114 / 138
崖上の休息
しおりを挟む
オリーブの並木を抜けるとそこでは僕の力で昏倒させられた多くの皇国兵が捕縛されていた。
意識のない巨体の彼らをここまで運ぶのは相当大変だった事だろう。だけど彼らは木と布を使い上手く運んだという。
「くそ!アードラスヘルムの脆弱な民ごときが…!」
「母国は我らを見捨てはせん!後で後悔するがいい!」
「お前らなんぞ皆殺しにしてくれるわ!」
「うるさい!」
もう一回黙らせてやろうか!
「誰かこいつらの周りに馬糞撒いといて!」
「は、はい!」
敗者を相手にするだけ時間が無駄だ。僕にはすべきことがある!
「オスビー!」
大急ぎで駆け付ければそこには最後の船を沈め終えたオスビーがいる。
「残党を岸に上がらせるな!弓兵!並列に並べ!」
「火薬爆弾の残数を確認せよ!」
「自兵は疲弊している。なんとしても水際で止めるのだ!」
彼は両脇を支えられながらも気丈に指示を出し続けていた。
すぐ横には用意された椅子がある。それでも民の前で弱った姿は見せたくないのだろう。
周囲には数えきれないほどの矢が落ちている。この残骸は窮鼠の一矢。けれど船の沈んだ奴らの攻撃はもはや崖上には届かない。
下を伺えば今まさに浜に近づかんとする皇国兵と、波打ち際手前で最後の攻防が続いている。
上からも横からも正面からも狙われる奴らに逃げ道はない。勝負がつくのは時間の問題。けど…ああ!一分一秒が惜しい!
「誰かあれを持て!」
あれ?
「陛下!お持ちしました!」
親方?
「着火までの時間はどうだ!」
「厳密に計算は済んでおります!」
「よし!それを敵兵の背後に落とすのだ!」
手にしたのは巨大な爆弾。カタパルト用の爆弾よりさらに倍くらいの大きなものだ!いつの間に!
「皆急いで下がれ!もっとだ!よし、打ち込め!!!」
浜に居る兵たちはみんな小道の入り口まで駆け足で後退する。それをみた皇国兵も何かを察するが、巨体、疲労、水を吸って重くなった衣類がその動きを鈍らせる。
着水とほぼ同時の爆発。それは大きな高波となって一瞬のうちに皇国兵を飲み込み足をすくった!
「今だ一斉射!」
後で聞いた話では、どうもオズビーはこれで母船を一発撃沈と考えていたらしい。
けれどこの重さの爆弾を沖に届かせることは出来ないし、かといって浜辺に近くてはアードラスヘルム兵も巻き込むおそれがある。
そこで再考したあげくお蔵入りにしていたのだとか。
けど高波発生装置としては十分。残党兵の悪あがきもここまでだろう…
「ブルクハルト、ここにケガ人は?」
「致命傷を負ったものはおりません!」
致命傷は…か。
アードラスヘルムの弓兵が持つのはクロスボウ。これは不慣れな兵でも扱える弓だが飛ばす距離が延びれば威力が落ちる。
そして皇国兵が持つのはロングボウ。どちらの弓も殺傷力は強いものだが、ロングボウは名前の通り遠距離の射出に向いており、その威力はこの崖上であってもチェーンメイルすら貫通させる。
見れば多くの人が血を流している。片目を押さえた布が真っ赤に染まっている人もいる…
「負傷者を集めておいて。重傷じゃなくても差しさわりのありそうな怪我人は全員」
「承知しました。それよりウルリッヒ様、一刻も早くあちらへ!」
焦りを含んだブルクハルトの声。見た目以上にオスビーの状態はよくないのだろう。
「オスビーしっかり!」
「ふー…、ブルクハルト…下はどうなった…」
グラ…
