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4章 お爺ちゃんと生配信
213.お爺ちゃんのお手本①
配信を終わらせた後、ハーノス君経由でシェリルから直接連絡が来る。
一体何事かと思ったが、どうも彼女達なりに殻を破りきれない状態にあると言う。
そこで私に手本を見せてほしいと言うのだ。
元クランのトップ勢が、最下層にいる様な私に、だ。
それは流石にどうなんだろうと思った。
しかしあの頑固な娘が直々に頭を下げに来たからには無碍には断れない。得るものは特にないだろうけどね、と断りを入れてから彼女達の待つクランホームへお呼ばれされた。
■ランクSSクラン『精巧超人』-クランホーム
本拠地は11の町イレベリア。
しかしクランマスターが招待して、クランメンバーが付き添えばどの街からでもクランルームに入ることができるらしい。
こうやって私が他人のクランにお邪魔するのは数回目。
しかしランクSSともなるとランクCとは規模が違うね。
向こうは在籍人数が15人だと言うのもあるが、こちらは150人まで在籍できる。
通路一つとってもどこかの工場に迷い込んでしまったかと思うほどだった。
ハーノス君に案内されて、シェリルの待つ会議室の前へと赴くと、プシュ、と音を立てて扉が右へスライドした。
部屋の中の娘の顔を見つけて声をかける。
どうにも会議中で真剣な表情から察するに、こちらの到着に気がついてないようだった。
「やぁ、シェリル。地下ルート攻略おめでとう」
「ありがとう父さん。でも先に天空ルートをクリアした人に言われると嫌味ね」
「ハッハッハ。では次は私より先にクリアするんだな」
「そうさせてもらうわ」
初手から嫌味の応酬。
しかし私たちにとってこれはあいさつの様なものだ。
お互いに軽いジャブを撃ち合い、そして席に着く。
案内係のハーノス君が気が気じゃないと言う顔をしていたが、私もシェリルもそれに取り合わなかった。
「それで? 君自ら私に頼みなんて珍しいじゃないか。私はようやく頼ってくれたかと嬉しい限りだが」
「そうね、今回ばかりはお手上げよ」
「ほう?」
敢えて何にお手上げなのかは聞かない。
敢えてその言葉を濁したということは言いたくないのだろう。
その場合は向こうが話したくなる様に会話を持っていけば良い。無言で相手の目をジッと見る。
相手が折れるのを待つのだ。
「……父さんには隠しても無駄ね」
数分無言で見つめると、肩を竦めて娘が折れた。
「正直に言うわ、父さん、私達のコーチにならない?」
「コーチ? 私が今更君たちに教えることなんかないよ?」
良い歳した大人が何を言ってるんだか。
呆れに呆れで返す。
「別に技術的な事じゃないのよ。単純に人生経験の先輩として教えてほしいの。自分の時はこうだったとか、私たちに足りないものを見出してほしいの。こういうのって自分ではわからないじゃない?」
確かに。妙に納得して頷く。
「そうだね、私なんかで何か指摘できるのなら協力しよう」
「やった!」
いつになく嬉しそうに口元を緩めるシェリル。
そう言えばつい最近どこかでこの様な反応を見たことがある。
そうそう、天空ルートの天使さんだ。
彼女もシェリルと同じで基本的にポーカーフェイスなんだよね。
思い出し笑いをしてニマニマしていると、少しキツめに睨まれる。笑って悪かったって。
彼女はどうにも沸点が低い。
それでも二人の子供を育て上げて居るんだから偉いと思う。
◇
場所は変わりシェリルのクラン専用飛空挺で第一の試練へと赴く。
「見るとは言ったけど、まさか一の試練から見ていくのかい?」
「言わなかったかしら?」
「聞いてないよ。これは安請け合いをしてしまったな」
「今からでも予定を変える?」
「いや、どうせこちらの予定は特にない。パパッと終わらせてしまおう」
「そうしてもらえると助かるわ」
一の試練は3人一組で攻略していた。
