バージンのままで

秋元智也

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第三十二話

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達也の尻の中にまだ出来立ての暖かいローションが塗られると指が
いくつも入ってきた。

 達也 「いやっ…痛いっ…これ以上…入れないで…」

『指で弄ばれるのと、ディルドでイカされるのと、俺らのでイカさ
れるのとどれがいいか選べ。』

 達也 「いやっ…どれも嫌っ…離して…」

『選べないやつにはお仕置きだな…』

指を抜かれると、無機質な冷たい塊があてがわれた。
ゆっくりと中をこじ開けるように入ってくる。
いつのまにか上半身を抑えていた男の腕はなくなり、今目の前に
いるだろう男の声しかしなくなっていた。
悔し紛れの嗚咽が床の方から聞こえて来ていて、樋口の声だろう。
ガムテープがビリビリと破かれ樋口の声も呻き声になった。

 樋口 「んーー。んんーー。んーんーんー。」

抗議しているのだろうが、ただの呻き声でしかなかった。
達也の方は細めの無機質な機械を入れられ、中で無尽蔵に動き始め
ていた。
無理やりなのに、下半身が反応しそり立ってくる。

『エロい体だな?尻をほじられてそんなに嬉しいか?こーんな勃たせ
て…汁まで滲んできたぞ?』

 達也 「ちがっ…あっ…いやっ…やめて…うっ…うわっ…あぁ…」

中のバイブを大きく揺すり奥へとガツガツ入れていく。

『嬉しいんだよな?言ってみろよ。淫乱なマンコにもっと入れて下さ
いってな』

最近自性もあまりしていなかったので、たまっていたのも相まってす
ぐにイッてしまった。

『おい、おい、堪え性がないな~。もっと太いのがいいか?』

太めのバイブに変えられ、ナカで強にして動かすと勢いよく動き始め
た。その間も乳首を何度も抓ったりと刺激を加えられた。

 達也 「うあっ…あぁ…あっ…はぁっ…っ…あんっ…やっ…あっ…」

『お前の彼氏はただ見てるしかないんだな?苦しくそうだぞ?』

樋口のガムテープを剥がすと、達也の側に引きずってきた。

 樋口 「俺らは付き合っとらんで!ただの友人や。」

『発展場に一緒に来る友人などいないだろう?ほらっ…舐めてやれよ
イきたそうだろ?』

 樋口 「たつやん…すまんな…これくらいしかできんで」

達也の反りあがったモノを咥えると甘噛みしたり吸い上げたり、袋を
噛んでみたりと、刺激を与えられた。

 達也 「いやっ…離して…やめて…やめてよ…お願い…」

『はっはっはっ、お前はこいつの中に何回入れたんだ?ここを何度
押しつけた?』

樋口の股間を足で押すと、達也のアナルを樋口にも見えるように向けると
左右に広げた。樋口は辛そうな表情を浮かべると、犯人を睨みつけはっき
りと言い張った。

 樋口 「一回もやってへんわ。友人やって言ったやろ?キスした
     のが精一杯や。拒絶されてまで無理やりヤル気はないわ」

『本当に?それは事実か?』

頷く樋口に犯人は頭を抱えて笑い出した。

『そうか…そうか…それはいい。なら俺のを入れても構わんな?』

 樋口 「ふざけんな!やめろぁーーー!」

声はボイスチャンジャーで変えられていて全く分からなかった。

 達也 「お願い…俺に何してもいいから…陽介は解放して…」

『へ~。そんなにこの男が大事か?』

 達也 「大事な友達なんだ…だから…お願い…っ…あっ…」

『何してもいいんだろ?だったら、口あけて咥えろよ。しっかり
咥えとけよ』

 達也 「ふわっ…んっ…んん…んっ…んんーー!!」

『なんでもできるなら飲み込めるよな?』

犯人の逸物を咥えると中から出された液体をも必死で飲み込んだ。

『ちっ…これでも入れてよがってろよ』

そういうとバイブを抜き出すと自分のを達也の中に突き刺した。

 達也 「あぁっぁーー。いやっ…痛いっ…ゆっくり…だめっ…
     はやぃ…あぁあっ…」

『誰に命令してんだよ。好きにやらせてもらうぜ』

中に打ち付けるようにガシガシと出し入れした。

 樋口 「やめてくれぇーーーーーー!頼むから…俺なら掘られ
     たってかまへん。たつやんだけは、やめたってくれ。」

『嫌だね、君はもういいや。出て行っていいよ。君があそこに連れ
てきたばっかりに…こーんな事になったんだ~。ほらっいい構図だ
ろう?こーんなにギチギチに入ってそれでも必死に締め付けようと
する。いい体だ~まさに理想的だ。もう、離さない』

