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第二目線 永遠の接吻
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あの日の事は、今でも忘れられません。美希|《みき》とは、幼い頃からの幼馴染で仲が良かったんです。
だから、中学1年生の時に付き合い始めました。
それからもずっと、一緒になるはずだったなのに…。あんな事になるなんて…。
「あんな事って何ですか?」[だって?]
それは…。いや、そんな事より先に美希との思い出を話します。美希との思い出は、たくさんありますが、何が良いですか?
[え⁉︎]「初めてキスをした時の話の方が良い?」[ですって?]「なかなか、聞きますね。分かりました。話します」
俺と美希の初めてのキスは、中学生2年生の時でした。
このキスは俺にとって、初めてのキスでした。いわゆる〝ファーストキス〟ってゆうやつです。
美希は、いつも元気が良くて明るい人でした。でもその日は元気がなかったんです。話を聞いてみると、美希は、友達と喧嘩しちゃったんだって言ってました。
だから、俺は慰|《なぐさ》める代わりに体育館の裏に呼び出して、そっと…キスをしました。美希は少しびっくりしていましたが、ちょっとは元気になったみたいです。
そして、「ありがとう!」とだけ言ってどこかにいってしまいました。
まあ、美希との初めてのキスの話はこんな感じです。いやー。恥ずかしいですね。本当に。じゃあ、他の思い出の話は何が良いですか?
[え!?もう大丈夫だって?早く、あの事の話をしてだって!?なんか急に当たり強いなぁ]
まあ、分かりました。話します。
あの事っていうのは、中学3年生の卒業式の帰り道に起きた事でした。
もう、単刀直入に言ってしまうと美希が交通事故にあってしまったんです…。
[………]
運良く、身体|《からだ》に致命傷は負わなかったらしいんですけど、事故の時に頭を地面に強くぶつけてしまって、記憶を失ってしまったらしいんです…。
[記憶喪失って事ですか?]
まあ、そういう事ですね。家族の事は何とか覚えているらしいんですけど、もうそれ以外の事はもう全部覚えていないらしいんです。もちろん、俺の事も…。その思い出せない事に美希も悲しんでいるらしいです。
どうですか、分かりましたか?もう、最悪ですよ…。
——数ヶ月後——
あれから、美希は無事退院したが、もっと世界で私みたいに悲しんでいる人を助けたいという思いでオーストラリアに留学した。
その時に、親友の紀|《のり》に、こう言われた。
「輝魅|《きみ》は彼女の事、追いかけなくて良いのかよ!」と。
だから、俺は決心した。美希の事を追いかける事を。
そして、オーストラリアに着いてから、美希の事を探した。
それから、1週間が経ったが、美希はなかなか見つからなかった。俺は、出来る限り、いろんな所を周ったはずだ。でも、美希が見つかる事はなかった。
[まあ、当たり前かー]しょうがないな。
[もう、流石に明日には帰ろうかな]そう思って、俺はホテルに戻った。
そして次の日、日本に帰るため、荷物を持って外に出た。すると、美希がホテルのすぐ近くの公園で寒そうに立っていたのだ。
[こんな、偶然があるんだろうか!?]
俺は、持っていた荷物を放り投げて、自然と美希の所に向かっていき、キスをしていた。
[なぜだろう?]
美希は俺の事を知らないはずなのにキスを嫌がる事はなかった。
それから、これをきっかけに俺らは、付き合う事になった。
[これで、本当は2回目だね!]
それから、幸せな日々があっという間に過ぎて、十年が経った、ある日、事件は起きた。
オーストラリアで美希が始めた小さな病院に向かう途中に、美希の母親と紀がキスをしている所を見てしまったのだ。
[もしかして、不倫をしている!?]
そんな、驚きが心を走った。
その後に、紀に話しかけられたが、俺は無視をした。あんなやつとは、もう親友なんかじゃない!
その時、俺はふと思った。
[自分の母親が不倫をしていたら、一体どうなるだろう?]と。
そしたら、美希の悲しそうな頭が浮かんできた。俺は猛ダッシュで美希の所に駆けつけ、接吻をした。
「もう絶対に悲しい思いはさせないよ。…美希」
それから5年が経った今も、俺達の〝本当の接吻〟は続いている。
だから、中学1年生の時に付き合い始めました。
それからもずっと、一緒になるはずだったなのに…。あんな事になるなんて…。
「あんな事って何ですか?」[だって?]