それぞれが役割を持ち、交互に援護しながら竜巻のコースを抜けていく。確かに良い調子に進んで居るのだが、私から言わせればやや慎重すぎる。
冒険心が足りないなと思った。
しかし石橋を叩き壊して自分で設計し直した橋の上じゃなきゃ落ち着かないシェリルの事だ。クラメンもそれぐらい慎重なのも頷ける。
「どう? 父さん。これでもタイムは縮まってるの。でもこれだ! っていう決め手にかけててね……」
「そうだねぇ、私から言わせて貰えば無駄な動きが多すぎる」
「アレは乱数表を弄って安全ルートを手繰り寄せてるのよ」
「安全ルートなんてあるんだ?」
「あるのよこれが。私のクランは最適解を見出して、それを守ればクラメン全員がクリアできるルートを模索してるの。だから父さんから見たら無駄が多く感じてしまうのね」
なるほど、だからか。
彼女達の動きは自分達が楽しむための動きじゃないんだ。
私達のは真っ暗闇の中、手探りであれこれ模索して進んでいる。
そういう気持ちを大事にしているから楽しいのだ。
でも彼女達は根本が違うのだ。
まるで教科書でも製本してる様な綿密な作業を彷彿とさせる。
「そこに君たちの楽しさはあるの?」
だから聞いてしまった。
そして返ってきた答えに息を詰まらせる。
「楽しみ方なんて人それぞれよ、父さん」
「そうだな。私達の基準と君たちの基準は違うものな」
「ええ。私達は常に全力で挑んでいるけど、前を歩く者の義務として後続に手本を見せてきているわ。父さんはそこまでしてないわよね?」
「ああ、してないね。私たちの楽しみはその時限りの一過性のものだ」
「その楽しみ方は否定しないわ。でもね、私たちみたいな人も今の時代多いのよ。何をやるにも一から十まで形を教わらなきゃできない人間。父さん風に言えば型にハマった人間と言うのかしら? 私がそうであるように、うちのクラメンはどこか普通に遊びきれない人が集っているの。そんな人達のために私は全力を尽くしているわ。それは否定させない!」
「そうか。君は変わらないなぁ。あの頃から一本木な頑張り屋さんだ」
「人は生き方をそう簡単に変えられないわ」
「ならばそうだね。口で言っても伝わらないと思うから手本を見せようと思う。私がやってる事は、君たちから見たらズルい事かもしれない。でもね、いつだって見えないところに抜け道はあるんだ。それを今からお見せしよう」
「お願いするわ。それを私たちで勝手に解釈するもの」
「そうすると良い。私は私の最善を、君たちは君たちの最善を選びなさい」
帰ってきた娘のクランメンバー達の目が、私の全身を隈なく見つめている。そんな気配をヒシヒシと感じ取る。
「では行くよ。〝銀騎士の霊装〟!」
私の全身に幾何学模様が覆い、騎士のような鎧を纏った形状に収まる。そして風操作★を使って体を浮かし、一足飛びにゴールまで。
「どうだった?」
「酷い詐欺を見た気分よ」
シェリルは肩を竦めて、それでも口元は笑みを浮かべていた。
「そりゃどうも。けれど霊装を用いればあそこまで慎重になる必要もないんじゃない? どざえもんさんの見つけたチャージングと合わせればより現実的だ」
「そうね。何でもかんでも体ひとつでやってやろうと思っていたのがバカらしくなったわ。でもそれは答えの一つに過ぎない」
「だろうね、君ならそう答えると思った」
「それとタイム、また縮められてしまったわ。00:00:03なんてどうやって抜けって言うのよ」
「私と同じ様にズルをすれば良い。君の真面目なところは非常に好感が持てるけどね、たまには肩の力を抜きなさい」
「まったく、好き勝手言ってくれちゃって」
「そりゃそうさ。何せ私は自分勝手な男だからね? それは君が一番よく分かっているだろう?」
「そうだったわ。でも良い刺激になって貰ってうちの一軍もやる気が出てくれたみたい」
「そりゃ良かった。これからもどんどんズルい手でタイムを縮めていこう」
「流石に心まで折るのはやめてよ?」
「さぁ、それは私の預かり知らぬところだね」
私はくつくつと肩を揺らして笑う。
