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七章 もふもふファミリーと闘技大会(本編)
79 オーレン皇子は人気者
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「親父! 一体これはどう言うことだ!」
人払いの済んだ室内で、一人黙々と魔導具の調整をしていたワシャールは“うるさいのが来た”と言う顔をしながら招いてない客を迎え入れた。許可なく開かれた扉の向こうには、皇位継承を投げ出して抜け出したはずの息子が似合わない法衣を纏って息を切らせている。
「藪から棒になんの話だ、オーレン」
「これだよこれ! なんでAランクの選抜パーティのエントリーにブリーダーズが入ってるんだよ!」
ああ、それかと言う顔でワシャールが答える。
証拠を突き出すように見せつけられたのは皇族のみ閲覧できるエントリーシートだ。
そこにはサプライズとしてシード枠が伏せられており、普通であれば前年度に抜擢されたAランクの名前が入る場所でもあった。
それは別にどうでもいい。いつもの事だ。
けど大問題なのはブリーダーズを抜擢したことだ。
これならなぜ自身が皇族に戻ったのか意味がわからない。
存在を秘匿する代わりに皇族として兄ワレワのサポートに就く。
そう言う約束だった筈だと捲し立てた。
「お前の言わんとすることも分からんでもないが、ありゃ隠しておくのは無理だと思うぞ」
ワシャールは作業を止めて椅子に座りながら向きを変えた。
「それを決めるのは親父じゃないだろうが!」
「そうだな。だがお前でもないぞ 、オーレン。実際のところ隠し通す見通しがあるのか? 私の威圧すら跳ね除け、毛皮修復師として貴族からの脚光を浴び、トドメには龍を退けた。それほどの功績、匿ってる内に横から掠め取られるのがオチだろうに」
「俺はルークの意志を尊重したいんだよ!」
「誰に似たのか、お前は非常に頑固だな」
「母上が生きてたら是非誰に似たのか聞いてみたいもんだな!」
「笑って私の名を告げる顔が見えるな」
重い腰を上げ、闖入社へ一瞥をくれる。
家を出ていく前と同じ、世の中に不満を持っていると言う顔。
だが、それなりに世間を知ったか、当時の幼さが抜けていると断じた。
「さて、オーレンよ。私に何を聞きたい?」
威圧が、オーレンの体へのし掛かる。
まるで自分の体重が二倍も三倍も重くなったような錯覚。
体が地面に縫い付けられたように指一つ動かせない。
オーレンは席を退いても全く衰えない王の覇気を身に浴びて硬直する。
「お、俺は。ルークを召し抱えるのは時期尚早だと、論じてるわけで」
かろうじて声を発することはできるが、随分と不格好だ。
重圧によって膝を降り、両手を床につけ、それでも立ちあがろうと力を込める。
「ふむ。だが坊やはこの威圧を『ちょっと蒸しますね』くらいにしか感じておらなんだぞ?」
「!」
「お前如きが気にとどめておける人物ではない。もうすでにその片鱗を見せている。英雄の気質よ」
ワシャールの例えに、実際に自分とルークでそこまでの差があるのかと自覚するオーレン。
「正直な、坊やを相手に首輪を嵌めてもまるで飼い慣らせる気がせん」
「じゃあ、どうして表舞台へとあげる!?」
「そうめくじらをたてるな。だが、あれは既に実績を立てている。帝国が200年排除しようとして頭を抱えてきた病魔の撃退。その功績者をどうして他国にくれてやれる?」
「だから匿うんだろうがよ!」
「甘いな。お前の見通しはまるでなっちゃいない」
「なにぃ?」
ワシャールに一方的に言われ続け、反骨精神を尖らせるオーレン。
「いったろう? 病魔の厄介なところは、追い払っても何度でも現れると言うことだ。一度追い払ったからと次も追い払えると過信するのは諦めろ。あいつらは進化する。そして遣わせた『龍』のストックをなぜ教会が取ってないと言い切れる?」
