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第十二章
次なる指令
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「……あれは」
船に戻って、さあ次は……と。
そう考えるタイミングをはかったとしか思えない。
まさか、監視する術を持っているのかと恐ろしくなるタイミングで、女帝様から次なる指令が下された。
「どうやら次は我が国を目の上のたんこぶと常々つっかかり、隣国の勇者殿の国としょつちゅう諍いを起こす困った国を何とかしろとの仰せだな」
「それはまた……随分と遠いな。この世界の船じゃ半年はかかるだろう。あの国は鬱陶しいからな、何か手伝えることがあるなら手伝うぜ?」
「お前が役立ちそうなのは荒事だけだろうに。それで、どの位で着けそうだ?」
「一月とちょっと……ってところかな」
「半年が一月ちょっと……? どんだけ速えぇんだよ、この船……」
そして、その航行中はやはり暇になるのだ。
「……ちょっと農業に凝ってみるか」
映画ばかり観ても飽きるし、観てない映画が無くなりそうだし。
食べてばっかも体に悪いし。
こうなるとむしろ労働したくなる……。
日本人のサガってやつなんだろうかね?
レストランには並ばない、シンプルなトウモロコシや焼き芋が食べたくて、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシを植える。
あと趣味で花も植えてみた。
あとは果樹。
そして今後のために穀物も。
「牛とかはともかく鶏は飼いたい。愛しのTKGちゃん……」
機械的に産ませた卵じゃなくて、餌から拘った美味しい卵!
そのための餌をまず用意しなきゃ!
あ、ついでに魚の養殖も始めた。
……地球の魚ばかりなので管理は厳重にしたいと思う。
外来生物による生態系破壊はノー!
……魔物なんか居ない地球の魚が、果たしてこの異世界で生き抜けるかという疑問は置いといて。
これがなかなか。汗かいた後のシャワーのさっぱり感と良い、労働後のご飯とお酒は美味しいし、疲れた分よく眠れる。
そしてできた作物でじゃがバターに焼きモロコシに茹でトウモロコシ、焼き芋。
うん、美味しいけどさっぱりしたのも食べたい。
きゅうりの浅漬けとか……。
よし、次はきゅうりとなすを作ろう!
そして漬物作ろう!
……そんなこんなで一月半が過ぎていく。
勿論毎朝のアルトのスパルタ特訓は続いている。
そしてルイスは。私の作った焼きとうもろこしにハマったらしく「また作ってくれ」と、農作業の手伝いを申し出る程。
そして舞は。
「うう、国に居るより良い暮らし……。もう帰りたくない……。でも……!」
何やら自問自答しつつ葛藤しているらしかった。……知らんけど。
そして、遂に。
「さて、今回はどうアプローチすべきかな」
次の仕事が、始まる。
船に戻って、さあ次は……と。
そう考えるタイミングをはかったとしか思えない。
まさか、監視する術を持っているのかと恐ろしくなるタイミングで、女帝様から次なる指令が下された。
「どうやら次は我が国を目の上のたんこぶと常々つっかかり、隣国の勇者殿の国としょつちゅう諍いを起こす困った国を何とかしろとの仰せだな」
「それはまた……随分と遠いな。この世界の船じゃ半年はかかるだろう。あの国は鬱陶しいからな、何か手伝えることがあるなら手伝うぜ?」
「お前が役立ちそうなのは荒事だけだろうに。それで、どの位で着けそうだ?」
「一月とちょっと……ってところかな」
「半年が一月ちょっと……? どんだけ速えぇんだよ、この船……」
そして、その航行中はやはり暇になるのだ。
「……ちょっと農業に凝ってみるか」
映画ばかり観ても飽きるし、観てない映画が無くなりそうだし。
食べてばっかも体に悪いし。
こうなるとむしろ労働したくなる……。
日本人のサガってやつなんだろうかね?
レストランには並ばない、シンプルなトウモロコシや焼き芋が食べたくて、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシを植える。
あと趣味で花も植えてみた。
あとは果樹。
そして今後のために穀物も。
「牛とかはともかく鶏は飼いたい。愛しのTKGちゃん……」
機械的に産ませた卵じゃなくて、餌から拘った美味しい卵!
そのための餌をまず用意しなきゃ!
あ、ついでに魚の養殖も始めた。
……地球の魚ばかりなので管理は厳重にしたいと思う。
外来生物による生態系破壊はノー!
……魔物なんか居ない地球の魚が、果たしてこの異世界で生き抜けるかという疑問は置いといて。
これがなかなか。汗かいた後のシャワーのさっぱり感と良い、労働後のご飯とお酒は美味しいし、疲れた分よく眠れる。
そしてできた作物でじゃがバターに焼きモロコシに茹でトウモロコシ、焼き芋。
うん、美味しいけどさっぱりしたのも食べたい。
きゅうりの浅漬けとか……。
よし、次はきゅうりとなすを作ろう!
そして漬物作ろう!
……そんなこんなで一月半が過ぎていく。
勿論毎朝のアルトのスパルタ特訓は続いている。
そしてルイスは。私の作った焼きとうもろこしにハマったらしく「また作ってくれ」と、農作業の手伝いを申し出る程。
そして舞は。
「うう、国に居るより良い暮らし……。もう帰りたくない……。でも……!」
何やら自問自答しつつ葛藤しているらしかった。……知らんけど。
そして、遂に。
「さて、今回はどうアプローチすべきかな」
次の仕事が、始まる。
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