専属ボディガードへの片思いを諦めたら、甘すぎる豹変が待っていました

いりん

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第2章 お見合い

メール3

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ー急にどうしたんだろう。

何と答えるか悩んだ末、
私は「わからない」と答えた。

正直言うと、人としては好きだ。

でも男性としては、私にはもったいないくらい素敵な人だけど、まだ橘が好き。

でもそんなこと言っても困らせるだけだろう。

好きじゃないなんていうと、
お見合いを辞めた方がいいと言いかねない。

私の返事を聞いて、
「そうか…」とだけ呟いた後、
橘もなにもいわなかった。


マンションの駐車場に着いて、
橘に車のドアを開けてもらった。

降りる瞬間つまづいてしまい、
橘に向かって転びそうになった。

間一髪、
橘が助けてくれたが、抱き締められるような形になってしまった。

「ご、ごめん」

私が咄嗟に離れようとすると、
強く抱き締められ、離れることができなかった。

「あ、あのもう大丈夫だよ」

「俺が…大丈夫じゃない」

言葉の真意がわからなかったが、
またもや顔が赤くなってしまい、
ドキドキして考える余裕がなかった。

少ししてやっと離れたかと思うと、また私の顔を覗き込んできた。

この前と違い、満足げな表情ではなく、
少し安心した表情で、歩いていった。

一体どうしたんだろう?
そう思いつつも、橘に聞けないまま私も後ろを歩いて行った。
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