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ダンジョン
始まりのダンジョン
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ステータスの表記は名前とレベル、スキルの欄が並べられてるが、今のところ名前以外はなにもない。
唯一の武器はゴルフのクラブくらいで、危険な生物が出てきたらとても対処できないのだが、いい歳した大人が二人。
揃って朝っぱらからその場に乗り込もうとしていた。
<始まりのダンジョン・一階層/難易度★☆☆☆☆>
穴ボコに手を触れると、そんな表記が視界に現れる。
ゲーム的な要素だな、と受け入れながら慎重に壁に手をついて降りていく。
ロッククライミングなんか実際に体験したこともない。
せいぜいゲームの中で、スキル頼りに制覇したくらいだ。
足の向かう先は闇が広がり、光源の類は存在しない。
自ら闇に向かって降りていく行為は新手の自殺か何かだろう。
「足元見えますか~?」
「こんな事になるなら、命綱の一つでも用意してくればよかったですね」
「無策で乗り込もうと言った人が何か言ってる」
「行きは良い良い帰りは怖いと言うじゃないですか」
「それ、ダメなパターンですよ?」
会話のキャッチボールで不安をかき消そうとするものの、見事に失敗。
不安はさらに募らせつつ、私たちの足元には確かに踏みしめられるほどの大地があった。
穴から降りる事1時間足らずである。
この程度の穴なら、普通ボールのほうが早く到達するだろう。
まだまだわからないことばかりである。
注意するに越したことはない。
大地はあると知覚できるが、周囲は一面の闇。
手を伸ばした場所の視界すら開いてない。
閉鎖された空間特有の、息が詰まる感覚がある。
「ちょっと息が詰まるような雰囲気だ」
「ゲームの時では感じませんでしたが、実際に入るとこんな感じなのかぁ。臨場感あるなぁ」
耳鳴り、というのか。キィンとした音が耳の中で鳴り続ける。
緊張に身がこわばって、打撃を与えるという意味ではあまりに心許ないパターのグリップを強く握りしめた。
ズズズ、ズズ……ズズズ、ズズ……
歩き出して10分が経過したくらい。
前方から地を這うような音が耳鳴りに混じって聞こえてくる。
相変わらずの薄暗闇の中、それはボール状の肉体を引き摺りながら現れた。
切れかけた電球のように明滅する様はまるで深海のクラゲのよう。
「ボール……にしては随分とカラフルだね」
「笹井さん、これはスライムというやつですよ。ケンタが遊んでるゲームで覚えました」
「ボールとは違うんですか?」
「弱い、という点では同じような物です。と、こちらに気づいたようですよ」
洞窟内唯一の光源であるスライムとの邂逅は、欽治さんの掛け声で緊迫した場面へと変わった。
「セオリーでは中央にあるコアを叩けば倒せます」
「コアなんてあります?」
暗闇の中なのに、欽治さんは私の質問に目を逸らすような動作をする。
きっと知識をひけらかしたかったんだろうけど、見知ったそれとは少しだけ様式が違うようだ。
飛びかかったスライムを欽治さんはドライバーのフルスイングで撃退、距離を取った。
「ボールというより、ショゴスですよね、この子」
「あんな冒涜的な存在と一緒にしちゃダメですよ?」
「えー、可愛いのに」
よいしょ、とパターを振りかぶり、真っ二つに割くように振り下ろす。
液状なのでダメージが入ったかは怪しいが、青から黄色に変化していたライトは、赤から紫へと移行した。
赤は警戒色だっけ?
