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22 俺の未来は…?
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男の尻の中に出すって興奮しすぎだろ…だっせぇ~。
俺の尻に媚び売って、何度も腰振ってるなんて滑稽で笑える。
それからは代わる代わる人がいれ違うように何度も犯されていく。
声も出ない、前も後ろも突っ込まれ、俺は精液塗れになっていく。
こんな死に方したくないなぁ~。
意識は朦朧としてきて、誰に抱かれているのかさえ分からない。
いや、もう何人目かすら…。
さっきまで薄寒い笑い声が悲鳴に変わった。
俺にはどうでもよかった。
ちんこが入ってくる…尻にも口にも…乳首を弄られちんこを扱かれれば
もう、なにも出ないけど…気持ちが…いい…。
「稔くん!稔くん!聞こえるか?」
「稔!おい、聞こえるか!」
必死な声がする…誰だっけ…?
もう、誰でもいいや…ねむ…い…。
腕の中でぐったりとして意識が途絶えていった。
数時間前。
学校の校門のところで稔がワンボックスカーに乗った男達に拉致された。
目撃していた人は目を見張り、大輔は急いでナンバーを覚え書き記す。
稔が落としていったスマホを拾うと、偶然電話がなった。
ー稔くん、元気かい?声が聞きたくなってねー
「おい、お前…まだ付き纏ってたのかよ!」
ーん?誰だい?稔くんはどうしたんだい?ー
「ふざけんな!今知らねー奴に連れて行かれちまったよ!」
ーどういう事か聞かせてくれ!すぐにいくから。ー
そういうとあきらさんと大輔は落ち合うことにした。
現状を聞くとすぐにGPSを起動させた。
「なんだよ、それ?」
「あぁ、稔に渡したお守りだよ。まだ持っていてくれれば反応すると
思うけど…」
つけると、そこには遠ざかっていく赤い点が表示されている。
車で後をつけると、ホテルの地下でとまっていた。
そこに止めてある車はさっき稔を拉致った奴のだった。
「これだ!でも、どこの部屋に入ったか分からねーし…全部開けるか!」
「待なさい。そんな事したら俺達が捕まるだろ?それに、稔くんを助けれ
なかったら、どうするんだ?」
「あぁ、そうか!じゃー、どーすんだよ!」
「仕方ない。警察を呼んで未成年拉致監禁の現場を押さえて貰うのが一番
だろうね~。」
そう言って警察へと連絡を入れた。
客室の中で男女以外で入った部屋をカメラの記録からチェックして突入した
のだった。
中に一緒に入ったが、そこで予想外の人物に出くわした。
ドアが勢いよく開いて警察が入っていく。
その後を追うようにあきらさんと大輔も入っていく。
目の前に行われていた醜態に目を見張った。
乱交のようで、実際はただの暴行でしかなかった。
近くの男を殴り飛ばして稔を抱きしめる。
焦点の合っていない瞳がこちらを見たがすぐに意識を無くしてしまう。
そして…連行されていく人物の中に見知った顔を見つけた。
「郁人…なんでお前がここに?」
「残念だったな~親父。お前のお気に入りも終わりだよ!」
そういって連行されて行った。
稔は病院へと運ばれて、事情聴取は後ほど聞くことになった。
母親に連絡が行き、事の事情が話された。
まぁ、一人息子が男達に乱暴されて意識がないなど恥ずかしかっただろう。
意識が戻ると全身が痛くて起き上がることもできなかった。
「稔?起きれる?今は話せる?」
「…ッ…」
「いいわ、そのままで聞いて…あのね…やっぱり今はいいわ。ゆっくり今日
は寝てなさい」
母親は何か言いたげだったが、何も言わず出て行ってしまった。
やっぱり、少なからずショックだったのだろう。
次の日、大輔がお見舞いに来ていた。
トイレも自分では出来ず看護師を呼んでいた。
「まだ起きられないのか?酷い事されたんだよな?」
「…流石に何人も相手をさせられればおかしくもなるよ…それに
身体がずっと怠くて起きてるのも辛いんだ…もう来なくていい
よ?」
「明日もくるからな!じゃ、またな~」
明日も来る…そこだけ強調する様に言って帰って行った。
薬を使われたと言ってもすぐに抜けるもので、この身体の怠さは
どこから来るのだろう?
