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18話
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予想外の展開が待っていた。
無理矢理押し込んだはずが、一気に押し戻されたのだった。
正確には何度も我慢していたせいで、グリッと入れた刺激で
中から精液が溢れ出してきたのだ。
このまま漏らせば確実にご褒美などくれない。
乳首の制限時間が終わるまではイってはいけないのだ。
なら、もうやる事は一つしかない。
押し戻すように綿棒で穴を塞いでしまうしかないのだった。
ぷるぷると震える手で必死に押し込むと、ちんこのナカの壁
に擦れて痛い。
痛いけど、ここまできて引けなかった。
力で押し込むと鈴口目一杯にまで入ったのだった。
『おぉー。よく入れたね!これはご褒美をやらないといけな
いね?』
チャンリンと音がして10000円が投げられたのだった。
ホッとした瞬間時間と同時に乳首にハマっていた器具がポロ
リと落ちた。
ずっとちんこから手を離せずにいたが、やっと緩めると綿棒
の脇からじわじわと液体が溢れ出始めていた。
『もう抜いてもいいよ、アリス』
「うぅっ………あぁぁっ!」
引き抜くよりも先に溢れ出す精液に押し流されるように飛び
出してきた。
息を整えながら画面に話しかける。
「どうでしたか?よかったですか?」
『アリスは気持ちよさそうにイったね~、今度は僕のを舐めて
もらいたいね~』
「はいっ」
そういうと、これは前に使っていたよりもちょっと大きめのバイ
ブを取ってくると目の前で舐め始めた。
この舐めてもらいたいとは、一種のバイブを目の前で擬似的ちん
ことして舐めてくれと言う事らしい。
それを知ったのは最近だった。
最近ラビットに教えられながら、どの角度で舐めると実際舐めて
もらっているように感じるのかを知った。
実際に舐めているわけではないから、難しくはある。
それでも、より気持ちよくなって欲しいという気持ちで玩具を必
死になって舐めると、今度は解してあるお尻を突き出す。
ふりふりと揺らしながら、グニィ~と左右に広げる。
そこに指を入れてくちゅくちゅと見せる。
それからは机にお尻を乗せると固定させてからバイブを突っ込む。
今日は本当は入れなくなかった。
ナカに出された精液を出すのに結構苦労したのだ。
上から串刺しにされたせいか、奥の奥まで入って行ったらしい。
入り口のところなら簡単に指で掻き出せるのだが、奥に対して厳
しかった。
『今日はなんだか柔らかい気がするね?さっき一人で玩具で遊ん
でたのかな?』
「そんな事ない…です」
『そうかい?なんだか慣らし具合が違う気がするんだよ…まるで
奥まで突っ込んでいた後のような…それとも本物でも咥えたか
な?』
「違うっ!」
一瞬顔色が真っ青になった気がした。
今は下半身を映しているので顔は見えないはずだ。
『あははははっ、冗談だよ。君はまだ処女だったね』
「…はい…玩具だけです」
嘘だ…
今日完全にナカに出されて何度も貫かれた。
あんなに気持ち悪いモノだとは思わなかった。
脱がされた時、少し期待してしまったのは事実だ。
いつも玩具だった分、本物に憧れないわけはない。
だが、実際は違った。
痛くて、気持ち悪くて。
自分勝手で強引な動きに全然気持ちよくなかった。
「これからも…ずっと玩具だけです」
『ほぉ~?』
そう言い切ったアリスにラビットは不穏な笑みを浮かべたのだった。
無理矢理押し込んだはずが、一気に押し戻されたのだった。
正確には何度も我慢していたせいで、グリッと入れた刺激で
中から精液が溢れ出してきたのだ。
このまま漏らせば確実にご褒美などくれない。
乳首の制限時間が終わるまではイってはいけないのだ。
なら、もうやる事は一つしかない。
押し戻すように綿棒で穴を塞いでしまうしかないのだった。
ぷるぷると震える手で必死に押し込むと、ちんこのナカの壁
に擦れて痛い。
痛いけど、ここまできて引けなかった。
力で押し込むと鈴口目一杯にまで入ったのだった。
『おぉー。よく入れたね!これはご褒美をやらないといけな
いね?』
チャンリンと音がして10000円が投げられたのだった。
ホッとした瞬間時間と同時に乳首にハマっていた器具がポロ
リと落ちた。
ずっとちんこから手を離せずにいたが、やっと緩めると綿棒
の脇からじわじわと液体が溢れ出始めていた。
『もう抜いてもいいよ、アリス』
「うぅっ………あぁぁっ!」
引き抜くよりも先に溢れ出す精液に押し流されるように飛び
出してきた。
息を整えながら画面に話しかける。
「どうでしたか?よかったですか?」
『アリスは気持ちよさそうにイったね~、今度は僕のを舐めて
もらいたいね~』
「はいっ」
そういうと、これは前に使っていたよりもちょっと大きめのバイ
ブを取ってくると目の前で舐め始めた。
この舐めてもらいたいとは、一種のバイブを目の前で擬似的ちん
ことして舐めてくれと言う事らしい。
それを知ったのは最近だった。
最近ラビットに教えられながら、どの角度で舐めると実際舐めて
もらっているように感じるのかを知った。
実際に舐めているわけではないから、難しくはある。
それでも、より気持ちよくなって欲しいという気持ちで玩具を必
死になって舐めると、今度は解してあるお尻を突き出す。
ふりふりと揺らしながら、グニィ~と左右に広げる。
そこに指を入れてくちゅくちゅと見せる。
それからは机にお尻を乗せると固定させてからバイブを突っ込む。
今日は本当は入れなくなかった。
ナカに出された精液を出すのに結構苦労したのだ。
上から串刺しにされたせいか、奥の奥まで入って行ったらしい。
入り口のところなら簡単に指で掻き出せるのだが、奥に対して厳
しかった。
『今日はなんだか柔らかい気がするね?さっき一人で玩具で遊ん
でたのかな?』
「そんな事ない…です」
『そうかい?なんだか慣らし具合が違う気がするんだよ…まるで
奥まで突っ込んでいた後のような…それとも本物でも咥えたか
な?』
「違うっ!」
一瞬顔色が真っ青になった気がした。
今は下半身を映しているので顔は見えないはずだ。
『あははははっ、冗談だよ。君はまだ処女だったね』
「…はい…玩具だけです」
嘘だ…
今日完全にナカに出されて何度も貫かれた。
あんなに気持ち悪いモノだとは思わなかった。
脱がされた時、少し期待してしまったのは事実だ。
いつも玩具だった分、本物に憧れないわけはない。
だが、実際は違った。
痛くて、気持ち悪くて。
自分勝手で強引な動きに全然気持ちよくなかった。
「これからも…ずっと玩具だけです」
『ほぉ~?』
そう言い切ったアリスにラビットは不穏な笑みを浮かべたのだった。
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