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3章 では、再生を始めよう。お茶で!
王女様は魔族でございます?
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「魔王国……ですか?」
「然様、チャキ殿には是非、魔王、すなわち魔族の国の王女様を歓待していただきたい」
「どういう事なの?」
自分の困惑は皆様にも分かって頂けると思う。この国は勇者を喚び、魔王を討伐したはずだ。それが魔王の国の王女、すなわち魔王の娘を歓待しろと言うのだ。困惑するなと言う方が大変おかしな話である。
「うむ、その、まあ、なんだ、いつもの………と言えば分かってもらえるか?」
「あの、それって、まさかで自分の予想通りで、自分の茶や菓子でアレな事とかだったりしませんよね?」
待って、王様、待って、目を逸らさないで。むしろ、自分の気のせいであると言ってください、何でもしますから-------っ!
「という事です」
『わあ…………』
もし、アレである、自分の顔に口以外の部分があったら。大変やさぐれているだろう。フェリア殿とシャルロット殿も苦虫噛み潰したような顔だ。ちょっと、エンデ殿?スススススと椅子ごと自分達から離れていくの止めてもらえません?ジャック殿、提言したのあんたですね?1人だけ全く動揺すら見られないよね?
「わははははは!許せ。王に提言したのは確かに私だが、これは必要である事なのだよ」
自分の視線の意味に気づいたのかジャック殿が口を開く。
「と言いますと?」
「まず、かの王女は魔族にして、勇者を慕い、魔王討伐の際に共に魔王を討った」
勇者くぅううううううううん!君、本当に勇者だったんだよね?!実は、催眠術師とかじゃないよねぇええええ?!いや、ホントそんな疑い出るぐらい様々な分野で人を魅了し過ぎなんですけど?!
「そして、魔王亡き後、その後を継ぎ、国を治め、盟約を王国や周辺国に取り付けた」
「優秀なのですね」
「うむ、それが故に、勇者の事が諦めた今も心の奥にある」
なるほど、分かってしまった。今回の自分の仕事は彼女をふっ切れさせる事。すなわち、無気力を治す事と同じように、彼女を前に進ませる事である。と、ここでふと思った事がある。
「彼女は無気力では無い様子ですね?」
そう話を聞いて行くと、彼女は勇者と言う憧れを失いはしたが、己の職務を全うしているように聞こえる。
「うむ。が、彼女が無気力でないからこそ、余計な混乱が産まれていないとも言える」
そら、魔王の娘が何もしない無気力状態で、理性ある無しにも関わらず魔物が抑え役無しで大暴れ!とかなれば、人類、完全に滅んでるわ……
「となると、う~ん?」
ジャック殿やエンデ殿が集めてくれた資料を次々読み込む。魔王亡き後、裏切り者でありながら圧倒的なカリスマと政治力で魔物を抑えた女傑とも言える王女。それどころか、周辺国と不可侵条約まで取り付け、王国とも此度はその条約を取り付けに来たという。
「魔族とは?」
「「勇者が悪い」」
ジャック殿、エンデ殿がハモる。もう、再度、勇者召喚した方が話早いんじゃないかな?かな?
「う~ん、しかし、これは、う~ん?」
激務オブ激務である。なんだっけ?織田のうつけ殿の忙しい一時期を語っていた事を思い出す。そう、過労とかいうやつに良くならんなと思う。
「ちょっと、エンデ殿の伝手で手に入れてほしいのがあるんだが……」
とりあえず、プランは完成した。後はもう一つの伝手が上手くいくかどうかである。まあ、上手くいかないと困る訳ではあるが……これだけあるならきっとアレもあると思うんだけど、探した事無いからほぼ運任せってのがなあ……
それから2週間後、魔王国との交流会が始まった。これまで、無気力だった頃は向こうの気遣いからか行われていなかったが、此度の状況から開催と相成ったと聞いた時は「魔族とは……」のやり取りを再びする事になったのは言うまで無い。いや、ホント魔族って何なの?
「来られました」
フェリア殿に言われ、店先を出て歓迎をする事にする。すでに、店先の扉の前から大量の人が居る気配を感じる。なんでこんなに人居るの?お相手、魔王の娘なんだよ?今、口以外に表情が無い事を感謝するのは初めてだと思う。もうね?緊張しまくりですよ?
