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68話 【糸魚川】ブラック焼きそばアレンジ
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「はい、と言うわけでいつも通り飲み会配信やっていきますよ」
「いえーーー!」
パチパチパチパチとヨッちゃんが合いの手を入れる。
今日はあの後電車を乗り継いで、前回飲みニケーションをした糸魚川にお邪魔している。
こっちの支部にもAランクダンジョンがあると言うことで、第一回目の飲み歩きの旅に選ばれた。
「今回は宇都宮から離れて新潟、糸魚川に来ています」
<コメント>
:わぁ、新潟に来てくれてありがとうございます
:群馬民のワイ、涙目
:上に登っちゃったかー
「Sランクに上がるために、Aランクダンジョンの踏破を目的とする旅ですからね。最寄りにAランクダンジョンあるよーって方はコメントでお書き添えください。もしかしたら検討するかもしれません」
<コメント>
:なるほど、まだチャンスはある?
:待って? 最近Bになったばかりじゃないっけ?
:ランク駆け上がってんなー
:ステータスは満たしてるからな
:にしたって駆け上がるの早いんよ
「八尾の爺さんがコネで色々融通してくれたのが大きいよなー」
「本当に、富井さんと八尾さんには頭が上がらないよね」
<コメント>
:誰?
:教えて、偉い人
:それって赤鬼、青鬼?
:なにその物騒なあだ名
:歴史の教科書載ってる人やぞ、その人! まだ生きてたんか
「半分墓に片足突っ込んでたけど、ポンちゃんの飯食ったら復活した。まじバケモンだぜ、あの爺さん」
「御歳92歳だそうです。俺たちは30歳でオッサン名乗ってますが、ご年配の方が元気だと、まだまだ負けられないなって気分になりますよね」
<コメント>
:伝説のお人、救ってたのか
:ヨッちゃんが親しそうに話してる時点で本当なんやろうなぁ
:あのクソジジイ、まだ生きてたんか
:富井ミートの創始者ってそんなすごい人だったんだ?
:確かに習った記憶ある
俺たちは学校もろくに通ってないから知らなかったんだよね。
低ステあるあるで軽く笑いを取って、今日のメニューをお披露目。
手元にはびっくりするくらい真っ黒な麺が、鉄板の上でソースに絡まってツヤツヤに光っている。
<コメント>
:ブラック焼きそばか!
:これなんでこんなに黒いの?
:イカ墨に竹炭混ぜてんだよ
:なんでそんな真似したんだよ
:ご当地グルメなんて気を衒ってなんぼでしょ
:身もふたもないこと言うな!
:でも食べられるのは現地の人だけなんやろ?
:今回のはちょっとパスかなー
「と、そうそう。今回はJDSさんと連携して地方にも配達が可能になりました。距離によっては冷凍処理もしますし、解凍方法もつけてこれを機に地方のご当地グルメを堪能してみるのはいかがでしょうか?」
「急速冷凍は任せてくれよな!」
<コメント>
:は? JDS!?
:またえげつないところと組んだな
:国の運送全般になってる場所じゃん
:じゃあ本当に地方にも送ってくれるの?
「流石に誰にでもとはいきませんが、先着順ですね。多めに作るつもりではいますが、数に限りがあるのをご承知ください」
「最初はこの見た目にビビったが、こいつにはビールがよく似合う。食ってくと癖になるんだこれが」
別にこれじゃなくても焼きそばはなんでも美味いが、ヨッちゃん曰く、無性に食べたくなる味らしい。
そこでヨッちゃんチョイスはここに空ウツボの肝を落とすのが通な食い方としている。
イカ墨の独特な風味に、肝の苦味と甘み。
竹炭の引き締まる味わいがビールとよく合うそうだ。
<コメント>
:見た目はアレだが、案外行けるのか?
:見た目のインパクトに極振りした作品だし
:海鮮の臭みを気にならない人向けかなー?
「それを理由に食わないのは損だぜ? どっちみちビール飲めば繊細な味なんて気にしないだろ?」
「今回は近場の人に限り、空ウツボの生肝を和えたバージョンを提供します。いつもの臭みがほのかな甘味と共に新しい風味に消化した〝俺流〟です」
<コメント>
:おいおい、それを早く言えって
:タクシー呼んだ!
:見切り乾杯しなくてよかったぜ
:地方の俺、宅配待ち
:これは日帰りもワンチャンありだな
:空ウツボのレア食材混ぜんな!