揺れる身体はオスビーの限界を伝えている。恐らく視界ももう定かじゃないんだろう。
「皇国軍は…」
「もう勝敗は決まった。全部沈んだ!オスビーが沈めた!こっちの勝ちだ!」
「そう…か。ではブルクハルト、こちらの被害を報告せよ…」
「僕が見てきた!下にも上にも死者は居ない!」
「ならばラインハルト、皇国兵は…」
「生存兵は拘束して捕らえてある!」
「では…」
「もういい!もう終わったから!オスビー今すぐ癒しを受けて!言う事聞かなきゃ許さない!自分の臣下が信用できないの!」
後で聞いたことだがその時僕はオスビーにしがみついて号泣していたらしい。必死すぎてなんにも覚えてないけど…
オスビーの状態はすでに歩くこともままならなかった。
有無を言わさず再生の力を流しむ僕を見て、ブルクハルト、ラインハルトの二人はほっと息を吐いた。
意識を失い倒れ込むオスビーは用意された長椅子に横たえられる。その姿が人目に触れないよう簡易の天幕が設置された。
その中で僕はずっとオスビーにしがみついていた。
癒しを受け静かに眠るオスビー。
あの時と同じだ…。王妹宮の…オスビーの私室で…、あの時もこんな風に癒しを受けたオスビーは吐息も漏らさず眠っていた。
四年前のオスビーはまだどこか頼りなかったっけ。王妃の影に怯え未来に希望を見出せずにいた。
けど今では立派な王だ。誰もが認める立派な…人々を護り導く立派な…王…
気がつけば僕も一緒に眠っていた。
意識のない巨体の彼らをここまで運ぶのは相当大変だった事だろう。だけど彼らは木と布を使い上手く運んだという。
「くそ!アードラスヘルムの脆弱な民ごときが…!」
「母国は我らを見捨てはせん!後で後悔するがいい!」
「お前らなんぞ皆殺しにしてくれるわ!」
「うるさい!」
もう一回黙らせてやろうか!
「誰かこいつらの周りに馬糞撒いといて!」
「は、はい!」
敗者を相手にするだけ時間が無駄だ。僕にはすべきことがある!
「オスビー!」
大急ぎで駆け付ければそこには最後の船を沈め終えたオスビーがいる。
「残党を岸に上がらせるな!弓兵!並列に並べ!」
「火薬爆弾の残数を確認せよ!」
「自兵は疲弊している。なんとしても水際で止めるのだ!」
彼は両脇を支えられながらも気丈に指示を出し続けていた。
すぐ横には用意された椅子がある。それでも民の前で弱った姿は見せたくないのだろう。
周囲には数えきれないほどの矢が落ちている。この残骸は窮鼠の一矢。けれど船の沈んだ奴らの攻撃はもはや崖上には届かない。
下を伺えば今まさに浜に近づかんとする皇国兵と、波打ち際手前で最後の攻防が続いている。
上からも横からも正面からも狙われる奴らに逃げ道はない。勝負がつくのは時間の問題。けど…ああ!一分一秒が惜しい!
「誰かあれを持て!」
あれ?
「陛下!お持ちしました!」
親方?
「着火までの時間はどうだ!」
「厳密に計算は済んでおります!」
「よし!それを敵兵の背後に落とすのだ!」
手にしたのは巨大な爆弾。カタパルト用の爆弾よりさらに倍くらいの大きなものだ!いつの間に!
「皆急いで下がれ!もっとだ!よし、打ち込め!!!」
浜に居る兵たちはみんな小道の入り口まで駆け足で後退する。それをみた皇国兵も何かを察するが、巨体、疲労、水を吸って重くなった衣類がその動きを鈍らせる。
着水とほぼ同時の爆発。それは大きな高波となって一瞬のうちに皇国兵を飲み込み足をすくった!
