俺が恋をした相手は

秋元智也

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21 拉致!?

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家に帰ると大輔が来て夕方までセックス漬け。
あきらさんとはたまに連絡をとるくらいで会ってはいない。

今日も、レギュラーを逃してからは部活も休みがちな大輔の声
が後ろから聞こえてくる。

全く、しつこいやつだな…。
振り返ると後ろにワゴン車が止まった。

丁度校門の前で俺は振り向くよりも早く腕を掴まれひこ込まれ
ていた。

ガシャーン。

スマホが手から滑り落ち路上へと落ちた。
なにが起きた?
いきなり後ろに止まったワゴン車が開いて引き込まれた!?
大輔の驚く顔が印象に残った。
俺は…拉致られたのか?

視界には布が巻かれ分からない。
スマホは…落としたっぽい。腕は掴まれたままびくともしない。
車はどこかへ向かっている?
荒い息が数人いる事を示している。

「おい!いい加減離せっ!誰だよ!」
「稔くーん、おとなしくしないと痛い思いするよ?」
「はぁ~なんで俺の名前?」
「知らない訳ねーだろ?親父の浮気相手なんだからな?」
「あきらさんの…って俺は関係ねーだろ?もう会ってねーし!」

暴れるがびくともしない。
男の手が前のシャツのボタンを外していく。

「汚ねー手で、触るな!」
「おいおい、汚いって、浮気してる奴の言葉か?」
「浮気相手探してるなら俺らが相手してやるよ?金貰ってる分
 きっちり気持ちよーくなろうね~稔く~ん?」

視界が見えない分、怖くて震えてくる。
男なのに…今から犯されるという実感が湧くと余計に怖くなった。

「おいおい、震えちゃってるよ?」
「はははっ、はじめてじゃね~だろ?お友達ともセックスしちゃっ
 てるビッチちゃんだって聞いてるぜ?」

こいつらはどこまで知ってる?
急に目隠しが外されると眩しくなった。
目の前にはあきらさんに似た青年が俺の身体の上に乗りかかるとはだ
けたシャツを開いて素肌に触れてくる。

「親父にいっぱい仕込まれたか?ここだけでイク事もできるんだよな?」
「…っ…、ぅッ…!」

乳首に爪を立てると引っ掻く様に触れてくる。
痛い…けど、そんなに触れられると…。

コリコリと引っ掻くせいかピンっと立って来てしまう。

「おぉ、いいね~、お薬注射欲しいか?」
「…なに…する?」

目の前に出されたのは注射器と何か分からない液体だった。
容器から注射器で吸い上げると空気を抜いていく。

嫌だ…怖い…。
そんなの…欲しくない…。
誰か…助けて…、いやだ…。

必死に暴れるが余計強く掴まれた。

「気持ちよーくなるだけだって~、ほら、乳首の先端見てみろよ~」

プツっ…。

「…いぃっ…痛い…痛い、いやぁ、離せぇ!」

ぷっくり膨れた乳首の先端に注射器がゆっくりと刺さる。
液体が中に入れられていく感覚。針が抜かれるとビリビリと痺れる
ような感覚がして、男が触れるだけで全身に電気が走ったように、
感じてしまった。
ズボンにシミが広がる。

「おいおい、これだけでイッたのか?すごい効き目だな?」
「もちろん、これだけじゃ足りねーだろ?今から何人相手すると思って
 んだ?こっちにもお薬あげるね~」

そういうとズボンのチャックを開けると勃起した俺のちんこを引きずり
出すと先端に注射器の針が刺さっていく。

嫌なのに…逆らえない。
ずっと乳首を弄られると頭がおかしくなっていく。
ちんこの中にも薬とやらを入れられると足にも腕にも力が入らない。

もう、なんの抵抗も出来なくなっていた。

見慣れたホテルへと連れていかれると抱き抱えられたまま部屋へと入る。

再び着せられた服を剥ぎ取られ全裸でベッドに転がされる。

「まずは綺麗にしようね~」

尻の中に液体が流し込まれた。
しばらくするとお腹がぐるぐると音を立て出す。

尻の孔の周りに何か塗り込むように指が当たる。

「ぁぁっ…ぁ…」

か細い声に反応したのか俺の身体を持ち上げるとトイレの便座の前に連れ
て行かれた。
座らされるわけでもなく、持ち上げられたまま排泄させられる。
見られながらの排泄ほど羞恥心を掻き立てるものはない。

程なくして、ベッドへと戻されるとあきらさんの息子が顔を出した。

「いい表情になってるじゃん!」

なにを言っているのかわからない。
ただ、分かるのは今から犯されるという事実だけだった。

俺の乳首を執拗に触っていた男は、今度は舐め始めちゅうちゅうと音を
立てて吸い出した。
薬で敏感になっているせいか俺の身体はビクビクと痙攣する様に反応し
ている。

股を開かされると、丸見えになったアナルを何人かの指が交互に入り解
し始める。
ちんこは触られもしないのにカウパーを垂らしそそり勃っている。

「そろそろいいだろう?」

くぱぁ~と開かされた孔はヒクヒクと収縮し物欲しそうにしていた。

「親父のお気に入りはどれほどか、試してみないとな~。」

父親譲りの大きなちんこがゆっくりと中に入ってくる。

「いやっ…やめっ…あぁっ!…ァ、ッ…」
「もっと奥まで欲しいって?たっぷりと中に出してやるからな?」
「せめてゴムしっ…てぇ、あぁぁ、ぁんっ!…なかいやぁッ!!」
「うるせーよ!俺はゴムはしねー派なんだよ!」

周りからも笑いが漏れた。

「その口塞いどけ」

俺の口の中に指が突っ込まれると一緒に男のちんこも入ってきた。
目一杯まで広がられると奥まで突かれる。
苦しい…苦しいけど…それ以上に気持ちがいい。
これもさっきの薬のせいだろう、内臓を抉るように乱暴に突かれてる
のに、気持ちがよくてふわふわする。

奥へ温かいモノが入ってくる。
多分中に出されたのだろう。それだけでビリビリと身体が痺れて性を
吐き出していた。

「おいおい、またイッてるぜ~、こいつそんなに尻擦られるのがいい
 のかよ~!」

嘲笑うように笑うが、中はきゅうきゅうと締め付けドクドクと精液が
溢れる。
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