大海サバイバル! チートな船で俺TUEEE な旅を満喫します

彩世幻夜

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第十三章

牢獄から中継ですよ〜

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 はーい、私、潮谷晴海です☆
 今私はオズの国、王城の牢獄に来ています!

 日の光の入らない真っ暗な房、広さは……三畳あるかなぁ?
 そこに布団ワンセットとお約束、目隠しのないトイレ!
 勿論目の前には鉄格子、明かりはその鉄格子の外に一つあるだけの松明の火だけ。

 換気も良くないから、いつ一酸化炭素中毒になるか。
 風の精霊の加護が無かったらヒヤヒヤさせられるところでしたよ?
 勿論、トイレの時には水の精霊の加護との合わせ技で濃霧を発生させて対応しとります、はい。

 あの後ね、「無駄な労力を裂かせおって!」と怒った王様が、その場にいた兵士に「牢へ入れておけ!」なんて命じるもんだからさ。

 今こうして牢獄生活始めて、そろそろ三日が経つ。

 ……ここは日が入らないから朝夕の感覚は、一日に二度届く粗末な食事のみではからなきゃいけなくて。
 そろそろ体内時計が狂いそうです。

 肌寒いし臭いし。

 ……牢番が意外と真面目なのが唯一の救いか。
 性的に乱暴しようというお約束な牢番じゃなかったからまだこうして無事にここに居るけど。

 流石にそろそろ出たいなー。
 トイレはあっても風呂ないからね。

 それに。牢番さん、真面目ではあるけどおしゃべり好きらしく、控室からお喋りの声が聞こえてくるのよ。
 ここに小娘一人しかいないと思って油断してる?

 おかげで外の情報は入ってきていた。

 ここに居ながらにして情報収集出来るんで、安全安心。何せこれ以上とっ捕まる事も無いしね……。

 ちなみに上では再びの召喚について話し合いが行われ、戦の準備もストップすることなく進められているらしい。

 戦争は勝手にやってれば良いけど、加護スキル目当てで異世界から人を攫ってきて戦争に強制参加とかふざけんな!

 しっかしどうすれば止まるのか。

 「まぁ、そのへん考えるのは私の仕事じゃないよね」

 政治なんて、せいぜい選挙の時か、困った法律や政治家の不祥事がニュースに取り上げられる時くらいにしか真面目に考えなんてしないし縁遠かったし。

 「それじゃ、逃げるか」

 風の刃でスパッと鉄格子を破壊し、そのまま風の力を借りて走れば人はついて来られない。

 階段を登って広間に出れば、窓から外へ出られる。

 精霊の力で空を飛び、華麗に城を後に……

 「あ、そうだ。お土産にあの変態連れて帰ろう。人質になればいいな」

 と、塔を襲撃。あ、人は傷つけてないよ、あしからず。

 窓から覗いて奴を見つけ、空気砲でまた気絶して貰っただけだから!

 よーし、このまま港へひとっ飛び!
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