7 / 7
高等学園編
ステラ・ローゼンルージュという従姉妹。
しおりを挟む
頭でも売ったのかしら。
「ステラ、何を言ってるのよ。私、ザージンの事、ちっとも好きじゃなかったのよ。その花畑さんな脳をなんとかしなさいよ。」
「お姉様!王族の皆様の前でそのような言い方、どうかと思いますわ!」
貴女の方がね。まさか、【私は可愛いから王太子殿下も王子殿下も王女殿下も私の味方っ☆】とか思ってないわよね?有り得ないもの・・・ね????
「どうかしている。」
と、王子殿下が口を開くとすてらったら食い気味に目をギラギラさせてきます。
「ですよね!お姉様、謝ってください、私に!」
「違う。お前の頭がどうかしているんだよ、ステラ・ローゼンルージュ侯爵令嬢。」
「・・・は?」
呆けた面。こういうのを市民たちはアホ面と言うそうです。
「何よ、なによなによ!まぁいいわ。特別に私、許してあげます、第1王子!ねっ、私って、優しいでしょう?」
何を言ってるの。この子、おかしいわ。
「・・・はぁ。頭の悪いバカは嫌いだ。失せろ、ローゼンルージュ侯爵令嬢。」
「んなぁっ!それ、まるで私の頭が悪いみたいに!」
まぁ、許可なく王族と話したり、タメ口ばっかの上罵倒したり、不敬罪そのものなのに気づかないなんて、相当のバカしかいないわ。
「ステラ、この件はお祖母様に報告させていただきます。処分を待ちなさい。それまで自宅で謹慎しているように。」
これで少しは大人しくなるだろうなんて考えていた私。この時は思いもしなかった。この子があんな大変なことをやらかすだなんて。
「ステラ、何を言ってるのよ。私、ザージンの事、ちっとも好きじゃなかったのよ。その花畑さんな脳をなんとかしなさいよ。」
「お姉様!王族の皆様の前でそのような言い方、どうかと思いますわ!」
貴女の方がね。まさか、【私は可愛いから王太子殿下も王子殿下も王女殿下も私の味方っ☆】とか思ってないわよね?有り得ないもの・・・ね????
「どうかしている。」
と、王子殿下が口を開くとすてらったら食い気味に目をギラギラさせてきます。
「ですよね!お姉様、謝ってください、私に!」
「違う。お前の頭がどうかしているんだよ、ステラ・ローゼンルージュ侯爵令嬢。」
「・・・は?」
呆けた面。こういうのを市民たちはアホ面と言うそうです。
「何よ、なによなによ!まぁいいわ。特別に私、許してあげます、第1王子!ねっ、私って、優しいでしょう?」
何を言ってるの。この子、おかしいわ。
「・・・はぁ。頭の悪いバカは嫌いだ。失せろ、ローゼンルージュ侯爵令嬢。」
「んなぁっ!それ、まるで私の頭が悪いみたいに!」
まぁ、許可なく王族と話したり、タメ口ばっかの上罵倒したり、不敬罪そのものなのに気づかないなんて、相当のバカしかいないわ。
「ステラ、この件はお祖母様に報告させていただきます。処分を待ちなさい。それまで自宅で謹慎しているように。」
これで少しは大人しくなるだろうなんて考えていた私。この時は思いもしなかった。この子があんな大変なことをやらかすだなんて。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる