婚約破騎士憲章第一条〜俺が破滅しても貴女が幸せならそれで満足です〜
先祖代々名だたる騎士を輩出してきた名家、公爵家にも引けを取らないほど偉い五大貴族の一角、アダマー家の長男、俺ことフェイト・アダマーは順風満帆の人生を送っていた、容姿端麗、学業優秀、運動神経抜群、ありとあらゆる才能に溢れていて、女にもモテモテ、その中でもそこそこマシな相手、サーペント家の長女、子爵令嬢イヴ・サーペントと婚約をかわす………サーペント家は地位は子爵家と低いが、元々俺は金、地位、名誉に困っていない、見た目で選んだ……ほどなくして魔族が我がガルシア国に攻め込んできた、そのせいで妹の代わりに戦場へ出ることになったイヴ……まぁ俺が戦場行きになるよう手配したんだがな、彼女の両親もどうやら養子のイヴより実の娘であるコブリーの方が可愛いらしい、日常的に虐待もしている、喜んで引き受けてくれ、万事上手くいった…………いつ死んでもおかしくない女の為に俺が我慢などする必要がどこにもないので、妹コブリーで自分を慰める事とした、言い寄ると彼女もすぐに俺に靡いた……そしていつも通り実家で妹と愛し合っていると、魔族軍が撤退をし、戦争が終戦、数年ぶりに姉のイヴが帰ってくる、言い訳するのもかったるかったし、丁度良い、俺は彼女に一方的に婚約破棄を叩きつけ、実家から追い出した……だが、戦場で目まぐるしい戦果を上げ、もはや救国の英雄とまで言われている彼女を身勝手な理由で捨てた事で、国中から大ブーイングを受け、俺とイヴの両親、コブリー達は破滅、死刑台送りとなった………俺の狙い通りに。
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