53 / 277
連載
91 彼の為の戦い
しおりを挟む
「うん?それは何だ?」
「申し訳ございません。私の胸ポケットから滑り落ちたスカーフにございます。すぐに拾います故、ご容赦を。」
謁見の間を出て行こうとするアッシュ君が足元に咲かしていった一輪の花。
私はそれを気付かれないよう素早く隠し、近衛の目を盗んで手折るとユーリウス様に手渡した。
「ユーリウス様これを。彼の心です」
「この花は…」
「ブルースター。花言葉をご存じですか?」
「ああ…。」
「公爵閣下、従者殿、陛下の御前ゆえお静かに」
「アッシュ、信じている…。信じているとも…」
ユーリウス様は固く目を瞑り、まるで祈りをささげるかのようにそれを両手で包み込んだ。
トイレから戻った僕。扉を開ける前に一つ大きく深呼吸。ここからはやるかやられるか。
スーハー
いざ尋常に、勝負だ!
「聖王様。心は決まりました。解毒剤についてお話しします。ですが…、どうかお人払いを。ここから先は王族意外には聞かせることは出来ません。」
「む、なにを偉そうに。お前ごとき平民が聖王様に不敬であるぞ!」
「よせ。構わぬ、ユーリウスと介助の者を残し皆下がれ!」
「聖王様!しかし!」
「ユーリウスは言うに及ばず、このような子供一人に何が出来るか。ここには王子もいる。護衛に囲まれておる方が見縊られると言うものだ。構わぬと言っておる。込み入った話になるであろう。よいから下がれ!」
へぇ、ユーリはこの場に残すんだ。はは~ん、分かった。僕を奪うところを見せつけるつもりだな。それであわよくば、何かの交渉材料にするつもりか。まったくいちいち性格の悪い…。これ以上ユーリに何をさせるつもりだ!
「ふむ、では聞こうか。あの解毒剤、いったいどうやって作った。あれはどれほどの効き目だ。聞き及んだところ蛇の毒と蜘蛛の毒を打ち消したようだな。あれは…特別な症例にも効いたりするのか。」
やっぱりな。…お姫様に、あいや、まだ王様は王妃と姫、どちらが発症するか知らないんだった。でもその時を案じて手段を模索してるってことだ。勇者の旅立ちも、そしてあの悪趣味な、今から始めようとしている実験も含めて…全てがその為の悪あがき…。
その情を少しでもユーリに持ってくれたら…、そうしたら僕だってもっと好意的に協力したのに。
「ふぅぅぅぅ……、やれやれ、言っておきますが勇者は帰ってきませんよ。彼は何も得ることは出来ない。石板の予言は破られた」
様子の変わった僕を凝視しているであろうユーリ。その視線の圧に背中が破れそうだ。
だけど様子が一変したのは僕だけじゃない。聖王もだ。〝高貴なる王”の皮を脱ぎ捨て、その本性をむき出しにする。低い声、狡猾な目つき。その威圧感に怯み、王子は一歩後退する。
「小僧…何故、何故お前がそれを知っている!石板は限られたものしか知らぬ事。どこから知った!もしやブッケか!奴はユーリウスに慕われておったな!答えよユーリウス‼」
「お止めください、教授は何も…」
「大声を出すのは止めてもらおうか!ユーリもブッケ教授も関係無い。何故ならあの石板は僕が与えた!」
「なにをふざけたことを!」
いや事実だから。正確には僕ら投稿者全員が、だけど。まぁこれで信じるならだれも苦労はしないよね。
「石板など見る必要もない。…僕は全てを知るもの。知識の番人の化身。王家の呪いも、そして今から呪いに倒れる姫のことも、全てが僕の入力に委ねられた…」
おっと王子は知らなかったのか。いったい何の話かと狼狽え王様に問いただしている。
こんな話すら共有しないほど王子の事を見縊ってるって事か…王子も気の毒に…。
「な、何故それを!ええい、王子よ控えよ!それより人を呼べ!だれか、」
「だまれ!この単細胞め…。人を呼んだ瞬間、姫は救いを失うっていうのが分からないのか!」
「ま、まさか…!その方法を知っているというのか…呪いを破くその方法を…」
「我は神なれば…」
「馬鹿な…。そんな言葉を真に受けると思うのか。しかし…、いやそんなことがあるものかっ!こんな子供になど!だが真実であったら…ああ…」
ほほう…。人を人とも思わない冷血漢の聖王にも人の血が流れていたか。最愛を失うのだけは辛いらしい。
初めて見る王様の姿、王子は驚きに目を見はっている。
「この仮初の姿で呪いを破ることは出来ない。だが呪病の進行を止めることは出来ると断言しよう。」
「それはまことか…?ううむ、お前の言葉を鵜呑みには出来ん。信ずるに足る情報を寄越せ!病を止めるための情報をだ!」
「神の叡智には対価が必要だ。それを支払う覚悟はあるか」
「何を小癪な…。ユーリウスよ!ここへ来るのだ!」
「なにをする気だ!」
王様のスキルに逆らい続けフラフラのユーリ。両脇を二人に支えられながら、それでも王子の右隣を強要される。
くっ!王子の横だと?ユーリが立っていいのは僕の隣だけだ!
