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人工の庭先で 二
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日曜日のはこだて公園は、思っていたよりも静かだった。
今は初秋なので赤みのある葉のついたエゾヤマザクラや黄色がかったイタヤカエデなどの木々が周囲を囲んでいる。もう春ではない事を僕は実感し、春に来なかった事を悔いた。……正しくは“来れなかった"だが。
動物が飼育されているはこだて公園内の檻にいるチャボやウコッケイなどの鳴き声が断続的に聞こえる中、僕はフナちゃんと並び、柵の向こうにいる微動だにしないミニチュアホース二匹を見ていた。
「可愛いですね。ふわふわしていて、触ったら気持ちよさそう」フナちゃんはミニチュアホースを柵越しに見ながら笑顔で言った。
「それはやめた方がいいだろうね。ミニチュアホースの性格は穏やかだけど、動物だから噛まれたり、馬だから蹴られたりする可能性もあるだろう……。大人しいから中には盲導馬として生きる馬も居るらしいけれど、危ないよ」
僕はそう言いながら、僕とほぼ寿命の同じ馬を見て、狭い飼育場の中に居るこの馬と、僕はどちらが幸福度が高いのだろうかと一瞬比較をした自分に気が付いた。自分を他者と比較して劣等感を感じる事は、僕は初めてではないだろうか、と驚いた。
ミニチュアホースは、小さい馬同士を掛け合わせて人工的に作られた馬だ。軽やかに走る事の出来なくなったこの足の短い小柄な馬には、果たして本質的な自由はあるのだろうかと疑問を感じた。僕には心なしか、馬が憂鬱な表情をしているように見えた。
「ケイン君は、なんでも知っていますね。ケイン君は動物が好きなんですか?」フナちゃんが僕の方を見て、ふいに聞いてきた。
「僕が動物好きだったから来たなんて、君は本当に優しいな」シェーンの穏やかな声が聞こえた。
「でも、今の君は、動物の匂いや感触は分からないんじゃないか」僕はふと思考をしてしまったが、僕の思考は全てシェーンが聞いている事を思い出し、罪悪感と自己嫌悪が過った。
「それは、君の思考経由で今の僕も知る事が出来る。それは何も問題ではない。そんな事より、僕は今の君達を観察している事の方が重要だし、そちらの方が楽しい」シェーンは嬉しそうに言った。
「……ケイン君は、たまに心ここに在らずって感じになりますよね」フナちゃんが僕の顔を見たまま呟いた。
「……ごめん。僕は、昔から妄想癖があるんだ……。この前校内で僕の作文が受賞したのは、そういう賜物なんだ。動物は好きだよ」僕はシェーンとの会話を誤魔化す為に、別の話題をする事にした。
シェーンの事は、大学院の一部の人間と関連する研究者しか知らない。表に出ていない情報だ。
「ケイン君は、なんで日本の函館を選んだんですか?前はマサチューセッツに居たって聞いたんですけど」フナちゃんが首からストラップで下げたスマートフォンを持ち、ミニチュアホースの横の柵の中に居たうさぎの写真を撮りながら聞いてきた。
「日本は四季があって美しい国だよ。だから選んだんだ。僕の母親が日本人な事もあるよ。あと地方都市は……。視線が煩くない。それに、友人が函館に旅行に行った際に、良い街だと言っていたから。昔住んでいたサンフランシスコにも似ているんだ。路面電車がある街が好きなんだ」僕は、シェーンが以前函館旅行から帰って来て土産を僕に渡してきた場面を思い出して伝えた。
「サンフランシスコにも居たんですね」フナちゃんは僕を見て笑顔で言った。
「僕の最初の親が、サンフランシスコに住んでいたんだ。今の父親は、マサチューセッツに居るよ」僕は養子縁組を結んだ父親の顔を思い出して、嘘をつかずにフナちゃんに伝えた。
最初の親は、僕の知能を気味悪がった。人工授精と研究に協力をしたはずなのに、長期的視野の欠けた人間なのかと疑問と諦めを抱いていた。
僕はフナちゃんの不思議そうな顔を見て、何故今日はこんなにも僕は自分の事を話してしまうのだろうかと一瞬恥ずかしさを感じ、口を継ぐんだ。