:ポンちゃんに今更食材の価値問うやつなんなん?
:タダじゃないんだからなに混ぜてもええやろ
:それ
格安ではあるけど、欲しい人は富井さんの会社で仕入れるしかないからね。
俺は捌けるから通常個体からでも問題なく入手できるってだけで。
「そんなわけで、余った身を今回はお酒のおつまみとしておつけします。こいつをダイレクトに味噌タレに付け!」
<コメント>
:こんなところで負の郷土料理再現すんな
:これを高級食材でやる暴挙
:あっちも一応高級食材なんやで?
:肝を破裂させた失敗作と一緒にすんなや
:まあまあ食えるアレがどう化けるのか?
「こっちは地方向けの配送待ちの方にお付けしますねー」
<コメント>
:人心を弄ぶのやめろ(電車に乗った後)
:ぐあーー、どっちを選べばいいんだ!
:どっちも食べたいです!
「どっちもは諦めてね。俺としてはどっちも自信作だから。今まで指を咥えて我慢してた人にサービスも込めてます。さぁ、こいつを炙っていきますよー」
取り出した炭火。その上で鰻の蒲焼の如く焼き上げる。
ジュージューと油が溢れて火が上がる。その度に焼き目が付き、ヨダレがこぼれ落ちるほどの煙が舞った。
「この煙だけで酒が進むな! こっちはビール、じゃもったいねぇな。日本酒、開けるかぁ!」
「富井さんのマンドラゴラ酒ならないぞ?」
「そんなぁー」
<コメント>
:ヨッちゃんもお預けくらってんの草
:マンドラゴラを酒にするっていつ聞いても正気か?って思う
:霊薬の素材を酒にできるのなんて伝説作ってないと無理
:普通に素材って知らない可能性もあるけどな
:流石にそんなわけ……
「富井さんは60年間寝たきりだったらしいからね」
<コメント>
:霊薬が表に出回ったのっていつだっけ?
:60年、は行ってないかもなぁ
:なら本当に知らないまであるな
:今は素材すら出回ってないぞ
:買うとしてもいくらだよ
「融通してもらうためにも、新規食材開拓しないとだな」
熱意に燃えるヨッちゃん。
食い意地というか、飲み意地というか。
気持ちは分からんでもない。
これからはもうちょっと味わって飲もうな?
「いえーーー!」
パチパチパチパチとヨッちゃんが合いの手を入れる。
今日はあの後電車を乗り継いで、前回飲みニケーションをした糸魚川にお邪魔している。
こっちの支部にもAランクダンジョンがあると言うことで、第一回目の飲み歩きの旅に選ばれた。
「今回は宇都宮から離れて新潟、糸魚川に来ています」
<コメント>
:わぁ、新潟に来てくれてありがとうございます
:群馬民のワイ、涙目
:上に登っちゃったかー
「Sランクに上がるために、Aランクダンジョンの踏破を目的とする旅ですからね。最寄りにAランクダンジョンあるよーって方はコメントでお書き添えください。もしかしたら検討するかもしれません」
<コメント>
:なるほど、まだチャンスはある?
:待って? 最近Bになったばかりじゃないっけ?
:ランク駆け上がってんなー
:ステータスは満たしてるからな
:にしたって駆け上がるの早いんよ
「八尾の爺さんがコネで色々融通してくれたのが大きいよなー」
「本当に、富井さんと八尾さんには頭が上がらないよね」
<コメント>
:誰?
:教えて、偉い人
:それって赤鬼、青鬼?
:なにその物騒なあだ名
:歴史の教科書載ってる人やぞ、その人! まだ生きてたんか
「半分墓に片足突っ込んでたけど、ポンちゃんの飯食ったら復活した。まじバケモンだぜ、あの爺さん」
「御歳92歳だそうです。俺たちは30歳でオッサン名乗ってますが、ご年配の方が元気だと、まだまだ負けられないなって気分になりますよね」
<コメント>
:伝説のお人、救ってたのか
:ヨッちゃんが親しそうに話してる時点で本当なんやろうなぁ
:あのクソジジイ、まだ生きてたんか
:富井ミートの創始者ってそんなすごい人だったんだ?
:確かに習った記憶ある
俺たちは学校もろくに通ってないから知らなかったんだよね。
低ステあるあるで軽く笑いを取って、今日のメニューをお披露目。
手元にはびっくりするくらい真っ黒な麺が、鉄板の上でソースに絡まってツヤツヤに光っている。
<コメント>
:ブラック焼きそばか!
