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第三章
14.新たな影
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彼の口からはっきりと雪凪さんとは婚約関係にあることを聞かされて、胸の奥がずっしりと重くなる。
黙りこくる私を見て、明さんはそっと私の手を握ってくれた。
「安心してほしい。俺には楓奈だけだから」
彼の手が熱い。私を見つめる目も熱を帯びている。
彼が言うことに嘘はないのだろう。だけど、どうにもならない現実があることも知っている。
彼の力だけでは雪凪さんとの婚約を解消できないのだ。それに、雪凪さんの目は本気だった。本気を出した彼女が明さんに迫ったら――それこそ私に勝ち目はなかった。
「……わかってますよ。私にも明さんだけ……ですから」
彼に安心感を与えられるよう、にっこりと微笑む。
彼はホッと息をつくと、椅子から立ち上がって私を抱き締めてくれた。
「とにかく、雪凪のことはなんとかするから」
「……はい」
「楓奈は何も心配しなくていい」
彼の体が離れて、そっと顎先を持ち上げられる。あっ、キスされる……と思ったときには既に唇が重なっていた。
愛おしさを込めた、優しいキスだ。
彼からキスを送られて嬉しいはずなのに、こうして唇を重ねていても考えてしまうのは、雪凪さんのこと。彼とキスができるのもあと数回もないかもしれない……と思うと、一瞬で不安に駆られた。
「んっ、ぅ……」
「楓奈、こっちに集中して」
私の気がそぞろになっていることに気付いているのか、彼の手が後頭部に伸びて、そっと引き寄せられる。
いよいよ触れるだけのキスが深くなってきた。呼吸すらも奪う激しいキスに頭がぼんやりとしてくる。
彼はリップ音を立てて唇を離すと、キスに翻弄されてくたくたになった私を見て満足そうに笑った。
「……楓奈、このままシてもいい?」
乱れた私の髪をさらりと耳に掛け、彼が甘く囁く。耳たぶに吐息がかかり、魔法がかかったみたいにそこだけがじわりと熱くなった。
「……はい。いいですよ」
抱っこをせがむ子どものように手を伸ばして、彼の体に抱きつく。
今日だけは情に身を焦がして、何もかもを忘れてしまいたい。無我夢中で求められたい。
――いつもより激しくしてください。
そう言えば、彼があからさまに息を詰めたのがわかった。
「……手加減、できないかもしれない」
「ふふ、いいですよ。むしろ、そうしてください」
力いっぱい抱き締めて、彼の耳元に唇を寄せる。
それから私たちは不安をかき消すように、シーツの海に溺れた。
◇
彼のマンションで雪凪さんと遭遇してから一週間が経った。
春から夏へと移行する時期はいつもより店がのんびりになり、穏やかな時間が流れている。
コーヒーショップにも繁閑期は存在し、大型連休や行事が多い春と冬以外はそこまで人が押し寄せることもない。特にオフィスビルの中にあるこの店は客層も会社員ばかりなので、新入生歓迎会のシーズンを過ぎれば、いつものゆったりとした雰囲気に戻っていた。
あれから雪凪さんはぱたりと店に来なくなった。
顔を合わせなくて済むのはいいけれど、嵐の前の静けさのような気もして心が落ち着かなくなる。
彼も彼で何事もなかったかのようにコーヒーを買いに来てくれるけれど、心なしかピリピリしているようだった。
きっと雪凪さんが私に接触してこないか気にしているのだろう。だけど、彼の心配に反して雪凪さんがやってくることはなく、店もいつも通りだった。
「私、試飲を配ってきますね」
「はいよー」
珍しくカウンターに立つ店長に声をかけて、今月オススメの豆で抽出したコーヒーをお客様の元へ配っていく。
窓際の定位置に座る彼の元へ向かったところで、明さんがタブレットからパッと顔を上げた。
「お疲れ様、楓奈」
「お疲れ様です。明さん」
小さなカップに試飲を注ぎ、テーブルの隅に置く。彼はカップに手を伸ばすと、軽く香りを嗅いでからコーヒーを口に含んだ。
「うん、美味い」
「今月のオススメです。もし気に入ったようであれば、仕事終わりに買って帰りますよ」
「そうか。じゃあ、ひとつ貰おうかな」
「わかりました。今日、帰るときに買っていきますね」
「ありがとう。……それと楓奈」
