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ノースポール公爵家の事情編
お嬢様に報告①
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(エ・・・・・エライザ様・・・・・?)
前情報ではエスメと同じオレンジブラウンの髪色だったはずなのに違う容姿、それもフローレンスが忌み嫌われていると嘆いていた黒髪にヒナタは呆然とする。
しばらく見ていると、エライザ様がピクッと肩が動いた。そして、目線をキョロキョロと動かし、ゆっくりと顔を左右に降った後・・・ヒナタのいる天井の方を見た。
(!!!!!!えっ!!??バレた!!??)
とても焦ったヒナタだったが、すぐに(わたしは空気~、わたしは空気~・・・)と念じる。
必死だった。その甲斐あってか、スッとエライザ様の目線が外れた。
しかし、警戒は解いていないようだった。
(これは・・・まずい感じ?一旦、退却しよう!あ、ミニをもうひとつ作って監視役で置いておかないと。)
身の危険を感じたヒナタはすぐ様、ミニ2号を作ると、念のためヒナタとは反対側に移動させ待機を命じた。そしてヒナタは部屋から退出する。
それから、お嬢様の元へ戻ろうと帰り道を確認する為にマップを開いた。
(あ、ここがあの動かない赤い点滅があった場所だ!お茶してたから動かなかったってこと?あれ?エスメさんも座ってたけど・・・マップを見た時はエスメさんの位置には青い点滅はなかったよね?じゃあ後から来たのかな。)
マップを見ながらお嬢様の部屋を確認する。部屋にお嬢様はリタと共にいるようだ。お嬢様の元へと急ぐ。
(それにしても、あのエライザ様の容姿・・・どういう事だろう?)
帰り道でも侍女やメイドともすれ違ったが、壁を伝い躱して危なげなく進む事ができた。
そして、する~っとお嬢様の部屋のドア下から入ると体の形をお嬢様の姿に変えた。服はちゃんと収納していたので出して、その中で変化する。
「ただいま帰りましたー。」
突然のヒナタの声にフローレンスとリタは驚いて振り返る。
「「!!!!」」
「お母様とエライザ様のところに行って来ましたよ!一応、監視できるように分裂したわたしを2人の所へ置いてきたので様子は分かるかと思います。」
「えっ?分裂?どういう事?」
ヒナタの説明にフローレンスが説明を求める。なので、ヒナタは目の前でもう一度ミニを作ってみた。
「ほら、これです。なんか分裂できたので置いて来ました。意識も共有できるので、監視には向いてるかな?と、思って。」
「はぁ~、貴女って・・・そうね、スライムだものね。分裂ぐらいするかもね。」
「ですよー!」
(とりあえず納得してもらえたならOK!)
「それで!お母様の様子はどうだったの??」
「それなんですけど、お嬢様のお母様・・・毒を盛られてますよ?」
「え?!えええええええええっ!!」
淑女としてはあり得ないほどの大声だったが、それを指摘できるものはいなかった。もちろんリタも驚き過ぎて目がこれでもかというくらい開いた状態になって固まっていたからだ。
とりあえず、ヒナタはお母様の部屋で確認できた事を報告する。お母様の様子やシュルグ毒に侵されていること、侍女達の対応などなど・・・。
段々とフローレンスの顔が淑女にあるまじき憤怒の表情になっていくが、まだ10才なのだ。そうそう感情のコントロールはできないのだろうと納得する。
しかし、話が進むに連れ真っ青な顔になっていくリタは今にも倒れそうな勢いだ。
「・・・以上がお母様のご様子です。」
「なんて事なの!?お母様がそんな状態になっているなんて!思っていたよりも悪い方向に行ってる・・・すぐにでも助け出さないと!」
そう言って部屋から飛び出しそうになるお嬢様をヒナタは引き留めた。
「待ってください!お嬢様!いま、行動されるとお嬢様に何が起こるか分かりません!・・・それに、まだ報告が終わってません!」
ヒナタの言葉など聞こえないというように、お嬢様の勢いが止まらない。
リタに助けを求めるが、リタはリタで何やらブツブツと言って呆然としていた。
(リタさん?!どうしたの??)
「おかしい・・・そんな・・そんな事・・・ストーリーになかった。お嬢様のお母様は・・・病死じゃないの?・・・毒・・・毒死・・・そんなシナリオじゃなかった・・・」
(シナリオ?リタさんは何を知ってるの?)
