淫乱少年の性活

こうはらみしろ

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「ぁ…」

(またお腹が、熱い‥) 

格はもどかしいような熱さに、紅葉のような小さな手を腹に当てて撫でる。

しかし

(なにかちがう‥もっと、下…──)

ここではない‥と格は手をさらに下に伸ばし、熱いと感じた場所を撫でた。

その瞬間

「きゃぅっ!」

格の身体に衝撃が走った。

それはまるで、電流のような快感だった。

初めての感覚に、驚いた様子で格は目を見開く。
が、兄達のことを思い出し、慌ててチラリと確認した。

(ホッ‥気づいてないみたい)

安心したように息を吐いて、知らず知らずの内に入っていた体の力を抜く。

「でも、なんだったんだろ…」

腹に感じた熱さよりも熱く。
今まで経験したどんな気持ちよさも軽く凌駕した‥あの感覚。

そのことを考えていると、身体がムズムズし始めて落ち着かなくなった。
兄達のことも気にするとさらに──

「…あれ?」

格は首を傾げた。
体のむずむずと戦っていると、不意に体の異変に気づいたのだ。

「ぁ‥なんで、ここが…」

格の目にズボンを押し上げる分身が見えた。
格は困惑しながら、立ち上がった己の分身を手で押さえてしまう。

「っ、あ!」

(ぁ、また…)

甘い痺れが身体中に広がっていく。

性教育もまだ受けていない格は、その現象がなにかなんて知らなかった。
しかし困惑しながらも、分身を押さえる手を離せずにいた。

そして、気持ちよさに微かに腰が揺れる。

「は、ぁ‥んぅ…」

(気持ち、いいよぉ…っ)

全身に広がる快感と、目の前でくり広げられる兄達の淫らな行為

格はもう、動くことを止められなかった。
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