「いらっしゃいませ、エリザベータ女王様でございますか?」
既に即位している為王女ではなく女王、そして、魔王では無い為、それは禁句とされている魔族の女傑。
「ええ、此度はお世話になります」
華奢、そういう言葉が似合う女性ではあるだろう。だが、実際の人物を見ればわかるだろう。カリスマ、それが彼女の全てを示す体現でもあった。
「こちらです」
だが、それ故に儚い印象も持たせる彼女を先へ進ませるのが自分の役割だと改めて、心する。そして、予想は案の定当たっていた。
「シャルロット殿、フェリア殿、お願いいたします」
「「了解です」」
二人が店先に出ていくと人の集まりが一気に霧散していく。まず、懸念の一つとして、彼女、エリザベータ殿が人の集まりに気疲れしている可能性を考え、ギルド・王宮に人払いを頼んだ。ゲストであり、カリスマもある彼女を追いかける市民は多いという事はあらかじめ予想していた為である。
ついでに、アサシンギルドにも周辺の掃除をお願いしておいた。まあ、しつこい追っかけ(意味深)がきっと出るのも予想出来たからである。
「へえ………」
この対応は大当たりだったようで、彼女の殻が少し剥がれた音がした。ま、よくある、アレである。この様子だと、資料の通りという事だ。むしろ、その方が楽になる。
「それでは、こちらに…」
案内したのは店の裏。そして……
「っ?!」
彼女がソレに何を見たかは分からない。手がサッと少し上がった後でまた下がる。まるでそう……何かを掴み取ろうとする動きであった。こういう反応は少し予想外だったかな?
「如何されました?」
「いや、何でもない」
今回の茶室作成で展開したのは枝垂桜の木。ただし、桜が咲いていない物である。勇者がもし、自分と同じ地球に居たとしたら、きっと、この木が何かを見せたのだろう。霊的な物は自分自身なので驚きは無い。きっと、勇者と付き合いなどがあれば、自分も見えたかもしれない。
「それでは、一席お付き合いを願います」
そう、今回は護衛等も店の外に置いての一対一の茶席。その為に、ほぼ国を動かしてるのだから、今回ばかりは目論見が成功してくれる事を祈るしかない。
「……色々、分かっているのね?」
「はて、何の事やら?何かお話でも?」
まず、目論みの一つが成功した。聡明な彼女の事だ、人が多く気遣われるような状況では絶対に弱みを見せる事は無い。その為に、弱音を吐いても良い状況を創り出す。これは一先ず成功した。
「勇者が好きだった……」
「存じ上げております。どうぞ、とても苦い抹茶でございます。涙が出ても仕方ありませんな」
「っ!!!」
彼女は泣いた。きっと、今日まで涙を流してこなかったのだろう。だからこそ、一度決壊した涙を流す時間は長い。故に、人は全て払う事で、鬱屈をまずは流す。シャカシャカと次の茶を用意しつつ、彼女が泣き止むのを待つ。
「勇者に対する気は御済みになりましたか?お転婆王女様?」
「そこまで知られていたのね?アサシンギルド?」
「はい。我が店の常連さんですよ。ここからは気を楽にしましょう」
そう、彼女は生来、先程までのように冷静沈着、才色兼備とは程遠いお転婆な性格だったらしい。勇者が去り、気を張るというより、意地でも泣いてやらないという性格、魔族の繁栄の為と言うお題目が彼女を作ってしまったのだろう。まずはそれを剥がれるのを確認したら、茶菓子を用意する。ついでに、涙を拭く布も用意しておく。
「噂のお菓子ね。期待しているわ」
用意したのは月餅。ただし、中身には……
「どうぞ、月餅です。小麦の皮の中に色々入っております」
「ふぅん………すっぱ、いえ、甘っ?!何これ?!」
「ただ甘いだけの物も如何なものかと思いまして、故郷にある梅干しと呼ばれるものを入れてあります。茶菓子としては少し変わり種ですが、抹茶と合うかと」
まあ、アレだ。超が付くほど疲れているので、あんこと梅をジャム状にして固めたのが半々に入っているのだ。ぶっちゃけた話、茶菓子と言うより、悪戯茶菓子とでも名付けようか、まあ、そういう事である。
「まあ、疲れを取る為だけの邪道でもありますがね次に来られる際か、魔王国まで茶道が広がった時はぜひ正道をお試しください」
「そうするわ、ホント、酷い人ね♪」
ここに来た時とは違い、花開くような笑顔を見た。もう彼女は大丈夫だろう。で、この後、様々な出した事ある茶菓子を全部差し出させられたのは言うまで無いね。うん、無いな……
「いやいや、全くの有り難い事じゃて、チャキ殿」
「代わりに物凄い、交渉が続いたって聞きましたけどね。なんですかい、話し合いで2日ぶっ続けるって……」
「ハッハッハッ!私もエリザベータ殿もハッスルしてしまったよ!ところで、今日の用件は?」
「ああ。そろそろ、茶道とそして、その下地を広めようと思う。その為に人手が要る」
「然様、チャキ殿には是非、魔王、すなわち魔族の国の王女様を歓待していただきたい」
「どういう事なの?」
自分の困惑は皆様にも分かって頂けると思う。この国は勇者を喚び、魔王を討伐したはずだ。それが魔王の国の王女、すなわち魔王の娘を歓待しろと言うのだ。困惑するなと言う方が大変おかしな話である。
「うむ、その、まあ、なんだ、いつもの………と言えば分かってもらえるか?」
「あの、それって、まさかで自分の予想通りで、自分の茶や菓子でアレな事とかだったりしませんよね?」
待って、王様、待って、目を逸らさないで。むしろ、自分の気のせいであると言ってください、何でもしますから-------っ!
