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64.5 ちびっ子の寝ている間に
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「やっぱり秘密は聞き出せなかったな…。言わないだろうとは思ってたけど…」
「さすがのノールにも無理だったか。諦めるんだね。彼はきっとその秘密だけは墓場まで持っていくつもりだよ。だけどその秘密があったからこそ彼は助かった。それだけは事実だ。」
「そうだね。本当にあれは…。肝が冷えたよ…。アッシュ君の誘拐も、…ユーリウス様の暴走も…。エスターも見たよね?あの黒い…。あれが毒素らしいよ。あの飴、アッシュ君が持ってったけどどうするんだろう?」
「ユーリ君の…。いやぁ、すごかったね。歴代公爵が語り継がれて恐れられるはずだ。あの場に居たのが僕らだけで良かったよ。また悪評が上塗りされるところだ。それにしても飴か…、お熱いねぇ…」
「ちょっと!茶化しちゃ駄目だよ。あれはあれで必死だったんだろうから」
「いやけど、キスで特訓ってなんだい?そんな特訓聞いたこともないよ」
「…僕だって無いよ…。ユーリウス様のあんな見え見えの演技を真に受けて…、アッシュ君も単純だよね」
「忘れてるだろうけど、一応彼はまだ14だよ。」
「そうだった。それにしても固形化…。とっさによく思いついたものだよね」
「サーダのスキルをあんな風に活用するとはね。彼はスキルも凄いけど一番すごいのはその知識の使い方だ。う~ん、闘志がわくねぇ」
「知の分野なら僕も負けたくないな。ねぇエスター、有用な書物があったら揃えておいてくれる?」
「そりゃいいけど…、ノールも大概負けず嫌いだね。石板はどうなったんだい?」
「石板!そう。アッシュ君がいいヒントをくれたんだよ。無意識にだけど」
「ほほう…」
「ほらこの2行目。ここには〝者”の説明が…、この文字、数字に見えると君言ったよね?」
「言ったねぇ」
「アッシュ君が言ったんだ。パーティーは4人が基本って。」
「パーティー?なんだいそれ」
「行動を共にして困難に立ち向かう仲間の事だよ。僕らはアッシュ君のパーティーなんだって。だからこの数字は4だと思う。一行目がアッシュ君…。それで2行目が僕たち四人。僕と君と、それからヴェストとサーダ。ああ、これはアッシュ君が言ったんだ。アレクシはユーリのパーティーだから除外だって。それからナッツはサーダの助手だから二人で一つとして。」
「それで?その3行目は僕たちが何だって?」
「うう~ん。アッシュ君の為に何をすべきか?何をし終えたか?何だろう…今日まで彼の為に何をしてきたか…」
コンコン
「二人とも~。会議は順調?はいこれ。いつもの糖分だよ~」
「ナッツ…。この間の…君あれわざとだね?アッシュ君とユーリウス様の…。けしかけてどうするの?アッシュ君は身震いしてたよ?」
「ユーリ君は喜悦に震えてたけどね」
「え~、何のことかなぁ?ぜ~んぜん分かんないや。そんなことより何むずかしい顔してんの~?」
「大したことじゃ…。ただ、僕らはアッシュ君の為に何をしてるかって…」
「まさに今進行形でしてる事じゃない?違う~?」
「えっ?」
「謎解き。そうでしょ~?石板のことも壷のことも、アッシュ君一人じゃ辿りつかなかったよね~」
「あ、分かった」
「そうか。アッシュ君が追いかけてる謎。その謎を解くための」
「「手助けをする者」」
「あー、すっきりした。そうか。そういう事…。いい?一行目、人であり人ならざる者、二行目、4人の仲間、三行目、手助けしろ、もしくは手助けになる、かな?」
「ならきっとこの4行目、5行目が指し示すのは恐らく…」
「ユーリウス様!」
「ユーリ君!」
「きっとそうだよ…、だってあの発光が…あれがただの輝きのはずが無い。あれはアッシュ君の元に来ることで光を鎮めたんだ。アッシュ君がここに来たことには意味があるはずだよ。」
「ならその意味はユーリ君に関わってるってことだ」