達也の体を持ち上げると自身を挿したまま、今度は椅子に腰かけた。
挿さったままの状態で座るとその上に乗っている達也は自分の重み
で最奥まで突き刺さった状態になった。
わざと足を持ち上げると、達也は痙攣し背をのけざらせるとそのまま
倒れそうになった。
背に腕を回すと自分の方に引き寄せ抱き寄せた。

『あぁ。いい。誰にも渡さない…この体を調教したのは俺なんだ
からなっ…誰かに取られてなるものか!』

その一言に達也は納得した…やっぱりこの触り方や、嫉妬めいた
言葉の端々に違和感があったのだ。
間違いない、高橋だと体が告げていた。
音沙汰がないままいなくなったとおもったら、いきなり誘拐紛い
の事をして、嫌がらせにも程がある。

 達也 「うっ…あっ…あんっ…逃げないっ…から…解いて…」

『それを信じろと?そうだな~、そいつは帰してやるよ。ただし
警察には通報するなよ。こいつがどうなるか分かるよな?』

 樋口 「卑怯者が…。」

『おい、こいつを連れてけ!どっかに放り出せばいい。大事な
友達は俺が可愛がってやるよ』

奥から現れた男達に連れて行かれ、目隠しをされると、適当な
路上に放り出された。
手足の拘束は外され、目隠しだけの状態で置き去りにされた。

 樋口 「ここは…学校のそば…なんでここに?」
 由美子「あら?樋口くんじゃない?どうしたの?」
 樋口 「あ!三浦が…!いやっ…これは俺の問題やわ。なん
     でもない。すまんな」
 由美子「三浦くんに何かあったの?詳しく話しなさい。」

由美子に押されるように、今まであった事をかいつまんで話した。

 由美子「あなた、三浦くんを探しに来てたのね。でも、無謀じゃ  
     ないかしら?」
 樋口 「いや、たつやんはただの友達やし。そういう風に見る気
     はないで。ノーマルなのに、あんな酷い事するなんて許
     せる訳ないやん。」
 由美子「そこからかぁ~。まずは君の探してる人ってのが、三浦
     くんだって分かってる?」
 樋口 「ん?そやから、俺はゲイのユーチューバーのたっちゃん
     ってやつを探しててって…たつやんはたまたま会っただ
     けで…?…たつやんがたっちゃんって事か?」

由美子はため息をつくと、頷いた。

 由美子「これは彼が裏サイトでやってたやつね。もう配信はして
     ないでしょ?彼と一緒にやってた人いたでしょ?多分今回
     誘拐をした犯人よ。諦めてなかったのね…。」
 樋口 「どうしてや?相方なら…いつもエロい動画配信してて…なん
     であかんの?噂では最後に配信した生放送で相方に強姦され
     たって話やけど。ゲイなら当然やろ?」
 由美子「彼がゲイに見えた?」
 樋口 「いや…俺にも理解はある方やけど、見えへんわ。まさか…あん
     な動画配信しててノーマルやったんか?」
 由美子「そうね…それは思ったわ。でも、彼はセックスに関しては素人
     よ。まだ童貞みたいだし、先に男にバージン奪われるとは思っ
     ても見なかったでしょうけど。」
 樋口 「あいつ、俺がたつやんの彼氏だと思って嫉妬したんか?じゃ~
     今たつやんは無事なんか?」
 由美子「そうとも言えないわ。潤が暴走しなければというべきかしら。
     連絡してみるから、まってなさい。」

そういうと、由美子は潤への連絡先へとかけた。
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