「という事です」
『わあ…………』
もし、アレである、自分の顔に口以外の部分があったら。大変やさぐれているだろう。フェリア殿とシャルロット殿も苦虫噛み潰したような顔だ。ちょっと、エンデ殿?スススススと椅子ごと自分達から離れていくの止めてもらえません?ジャック殿、提言したのあんたですね?1人だけ全く動揺すら見られないよね?
「わははははは!許せ。王に提言したのは確かに私だが、これは必要である事なのだよ」
自分の視線の意味に気づいたのかジャック殿が口を開く。
「と言いますと?」
「まず、かの王女は魔族にして、勇者を慕い、魔王討伐の際に共に魔王を討った」
勇者くぅううううううううん!君、本当に勇者だったんだよね?!実は、催眠術師とかじゃないよねぇええええ?!いや、ホントそんな疑い出るぐらい様々な分野で人を魅了し過ぎなんですけど?!
「そして、魔王亡き後、その後を継ぎ、国を治め、盟約を王国や周辺国に取り付けた」
「優秀なのですね」
「うむ、それが故に、勇者の事が諦めた今も心の奥にある」
なるほど、分かってしまった。今回の自分の仕事は彼女をふっ切れさせる事。すなわち、無気力を治す事と同じように、彼女を前に進ませる事である。と、ここでふと思った事がある。
「彼女は無気力では無い様子ですね?」
そう話を聞いて行くと、彼女は勇者と言う憧れを失いはしたが、己の職務を全うしているように聞こえる。
「うむ。が、彼女が無気力でないからこそ、余計な混乱が産まれていないとも言える」
そら、魔王の娘が何もしない無気力状態で、理性ある無しにも関わらず魔物が抑え役無しで大暴れ!とかなれば、人類、完全に滅んでるわ……
「となると、う~ん?」
ジャック殿やエンデ殿が集めてくれた資料を次々読み込む。魔王亡き後、裏切り者でありながら圧倒的なカリスマと政治力で魔物を抑えた女傑とも言える王女。それどころか、周辺国と不可侵条約まで取り付け、王国とも此度はその条約を取り付けに来たという。
「魔族とは?」
「「勇者が悪い」」
ジャック殿、エンデ殿がハモる。もう、再度、勇者召喚した方が話早いんじゃないかな?かな?
「う~ん、しかし、これは、う~ん?」
激務オブ激務である。なんだっけ?織田のうつけ殿の忙しい一時期を語っていた事を思い出す。そう、過労とかいうやつに良くならんなと思う。
「ちょっと、エンデ殿の伝手で手に入れてほしいのがあるんだが……」
とりあえず、プランは完成した。後はもう一つの伝手が上手くいくかどうかである。まあ、上手くいかないと困る訳ではあるが……これだけあるならきっとアレもあると思うんだけど、探した事無いからほぼ運任せってのがなあ……
それから2週間後、魔王国との交流会が始まった。これまで、無気力だった頃は向こうの気遣いからか行われていなかったが、此度の状況から開催と相成ったと聞いた時は「魔族とは……」のやり取りを再びする事になったのは言うまで無い。いや、ホント魔族って何なの?
「来られました」
フェリア殿に言われ、店先を出て歓迎をする事にする。すでに、店先の扉の前から大量の人が居る気配を感じる。なんでこんなに人居るの?お相手、魔王の娘なんだよ?今、口以外に表情が無い事を感謝するのは初めてだと思う。もうね?緊張しまくりですよ?