「そうなんですね。私の親はずっと函館で、私も中学以来函館から出てないから、羨ましいです。私は修学旅行も行かなかったから、函館以外の場所はあまり知らなくて」フナちゃんは少し俯くと言った。
「君も、フナちゃんが行かないなら修学旅行に行かないって選択をしたよな。まぁ、君が京都に行ったら注目の的になっただろうが……。春にはフナちゃん以外にも話す相手が居たのに、当時から彼女のたまに見せる憂いた表情を気にしていた。今日は、彼女に聞きたい事があったんだろう。今がその時だ」シェーンが横から、真面目な声を出した。
「……そうなんだね。僕も旅行は苦手だ……。大人数での移動より単独で行動をした方が、時間を有意義に使えると思っているよ」僕はシェーンの言葉を聞かなかったふりをして呟いた。
「おい。その考えは彼女に失礼だし、君の思慮深い性格の欠点でもある」シェーンが不満そうに言った。
「……あ、そうだ。ケイン君は動物の写真とか撮らないんですか?」フナちゃんがいつも通りの明るい表情に戻ると聞いてきた。
「……うーん。記録する必要が感じられな……。いや、脳裏に焼き付ける派なんだ」僕は笑顔を作る事を思い出すと、作り笑顔で言った。
「ケイン君は、難しい言葉を沢山知っていますよね。きっと記憶力もいいからでしょうね」
僕はフナちゃんの言葉を聞き、以前海外のトーク番組に呼ばれ、自身の記憶力を使い一度見た風景を模写した瞬間を思い出した。
「フナちゃんは、やっぱり僕の事を知っていたんだね。いや、知らないわけがないよな……。僕に話し掛けてくれたのは、気を遣った担任教師からの指導か何かだったのかな」僕はずっと脳裏に過っていた疑問を封じ、フナちゃんに聞いた。
フナちゃんは驚いた表情をして僕の顔を見ると、悲しそうな表情をして言った。
「そんな事はないです……。ごめんなさい。私がケイン君の事を知っていたのは事実ですが、教師に言われたから話し掛けたとか、そんな事はないです」
「修学旅行は、教師に行かないように言われたんじゃないのかい。僕が修学旅行に行かない判断をした際に孤立しないように、教師に言われたんじゃないか。それに……」僕はついそこまで言い、日曜日にわざわざフナちゃんをはこだて公園に誘っておいて、何故こんなくだらない話をしているのだろうかと思考をした。
最近の自分が、シェーンの言う通り情緒不安定だと感じた。寿命が迫っているからだろうか。昨晩あまり寝ていないから疲れているのだろうか、と思考をした。
「違う。君は、今まで彼女を都度呼び出す教師との仲に疑問を持っていた。フナちゃんに今そんな事を何故言う? そんな事は、君が心の底から気にしている事ではない。遠回しに答えを引き出そうとするのは、君の悪い癖だ」シェーンが手厳しく僕に言った。
フナちゃんは驚いた顔のまま僕を見つめてきた。口を一瞬動かしたが、何も言えずに俯いた。
僕はその表情を見て咄嗟に、今まで感じた事のない気持ちになった。自分がまさかこんな感情を抱くとはと疑問に感じた。抱いた感情は、支配欲と激しい嫉妬感だ。だが僕は自分の感情を静かに押し殺すと、フナちゃんに声をかけた。
「……もしも悩みがあるなら、僕で良ければ聞くよ」
「わ、私は……」フナちゃんは反射で言いかけて、声が喉で枯れた。
次の瞬間、僕がフナちゃんの顔を見ていると、瞬きをする前にフナちゃんの目に涙が溢れたのを見てしまった。泣いている理由を説明する余裕もないという泣き方のように、フナちゃんの頬に急に涙が洪水のように流れてきた。
「……え」僕は焦った。
「……ご、ごめんなさ……」フナちゃんは涙を片手で擦りながら、慌てて言った。
「……あの……。フナちゃん。僕はフナちゃんが知っての通り、寿命僅かの人間だ。でもフナちゃんの助けになる事なら出来る。僕は」そこまで言い、僕は言葉を失った。
出来る事、とは何だと僕は思考をした。励ますのか、解決策を出すのか。フナちゃんの涙の原因を特定し、最短距離で原因を潰すのか。金ならある。僕は、金銭的に解決出来る事象ならすぐに解決出来ると思考した。またフナちゃんを苦しめているものがなんであれ、自分の卑屈な脳みそを利用出来るとも思った。だがその続きの思考がいつもなら勝手に走り出すはずなのに、今日はどの案も薄っぺらく感じた。