母は何かいいだげだったが、一向に何も言ってこない。
朝から熱が出ていて、発疹が身体にできていて痒い。
「ちょっと熱っぽいのかな~」
医者の先生に検査と言われて血液を採取され、看護師達の雰囲気が
あまりよくないように思える。
まぁ、運ばれてきた理由が理由なので仕方がないのだろう。
それから一ヶ月しても症状は緩和される事はなかった。
倦怠感はずっと続いているし、動くのも辛い。
歩けなくはないけど、すぐに息が上がっしまう。
おかしい…流石にこれは自分でもおかしいと思う。
ずっと入院するには長すぎるし、一向に体調が良くならない。
「母さん…俺さぁ~」
「ごめんね、気づいてあげられなくて…、学校辞めておばあちゃん家
に行こうか?そこでゆっくりしよう?」
「なんで?せっかく受かった高校じゃん!なんでそんな…」
「もう、いいのよ。少しでも長く生きる事を考えよう?」
「な…なんで?俺…病気なの?」
俺の言葉に母は黙ってしまった。
そんなにやばいのかよ…。そこにあきらさんが入ってきた。
「すいませんでした。それと、息子さんの父親にさせてくれませんか?」
「貴方、なにを言って…?」
「稔くんがHIVにかかったのはうちの息子のせいでもあるんです。だから」
「なんでそんな人に息子を渡すと思うんですか?出て行ってください!」
母とあきらさんのとやりとりで、知った事実。
「俺はHIVなの…?俺…死ぬの?」
「それは…うぅっ…」
母はその場に泣き崩れあきらさんはただ黙って立っていた。
俺の尻に媚び売って、何度も腰振ってるなんて滑稽で笑える。
それからは代わる代わる人がいれ違うように何度も犯されていく。
声も出ない、前も後ろも突っ込まれ、俺は精液塗れになっていく。
こんな死に方したくないなぁ~。
意識は朦朧としてきて、誰に抱かれているのかさえ分からない。
いや、もう何人目かすら…。
さっきまで薄寒い笑い声が悲鳴に変わった。
俺にはどうでもよかった。
ちんこが入ってくる…尻にも口にも…乳首を弄られちんこを扱かれれば
もう、なにも出ないけど…気持ちが…いい…。
「稔くん!稔くん!聞こえるか?」
「稔!おい、聞こえるか!」
必死な声がする…誰だっけ…?
