雨に濡れた桜 ~能面課長と最後の恋を~

國樹田 樹

文字の大きさ
4 / 52

能面課長と思いがけない笑顔

しおりを挟む
「か……かちょお?」

 素っ頓狂な声が出た。
 いや、それも仕方ない。突然課長と対面なんてしたら、私じゃなくても驚くと思うの。

 だってこの人の表情能面なんだもの。
 ……それでも今この場に居てくれるのはちょっと有難いけど。

 驚きはしたけど、知っている顔だったせいかなんだか安心していた。

 にしても、何か用事でもあるのかしら。

 恐る恐る課長の様子を伺うと、彼は表情はいつもの能面のまま、眼鏡の奥の視線を私に向け頷いた。

「いや……君が、大丈夫かと思って」

 ……?

 ……今、何と?

 課長の言葉がイマイチ理解できなくて、つい首を傾げてしまう。

 なんだか……まるで私の事を心配してくれたみたいな台詞が聞こえた気が……。いやまさか。

 でも今「大丈夫かと思って」とか聞こえたわよね?
 幻聴じゃないわよね?

 訝しむ私を見て、本庄課長が小さくこほんと咳をした。

「君、この地下倉庫嫌いだろう。いつも避けていたのに、失念していた」

 少しも悪かったと思っていないように聞こえる口調だけれど、それより思いもしない人から思いもしなかった事を謝罪されて、私の頭が一気に混乱した。

 頭の中を疑問符が駆け巡る。

 え? え?
 えええ?
 なんで?

 私が倉庫嫌いなのバレてるの?

 しかもなぜか、謝られてるんだけど。
 なんで? なんでーっ?

「か、課長、気づいてらしたんですか……」

 そう言うと、彼は指先で銀色眼鏡のブリッジに少し触れた。

 蛍光灯の反射で一瞬、彼の瞳が見えなくなる。

「……白沢さん、ここに来る時はいつも誰かと一緒に来てるだろう。一人で来るのは避けて、時間をずらしてでも他の社員達と一緒になるようにしていた」

「……はい。その通りです……」

 的確で簡潔に指摘されて、私は情けない返事を返すしか術がなかった。

 ば、バレバレだったわ。……これじゃあ、しらばっくれても意味が無い。

 ちょっとしょんぼりしながら、私は課長に頭を下げる。

「いい大人なのにすみません……。閉所と暗所恐怖症で、ここの倉庫は地下だし薄暗いので苦手で……でも誰にも気づかれて無いと思ってたので、課長がご存知で驚きました」

 なるべく丁寧に謝罪する。課長の目に付く位だし、もしかしたら他の人にもバレてるのかもしれない。

 恥ずかしさと情けなさを感じながら顔を上げると、じっとこちらを見下ろしている課長の瞳と目が合った。

 細いシルバーフレームの眼鏡から見える目に感情は見えず、呆れているようにも見える。 

 確かにこんな馬鹿らしい理由、何やってんだと言われても仕方がない。
 
 極度の恐怖症だろうが、仕事にそれは通用しないのに。

「別に叱っているわけじゃない。誰でも苦手な事はある。恐らく、気づいているのも俺だけだ。嫌な場所に一人で来させて、悪かった」

 無表情のまま、予想外の事を言われて驚いた。

 え、今、謝られたの?

 私。本庄課長に?
 なんで?

 しかも、誰でも苦手な事はあるって……。

 目をぱちくり、と瞬かせていると、本庄課長は私の反応を待っているのかじっと視線を向けたまま動かない。

 なので私も慌ててもう一度ばっとお辞儀した。

 なんというか、彼とこんなに話しをしたのは初めてだ。

 「嫌な場所に一人で来させて悪かった」なんて……謝るべきなのは、私の方なのに。

 本庄課長って……顔の表情は乏しいけど、実は結構良い人……?

 普通ならこんなこと、無視する人もいるだろうに、心配してくれたみたいだし。

「いえっ。そんな……私の方こそ、手間をかけさせてしまいすみませんでした。でも……そう言っていただけると助かります。あと、気を遣っていただいてありがとうございます」

 彼は私が恐がっているんじゃないかと思って、わざわざ地下倉庫まで足を運んでくれたんだ。そう思うと、なんだか気持ちが暖かくなった。

「でも本当、他の人が気づいてないなら、課長はすごいですね。最近いらしたばかりなのに」

 勤務して七年間ごまかせてきたのに、彼だけが気づいた。

 なんでだろう? と私は内心首を傾げる。

「……見てたら気づく」

 課長が私の顔をじっと見て言った。私の、傾げていた首がそのまま固まる。

 ……今なんて言ったの、この人。 
 誰が、誰を???