前情報ではエスメと同じオレンジブラウンの髪色だったはずなのに違う容姿、それもフローレンスが忌み嫌われていると嘆いていた黒髪にヒナタは呆然とする。
しばらく見ていると、エライザ様がピクッと肩が動いた。そして、目線をキョロキョロと動かし、ゆっくりと顔を左右に降った後・・・ヒナタのいる天井の方を見た。
(!!!!!!えっ!!??バレた!!??)
とても焦ったヒナタだったが、すぐに(わたしは空気~、わたしは空気~・・・)と念じる。
必死だった。その甲斐あってか、スッとエライザ様の目線が外れた。
しかし、警戒は解いていないようだった。
(これは・・・まずい感じ?一旦、退却しよう!あ、ミニをもうひとつ作って監視役で置いておかないと。)
身の危険を感じたヒナタはすぐ様、ミニ2号を作ると、念のためヒナタとは反対側に移動させ待機を命じた。そしてヒナタは部屋から退出する。
それから、お嬢様の元へ戻ろうと帰り道を確認する為にマップを開いた。
(あ、ここがあの動かない赤い点滅があった場所だ!お茶してたから動かなかったってこと?あれ?エスメさんも座ってたけど・・・マップを見た時はエスメさんの位置には青い点滅はなかったよね?じゃあ後から来たのかな。)
マップを見ながらお嬢様の部屋を確認する。部屋にお嬢様はリタと共にいるようだ。お嬢様の元へと急ぐ。
(それにしても、あのエライザ様の容姿・・・どういう事だろう?)
帰り道でも侍女やメイドともすれ違ったが、壁を伝い躱して危なげなく進む事ができた。
そして、する~っとお嬢様の部屋のドア下から入ると体の形をお嬢様の姿に変えた。服はちゃんと収納していたので出して、その中で変化する。
「ただいま帰りましたー。」
突然のヒナタの声にフローレンスとリタは驚いて振り返る。
「「!!!!」」
「お母様とエライザ様のところに行って来ましたよ!一応、監視できるように分裂したわたしを2人の所へ置いてきたので様子は分かるかと思います。」
「えっ?分裂?どういう事?」
ヒナタの説明にフローレンスが説明を求める。なので、ヒナタは目の前でもう一度ミニを作ってみた。
「ほら、これです。なんか分裂できたので置いて来ました。意識も共有できるので、監視には向いてるかな?と、思って。」
「はぁ~、貴女って・・・そうね、スライムだものね。分裂ぐらいするかもね。」
「ですよー!」
(とりあえず納得してもらえたならOK!)
「それで!お母様の様子はどうだったの??」
「それなんですけど、お嬢様のお母様・・・毒を盛られてますよ?」
「え?!えええええええええっ!!」
淑女としてはあり得ないほどの大声だったが、それを指摘できるものはいなかった。もちろんリタも驚き過ぎて目がこれでもかというくらい開いた状態になって固まっていたからだ。
とりあえず、ヒナタはお母様の部屋で確認できた事を報告する。お母様の様子やシュルグ毒に侵されていること、侍女達の対応などなど・・・。
段々とフローレンスの顔が淑女にあるまじき憤怒の表情になっていくが、まだ10才なのだ。そうそう感情のコントロールはできないのだろうと納得する。
しかし、話が進むに連れ真っ青な顔になっていくリタは今にも倒れそうな勢いだ。
「・・・以上がお母様のご様子です。」
「なんて事なの!?お母様がそんな状態になっているなんて!思っていたよりも悪い方向に行ってる・・・すぐにでも助け出さないと!」
そう言って部屋から飛び出しそうになるお嬢様をヒナタは引き留めた。
「待ってください!お嬢様!いま、行動されるとお嬢様に何が起こるか分かりません!・・・それに、まだ報告が終わってません!」
ヒナタの言葉など聞こえないというように、お嬢様の勢いが止まらない。
リタに助けを求めるが、リタはリタで何やらブツブツと言って呆然としていた。
(リタさん?!どうしたの??)
「おかしい・・・そんな・・そんな事・・・ストーリーになかった。お嬢様のお母様は・・・病死じゃないの?・・・毒・・・毒死・・・そんなシナリオじゃなかった・・・」
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