「それはつまり再度襲ってくるって事か?」
「まず間違いなくな。その上で報復も兼ねて首都を襲う。いくら厳重に管理しても獣から人へ、空気を伝って感染する病原菌があいつらの本体だ」
「だからルークを呼び出した?」
「ああ、ちょうどいいタイミングで我が国ではAランク選抜闘技大会が開かれるだろう? 皇帝が直々に優勝者へ受勲する。敵対国はこの機会を見逃すと思うか?」
「ああ、親父からしてみたら釣り出したのはルークじゃなくて聖龍教会もなのか?」
「他にも聖龍教会と癒着する我が国の膿も一斉に吐き出させる。いい機会だと思わないか?」
ニッと笑みを刻むワシャールに、オーレンはタヌキ親父め!と内心で叫んだ。
「だがよ、そんなうまく釣れるのか? ルークのスキルだって範囲がある。全員は救えないぞ?」
「だから闘技場に居てもらうんじゃないか。全部は無理でも、闘技場内は守れる」
「それ以外を切り捨てるって事かよ!」
「そうは言っとらん、答えを急くな。お前の悪い癖だぞ?」
「チッ」
オーレンは舌打ちをして父の言葉を待った。
話の内訳は割愛するが、オーレンにとっても悪くない話だった。
うまいことルークを帝国に吊り出すことには成功はした。
しかしここからどう転がるかは予想ができない。
時間をやるからうまく使って見せろ。そのための時間は稼いでやる、と姿隠しのマントを授かった。
ここ最近のめり込んで何をやってるのかと思えば、徹頭徹尾帝国を想っての行動だった。
息子に跡を継がせたが、まだまだ元気いっぱい。
100まで現役で居そうな活力を前に、負けてらんねぇなと姿隠しのマントを羽織った。
◇◇◇
「それではこのクエストは無事発行されました。納期は出来次第、支払いはギルドを通じてのお支払い。その分余計に手数料はかかってしまいますがよろしいでしょうか?」
「かまいません」
「ではその様に」
僕達はギルドでその様なやり取りをすると、待合室で休憩していたトラネとキサムへと合流する。
アセトお嬢様はゴトーさんと一緒に出ていき、僕達も宿へ帰ろうかとした時に入口の方でざわめきが起きた。
「皇子様だ!」
「オーレン皇子! 本日はギルドへどの様なご用で?」
「緊急クエストを通達する! ギルドマスターを呼べ」
「少々お待ちください」
オーレン皇子という声が上がり、人垣をかき分けた先には似合わないローブを纏ったオレノーさんがいた。
「オーレン様!」
「ルークか! ちょうど良いところに」
「?」
「アスターは何処にいる?」
「兄さんなら闘技場のエントリーに向かったきりですが。今頃宿で休んでる頃かと」
「そうか。帝都にいるなら大丈夫だ。そうだ、ルークにいくつかクエストを出したいんだが良いか?」
「無理のない範囲でなければ」
「ああ、そんな大した事じゃない。バファリンの時のクエストみたいなもんだ」
どのクエストかによるけど、程度によるかな?
「分かりました」
「いやー助かった。それとピヨちゃんにもお礼言っといてな? これつけてから運気が上がってる気がするわ」
「オーレン様、マスタールームでギルドマスターがお呼びです」
「今行く。じゃあルーク、また明日ギルドに寄ってくれ。いくつか仕事を任せたい」
「はい」
オーレン皇子はそれだけ言って奥の部屋に向かった。
ギルド内の注目は僕へと向けられる。
「坊や、オーレン皇子とお知り合いだったのか?」
「どうやって知り合ったんだよ」
「バファリンの街でお世話してもらったんです」
「ああ、戻ってくるまでの拠点がそこだったって話だな」
「でもオーレン皇子が結構頼りにしてる様に見えたぞ?」
「僕はただの駆け出し冒険者ですよ」
「ああ、オーレン様は面倒見いいからな」
「俺も駆け出しの時面倒見てもらったわ」
いつの間にか話題は僕から離れてオーレン皇子の面倒見の良さに移行した。僕達は人垣をそそくさと抜けて無事に宿へと向かう。
そこで背後からゾクリとする気配が向けられた気がして振り返った。
「おーい、ルーク置いてくぞー?」