怒らせるのには十分な攻撃だったのかもね。
「欽治さん、叩くより割く感じで斬りつける方が有効っぽいです」
「ドライバーを持ってきたのが仇になった!」
「ハッハッハ」
ちなみにゴルフバッグは穴を降りる際に置いてきた。
荷物を担いだままロッククライミングするなんて自殺行為だしね。
持ち込めたのは、せいぜいクラブ一本くらいだ。
私はパターを、欽治さんはドライバーを持ってきた。
どちらも自慢の一本である。
「これでおしまいかな?」
「レベルが上がりましたね!」
「え、なにもしてないあなたも?」
「チェインアタックの賜物ですよ」
「ここはAWO内じゃないでしょうに」
遊んでるゲームの中では戦闘の役に立たなくても、次の人に攻撃を繋げることで経験値を得るシステムだが、こっちでも使えるものかと頭を捻る。
それはともかく、上がったレベル。
何ができるようになったかをさっそく確認してみましょうか。
┏━━━━━━━━━━━━━┓
ユウジロウ・ササイ
レベル2
称号:なし
スキルポイント:☆☆☆☆☆
┣ーーーーーーーーーーーーー┫
<アイテム・情報>
なし
┣ーーーーーーーーーーーーー┫
<武器>
パタークラブ
┣ーーーーーーーーーーーーー┫
<スキル>
なし
┣ーーーーーーーーーーーーー┫
<獲得可能スキル>
☆コアクラッシュⅠ【斬・壊】
☆挑発Ⅰ【怒】
┗━━━━━━━━━━━━━┛
パッとみただけでもよくわからない。
スキルポイントの☆を消費してスキルを獲得するのだろうけど、どうにも選べるスキルに思い当たる節がありすぎた。
これってもしかして、レベルが上がる直前までの行動がスキルとして獲得できる感じなのだろうか?
それにしても挑発……全く記憶にないんだけど?
「笹井さん、なに取得しました? 私は一応攻撃スキルっぽい奴を二つ取りましたよ?」
ふっふっふ、とイキりまくる欽治さんに、この人こそ挑発が相応しいだろうと思わなくもない。
「え、二つも出たんですか? いいなぁ。私なんて一つですよ? コアクラッシュでしたか? 斬・壊の属性を持つ物理アタックです」
「え、属性二つとか狡くありません!?」
「日頃の行いの成果ですよ。欽治さんのはどんなスキルなんです?」
「霞斬り【殴】と、振り回す【殴】範囲です」
まるでダメージを与えられなかったからか、霞を切ってるようなものなのと、あとはドライバーを振り回してたことから得られたものかな?
名前に対して強そうなのがずるい。
挑発に関しては彼も持ってるだろうと思い、私は取得しなかった。
┏━━━━━━━━━━━━━┓
ユウジロウ・ササイ
レベル2
称号:なし
スキルポイント:☆☆☆☆
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<アイテム・情報>
なし
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<武器>
パタークラブ
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<スキル>
コアクラッシュⅠ【斬・壊】
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<獲得可能スキル>
☆挑発Ⅰ【怒】
┗━━━━━━━━━━━━━┛
唯一の武器はゴルフのクラブくらいで、危険な生物が出てきたらとても対処できないのだが、いい歳した大人が二人。
揃って朝っぱらからその場に乗り込もうとしていた。
<始まりのダンジョン・一階層/難易度★☆☆☆☆>
穴ボコに手を触れると、そんな表記が視界に現れる。
ゲーム的な要素だな、と受け入れながら慎重に壁に手をついて降りていく。
ロッククライミングなんか実際に体験したこともない。
せいぜいゲームの中で、スキル頼りに制覇したくらいだ。
足の向かう先は闇が広がり、光源の類は存在しない。
自ら闇に向かって降りていく行為は新手の自殺か何かだろう。
「足元見えますか~?」
「こんな事になるなら、命綱の一つでも用意してくればよかったですね」
「無策で乗り込もうと言った人が何か言ってる」
「行きは良い良い帰りは怖いと言うじゃないですか」
「それ、ダメなパターンですよ?」
会話のキャッチボールで不安をかき消そうとするものの、見事に失敗。
不安はさらに募らせつつ、私たちの足元には確かに踏みしめられるほどの大地があった。
穴から降りる事1時間足らずである。
この程度の穴なら、普通ボールのほうが早く到達するだろう。
まだまだわからないことばかりである。
注意するに越したことはない。
大地はあると知覚できるが、周囲は一面の闇。
手を伸ばした場所の視界すら開いてない。
閉鎖された空間特有の、息が詰まる感覚がある。
「ちょっと息が詰まるような雰囲気だ」
「ゲームの時では感じませんでしたが、実際に入るとこんな感じなのかぁ。臨場感あるなぁ」
耳鳴り、というのか。キィンとした音が耳の中で鳴り続ける。
緊張に身がこわばって、打撃を与えるという意味ではあまりに心許ないパターのグリップを強く握りしめた。
ズズズ、ズズ……ズズズ、ズズ……