 み、見てた……?

 今さっき、この地下倉庫に来た時とはまた違ったドキドキが、胸に響く。

 いや、今のは上司が部下をチェックしてたって意味よね?

 ほんのり赤くなったような自分の顔を俯いて隠しながら、能面課長なのに何を意識しちゃってるんだ私は、と自分を叱咤する。相手はあの本庄課長なのだ。表情が無くて、ちょっと恐くて、だけどもしかしたら……優しい人、かもしれなくて。

「資料は見つかったか?」

 課長はいつもと変わらない声で私の手元を見て告げた。

「え? あ、はいっ。ここに」

 慌てて手元の資料をぱっと見せる。

「それじゃ、もう行こう」

 言葉を言い切らないうちに、課長はくるりと踵を返して部屋を出て行こうとした。

 視線が離れて、彼の広いスーツの背中がこちらを向く。

「は、はい!」

 置いていかれてはたまらないので、慌てて返事をして課長を追いかけた。

 今のって、一体……?

 まさかね。

 私にそんな色っぽい話があるわけないし。
 相手はこの能面課長だし。

 そりゃ上司なんだから部下のこともある程度チェックしてるだろうし、それで気づかれたんだろうな、きっと。

 頭でそう納得し、言葉の意味を聞き返さなかった自分に感謝した。

 子供っぽい上に自意識過剰なんて思われたらたまらないもの。

 コツコツと、廊下に二人分の足音が響く。

 無言なのは気まずいけど、さっきよりは何倍も気持ちが軽い。
 今は課長が居てくれることに感謝かも。

 ただ、ちょっと違うのは、さっきの言葉が気になって、どうしてもドキドキしてしまうってこと。
 意味はなんにも含まれていないとわかっていても。

 そもそも、課長が紛らわしい言い方をするから悪いのよ、

 なんて人のせいにしてみる。
 だって異性と二人きりって、誰でも緊張するじゃない。

 ええいっ。
 変な考えなんて追い払っちゃえ!

 そう思い直して、前を歩く課長を後ろから観察する。こんな時じゃないとまじまじと見る機会なんて無いものね。

 うーん。やっぱり他の女子社員が騒ぐだけあって、背も高いし……なんか、体も引き締まってる感じだわ。スーツの上からでもなんとなくわかる。

 何かスポーツでもやってたのかしら?

 あ、課長なら弓道とか似合いそう……なんていうかこう、静かな雰囲気が。

 あの眼鏡の奥の鋭い眼が、的を正確に、確実に射抜きそうだ。

 弓道着とか、着たら格好良いだろうなぁ……。

 そんなことをぼけっと考えていたせいか、資料を持っていた手が一瞬緩んだ。

 その途端。

 ばっさーーーっっ!

「っぎゃ!?」

 手から滑り落ちた資料が通路一面に広がった。それはさながら、白い絨毯(じゅうたん)のごとく。
 その惨状に絶句する。

 こ……これは……バインダーに入っていた物までリングから抜けてばらばらになってる……。

 うわ……さ、最悪......! 何このありえないドジ!

 ばっとしゃがんで慌てて拾いはじめると、課長も振り向いて手伝ってくれる。

「大丈夫か」

「す、すみません……っ」

 恥ずかしさと居心地の悪さで顔が熱い。

 ああもう。何なのこの失態……倉庫嫌いはバレてるし、その上ドジっ子の定番みたいな事してるし……ほんと、穴があったら入りたい……。

 半分泣きそうになりながら、散らばった書類を拾う。

 私は課長を見上げて、消え入りたい気持ちでもう一度すみません、と謝った。

 すると彼は、地面に片膝をつくようにして姿勢を低くした。それからふと私を見る。

 乙女な思考はあまり好きじゃないけれど、課長のその仕草がまるで騎士が姫にかしずくようで、私は思わず見惚れてしまった。たんに、書類を拾ってくれようとしているだけなのに。

 なんでこんな馬鹿な事を考えているの、私。と思ったところで、目線が同じ高さになった課長と目が合う。

 ―――え?

「いや……案外、そそっかしいからな。君は」

 課長がそう言って、ふっと笑った。

 一瞬の、笑顔。大人の男の人の、優しい笑顔。

 まるでぱっと花が、小さな桜が一輪、咲いたような、そんな微笑。

 私の鼓動が、再び大きく跳ねた。

 こ、これは……っ。
 反則っ。

 ……って、ええ!? 