「今だ一斉射!」
後で聞いた話では、どうもオズビーはこれで母船を一発撃沈と考えていたらしい。
けれどこの重さの爆弾を沖に届かせることは出来ないし、かといって浜辺に近くてはアードラスヘルム兵も巻き込むおそれがある。
そこで再考したあげくお蔵入りにしていたのだとか。
けど高波発生装置としては十分。残党兵の悪あがきもここまでだろう…
「ブルクハルト、ここにケガ人は?」
「致命傷を負ったものはおりません!」
致命傷は…か。
アードラスヘルムの弓兵が持つのはクロスボウ。これは不慣れな兵でも扱える弓だが飛ばす距離が延びれば威力が落ちる。
そして皇国兵が持つのはロングボウ。どちらの弓も殺傷力は強いものだが、ロングボウは名前の通り遠距離の射出に向いており、その威力はこの崖上であってもチェーンメイルすら貫通させる。
見れば多くの人が血を流している。片目を押さえた布が真っ赤に染まっている人もいる…
「負傷者を集めておいて。重傷じゃなくても差しさわりのありそうな怪我人は全員」
「承知しました。それよりウルリッヒ様、一刻も早くあちらへ!」
焦りを含んだブルクハルトの声。見た目以上にオスビーの状態はよくないのだろう。
「オスビーしっかり!」
「ふー…、ブルクハルト…下はどうなった…」
グラ…
揺れる身体はオスビーの限界を伝えている。恐らく視界ももう定かじゃないんだろう。
「皇国軍は…」
「もう勝敗は決まった。全部沈んだ!オスビーが沈めた!こっちの勝ちだ!」
「そう…か。ではブルクハルト、こちらの被害を報告せよ…」
「僕が見てきた!下にも上にも死者は居ない!」
「ならばラインハルト、皇国兵は…」
「生存兵は拘束して捕らえてある!」
「では…」
「もういい!もう終わったから!オスビー今すぐ癒しを受けて!言う事聞かなきゃ許さない!自分の臣下が信用できないの!」
後で聞いたことだがその時僕はオスビーにしがみついて号泣していたらしい。必死すぎてなんにも覚えてないけど…
オスビーの状態はすでに歩くこともままならなかった。
有無を言わさず再生の力を流しむ僕を見て、ブルクハルト、ラインハルトの二人はほっと息を吐いた。
意識を失い倒れ込むオスビーは用意された長椅子に横たえられる。その姿が人目に触れないよう簡易の天幕が設置された。
その中で僕はずっとオスビーにしがみついていた。
癒しを受け静かに眠るオスビー。
あの時と同じだ…。王妹宮の…オスビーの私室で…、あの時もこんな風に癒しを受けたオスビーは吐息も漏らさず眠っていた。
四年前のオスビーはまだどこか頼りなかったっけ。王妃の影に怯え未来に希望を見出せずにいた。
けど今では立派な王だ。誰もが認める立派な…人々を護り導く立派な…王…
気がつけば僕も一緒に眠っていた。
451
あなたにおすすめの小説
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
魔力ゼロのポーション屋手伝い
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
15歳で測定する魔力の量によって、人生の大部分が左右されてしまう世界。
そんな世界で、運命の日を迎えたひとりの平凡な少年──リクは、抱いた淡い期待を大きく裏切られる。魔力が前代未聞のゼロと言い渡されたのだ。
深い絶望とともに頭を抱えていたとき、森でポーション屋を営んでいるというくたびれた男が声をかける。路頭に迷っていたリクは、店で手伝いをしてはどうかという彼の誘いを受けることにする。
捨てかけた夢を拾ってもらった少年と、拾った男。ふたりが絆を深めていく、ポーション屋でのお話です。
一人称おじさんくたびれ男性×魔力ゼロ以外平凡青年のBLです。
カクヨムにも載せています。(完結済み)
カランコエの咲く所で
mahiro
BL
先生から大事な一人息子を託されたイブは、何故出来損ないの俺に大切な子供を託したのかと考える。
しかし、考えたところで答えが出るわけがなく、兎に角子供を連れて逃げることにした。
次の瞬間、背中に衝撃を受けそのまま亡くなってしまう。
それから、五年が経過しまたこの地に生まれ変わることができた。
だが、生まれ変わってすぐに森の中に捨てられてしまった。
そんなとき、たまたま通りかかった人物があの時最後まで守ることの出来なかった子供だったのだ。
私だけが愛して1度も笑ったことの無い夫が、死んだはずの息子を連れてもどってきた
まつめ
恋愛
夫はただの一度も私に笑いかけたことは無く、穏やかに夫婦の時間をもったこともない。魔法騎士団の、騎士団長を務める彼は、23年間の結婚生活のほとんどを戦地で過ごしている。22歳の息子の戦死の知らせが届く。けれど夫は元気な息子を連れて私の元に戻って来てくれた。
塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた
雪兎
BL
あらすじ
全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。
相手は学年でも有名な優等生α。
成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに——
めちゃくちゃ塩対応。
挨拶しても「……ああ」。
話しかけても「別に」。
距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。
(俺、そんなに嫌われてる……?)