「いらっしゃいませ、エリザベータ女王様でございますか?」
既に即位している為王女ではなく女王、そして、魔王では無い為、それは禁句とされている魔族の女傑。
「ええ、此度はお世話になります」
華奢、そういう言葉が似合う女性ではあるだろう。だが、実際の人物を見ればわかるだろう。カリスマ、それが彼女の全てを示す体現でもあった。
「こちらです」
だが、それ故に儚い印象も持たせる彼女を先へ進ませるのが自分の役割だと改めて、心する。そして、予想は案の定当たっていた。
「シャルロット殿、フェリア殿、お願いいたします」
「「了解です」」
二人が店先に出ていくと人の集まりが一気に霧散していく。まず、懸念の一つとして、彼女、エリザベータ殿が人の集まりに気疲れしている可能性を考え、ギルド・王宮に人払いを頼んだ。ゲストであり、カリスマもある彼女を追いかける市民は多いという事はあらかじめ予想していた為である。
ついでに、アサシンギルドにも周辺の掃除をお願いしておいた。まあ、しつこい追っかけ(意味深)がきっと出るのも予想出来たからである。
「へえ………」
この対応は大当たりだったようで、彼女の殻が少し剥がれた音がした。ま、よくある、アレである。この様子だと、資料の通りという事だ。むしろ、その方が楽になる。
「それでは、こちらに…」
案内したのは店の裏。そして……
「っ?!」
彼女がソレに何を見たかは分からない。手がサッと少し上がった後でまた下がる。まるでそう……何かを掴み取ろうとする動きであった。こういう反応は少し予想外だったかな?
「如何されました?」
「いや、何でもない」
今回の茶室作成で展開したのは枝垂桜の木。ただし、桜が咲いていない物である。勇者がもし、自分と同じ地球に居たとしたら、きっと、この木が何かを見せたのだろう。霊的な物は自分自身なので驚きは無い。きっと、勇者と付き合いなどがあれば、自分も見えたかもしれない。
「それでは、一席お付き合いを願います」
そう、今回は護衛等も店の外に置いての一対一の茶席。その為に、ほぼ国を動かしてるのだから、今回ばかりは目論見が成功してくれる事を祈るしかない。
「……色々、分かっているのね?」
「はて、何の事やら?何かお話でも?」
まず、目論みの一つが成功した。聡明な彼女の事だ、人が多く気遣われるような状況では絶対に弱みを見せる事は無い。その為に、弱音を吐いても良い状況を創り出す。これは一先ず成功した。
「勇者が好きだった……」
「存じ上げております。どうぞ、とても苦い抹茶でございます。涙が出ても仕方ありませんな」
「っ!!!」
彼女は泣いた。きっと、今日まで涙を流してこなかったのだろう。だからこそ、一度決壊した涙を流す時間は長い。故に、人は全て払う事で、鬱屈をまずは流す。シャカシャカと次の茶を用意しつつ、彼女が泣き止むのを待つ。
「勇者に対する気は御済みになりましたか?お転婆王女様?」
「そこまで知られていたのね?アサシンギルド?」
「はい。我が店の常連さんですよ。ここからは気を楽にしましょう」
そう、彼女は生来、先程までのように冷静沈着、才色兼備とは程遠いお転婆な性格だったらしい。勇者が去り、気を張るというより、意地でも泣いてやらないという性格、魔族の繁栄の為と言うお題目が彼女を作ってしまったのだろう。まずはそれを剥がれるのを確認したら、茶菓子を用意する。ついでに、涙を拭く布も用意しておく。
「噂のお菓子ね。期待しているわ」
用意したのは月餅。ただし、中身には……
「どうぞ、月餅です。小麦の皮の中に色々入っております」
「ふぅん………すっぱ、いえ、甘っ?!何これ?!」
「ただ甘いだけの物も如何なものかと思いまして、故郷にある梅干しと呼ばれるものを入れてあります。茶菓子としては少し変わり種ですが、抹茶と合うかと」
まあ、アレだ。超が付くほど疲れているので、あんこと梅をジャム状にして固めたのが半々に入っているのだ。ぶっちゃけた話、茶菓子と言うより、悪戯茶菓子とでも名付けようか、まあ、そういう事である。
「まあ、疲れを取る為だけの邪道でもありますがね次に来られる際か、魔王国まで茶道が広がった時はぜひ正道をお試しください」
「そうするわ、ホント、酷い人ね♪」
ここに来た時とは違い、花開くような笑顔を見た。もう彼女は大丈夫だろう。で、この後、様々な出した事ある茶菓子を全部差し出させられたのは言うまで無いね。うん、無いな……
「いやいや、全くの有り難い事じゃて、チャキ殿」
「代わりに物凄い、交渉が続いたって聞きましたけどね。なんですかい、話し合いで2日ぶっ続けるって……」
「ハッハッハッ!私もエリザベータ殿もハッスルしてしまったよ!ところで、今日の用件は?」
「ああ。そろそろ、茶道とそして、その下地を広めようと思う。その為に人手が要る」
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