それは…。いや、そんな事より先に美希との思い出を話します。美希との思い出は、たくさんありますが、何が良いですか?
[え⁉︎]「初めてキスをした時の話の方が良い?」[ですって?]「なかなか、聞きますね。分かりました。話します」
俺と美希の初めてのキスは、中学生2年生の時でした。
このキスは俺にとって、初めてのキスでした。いわゆる〝ファーストキス〟ってゆうやつです。
美希は、いつも元気が良くて明るい人でした。でもその日は元気がなかったんです。話を聞いてみると、美希は、友達と喧嘩しちゃったんだって言ってました。
だから、俺は慰|《なぐさ》める代わりに体育館の裏に呼び出して、そっと…キスをしました。美希は少しびっくりしていましたが、ちょっとは元気になったみたいです。
そして、「ありがとう!」とだけ言ってどこかにいってしまいました。
まあ、美希との初めてのキスの話はこんな感じです。いやー。恥ずかしいですね。本当に。じゃあ、他の思い出の話は何が良いですか?
[え!?もう大丈夫だって?早く、あの事の話をしてだって!?なんか急に当たり強いなぁ]
まあ、分かりました。話します。
あの事っていうのは、中学3年生の卒業式の帰り道に起きた事でした。
もう、単刀直入に言ってしまうと美希が交通事故にあってしまったんです…。
[………]
運良く、身体|《からだ》に致命傷は負わなかったらしいんですけど、事故の時に頭を地面に強くぶつけてしまって、記憶を失ってしまったらしいんです…。
[記憶喪失って事ですか?]
まあ、そういう事ですね。家族の事は何とか覚えているらしいんですけど、もうそれ以外の事はもう全部覚えていないらしいんです。もちろん、俺の事も…。その思い出せない事に美希も悲しんでいるらしいです。
どうですか、分かりましたか?もう、最悪ですよ…。
——数ヶ月後——
あれから、美希は無事退院したが、もっと世界で私みたいに悲しんでいる人を助けたいという思いでオーストラリアに留学した。
その時に、親友の紀|《のり》に、こう言われた。
「輝魅|《きみ》は彼女の事、追いかけなくて良いのかよ!」と。
だから、俺は決心した。美希の事を追いかける事を。
そして、オーストラリアに着いてから、美希の事を探した。
それから、1週間が経ったが、美希はなかなか見つからなかった。俺は、出来る限り、いろんな所を周ったはずだ。でも、美希が見つかる事はなかった。
[まあ、当たり前かー]しょうがないな。
[もう、流石に明日には帰ろうかな]そう思って、俺はホテルに戻った。
そして次の日、日本に帰るため、荷物を持って外に出た。すると、美希がホテルのすぐ近くの公園で寒そうに立っていたのだ。
[こんな、偶然があるんだろうか!?]
俺は、持っていた荷物を放り投げて、自然と美希の所に向かっていき、キスをしていた。
[なぜだろう?]
美希は俺の事を知らないはずなのにキスを嫌がる事はなかった。
それから、これをきっかけに俺らは、付き合う事になった。
[これで、本当は2回目だね!]
それから、幸せな日々があっという間に過ぎて、十年が経った、ある日、事件は起きた。
オーストラリアで美希が始めた小さな病院に向かう途中に、美希の母親と紀がキスをしている所を見てしまったのだ。
[もしかして、不倫をしている!?]
そんな、驚きが心を走った。
その後に、紀に話しかけられたが、俺は無視をした。あんなやつとは、もう親友なんかじゃない!
その時、俺はふと思った。
[自分の母親が不倫をしていたら、一体どうなるだろう?]と。
そしたら、美希の悲しそうな頭が浮かんできた。俺は猛ダッシュで美希の所に駆けつけ、接吻をした。
「もう絶対に悲しい思いはさせないよ。…美希」
それから5年が経った今も、俺達の〝本当の接吻〟は続いている。
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