もう、誰でもいいや…ねむ…い…。
腕の中でぐったりとして意識が途絶えていった。
数時間前。
学校の校門のところで稔がワンボックスカーに乗った男達に拉致された。
目撃していた人は目を見張り、大輔は急いでナンバーを覚え書き記す。
稔が落としていったスマホを拾うと、偶然電話がなった。
ー稔くん、元気かい?声が聞きたくなってねー
「おい、お前…まだ付き纏ってたのかよ!」
ーん?誰だい?稔くんはどうしたんだい?ー
「ふざけんな!今知らねー奴に連れて行かれちまったよ!」
ーどういう事か聞かせてくれ!すぐにいくから。ー
そういうとあきらさんと大輔は落ち合うことにした。
現状を聞くとすぐにGPSを起動させた。
「なんだよ、それ?」
「あぁ、稔に渡したお守りだよ。まだ持っていてくれれば反応すると
思うけど…」
つけると、そこには遠ざかっていく赤い点が表示されている。
車で後をつけると、ホテルの地下でとまっていた。
そこに止めてある車はさっき稔を拉致った奴のだった。
「これだ!でも、どこの部屋に入ったか分からねーし…全部開けるか!」
「待なさい。そんな事したら俺達が捕まるだろ?それに、稔くんを助けれ
なかったら、どうするんだ?」
「あぁ、そうか!じゃー、どーすんだよ!」
「仕方ない。警察を呼んで未成年拉致監禁の現場を押さえて貰うのが一番
だろうね~。」
そう言って警察へと連絡を入れた。
客室の中で男女以外で入った部屋をカメラの記録からチェックして突入した
のだった。
中に一緒に入ったが、そこで予想外の人物に出くわした。
ドアが勢いよく開いて警察が入っていく。
その後を追うようにあきらさんと大輔も入っていく。
目の前に行われていた醜態に目を見張った。
乱交のようで、実際はただの暴行でしかなかった。
近くの男を殴り飛ばして稔を抱きしめる。
焦点の合っていない瞳がこちらを見たがすぐに意識を無くしてしまう。
そして…連行されていく人物の中に見知った顔を見つけた。
「郁人…なんでお前がここに?」
「残念だったな~親父。お前のお気に入りも終わりだよ!」
そういって連行されて行った。
稔は病院へと運ばれて、事情聴取は後ほど聞くことになった。
母親に連絡が行き、事の事情が話された。
まぁ、一人息子が男達に乱暴されて意識がないなど恥ずかしかっただろう。
意識が戻ると全身が痛くて起き上がることもできなかった。
「稔?起きれる?今は話せる?」
「…ッ…」
「いいわ、そのままで聞いて…あのね…やっぱり今はいいわ。ゆっくり今日
は寝てなさい」
母親は何か言いたげだったが、何も言わず出て行ってしまった。
やっぱり、少なからずショックだったのだろう。
次の日、大輔がお見舞いに来ていた。
トイレも自分では出来ず看護師を呼んでいた。
「まだ起きられないのか?酷い事されたんだよな?」
「…流石に何人も相手をさせられればおかしくもなるよ…それに
身体がずっと怠くて起きてるのも辛いんだ…もう来なくていい
よ?」
「明日もくるからな!じゃ、またな~」
明日も来る…そこだけ強調する様に言って帰って行った。
薬を使われたと言ってもすぐに抜けるもので、この身体の怠さは
どこから来るのだろう?
母は何かいいだげだったが、一向に何も言ってこない。
朝から熱が出ていて、発疹が身体にできていて痒い。
「ちょっと熱っぽいのかな~」
医者の先生に検査と言われて血液を採取され、看護師達の雰囲気が
あまりよくないように思える。
まぁ、運ばれてきた理由が理由なので仕方がないのだろう。
それから一ヶ月しても症状は緩和される事はなかった。
倦怠感はずっと続いているし、動くのも辛い。
歩けなくはないけど、すぐに息が上がっしまう。
おかしい…流石にこれは自分でもおかしいと思う。
ずっと入院するには長すぎるし、一向に体調が良くならない。
「母さん…俺さぁ~」
「ごめんね、気づいてあげられなくて…、学校辞めておばあちゃん家
に行こうか?そこでゆっくりしよう?」
「なんで?せっかく受かった高校じゃん!なんでそんな…」
「もう、いいのよ。少しでも長く生きる事を考えよう?」
「な…なんで?俺…病気なの?」
俺の言葉に母は黙ってしまった。
そんなにやばいのかよ…。そこにあきらさんが入ってきた。
「すいませんでした。それと、息子さんの父親にさせてくれませんか?」
「貴方、なにを言って…?」
「稔くんがHIVにかかったのはうちの息子のせいでもあるんです。だから」
「なんでそんな人に息子を渡すと思うんですか?出て行ってください!」
母とあきらさんのとやりとりで、知った事実。
「俺はHIVなの…?俺…死ぬの?」
「それは…うぅっ…」
母はその場に泣き崩れあきらさんはただ黙って立っていた。
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