彼が私の指先に軽く触れる。周りから死角になっているとはいえ職場で触れられることがなかったため、大袈裟に肩を跳ね上げてしまった。
「あ、明さん……!」
「すまない。今夜から暫く会えなくなるから……」
彼がわかりやすく肩を落とす。
明さんは今夜から一週間、関西出張だ。その間、家のことは私に任されている。
俺がいない間は家にいなくてもいい、と言ってくれたけれど、だからこそ彼の部屋で過ごそうと思っていた。
彼の部屋にいれば、寂しさが紛れそうだから……。
「今からでも予定を変更したい……」
「それはダメですよ。ちゃんとお仕事しないと」
「冗談だ。ちゃんと頑張ってくる。その代わりと言ったらあれだが……この前話したこともちゃんと考えてほしい」
彼の涼やかな目元が急に研ぎ澄まされたものになる。
この前話したこと、というのは同棲の話だ。
彼は私の不安を見透かしているのか、はたまた雪凪さんのこともあり焦っているのか、私が借りている部屋を引き払って本格的に一緒に住まないかと言われている。
現状、ほとんど帰らない部屋に家賃を払い続けている状態のため、勿体ないのは確かだった。
「……わかりました。考えておきます」
「俺は早く楓奈と一緒になりたい」
そう言って、私の手を握る力を強くする。
もうほぼ一緒に暮らしているようなものなのに、彼としては私のすべてが欲しいのだと言う。
同棲の話を切り出されたとき、今の状態と同棲はまるきり別物だとはっきり言い切る彼に、私はくすくすと笑った。案外、独占欲が強いんだな、と彼の新たな一面が見れた気がして嬉しかったのは内緒だ。
「私もです。明さん」
「……あぁ、クソ。本当に行きたくなくなってきた……」
本気で悔しがる明さんの手を離し、まだ使われていない紙ナプキンにイラストを描く。
今日はペンギンの絵と『出張がんばって!』というメッセージをペンで描いた。
「これで、頑張れますか?」
「本音を言えばここで抱き締めてほしいところだが……帰ったときの自分へのご褒美にする」
だからいい子に待っているように。と言われて、頬が熱くなる。
彼がいい子なんて言うのは、ベッドの中でだけだ。数日前、彼に抱かれたことを思い出して、私は彼から目を背けた。
「……気を付けて行ってきてくださいね」
「ありがとう。楓奈も無理しないように」
このままずっと彼のところに留まり続けるわけにもいかず、軽く手を振って去る。
残りの試飲を配っているうちに彼も席を立ったようで、気付いたら窓際の席は別の誰かに変わっていた。
さっきのやり取りを最後に彼とは暫く会えないことが辛い。仕事中に何度も連絡をするわけにもいかないため、暫くはプライベートな連絡も控えるべきだろう。
自然とため息が増えてしまって、店長からは彼氏くんと喧嘩でもしたのかと心配された。
「……ま、それはないか。彼、熱心に通い詰めてるもんねぇ」
店長が青春だねぇ、と言って私に笑顔を見せる。相変わらず飄々とした態度で、カウンターの拭き掃除をしていた。
「あれは愛が重い男と見たね」
「そう……ですかね?」
「ああいうタイプは、花守さんが逃げたら地の果てまで追いかけていくタイプだよ」
「それはないような……」
彼が必死になって私を追いかける想像がつかない。
いつだって彼は余裕たっぷりで、焦った様子を見せない人だ。雪凪さんと対峙したときですら、毅然とした態度で追い払っていたぐらいなのだ。
そんな彼が私を想って慌てる様をうまく思い描けなかった。
「ま、冗談はそのくらいにして、今月は残業時間が延び気味だから早く帰るように」
「わかりました」
「今日も早めに上がっていいからね」
最近、新しいバイトの子が何人か入ったらしく、ここのところ店長はご機嫌だ。私から見てもよく働いてくれる子たちで、シフトに穴を開けることもない。
これで、私も店長も負荷が減ることだろう。
私は今日の分の仕事をきっちりと終えると、珍しく定時で退勤した。
電車を乗り継ぎ、向かう先は彼のマンションだ。
途中のスーパーで購入した食材と、職場で買ってきたコーヒーを持って、今日は駐車場側のエレベーターではなく正面のエレベーターを使って上へあがる。
長い廊下を進み、いつものようにカードキーをドアノブにかざしたところで違和感を覚えた。
「部屋の電気がついてる……」
今朝、出かけるときには消したはずだ。今日は二人とも同じ時間に家を出ているから間違いない。
――もしかして泥棒!?