 笑った!?

 能面課長と言われるこの人が……!?

 嘘。

 見惚れた後にきたのは驚愕だった。

 驚きのせいか、課長の見せた笑顔のせいか、心臓が早鐘のように鳴り響く。釘付けになった私の口が、勝手に言葉を紡いだ。

「か……課長って、笑えるんですね……」

 あ、言っちゃった。

 ヤバイ、と思った時には後の祭り。慌てて自分の口を押さえたけれど、出てしまった言葉が引っ込むはずも無くて。

 目の前には、ぴきりと固まる課長の顔があった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

清貧秘書はガラスの靴をぶん投げる

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「お前、頬を叩いた詫びに婚約者になれ」 上司で社長の彪夏と秘書の清子はお似合いのふたりだと社内でも評判。 御曹司でイケメンの彪夏は女子の憧れの的。 清子はどこぞのご令嬢と噂され、男女問わず視線を集めていた。 ……しかし。 清子には誰もが知らない、秘密があったのです――。 それは。 大家族のド貧乏! 上は高校生、下は生まれたばかりの五人弟妹。 おっとりして頼りにならない義母。 そして父は常に行方不明。 そんな家族を支えるべく、奮闘している清子ですが。 とうとう、彪夏に貧乏がバレたまではよかったけれど。 子持ちと間違われてついひっぱたいてしまい、償いに婚約者のフリをする羽目に。 しかも貧乏バラすと言われたら断れない。 どうなる、清子!? 河守清子 かわもりさやこ 25歳 LCCチェリーエアライン 社長付秘書 清楚なお嬢様風な見た目 会社でもそんな感じで振る舞っている 努力家で頑張り屋 自分がしっかりしないといけないと常に気を張っている 甘えベタ × 御子神彪夏 みこがみひゅうが 33歳 LCCチェリーエアライン 社長 日本二大航空会社桜花航空社長の息子 軽くパーマをかけた掻き上げビジネスショート 黒メタルツーポイント眼鏡 細身のイケメン 物腰が柔らかく好青年 実際は俺様 気に入った人間はとにかくかまい倒す 清子はいつまで、貧乏を隠し通せるのか!? ※河守家※ 父 祥平 放浪の画家。ほぼ家にいない 母 真由 のんびり屋 長男 健太(高一・16歳)服作りが趣味 次男 巧(高一・15歳)弁護士になるのが目標 三男 真(小五・10歳)サッカー少年 四男 望(保育園年中・5歳)飛行機大好き 次女 美妃(保育園児・五ヶ月)未知数

溺婚

明日葉
恋愛
 香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。  以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。  イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。 「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。  何がどうしてこうなった?  平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?

ベンチャーCEOの想い溢れる初恋婚 溺れるほどの一途なキスを君に

犬上義彦
恋愛
『御更木蒼也(みさらぎそうや)』 三十歳:身長百八十五センチ 御更木グループの御曹司 創薬ベンチャー「ミサラギメディカル」CEO(最高経営責任者) 祖母がスイス人のクオーター 祖父:御更木幸之助:御更木グループの統括者九十歳 『赤倉悠輝(あかくらゆうき)』 三十歳:身長百七十五センチ。 料理動画「即興バズレシピ」の配信者 御更木蒼也の幼なじみで何かと頼りになる良き相棒だが…… 『咲山翠(さきやまみどり)』 二十七歳:身長百六十センチ。 蒼也の許嫁 父:咲山優一郎:国立理化学大学薬学部教授 『須垣陸(すがきりく)』 三十四歳:百億円の資金を動かすネット投資家 ************************** 幼稚園教諭の咲山翠は 御更木グループの御曹司と 幼い頃に知り合い、 彼の祖父に気に入られて許嫁となる だが、大人になった彼は ベンチャー企業の経営で忙しく すれ違いが続いていた ある日、蒼也が迎えに来て、 余命宣告された祖父のために すぐに偽装結婚をしてくれと頼まれる お世話になったおじいさまのためにと了承して 形式的に夫婦になっただけなのに なぜか蒼也の愛は深く甘くなる一方で ところが、蒼也の会社が株取引のトラブルに巻き込まれ、 絶体絶命のピンチに みたいなお話しです

結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。 絶対に離婚届に判なんて押さないからな」 既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。 まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。 紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転! 純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。 離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。 それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。 このままでは紘希の弱点になる。 わかっているけれど……。 瑞木純華 みずきすみか 28 イベントデザイン部係長 姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点 おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち 後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない 恋に関しては夢見がち × 矢崎紘希 やざきひろき 28 営業部課長 一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長 サバサバした爽やかくん 実体は押しが強くて粘着質 秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?