「どしたのー? 何かあった?」
立ち止まった僕へ、かけられる声。
僕はなんでもないと二人の後を追った。
人払いの済んだ室内で、一人黙々と魔導具の調整をしていたワシャールは“うるさいのが来た”と言う顔をしながら招いてない客を迎え入れた。許可なく開かれた扉の向こうには、皇位継承を投げ出して抜け出したはずの息子が似合わない法衣を纏って息を切らせている。
「藪から棒になんの話だ、オーレン」
「これだよこれ! なんでAランクの選抜パーティのエントリーにブリーダーズが入ってるんだよ!」
ああ、それかと言う顔でワシャールが答える。
証拠を突き出すように見せつけられたのは皇族のみ閲覧できるエントリーシートだ。
そこにはサプライズとしてシード枠が伏せられており、普通であれば前年度に抜擢されたAランクの名前が入る場所でもあった。
それは別にどうでもいい。いつもの事だ。
けど大問題なのはブリーダーズを抜擢したことだ。
これならなぜ自身が皇族に戻ったのか意味がわからない。
存在を秘匿する代わりに皇族として兄ワレワのサポートに就く。
そう言う約束だった筈だと捲し立てた。
「お前の言わんとすることも分からんでもないが、ありゃ隠しておくのは無理だと思うぞ」
ワシャールは作業を止めて椅子に座りながら向きを変えた。
「それを決めるのは親父じゃないだろうが!」
「そうだな。だがお前でもないぞ 、オーレン。実際のところ隠し通す見通しがあるのか? 私の威圧すら跳ね除け、毛皮修復師として貴族からの脚光を浴び、トドメには龍を退けた。それほどの功績、匿ってる内に横から掠め取られるのがオチだろうに」
「俺はルークの意志を尊重したいんだよ!」
「誰に似たのか、お前は非常に頑固だな」
「母上が生きてたら是非誰に似たのか聞いてみたいもんだな!」
「笑って私の名を告げる顔が見えるな」
重い腰を上げ、闖入社へ一瞥をくれる。
家を出ていく前と同じ、世の中に不満を持っていると言う顔。
だが、それなりに世間を知ったか、当時の幼さが抜けていると断じた。
「さて、オーレンよ。私に何を聞きたい?」
威圧が、オーレンの体へのし掛かる。
まるで自分の体重が二倍も三倍も重くなったような錯覚。
体が地面に縫い付けられたように指一つ動かせない。
オーレンは席を退いても全く衰えない王の覇気を身に浴びて硬直する。
「お、俺は。ルークを召し抱えるのは時期尚早だと、論じてるわけで」
かろうじて声を発することはできるが、随分と不格好だ。
重圧によって膝を降り、両手を床につけ、それでも立ちあがろうと力を込める。
「ふむ。だが坊やはこの威圧を『ちょっと蒸しますね』くらいにしか感じておらなんだぞ?」
「!」
「お前如きが気にとどめておける人物ではない。もうすでにその片鱗を見せている。英雄の気質よ」
ワシャールの例えに、実際に自分とルークでそこまでの差があるのかと自覚するオーレン。
「正直な、坊やを相手に首輪を嵌めてもまるで飼い慣らせる気がせん」
「じゃあ、どうして表舞台へとあげる!?」
「そうめくじらをたてるな。だが、あれは既に実績を立てている。帝国が200年排除しようとして頭を抱えてきた病魔の撃退。その功績者をどうして他国にくれてやれる?」
「だから匿うんだろうがよ!」
「甘いな。お前の見通しはまるでなっちゃいない」
「なにぃ?」
ワシャールに一方的に言われ続け、反骨精神を尖らせるオーレン。
「いったろう? 病魔の厄介なところは、追い払っても何度でも現れると言うことだ。一度追い払ったからと次も追い払えると過信するのは諦めろ。あいつらは進化する。そして遣わせた『龍』のストックをなぜ教会が取ってないと言い切れる?」
「それはつまり再度襲ってくるって事か?」
「まず間違いなくな。その上で報復も兼ねて首都を襲う。いくら厳重に管理しても獣から人へ、空気を伝って感染する病原菌があいつらの本体だ」
「だからルークを呼び出した?」