サァ、と顔から血の気が引いていく。
仮に泥棒だとして、どうやって部屋に入ってきたのだろう。
此処は厳重なセキュリティによって守られているタワーマンションだ。そもそもカードキーがなければ、上まであがってくることもできない。
ということは、やっぱり電気を消したと思い込んでいるだけかも……。
むしろそうであってほしいと祈りつつ、手にしたビニール袋を胸の前に掲げてそっと様子を窺う。
物音はしなかった。だけど、人がいるような気配がある。これはいよいよ泥棒かもしれないと身構えたときだった。
リビングに繋がる扉が開いて、見知らぬ男性と目が合った。
「君は一体、誰だ……?」
黙りこくる私を見て、明さんはそっと私の手を握ってくれた。
「安心してほしい。俺には楓奈だけだから」
彼の手が熱い。私を見つめる目も熱を帯びている。
彼が言うことに嘘はないのだろう。だけど、どうにもならない現実があることも知っている。
彼の力だけでは雪凪さんとの婚約を解消できないのだ。それに、雪凪さんの目は本気だった。本気を出した彼女が明さんに迫ったら――それこそ私に勝ち目はなかった。
「……わかってますよ。私にも明さんだけ……ですから」
彼に安心感を与えられるよう、にっこりと微笑む。
彼はホッと息をつくと、椅子から立ち上がって私を抱き締めてくれた。
「とにかく、雪凪のことはなんとかするから」
「……はい」
「楓奈は何も心配しなくていい」
彼の体が離れて、そっと顎先を持ち上げられる。あっ、キスされる……と思ったときには既に唇が重なっていた。
愛おしさを込めた、優しいキスだ。
彼からキスを送られて嬉しいはずなのに、こうして唇を重ねていても考えてしまうのは、雪凪さんのこと。彼とキスができるのもあと数回もないかもしれない……と思うと、一瞬で不安に駆られた。
「んっ、ぅ……」
「楓奈、こっちに集中して」
私の気がそぞろになっていることに気付いているのか、彼の手が後頭部に伸びて、そっと引き寄せられる。
いよいよ触れるだけのキスが深くなってきた。呼吸すらも奪う激しいキスに頭がぼんやりとしてくる。
彼はリップ音を立てて唇を離すと、キスに翻弄されてくたくたになった私を見て満足そうに笑った。
「……楓奈、このままシてもいい?」
乱れた私の髪をさらりと耳に掛け、彼が甘く囁く。耳たぶに吐息がかかり、魔法がかかったみたいにそこだけがじわりと熱くなった。
「……はい。いいですよ」
抱っこをせがむ子どものように手を伸ばして、彼の体に抱きつく。
今日だけは情に身を焦がして、何もかもを忘れてしまいたい。無我夢中で求められたい。
――いつもより激しくしてください。
そう言えば、彼があからさまに息を詰めたのがわかった。
「……手加減、できないかもしれない」
「ふふ、いいですよ。むしろ、そうしてください」
力いっぱい抱き締めて、彼の耳元に唇を寄せる。
それから私たちは不安をかき消すように、シーツの海に溺れた。
◇
彼のマンションで雪凪さんと遭遇してから一週間が経った。
春から夏へと移行する時期はいつもより店がのんびりになり、穏やかな時間が流れている。
コーヒーショップにも繁閑期は存在し、大型連休や行事が多い春と冬以外はそこまで人が押し寄せることもない。特にオフィスビルの中にあるこの店は客層も会社員ばかりなので、新入生歓迎会のシーズンを過ぎれば、いつものゆったりとした雰囲気に戻っていた。
あれから雪凪さんはぱたりと店に来なくなった。
顔を合わせなくて済むのはいいけれど、嵐の前の静けさのような気もして心が落ち着かなくなる。
彼も彼で何事もなかったかのようにコーヒーを買いに来てくれるけれど、心なしかピリピリしているようだった。
きっと雪凪さんが私に接触してこないか気にしているのだろう。だけど、彼の心配に反して雪凪さんがやってくることはなく、店もいつも通りだった。
「私、試飲を配ってきますね」
「はいよー」
珍しくカウンターに立つ店長に声をかけて、今月オススメの豆で抽出したコーヒーをお客様の元へ配っていく。
窓際の定位置に座る彼の元へ向かったところで、明さんがタブレットからパッと顔を上げた。
「お疲れ様、楓奈」
「お疲れ様です。明さん」
小さなカップに試飲を注ぎ、テーブルの隅に置く。彼はカップに手を伸ばすと、軽く香りを嗅いでからコーヒーを口に含んだ。
「うん、美味い」
「今月のオススメです。もし気に入ったようであれば、仕事終わりに買って帰りますよ」
「そうか。じゃあ、ひとつ貰おうかな」
「わかりました。今日、帰るときに買っていきますね」
「ありがとう。……それと楓奈」
彼が私の指先に軽く触れる。周りから死角になっているとはいえ職場で触れられることがなかったため、大袈裟に肩を跳ね上げてしまった。
「あ、明さん……!」
「すまない。今夜から暫く会えなくなるから……」
彼がわかりやすく肩を落とす。