今は初秋なので赤みのある葉のついたエゾヤマザクラや黄色がかったイタヤカエデなどの木々が周囲を囲んでいる。もう春ではない事を僕は実感し、春に来なかった事を悔いた。……正しくは“来れなかった"だが。
動物が飼育されているはこだて公園内の檻にいるチャボやウコッケイなどの鳴き声が断続的に聞こえる中、僕はフナちゃんと並び、柵の向こうにいる微動だにしないミニチュアホース二匹を見ていた。
「可愛いですね。ふわふわしていて、触ったら気持ちよさそう」フナちゃんはミニチュアホースを柵越しに見ながら笑顔で言った。
「それはやめた方がいいだろうね。ミニチュアホースの性格は穏やかだけど、動物だから噛まれたり、馬だから蹴られたりする可能性もあるだろう……。大人しいから中には盲導馬として生きる馬も居るらしいけれど、危ないよ」
僕はそう言いながら、僕とほぼ寿命の同じ馬を見て、狭い飼育場の中に居るこの馬と、僕はどちらが幸福度が高いのだろうかと一瞬比較をした自分に気が付いた。自分を他者と比較して劣等感を感じる事は、僕は初めてではないだろうか、と驚いた。
ミニチュアホースは、小さい馬同士を掛け合わせて人工的に作られた馬だ。軽やかに走る事の出来なくなったこの足の短い小柄な馬には、果たして本質的な自由はあるのだろうかと疑問を感じた。僕には心なしか、馬が憂鬱な表情をしているように見えた。
「ケイン君は、なんでも知っていますね。ケイン君は動物が好きなんですか?」フナちゃんが僕の方を見て、ふいに聞いてきた。
「僕が動物好きだったから来たなんて、君は本当に優しいな」シェーンの穏やかな声が聞こえた。
「でも、今の君は、動物の匂いや感触は分からないんじゃないか」僕はふと思考をしてしまったが、僕の思考は全てシェーンが聞いている事を思い出し、罪悪感と自己嫌悪が過った。
「それは、君の思考経由で今の僕も知る事が出来る。それは何も問題ではない。そんな事より、僕は今の君達を観察している事の方が重要だし、そちらの方が楽しい」シェーンは嬉しそうに言った。
「……ケイン君は、たまに心ここに在らずって感じになりますよね」フナちゃんが僕の顔を見たまま呟いた。
「……ごめん。僕は、昔から妄想癖があるんだ……。この前校内で僕の作文が受賞したのは、そういう賜物なんだ。動物は好きだよ」僕はシェーンとの会話を誤魔化す為に、別の話題をする事にした。
シェーンの事は、大学院の一部の人間と関連する研究者しか知らない。表に出ていない情報だ。
「ケイン君は、なんで日本の函館を選んだんですか?前はマサチューセッツに居たって聞いたんですけど」フナちゃんが首からストラップで下げたスマートフォンを持ち、ミニチュアホースの横の柵の中に居たうさぎの写真を撮りながら聞いてきた。
「日本は四季があって美しい国だよ。だから選んだんだ。僕の母親が日本人な事もあるよ。あと地方都市は……。視線が煩くない。それに、友人が函館に旅行に行った際に、良い街だと言っていたから。昔住んでいたサンフランシスコにも似ているんだ。路面電車がある街が好きなんだ」僕は、シェーンが以前函館旅行から帰って来て土産を僕に渡してきた場面を思い出して伝えた。
「サンフランシスコにも居たんですね」フナちゃんは僕を見て笑顔で言った。
「僕の最初の親が、サンフランシスコに住んでいたんだ。今の父親は、マサチューセッツに居るよ」僕は養子縁組を結んだ父親の顔を思い出して、嘘をつかずにフナちゃんに伝えた。
最初の親は、僕の知能を気味悪がった。人工授精と研究に協力をしたはずなのに、長期的視野の欠けた人間なのかと疑問と諦めを抱いていた。
僕はフナちゃんの不思議そうな顔を見て、何故今日はこんなにも僕は自分の事を話してしまうのだろうかと一瞬恥ずかしさを感じ、口を継ぐんだ。
「そうなんですね。私の親はずっと函館で、私も中学以来函館から出てないから、羨ましいです。私は修学旅行も行かなかったから、函館以外の場所はあまり知らなくて」フナちゃんは少し俯くと言った。