そんな態度を取る私に、つられて彼女も笑みを浮かべた。
一体何事かと思ったが、どうも彼女達なりに殻を破りきれない状態にあると言う。
そこで私に手本を見せてほしいと言うのだ。
元クランのトップ勢が、最下層にいる様な私に、だ。
それは流石にどうなんだろうと思った。
しかしあの頑固な娘が直々に頭を下げに来たからには無碍には断れない。得るものは特にないだろうけどね、と断りを入れてから彼女達の待つクランホームへお呼ばれされた。
■ランクSSクラン『精巧超人』-クランホーム
本拠地は11の町イレベリア。
しかしクランマスターが招待して、クランメンバーが付き添えばどの街からでもクランルームに入ることができるらしい。
こうやって私が他人のクランにお邪魔するのは数回目。
しかしランクSSともなるとランクCとは規模が違うね。
向こうは在籍人数が15人だと言うのもあるが、こちらは150人まで在籍できる。
通路一つとってもどこかの工場に迷い込んでしまったかと思うほどだった。
ハーノス君に案内されて、シェリルの待つ会議室の前へと赴くと、プシュ、と音を立てて扉が右へスライドした。
部屋の中の娘の顔を見つけて声をかける。
どうにも会議中で真剣な表情から察するに、こちらの到着に気がついてないようだった。
「やぁ、シェリル。地下ルート攻略おめでとう」
「ありがとう父さん。でも先に天空ルートをクリアした人に言われると嫌味ね」
「ハッハッハ。では次は私より先にクリアするんだな」
「そうさせてもらうわ」
初手から嫌味の応酬。
しかし私たちにとってこれはあいさつの様なものだ。
お互いに軽いジャブを撃ち合い、そして席に着く。
案内係のハーノス君が気が気じゃないと言う顔をしていたが、私もシェリルもそれに取り合わなかった。
「それで? 君自ら私に頼みなんて珍しいじゃないか。私はようやく頼ってくれたかと嬉しい限りだが」
「そうね、今回ばかりはお手上げよ」
「ほう?」
敢えて何にお手上げなのかは聞かない。
敢えてその言葉を濁したということは言いたくないのだろう。
その場合は向こうが話したくなる様に会話を持っていけば良い。無言で相手の目をジッと見る。
相手が折れるのを待つのだ。
「……父さんには隠しても無駄ね」
数分無言で見つめると、肩を竦めて娘が折れた。
「正直に言うわ、父さん、私達のコーチにならない?」
「コーチ? 私が今更君たちに教えることなんかないよ?」
良い歳した大人が何を言ってるんだか。
呆れに呆れで返す。
「別に技術的な事じゃないのよ。単純に人生経験の先輩として教えてほしいの。自分の時はこうだったとか、私たちに足りないものを見出してほしいの。こういうのって自分ではわからないじゃない?」
確かに。妙に納得して頷く。
「そうだね、私なんかで何か指摘できるのなら協力しよう」
「やった!」
いつになく嬉しそうに口元を緩めるシェリル。
そう言えばつい最近どこかでこの様な反応を見たことがある。
そうそう、天空ルートの天使さんだ。
彼女もシェリルと同じで基本的にポーカーフェイスなんだよね。
思い出し笑いをしてニマニマしていると、少しキツめに睨まれる。笑って悪かったって。
彼女はどうにも沸点が低い。
それでも二人の子供を育て上げて居るんだから偉いと思う。
◇
場所は変わりシェリルのクラン専用飛空挺で第一の試練へと赴く。
「見るとは言ったけど、まさか一の試練から見ていくのかい?」
「言わなかったかしら?」
「聞いてないよ。これは安請け合いをしてしまったな」
「今からでも予定を変える?」
「いや、どうせこちらの予定は特にない。パパッと終わらせてしまおう」
「そうしてもらえると助かるわ」
一の試練は3人一組で攻略していた。
それぞれが役割を持ち、交互に援護しながら竜巻のコースを抜けていく。確かに良い調子に進んで居るのだが、私から言わせればやや慎重すぎる。
冒険心が足りないなと思った。
