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しおりを挟む授業を終え放課後
今後おこるであろう未来について考えていた。
第一章は主人公が転校してきて早乙女夏樹、東雲春馬、如月雪成、雪の順番で言葉を交わすシーンがある
そしてその日の放課後
東雲春馬に呼び出され指定された場所に向かうとそこには攻略対象4人が立っていた。
俺としては最初に出てくる胸熱シーン
そこは是非とも自分の目で拝みたいところではある。
そしてここが1番重要だ。
俺は双子のストーカーとして主人公と対決シーンがあるのだ。
といってもただ主人公がかっこよくて双子から愛されるって話なんだけど…
そこは別にいい。その後、主人公に復讐しようとしたストーカーは双子によって学園追放されるという未来だ。
学園追放はなんとしても避けなければいけない
その後の主人公たちを見れなくなる。
俺はその日心に決めた。
「ストーカー卒業だ!!」
その日からの俺の行動は早かった。
まずは部屋に貼ってある写真を剥がした。捨てるのはどうしてもできなかったのでお菓子の空箱にガムテープぐるぐる巻きにして封印した。
ストーカー行為は入学してすぐしていたらしい。家も特定済み
詳細に書かれたノートはシュレッターにかけて粉々にしてゴミ袋に捨てた。
これでストーカーであった証拠は一旦排除した
俺のストーカー行為は盗撮、つきまといの2つ
手紙を送ったりなどはしてなかったのが幸いだ。
今ならストーカーがいたことすら無かったことになるかもしれない。
そうすれば学園追放endにはならないのだから
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