明さんは今夜から一週間、関西出張だ。その間、家のことは私に任されている。
俺がいない間は家にいなくてもいい、と言ってくれたけれど、だからこそ彼の部屋で過ごそうと思っていた。
彼の部屋にいれば、寂しさが紛れそうだから……。
「今からでも予定を変更したい……」
「それはダメですよ。ちゃんとお仕事しないと」
「冗談だ。ちゃんと頑張ってくる。その代わりと言ったらあれだが……この前話したこともちゃんと考えてほしい」
彼の涼やかな目元が急に研ぎ澄まされたものになる。
この前話したこと、というのは同棲の話だ。
彼は私の不安を見透かしているのか、はたまた雪凪さんのこともあり焦っているのか、私が借りている部屋を引き払って本格的に一緒に住まないかと言われている。
現状、ほとんど帰らない部屋に家賃を払い続けている状態のため、勿体ないのは確かだった。
「……わかりました。考えておきます」
「俺は早く楓奈と一緒になりたい」
そう言って、私の手を握る力を強くする。
もうほぼ一緒に暮らしているようなものなのに、彼としては私のすべてが欲しいのだと言う。
同棲の話を切り出されたとき、今の状態と同棲はまるきり別物だとはっきり言い切る彼に、私はくすくすと笑った。案外、独占欲が強いんだな、と彼の新たな一面が見れた気がして嬉しかったのは内緒だ。
「私もです。明さん」
「……あぁ、クソ。本当に行きたくなくなってきた……」
本気で悔しがる明さんの手を離し、まだ使われていない紙ナプキンにイラストを描く。
今日はペンギンの絵と『出張がんばって!』というメッセージをペンで描いた。
「これで、頑張れますか?」
「本音を言えばここで抱き締めてほしいところだが……帰ったときの自分へのご褒美にする」
だからいい子に待っているように。と言われて、頬が熱くなる。
彼がいい子なんて言うのは、ベッドの中でだけだ。数日前、彼に抱かれたことを思い出して、私は彼から目を背けた。
「……気を付けて行ってきてくださいね」
「ありがとう。楓奈も無理しないように」
このままずっと彼のところに留まり続けるわけにもいかず、軽く手を振って去る。
残りの試飲を配っているうちに彼も席を立ったようで、気付いたら窓際の席は別の誰かに変わっていた。
さっきのやり取りを最後に彼とは暫く会えないことが辛い。仕事中に何度も連絡をするわけにもいかないため、暫くはプライベートな連絡も控えるべきだろう。
自然とため息が増えてしまって、店長からは彼氏くんと喧嘩でもしたのかと心配された。
「……ま、それはないか。彼、熱心に通い詰めてるもんねぇ」
店長が青春だねぇ、と言って私に笑顔を見せる。相変わらず飄々とした態度で、カウンターの拭き掃除をしていた。
「あれは愛が重い男と見たね」
「そう……ですかね?」
「ああいうタイプは、花守さんが逃げたら地の果てまで追いかけていくタイプだよ」
「それはないような……」
彼が必死になって私を追いかける想像がつかない。
いつだって彼は余裕たっぷりで、焦った様子を見せない人だ。雪凪さんと対峙したときですら、毅然とした態度で追い払っていたぐらいなのだ。
そんな彼が私を想って慌てる様をうまく思い描けなかった。
「ま、冗談はそのくらいにして、今月は残業時間が延び気味だから早く帰るように」
「わかりました」
「今日も早めに上がっていいからね」
最近、新しいバイトの子が何人か入ったらしく、ここのところ店長はご機嫌だ。私から見てもよく働いてくれる子たちで、シフトに穴を開けることもない。
これで、私も店長も負荷が減ることだろう。
私は今日の分の仕事をきっちりと終えると、珍しく定時で退勤した。
電車を乗り継ぎ、向かう先は彼のマンションだ。
途中のスーパーで購入した食材と、職場で買ってきたコーヒーを持って、今日は駐車場側のエレベーターではなく正面のエレベーターを使って上へあがる。
長い廊下を進み、いつものようにカードキーをドアノブにかざしたところで違和感を覚えた。
「部屋の電気がついてる……」
今朝、出かけるときには消したはずだ。今日は二人とも同じ時間に家を出ているから間違いない。
――もしかして泥棒!?
サァ、と顔から血の気が引いていく。
仮に泥棒だとして、どうやって部屋に入ってきたのだろう。
此処は厳重なセキュリティによって守られているタワーマンションだ。そもそもカードキーがなければ、上まであがってくることもできない。
ということは、やっぱり電気を消したと思い込んでいるだけかも……。
むしろそうであってほしいと祈りつつ、手にしたビニール袋を胸の前に掲げてそっと様子を窺う。
物音はしなかった。だけど、人がいるような気配がある。これはいよいよ泥棒かもしれないと身構えたときだった。
リビングに繋がる扉が開いて、見知らぬ男性と目が合った。
「君は一体、誰だ……?」
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