:これなんでこんなに黒いの?
:イカ墨に竹炭混ぜてんだよ
:なんでそんな真似したんだよ
:ご当地グルメなんて気を衒ってなんぼでしょ
:身もふたもないこと言うな!
:でも食べられるのは現地の人だけなんやろ?
:今回のはちょっとパスかなー
「と、そうそう。今回はJDSさんと連携して地方にも配達が可能になりました。距離によっては冷凍処理もしますし、解凍方法もつけてこれを機に地方のご当地グルメを堪能してみるのはいかがでしょうか?」
「急速冷凍は任せてくれよな!」
<コメント>
:は? JDS!?
:またえげつないところと組んだな
:国の運送全般になってる場所じゃん
:じゃあ本当に地方にも送ってくれるの?
「流石に誰にでもとはいきませんが、先着順ですね。多めに作るつもりではいますが、数に限りがあるのをご承知ください」
「最初はこの見た目にビビったが、こいつにはビールがよく似合う。食ってくと癖になるんだこれが」
別にこれじゃなくても焼きそばはなんでも美味いが、ヨッちゃん曰く、無性に食べたくなる味らしい。
そこでヨッちゃんチョイスはここに空ウツボの肝を落とすのが通な食い方としている。
イカ墨の独特な風味に、肝の苦味と甘み。
竹炭の引き締まる味わいがビールとよく合うそうだ。
<コメント>
:見た目はアレだが、案外行けるのか?
:見た目のインパクトに極振りした作品だし
:海鮮の臭みを気にならない人向けかなー?
「それを理由に食わないのは損だぜ? どっちみちビール飲めば繊細な味なんて気にしないだろ?」
「今回は近場の人に限り、空ウツボの生肝を和えたバージョンを提供します。いつもの臭みがほのかな甘味と共に新しい風味に消化した〝俺流〟です」
<コメント>
:おいおい、それを早く言えって
:タクシー呼んだ!
:見切り乾杯しなくてよかったぜ
:地方の俺、宅配待ち
:これは日帰りもワンチャンありだな
:空ウツボのレア食材混ぜんな!
:ポンちゃんに今更食材の価値問うやつなんなん?
:タダじゃないんだからなに混ぜてもええやろ
:それ
格安ではあるけど、欲しい人は富井さんの会社で仕入れるしかないからね。
俺は捌けるから通常個体からでも問題なく入手できるってだけで。
「そんなわけで、余った身を今回はお酒のおつまみとしておつけします。こいつをダイレクトに味噌タレに付け!」
<コメント>
:こんなところで負の郷土料理再現すんな
:これを高級食材でやる暴挙
:あっちも一応高級食材なんやで?
:肝を破裂させた失敗作と一緒にすんなや
:まあまあ食えるアレがどう化けるのか?
「こっちは地方向けの配送待ちの方にお付けしますねー」
<コメント>
:人心を弄ぶのやめろ(電車に乗った後)
:ぐあーー、どっちを選べばいいんだ!
:どっちも食べたいです!
「どっちもは諦めてね。俺としてはどっちも自信作だから。今まで指を咥えて我慢してた人にサービスも込めてます。さぁ、こいつを炙っていきますよー」
取り出した炭火。その上で鰻の蒲焼の如く焼き上げる。
ジュージューと油が溢れて火が上がる。その度に焼き目が付き、ヨダレがこぼれ落ちるほどの煙が舞った。
「この煙だけで酒が進むな! こっちはビール、じゃもったいねぇな。日本酒、開けるかぁ!」
「富井さんのマンドラゴラ酒ならないぞ?」
「そんなぁー」
<コメント>
:ヨッちゃんもお預けくらってんの草
:マンドラゴラを酒にするっていつ聞いても正気か?って思う
:霊薬の素材を酒にできるのなんて伝説作ってないと無理
:普通に素材って知らない可能性もあるけどな
:流石にそんなわけ……
「富井さんは60年間寝たきりだったらしいからね」
<コメント>
:霊薬が表に出回ったのっていつだっけ?
:60年、は行ってないかもなぁ
:なら本当に知らないまであるな
:今は素材すら出回ってないぞ
:買うとしてもいくらだよ
「融通してもらうためにも、新規食材開拓しないとだな」
熱意に燃えるヨッちゃん。
食い意地というか、飲み意地というか。
気持ちは分からんでもない。
これからはもうちょっと味わって飲もうな?
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