睡蓮

樫野 珠代
恋愛
入社して3か月、いきなり異動を命じられたなぎさ。 そこにいたのは、出来れば会いたくなかった、会うなんて二度とないはずだった人。 どうしてこんな形の再会なの?

子持ち愛妻家の極悪上司にアタックしてもいいですか?天国の奥様には申し訳ないですが

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
胸がきゅんと、甘い音を立てる。 相手は、妻子持ちだというのに。 入社して配属一日目。 直属の上司で教育係だって紹介された人は、酷く人相の悪い人でした。 中高大と女子校育ちで男性慣れしてない私にとって、それだけでも恐怖なのに。 彼はちかよんなオーラバリバリで、仕事の質問すらする隙がない。 それでもどうにか仕事をこなしていたがとうとう、大きなミスを犯してしまう。 「俺が、悪いのか」 人のせいにするのかと叱責されるのかと思った。 けれど。 「俺の顔と、理由があって避け気味なせいだよな、すまん」 あやまってくれた彼に、胸がきゅんと甘い音を立てる。 相手は、妻子持ちなのに。 星谷桐子 22歳 システム開発会社営業事務 中高大女子校育ちで、ちょっぴり男性が苦手 自分の非はちゃんと認める子 頑張り屋さん × 京塚大介 32歳 システム開発会社営業事務 主任 ツンツンあたまで目つき悪い 態度もでかくて人に恐怖を与えがち 5歳の娘にデレデレな愛妻家 いまでも亡くなった妻を愛している 私は京塚主任を、好きになってもいいのかな……?

求婚されても困ります!~One Night Mistake~

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「責任は取る。僕と結婚しよう」 隣にイケメンが引っ越してきたと思ったら、新しく赴任してきた課長だった。 歓迎会で女性陣にお酒を飲まされ、彼は撃沈。 お隣さんの私が送っていくことになったんだけど。 鍵を出してくれないもんだから仕方なく家にあげたらば。 ……唇を奪われた。 さらにその先も彼は迫ろうとしたものの、あえなく寝落ち。 翌朝、大混乱の課長は誤解していると気づいたものの、昨晩、あれだけ迷惑かけられたのでちょーっとからかってやろうと思ったのが間違いだった。 あろうことか課長は、私に求婚してきたのだ! 香坂麻里恵(26) 内装業SUNH(株)福岡支社第一営業部営業 サバサバした性格で、若干の世話焼き。 女性らしく、が超苦手。 女子社員のグループよりもおじさん社員の方が話があう。 恋愛?しなくていいんじゃない?の、人。 グッズ収集癖ははない、オタク。 × 楠木侑(28) 内装業SUNH(株)福岡支社第一営業部課長 イケメン、エリート。 あからさまにアプローチをかける女性には塩対応。 仕事に厳しくてあまり笑わない。 実は酔うとキス魔? web小説を読み、アニメ化作品をチェックする、ライトオタク。 人の話をまったく聞かない課長に、いつになったら真実を告げられるのか!?

おじさんは予防線にはなりません

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「俺はただの……ただのおじさんだ」 それは、私を完全に拒絶する言葉でした――。 4月から私が派遣された職場はとてもキラキラしたところだったけれど。 女性ばかりでギスギスしていて、上司は影が薄くて頼りにならない。 「おじさんでよかったら、いつでも相談に乗るから」 そう声をかけてくれたおじさんは唯一、頼れそうでした。 でもまさか、この人を好きになるなんて思ってもなかった。 さらにおじさんは、私の気持ちを知って遠ざける。 だから私は、私に好意を持ってくれている宗正さんと偽装恋愛することにした。 ……おじさんに、前と同じように笑いかけてほしくて。 羽坂詩乃 24歳、派遣社員 地味で堅実 真面目 一生懸命で応援してあげたくなる感じ × 池松和佳 38歳、アパレル総合商社レディースファッション部係長 気配り上手でLF部の良心 怒ると怖い 黒ラブ系眼鏡男子 ただし、既婚 × 宗正大河 28歳、アパレル総合商社LF部主任 可愛いのは実は計算? でももしかして根は真面目? ミニチュアダックス系男子 選ぶのはもちろん大河? それとも禁断の恋に手を出すの……? ****** 表紙 巴世里様 Twitter@parsley0129 ****** 毎日20:10更新

処理中です...