しかし石橋を叩き壊して自分で設計し直した橋の上じゃなきゃ落ち着かないシェリルの事だ。クラメンもそれぐらい慎重なのも頷ける。
「どう? 父さん。これでもタイムは縮まってるの。でもこれだ! っていう決め手にかけててね……」
「そうだねぇ、私から言わせて貰えば無駄な動きが多すぎる」
「アレは乱数表を弄って安全ルートを手繰り寄せてるのよ」
「安全ルートなんてあるんだ?」
「あるのよこれが。私のクランは最適解を見出して、それを守ればクラメン全員がクリアできるルートを模索してるの。だから父さんから見たら無駄が多く感じてしまうのね」
なるほど、だからか。
彼女達の動きは自分達が楽しむための動きじゃないんだ。
私達のは真っ暗闇の中、手探りであれこれ模索して進んでいる。
そういう気持ちを大事にしているから楽しいのだ。
でも彼女達は根本が違うのだ。
まるで教科書でも製本してる様な綿密な作業を彷彿とさせる。
「そこに君たちの楽しさはあるの?」
だから聞いてしまった。
そして返ってきた答えに息を詰まらせる。
「楽しみ方なんて人それぞれよ、父さん」
「そうだな。私達の基準と君たちの基準は違うものな」
「ええ。私達は常に全力で挑んでいるけど、前を歩く者の義務として後続に手本を見せてきているわ。父さんはそこまでしてないわよね?」
「ああ、してないね。私たちの楽しみはその時限りの一過性のものだ」
「その楽しみ方は否定しないわ。でもね、私たちみたいな人も今の時代多いのよ。何をやるにも一から十まで形を教わらなきゃできない人間。父さん風に言えば型にハマった人間と言うのかしら? 私がそうであるように、うちのクラメンはどこか普通に遊びきれない人が集っているの。そんな人達のために私は全力を尽くしているわ。それは否定させない!」
「そうか。君は変わらないなぁ。あの頃から一本木な頑張り屋さんだ」
「人は生き方をそう簡単に変えられないわ」
「ならばそうだね。口で言っても伝わらないと思うから手本を見せようと思う。私がやってる事は、君たちから見たらズルい事かもしれない。でもね、いつだって見えないところに抜け道はあるんだ。それを今からお見せしよう」
「お願いするわ。それを私たちで勝手に解釈するもの」
「そうすると良い。私は私の最善を、君たちは君たちの最善を選びなさい」
帰ってきた娘のクランメンバー達の目が、私の全身を隈なく見つめている。そんな気配をヒシヒシと感じ取る。
「では行くよ。〝銀騎士の霊装〟!」
私の全身に幾何学模様が覆い、騎士のような鎧を纏った形状に収まる。そして風操作★を使って体を浮かし、一足飛びにゴールまで。
「どうだった?」
「酷い詐欺を見た気分よ」
シェリルは肩を竦めて、それでも口元は笑みを浮かべていた。
「そりゃどうも。けれど霊装を用いればあそこまで慎重になる必要もないんじゃない? どざえもんさんの見つけたチャージングと合わせればより現実的だ」
「そうね。何でもかんでも体ひとつでやってやろうと思っていたのがバカらしくなったわ。でもそれは答えの一つに過ぎない」
「だろうね、君ならそう答えると思った」
「それとタイム、また縮められてしまったわ。00:00:03なんてどうやって抜けって言うのよ」
「私と同じ様にズルをすれば良い。君の真面目なところは非常に好感が持てるけどね、たまには肩の力を抜きなさい」
「まったく、好き勝手言ってくれちゃって」
「そりゃそうさ。何せ私は自分勝手な男だからね? それは君が一番よく分かっているだろう?」
「そうだったわ。でも良い刺激になって貰ってうちの一軍もやる気が出てくれたみたい」
「そりゃ良かった。これからもどんどんズルい手でタイムを縮めていこう」
「流石に心まで折るのはやめてよ?」
「さぁ、それは私の預かり知らぬところだね」
私はくつくつと肩を揺らして笑う。
そんな態度を取る私に、つられて彼女も笑みを浮かべた。
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