「君も、フナちゃんが行かないなら修学旅行に行かないって選択をしたよな。まぁ、君が京都に行ったら注目の的になっただろうが……。春にはフナちゃん以外にも話す相手が居たのに、当時から彼女のたまに見せる憂いた表情を気にしていた。今日は、彼女に聞きたい事があったんだろう。今がその時だ」シェーンが横から、真面目な声を出した。
「……そうなんだね。僕も旅行は苦手だ……。大人数での移動より単独で行動をした方が、時間を有意義に使えると思っているよ」僕はシェーンの言葉を聞かなかったふりをして呟いた。
「おい。その考えは彼女に失礼だし、君の思慮深い性格の欠点でもある」シェーンが不満そうに言った。
「……あ、そうだ。ケイン君は動物の写真とか撮らないんですか?」フナちゃんがいつも通りの明るい表情に戻ると聞いてきた。
「……うーん。記録する必要が感じられな……。いや、脳裏に焼き付ける派なんだ」僕は笑顔を作る事を思い出すと、作り笑顔で言った。
「ケイン君は、難しい言葉を沢山知っていますよね。きっと記憶力もいいからでしょうね」
僕はフナちゃんの言葉を聞き、以前海外のトーク番組に呼ばれ、自身の記憶力を使い一度見た風景を模写した瞬間を思い出した。
「フナちゃんは、やっぱり僕の事を知っていたんだね。いや、知らないわけがないよな……。僕に話し掛けてくれたのは、気を遣った担任教師からの指導か何かだったのかな」僕はずっと脳裏に過っていた疑問を封じ、フナちゃんに聞いた。
フナちゃんは驚いた表情をして僕の顔を見ると、悲しそうな表情をして言った。
「そんな事はないです……。ごめんなさい。私がケイン君の事を知っていたのは事実ですが、教師に言われたから話し掛けたとか、そんな事はないです」
「修学旅行は、教師に行かないように言われたんじゃないのかい。僕が修学旅行に行かない判断をした際に孤立しないように、教師に言われたんじゃないか。それに……」僕はついそこまで言い、日曜日にわざわざフナちゃんをはこだて公園に誘っておいて、何故こんなくだらない話をしているのだろうかと思考をした。
最近の自分が、シェーンの言う通り情緒不安定だと感じた。寿命が迫っているからだろうか。昨晩あまり寝ていないから疲れているのだろうか、と思考をした。
「違う。君は、今まで彼女を都度呼び出す教師との仲に疑問を持っていた。フナちゃんに今そんな事を何故言う? そんな事は、君が心の底から気にしている事ではない。遠回しに答えを引き出そうとするのは、君の悪い癖だ」シェーンが手厳しく僕に言った。
フナちゃんは驚いた顔のまま僕を見つめてきた。口を一瞬動かしたが、何も言えずに俯いた。
僕はその表情を見て咄嗟に、今まで感じた事のない気持ちになった。自分がまさかこんな感情を抱くとはと疑問に感じた。抱いた感情は、支配欲と激しい嫉妬感だ。だが僕は自分の感情を静かに押し殺すと、フナちゃんに声をかけた。
「……もしも悩みがあるなら、僕で良ければ聞くよ」
「わ、私は……」フナちゃんは反射で言いかけて、声が喉で枯れた。
次の瞬間、僕がフナちゃんの顔を見ていると、瞬きをする前にフナちゃんの目に涙が溢れたのを見てしまった。泣いている理由を説明する余裕もないという泣き方のように、フナちゃんの頬に急に涙が洪水のように流れてきた。
「……え」僕は焦った。
「……ご、ごめんなさ……」フナちゃんは涙を片手で擦りながら、慌てて言った。
「……あの……。フナちゃん。僕はフナちゃんが知っての通り、寿命僅かの人間だ。でもフナちゃんの助けになる事なら出来る。僕は」そこまで言い、僕は言葉を失った。
出来る事、とは何だと僕は思考をした。励ますのか、解決策を出すのか。フナちゃんの涙の原因を特定し、最短距離で原因を潰すのか。金ならある。僕は、金銭的に解決出来る事象ならすぐに解決出来ると思考した。またフナちゃんを苦しめているものがなんであれ、自分の卑屈な脳みそを利用出来るとも思った。だがその続きの思考がいつもなら勝手に走り出すはずなのに、今日はどの案も薄っぺらく感じた。
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