「ああ、ちょうどいいタイミングで我が国ではAランク選抜闘技大会が開かれるだろう? 皇帝が直々に優勝者へ受勲する。敵対国はこの機会を見逃すと思うか?」
「ああ、親父からしてみたら釣り出したのはルークじゃなくて聖龍教会もなのか?」
「他にも聖龍教会と癒着する我が国の膿も一斉に吐き出させる。いい機会だと思わないか?」
ニッと笑みを刻むワシャールに、オーレンはタヌキ親父め!と内心で叫んだ。
「だがよ、そんなうまく釣れるのか? ルークのスキルだって範囲がある。全員は救えないぞ?」
「だから闘技場に居てもらうんじゃないか。全部は無理でも、闘技場内は守れる」
「それ以外を切り捨てるって事かよ!」
「そうは言っとらん、答えを急くな。お前の悪い癖だぞ?」
「チッ」
オーレンは舌打ちをして父の言葉を待った。
話の内訳は割愛するが、オーレンにとっても悪くない話だった。
うまいことルークを帝国に吊り出すことには成功はした。
しかしここからどう転がるかは予想ができない。
時間をやるからうまく使って見せろ。そのための時間は稼いでやる、と姿隠しのマントを授かった。
ここ最近のめり込んで何をやってるのかと思えば、徹頭徹尾帝国を想っての行動だった。
息子に跡を継がせたが、まだまだ元気いっぱい。
100まで現役で居そうな活力を前に、負けてらんねぇなと姿隠しのマントを羽織った。
◇◇◇
「それではこのクエストは無事発行されました。納期は出来次第、支払いはギルドを通じてのお支払い。その分余計に手数料はかかってしまいますがよろしいでしょうか?」
「かまいません」
「ではその様に」
僕達はギルドでその様なやり取りをすると、待合室で休憩していたトラネとキサムへと合流する。
アセトお嬢様はゴトーさんと一緒に出ていき、僕達も宿へ帰ろうかとした時に入口の方でざわめきが起きた。
「皇子様だ!」
「オーレン皇子! 本日はギルドへどの様なご用で?」
「緊急クエストを通達する! ギルドマスターを呼べ」
「少々お待ちください」
オーレン皇子という声が上がり、人垣をかき分けた先には似合わないローブを纏ったオレノーさんがいた。
「オーレン様!」
「ルークか! ちょうど良いところに」
「?」
「アスターは何処にいる?」
「兄さんなら闘技場のエントリーに向かったきりですが。今頃宿で休んでる頃かと」
「そうか。帝都にいるなら大丈夫だ。そうだ、ルークにいくつかクエストを出したいんだが良いか?」
「無理のない範囲でなければ」
「ああ、そんな大した事じゃない。バファリンの時のクエストみたいなもんだ」
どのクエストかによるけど、程度によるかな?
「分かりました」
「いやー助かった。それとピヨちゃんにもお礼言っといてな? これつけてから運気が上がってる気がするわ」
「オーレン様、マスタールームでギルドマスターがお呼びです」
「今行く。じゃあルーク、また明日ギルドに寄ってくれ。いくつか仕事を任せたい」
「はい」
オーレン皇子はそれだけ言って奥の部屋に向かった。
ギルド内の注目は僕へと向けられる。
「坊や、オーレン皇子とお知り合いだったのか?」
「どうやって知り合ったんだよ」
「バファリンの街でお世話してもらったんです」
「ああ、戻ってくるまでの拠点がそこだったって話だな」
「でもオーレン皇子が結構頼りにしてる様に見えたぞ?」
「僕はただの駆け出し冒険者ですよ」
「ああ、オーレン様は面倒見いいからな」
「俺も駆け出しの時面倒見てもらったわ」
いつの間にか話題は僕から離れてオーレン皇子の面倒見の良さに移行した。僕達は人垣をそそくさと抜けて無事に宿へと向かう。
そこで背後からゾクリとする気配が向けられた気がして振り返った。
「おーい、ルーク置いてくぞー?」
「どしたのー? 何かあった?」
立ち止まった僕へ、かけられる声。
僕はなんでもないと二人の後を追った。
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