草食系男子の旦那を誘惑してみました

ふくりあ

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クリスマスプレゼント1

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十二月のイベントといえばあれですよね。冬になって恋人とイチャイチャしたくなる季節、あらゆるゲーム内で大規模なイベントが始まる時期。

そう、クリスマス!

「ってことでみっちー」

「いやどういうことだよ」

「海外ではイエス様の誕生日(という設定で本当の誕生日は春頃っていう豆知識付きの日)に、お互いに何かプレゼントしない?」

「心の中では豆しばか。いいねそれ」

どやぁ?私実は頭いいんですよ、こういう変な知識だけはね。偏差値底辺の高校の更に底辺だったから、常識よりも悪知恵しか身につかなかったけど。

「みっちーの方が豆しばに似てるんじゃない?特に顔とか」

「それさぁ、褒めてんの?それとも貶してる?」

「めっちゃ褒めてる。みっちーは豆しばに似て可愛いね!」

「お前夜覚えとけよ」

「えっ」

まって怖い。夜??覚えとかなきゃダメなの??私の記憶力の消費期限一分なんですが??

結婚してからは、一秒毎に老けを感じています(真顔)

「ちなみにプレゼントの内容は決まってんの」

「私はもう決めたぜ!(ドヤ顔)」

「なに」

「それは当日の、お・た・の・し・み・!」

「お前か」

「なんでや」

いやおかしいよね、なんで「プレゼントは私よぉ(はぁと)」をやらなくちゃいけないんだよ。リボン巻いた状態で犯されそうだわ。

「こないだ媚薬飲まされたの、まだ根に持ってるから」

えっ、なんでバレてんの。私ネタばらしした記憶無いんだけど……()

「食器洗って戻そうとした時に、棚に置いてあった媚薬見つけたんだよ。あの時捨てとくべきだったな……」

「いやあの、ほんとごめんなさい」

悪気はありましたテヘペロ←

「クリスマスプレゼント注文していい?それで許す」

「もちろんですとも!!何でしょうか!!」

「媚薬飲んで裸にリボン巻いてベッドに寝転がっといて」

「……了解です」

クリスマスプレゼント交換なんて言い出さなきゃ良かった(白目)
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