。
子供たちもいて、話しかけると意気投合して一緒になって遊んでしまった。
別の場所に連れて行ってくれるとのこと、お馬さんともっと遊んでいたかったのだが、子供たちも帰ってしまったので、車に乗った。
お馬さんバイバイ。
ナビをセットして出発。お腹が満たされ、そして遊びすぎたのか、私は寝てしまった。
***
「美野里、ついたよ、起きて」と髪をなでてくれるのであるが、気持ち良すぎて起きられない。いや起きているのだが、未来の手がやさしくて、少し寝たふりを続けると。
「起きていますよね? ……」バレてしまった。もう、眠れる美少女に手を出したりしないのだから、運転していたから無理なのか……。「ついたの? ここどこ?」
と視線を向けると、海である。看板があり「本州最北端」と書いてあり、写真をお願いして撮ってもらった。
「すごーい、ねー、ねー、あっちに見えるのは何?」函館かな、北海道だよ。「えーここ泳いでいったら、北海道についちゃうの? 私泳げないのだけれど」
未来は呆れた顔で、「今度北海道行こうか?」
ムフフ、それはすでに手配済みなのよ、今は内緒なのだけれど。
たくさん写真を撮り、時間も時間だから、宿に戻ろう。
ナビを見ると到着予想時刻は三時間後。未来疲れていないのかな、一人で運転して。宿についたら、マッサージしてあげるねと
おそらく告げたと思う、寝てしまったのである。
***
目をあけると、三日月ともまた違う、何このザ! 日本というような、ところだった。日も落ちて暗い外。目にしたのは
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どうしてだろう? 運転疲れたのかな。
そうだね、ずっと未来が運転だものね。
「ねー中に入ろうよ、未来」腕を組んで一緒。なぜか、彼は頭を抱えているように思えた。
そのような事は気にしない、美野里ちゃんであった。
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