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6話 裸 ※R18

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 いつもは発情の徴候ちょうこうが身体に出たら、フユメは強力な抑制剤を多めに飲んで、発情の熱を散らし、発情が軽く済むようにしていた。

<…だから、今すぐ抑制剤を飲みたいのに… カイリさんが放してくれない! ああ、でも何て光景だろう?!>


 裸のカイリは服を着ている時より、もっとカッコイイ。
 
 ガッチリとした肩幅は広く、ぶ厚い胸板は隆々りゅうりゅうとした筋肉におおわれていて腹筋も綺麗に割れている。

 スーツ姿の時は、普通に体格が良い人だと思ったけれど…
 こうして服を脱ぐと、何倍もたくましく見えて、オリンピックの水泳選手みたいに、カッコイイ体格の人になった。

 惜しげも無くフユメの前にさらされた肉体から、目が離せない。

<…さすがに、あそこまでは恥ずかしくて…(すごく見たいけど) じろじろとは見れない、でもチラッとだけ見るとすごく立派!! でも僕は他人のあそこなんて見たことが無いから、比較が出来ないのが残念… でも本当に立派だなぁ~!? こんな時、母子家庭じゃなくて、僕にも父親がいれば良かったのに>

 気になってフユメはまた、チラッ… とカイリのあそこを見ると…
 ふふっ… とカイリに笑われ、フユメがさっきから、カイリのあそこを盗み見ているのがバレていたと気づく。


「まだまだ余裕だなフユメ… 気になるなら触れば良いのに?」

「んんんっ…! そ… それは…っ…」
<触りたいけど… さすがに、"じゃぁ遠慮なく"とは… あまりにも、はしたなくて言えないよ!>

 耳を噛まれながらカイリに囁かれ、発情の熱がさらに上がった気がした。


「その前に、私が君にお手本を見せた方が良さそうだね」

 唇がフユメの耳から離れ、顎へと移り鎖骨を甘噛みして…
 胸の小さなとがった乳首をチュク… チュチュ… と吸い、指でこねた。 

「あっ…やだっ… カ… カイリさんっ…!」

 恥かしくてカイリの肩をつかんで、乳首から唇を離そうとするが、フユメが恥かしがって抵抗すれば、するほど…
 ヂュヂュッ… ヂュチュッ… ヂュッ… ヂュチュク…ッ チュチュッ… 愛撫は激しくなり…

「恥ずかしいっ… カイリさん…ああ、やだっ…んんっ…カイリさん… あっやっ…」

 カイリに小さな乳首を強く吸われてしまい、恥かしくてフユメは抵抗しているのに…
 抵抗の声が甘すぎて、カイリには… まるでフユメがもっとして欲しいと、ねだっているように見えた。



 服を全部カイリにはぎ取られ、今のフユメはネックガード以外全裸になっていて…

<普段なら… 人前で全裸になるなんて、すごく恥ずかしいことなのに… カイリさんが目をギラギラさせて、綺麗だって何度も言うから… 困ったことに自分でも、僕の裸は本当に綺麗な気がして…>

「フユメ…ッ…!」

 乳首から離れたカイリは、胸から脇腹へ移り… ゆっくりと、フユメのお腹の中心、へその周りをチュクチュク…ッ…チュチュと唇で吸ってくすぐる。

 乳首をこねていた指が離れ、フユメの華奢きゃしゃなペニスを包みやわやわともまれ…

「はあっ… うんんんっ…!あっ! あっ! ああああっ!!」

 背中を反らしると、もうもうと漂うカイリの濃密なフェロモンに抱かれ…


 フユメから羞恥心しゅうちしんを奪い、カイリの手の中へ精を放った。








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