同室なのに会話は最低限。
むしろ避けられている気さえある。
けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、
その塩対応αだった。
しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。
「……他のαに近づくな」
「お前は俺の……」
そこで言葉を飲み込む彼。
それ以来、少しずつ態度が変わり始める。
距離は相変わらず近くない。
口数も少ない。
だけど――
他のαが近づくと、さりげなく間に入る。
発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。
そして時々、独占欲を隠しきれない視線。
実は彼はずっと前から知っていた。
俺が、
自分の運命の番かもしれないΩだということを。
だからこそ距離を取っていた。
触れたら、もう止まれなくなるから。
だけど同室生活の中で、
少しずつ、確実に距離は変わっていく。
塩対応の裏に隠されていたのは――
重すぎるほどの独占欲だった。
秘匿された第十王子は悪態をつく
なこ
BL
ユーリアス帝国には十人の王子が存在する。
第一、第二、第三と王子が産まれるたびに国は湧いたが、第五、六と続くにつれ存在感は薄れ、第十までくるとその興味関心を得られることはほとんどなくなっていた。
第十王子の姿を知る者はほとんどいない。
後宮の奥深く、ひっそりと囲われていることを知る者はほんの一握り。
秘匿された第十王子のノア。黒髪、薄紫色の瞳、いわゆる綺麗可愛(きれかわ)。
ノアの護衛ユリウス。黒みかがった茶色の短髪、寡黙で堅物。塩顔。
少しずつユリウスへ想いを募らせるノアと、頑なにそれを否定するユリウス。
ノアが秘匿される理由。
十人の妃。
ユリウスを知る渡り人のマホ。
二人が想いを通じ合わせるまでの、長い話しです。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~
スカッと文庫
恋愛
「貴様のような無能、我が国の王妃には相応しくない。婚約を破棄し、学園から追放する!」
王立魔道学園の卒業パーティー。きらびやかなシャンデリアの下、王太子エドワードの声が冷酷に響いた。彼の隣には、愛くるしい表情で私を嵌めた男爵令嬢、ミナが勝ち誇ったように寄り添っている。
伯爵令嬢のリリアーヌは、入学以来三年間、「魔力ゼロの欠陥品」として学園中の嘲笑を浴び続けてきた。
婚約者であるエドワードからは一度も顧みられず、同級生からはゴミのように扱われ、ミナの自作自演による「いじめ」の濡れ衣まで着せられ……。
それでも、父との「力を隠せ」という約束を守るため、泥を啜るような屈辱に耐え抜いてきた。
――だが、国からも学園からも捨てられた今、もうその約束を守る必要はない。
「さようなら、皆様。……私が消えた後、この国がどうなろうと知ったことではありませんわ」
リリアーヌが身につけていた「魔力封印の首飾り」を自ら引き千切った瞬間、会場は漆黒の魔力に包まれた。
彼女は無能などではない。失われた「古代魔法」をその身に宿す、真の魔道の主だったのだ。
絶望する王太子たちを余目に、隣国の伝説の魔術師アルベルトに拾われたリリアーヌ。
彼女の、残酷で、甘美な復讐劇が今、幕を開ける――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる