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エピローグ・4
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「………今日も助けていただきありがとうございました………黒騎士さん」
「…………」
魔族を食い止めるため駆り出された騎士団には一人、正体不明の騎士がいる、騎士と言っても正式な騎士では無く、魔族を食い止める為には騎士団や貴族から徴兵しても数が足りなかった為、傭兵を募集し、その中でも最強の戦士が彼だ………名前だけはわかっておりクリフォトという、誰かが言い出したかは定かではないが、騎士団の中では黒騎士と言われている、彼は常に漆黒の鎧を見に纏い、彼の顔を見たものはいない……………未所属かつ目的も不明だが、よく私達の部隊を助けてくれる…………。
「………何度も言ってるが俺は正式な騎士じゃない」
「……私の中では騎士ですよ、黒騎士クリフォトさん…………今晩も………兜、取ってくれないんですね………」
「………悪いな……」
「そう……ですか……」
ずっと一緒に戦っているのにいまだに顔を見せてくれない、信用されてないって事だろうか……………何か特殊な魔法が兜にかけられているのか、女性なのか、男性なのか、どちらとも取れるし、どちらとも取れない、そんな不可解な声をしている………だが、不思議な事にずっとずっと前から彼の声を知っている気がする。
「あ、こんなところにいたんだ、イヴ」
「ハルバート、どうしたんですか?」
「いや、その……姿が見えないから……心配で………」
「ふふっ、心配性ですね、女といえど私だって騎士です!!、もっと信用してくださいよ」
「そうか、そうだね………」
「………」
ハルバートと私が話していると不意に黒騎士さんが席を立った。
「黒騎士さん?」
「俺はお前たちの部隊の騎士じゃない、これ以上一緒にいるのは無粋だ………ここらへんで失礼する」
「そ、そんな事ありませんよ、もう何度も助けてもらってますし………そうだ!!、黒騎士さんが望むなら私たちの部隊の所属になりませんか?」
「悪いな、俺には俺の道がある、あなたと一緒………いや、同じ部隊では絶対に敵わない願いが………」
「そう………ですか………」
黒騎士さんはそのまま私たちから離れていった、闇夜に黒い甲冑はカメレオンのように同化していき、いつしか影も形もなくなり、いなくなった。
ーーーーーーーーーーーーー
「……どうやら順調のようだな」
………元々、ハルバートはイヴに憧れを抱いてた、それは前の人生でもその節はあった………だが、兄である俺の婚約者を取るなどできない………諦めるしかなかった。
だが、俺が婚約者を戦場送りにするクズならば、ハルバートはきっと一緒についていくと確信していた、そうなるよう煽ったし………。
そして………吊り橋効果というか、命を預け合う男女………お互いに徐々に意識し始めている、恋の種が生まれつつあるのだ。
「…………」
…………胸が痛い…………身勝手にも、まだ彼女を自分の物だと思っていたのだろう、決めたのに、覚悟をしたのに、俺が隣にいては妹のコブリーの嫉妬からは逃れられないのだ。
「…………」
魔族を食い止めるため駆り出された騎士団には一人、正体不明の騎士がいる、騎士と言っても正式な騎士では無く、魔族を食い止める為には騎士団や貴族から徴兵しても数が足りなかった為、傭兵を募集し、その中でも最強の戦士が彼だ………名前だけはわかっておりクリフォトという、誰かが言い出したかは定かではないが、騎士団の中では黒騎士と言われている、彼は常に漆黒の鎧を見に纏い、彼の顔を見たものはいない……………未所属かつ目的も不明だが、よく私達の部隊を助けてくれる…………。
「………何度も言ってるが俺は正式な騎士じゃない」
「……私の中では騎士ですよ、黒騎士クリフォトさん…………今晩も………兜、取ってくれないんですね………」
「………悪いな……」
「そう……ですか……」
ずっと一緒に戦っているのにいまだに顔を見せてくれない、信用されてないって事だろうか……………何か特殊な魔法が兜にかけられているのか、女性なのか、男性なのか、どちらとも取れるし、どちらとも取れない、そんな不可解な声をしている………だが、不思議な事にずっとずっと前から彼の声を知っている気がする。
「あ、こんなところにいたんだ、イヴ」
「ハルバート、どうしたんですか?」
「いや、その……姿が見えないから……心配で………」
「ふふっ、心配性ですね、女といえど私だって騎士です!!、もっと信用してくださいよ」
「そうか、そうだね………」
「………」
ハルバートと私が話していると不意に黒騎士さんが席を立った。
「黒騎士さん?」
「俺はお前たちの部隊の騎士じゃない、これ以上一緒にいるのは無粋だ………ここらへんで失礼する」
「そ、そんな事ありませんよ、もう何度も助けてもらってますし………そうだ!!、黒騎士さんが望むなら私たちの部隊の所属になりませんか?」
「悪いな、俺には俺の道がある、あなたと一緒………いや、同じ部隊では絶対に敵わない願いが………」
「そう………ですか………」
黒騎士さんはそのまま私たちから離れていった、闇夜に黒い甲冑はカメレオンのように同化していき、いつしか影も形もなくなり、いなくなった。
ーーーーーーーーーーーーー
「……どうやら順調のようだな」
………元々、ハルバートはイヴに憧れを抱いてた、それは前の人生でもその節はあった………だが、兄である俺の婚約者を取るなどできない………諦めるしかなかった。
だが、俺が婚約者を戦場送りにするクズならば、ハルバートはきっと一緒についていくと確信していた、そうなるよう煽ったし………。
そして………吊り橋効果というか、命を預け合う男女………お互いに徐々に意識し始めている、恋の種が生まれつつあるのだ。
「…………」
…………胸が痛い…………身勝手にも、まだ彼女を自分の物だと思っていたのだろう、決めたのに、覚悟をしたのに、俺が隣にいては妹のコブリーの嫉妬からは逃れられないのだ。
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