「答えは出た?それじゃぁ頭脳労働はお任せするね~。僕はシェフの寝支度しなくっちゃ~。」
「さすがのノールにも無理だったか。諦めるんだね。彼はきっとその秘密だけは墓場まで持っていくつもりだよ。だけどその秘密があったからこそ彼は助かった。それだけは事実だ。」
「そうだね。本当にあれは…。肝が冷えたよ…。アッシュ君の誘拐も、…ユーリウス様の暴走も…。エスターも見たよね?あの黒い…。あれが毒素らしいよ。あの飴、アッシュ君が持ってったけどどうするんだろう?」
「ユーリ君の…。いやぁ、すごかったね。歴代公爵が語り継がれて恐れられるはずだ。あの場に居たのが僕らだけで良かったよ。また悪評が上塗りされるところだ。それにしても飴か…、お熱いねぇ…」
「ちょっと!茶化しちゃ駄目だよ。あれはあれで必死だったんだろうから」
「いやけど、キスで特訓ってなんだい?そんな特訓聞いたこともないよ」
「…僕だって無いよ…。ユーリウス様のあんな見え見えの演技を真に受けて…、アッシュ君も単純だよね」
「忘れてるだろうけど、一応彼はまだ14だよ。」
「そうだった。それにしても固形化…。とっさによく思いついたものだよね」
「サーダのスキルをあんな風に活用するとはね。彼はスキルも凄いけど一番すごいのはその知識の使い方だ。う~ん、闘志がわくねぇ」
「知の分野なら僕も負けたくないな。ねぇエスター、有用な書物があったら揃えておいてくれる?」
「そりゃいいけど…、ノールも大概負けず嫌いだね。石板はどうなったんだい?」
「石板!そう。アッシュ君がいいヒントをくれたんだよ。無意識にだけど」
「ほほう…」
「ほらこの2行目。ここには〝者”の説明が…、この文字、数字に見えると君言ったよね?」
「言ったねぇ」
「アッシュ君が言ったんだ。パーティーは4人が基本って。」
「パーティー?なんだいそれ」
「行動を共にして困難に立ち向かう仲間の事だよ。僕らはアッシュ君のパーティーなんだって。だからこの数字は4だと思う。一行目がアッシュ君…。それで2行目が僕たち四人。僕と君と、それからヴェストとサーダ。ああ、これはアッシュ君が言ったんだ。アレクシはユーリのパーティーだから除外だって。それからナッツはサーダの助手だから二人で一つとして。」
「それで?その3行目は僕たちが何だって?」
「うう~ん。アッシュ君の為に何をすべきか?何をし終えたか?何だろう…今日まで彼の為に何をしてきたか…」
コンコン
「二人とも~。会議は順調?はいこれ。いつもの糖分だよ~」
「ナッツ…。この間の…君あれわざとだね?アッシュ君とユーリウス様の…。けしかけてどうするの?アッシュ君は身震いしてたよ?」
「ユーリ君は喜悦に震えてたけどね」
「え~、何のことかなぁ?ぜ~んぜん分かんないや。そんなことより何むずかしい顔してんの~?」
「大したことじゃ…。ただ、僕らはアッシュ君の為に何をしてるかって…」
「まさに今進行形でしてる事じゃない?違う~?」
「えっ?」
「謎解き。そうでしょ~?石板のことも壷のことも、アッシュ君一人じゃ辿りつかなかったよね~」
「あ、分かった」
「そうか。アッシュ君が追いかけてる謎。その謎を解くための」
「「手助けをする者」」
「あー、すっきりした。そうか。そういう事…。いい?一行目、人であり人ならざる者、二行目、4人の仲間、三行目、手助けしろ、もしくは手助けになる、かな?」
「ならきっとこの4行目、5行目が指し示すのは恐らく…」
「ユーリウス様!」
「ユーリ君!」
「きっとそうだよ…、だってあの発光が…あれがただの輝きのはずが無い。あれはアッシュ君の元に来ることで光を鎮めたんだ。アッシュ君がここに来たことには意味があるはずだよ。」
「ならその意味はユーリ君に関わってるってことだ」
「答えは出た?それじゃぁ頭脳労働はお任せするね~。僕はシェフの寝支度しなくっちゃ~。」
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