歩き出して10分が経過したくらい。
前方から地を這うような音が耳鳴りに混じって聞こえてくる。
相変わらずの薄暗闇の中、それはボール状の肉体を引き摺りながら現れた。
切れかけた電球のように明滅する様はまるで深海のクラゲのよう。
「ボール……にしては随分とカラフルだね」
「笹井さん、これはスライムというやつですよ。ケンタが遊んでるゲームで覚えました」
「ボールとは違うんですか?」
「弱い、という点では同じような物です。と、こちらに気づいたようですよ」
洞窟内唯一の光源であるスライムとの邂逅は、欽治さんの掛け声で緊迫した場面へと変わった。
「セオリーでは中央にあるコアを叩けば倒せます」
「コアなんてあります?」
暗闇の中なのに、欽治さんは私の質問に目を逸らすような動作をする。
きっと知識をひけらかしたかったんだろうけど、見知ったそれとは少しだけ様式が違うようだ。
飛びかかったスライムを欽治さんはドライバーのフルスイングで撃退、距離を取った。
「ボールというより、ショゴスですよね、この子」
「あんな冒涜的な存在と一緒にしちゃダメですよ?」
「えー、可愛いのに」
よいしょ、とパターを振りかぶり、真っ二つに割くように振り下ろす。
液状なのでダメージが入ったかは怪しいが、青から黄色に変化していたライトは、赤から紫へと移行した。
赤は警戒色だっけ?
怒らせるのには十分な攻撃だったのかもね。
「欽治さん、叩くより割く感じで斬りつける方が有効っぽいです」
「ドライバーを持ってきたのが仇になった!」
「ハッハッハ」
ちなみにゴルフバッグは穴を降りる際に置いてきた。
荷物を担いだままロッククライミングするなんて自殺行為だしね。
持ち込めたのは、せいぜいクラブ一本くらいだ。
私はパターを、欽治さんはドライバーを持ってきた。
どちらも自慢の一本である。
「これでおしまいかな?」
「レベルが上がりましたね!」
「え、なにもしてないあなたも?」
「チェインアタックの賜物ですよ」
「ここはAWO内じゃないでしょうに」
遊んでるゲームの中では戦闘の役に立たなくても、次の人に攻撃を繋げることで経験値を得るシステムだが、こっちでも使えるものかと頭を捻る。
それはともかく、上がったレベル。
何ができるようになったかをさっそく確認してみましょうか。
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ユウジロウ・ササイ
レベル2
称号:なし
スキルポイント:☆☆☆☆☆
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<アイテム・情報>
なし
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<武器>
パタークラブ
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<スキル>
なし
┣ーーーーーーーーーーーーー┫
<獲得可能スキル>
☆コアクラッシュⅠ【斬・壊】
☆挑発Ⅰ【怒】
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パッとみただけでもよくわからない。
スキルポイントの☆を消費してスキルを獲得するのだろうけど、どうにも選べるスキルに思い当たる節がありすぎた。
これってもしかして、レベルが上がる直前までの行動がスキルとして獲得できる感じなのだろうか?
それにしても挑発……全く記憶にないんだけど?
「笹井さん、なに取得しました? 私は一応攻撃スキルっぽい奴を二つ取りましたよ?」
ふっふっふ、とイキりまくる欽治さんに、この人こそ挑発が相応しいだろうと思わなくもない。
「え、二つも出たんですか? いいなぁ。私なんて一つですよ? コアクラッシュでしたか? 斬・壊の属性を持つ物理アタックです」
「え、属性二つとか狡くありません!?」
「日頃の行いの成果ですよ。欽治さんのはどんなスキルなんです?」
「霞斬り【殴】と、振り回す【殴】範囲です」
まるでダメージを与えられなかったからか、霞を切ってるようなものなのと、あとはドライバーを振り回してたことから得られたものかな?
名前に対して強そうなのがずるい。
挑発に関しては彼も持ってるだろうと思い、私は取得しなかった。
┏━━━━━━━━━━━━━┓
ユウジロウ・ササイ
レベル2
称号:なし
スキルポイント:☆☆☆☆
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<アイテム・情報>
なし
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<武器>
パタークラブ
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<スキル>
コアクラッシュⅠ【斬・壊】
┣ーーーーーーーーーーーーーー┫
<獲得可能スキル>
☆挑発Ⅰ【怒】
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