「ユーリウスよ跪け!さあ王子よ、その剣を首にあてがうのだ!」
「うぅ…」
「ち、父王、それは…」
「早くせよ!」
ユーリッ‼僕のユーリに何するんだ!ああ!高貴なユーリを跪かせるなんて…、お前が土下座しろ!
おのれ、おのれおのれおのれ!許すまじ、聖王!
「陛下!何をなさるおつもりか!」
「黙れ!従者ごときが不敬であるぞ!」
「子供よ!ユーリウスの命が惜しければまずは全て話して見せよ!!」
「いけないアッシュ!私のことは放っておくんだ!」
「黙らぬかユーリウス!すべてを話すか、それともユーリウスと共に死にたいか!」
ユーリを盾に、なりふり構わずただひたすら僕への洗脳を試みる聖王。それが分かるだけに…不愉快だ!
僕は誰にも支配されない。なぜなら僕は既に知識の奴隷だからだ!
ああ、ダメだ。これ以上ユーリを苦しませる事は出来ないっ…!
「やれやれ…聖王、ユーリの命をベットするのはまずい手だ。それをしたら…命を失うのはお姫様だ。猿芝居はやめましょうよ。知ってるはずだ。ユーリは死なない。あなたにユーリが殺せるもんか!だから歴代の王家は代わりに公爵家を利用することにしたんだ。いいですよ。僕とお姫様、一蓮托生といきましょうか?二人そろってさよならだ。」
「アッシュ!やめるんだ!駄目だアッシュ!」
悲痛なユーリの声。うぅぅ…、後で謝る…後で土下座して謝るからっ!だけど今ははったりでもなんでも、ここで引くわけにはいかないんだ!
「僕は死ぬことなんか怖くない!だけどあなたは怖いはずだ!大切な姫を失う事が!」
「ほう…。死ぬことは怖くないか、小僧。死んでも構わぬと言うのだな」
「無論!」
「王子よ制約をかけよ!同意は得た!死んでも構わぬと!」
なっ!し、しまった!王子お前っ!
フイッ
目逸らしてんじゃない!
「やめてくれ!アッシュ!アッシュ!」
「せ、〝制約”全て隠さず言葉にせよ!その誓いを破りし時、その鼓動は時を止める!」
「で、殿下…殿下!お止めください!ああっ!」
「アッシュ君!」
くぅぅっ!……ん?あれ?これ…って…。
「さあ答えよ子供!姫を救いしその方法とやらを!」
「…ただでは答えない。そう言ったでしょ」
チクリともズキンともしないんだけど…。
「なっ!王子よ!スキルはどうしたのだ!」
「す、スキルは発動させました。おかしいっ、こんなはず…」
何度も何度もそのスキルを発動させるバカ王子。…しっかし…危ないところだった。ほらね、こいつは信用できないと思ったんだ。
それにしてもこれはどういう事だ。聖王の洗脳と違って王子のスキルに〝同意”以外の縛りは…
「ええい!この無能めが!」
それは同感だがお前が言うな!
「父王これは…、わかりました!この子供にはすでに誓いがかけられています!私の制約よりも、それどころか誓約よりも強い、最も強い聖約が!そのためすべての下位スキルは弾かれるのです!」
「なんだと!」
なんだって!!
僕に聖約…?いつの間にそんな…?え?何??…疑問は残るが…ともかく形勢逆転だ!
「申し訳ございません。私の胸ポケットから滑り落ちたスカーフにございます。すぐに拾います故、ご容赦を。」
謁見の間を出て行こうとするアッシュ君が足元に咲かしていった一輪の花。
私はそれを気付かれないよう素早く隠し、近衛の目を盗んで手折るとユーリウス様に手渡した。
「ユーリウス様これを。彼の心です」
「この花は…」
「ブルースター。花言葉をご存じですか?」
「ああ…。」
「公爵閣下、従者殿、陛下の御前ゆえお静かに」
「アッシュ、信じている…。信じているとも…」
ユーリウス様は固く目を瞑り、まるで祈りをささげるかのようにそれを両手で包み込んだ。
トイレから戻った僕。扉を開ける前に一つ大きく深呼吸。ここからはやるかやられるか。
スーハー
いざ尋常に、勝負だ!
「聖王様。心は決まりました。解毒剤についてお話しします。ですが…、どうかお人払いを。ここから先は王族意外には聞かせることは出来ません。」
「む、なにを偉そうに。お前ごとき平民が聖王様に不敬であるぞ!」
「よせ。構わぬ、ユーリウスと介助の者を残し皆下がれ!」
「聖王様!しかし!」
「ユーリウスは言うに及ばず、このような子供一人に何が出来るか。ここには王子もいる。護衛に囲まれておる方が見縊られると言うものだ。構わぬと言っておる。込み入った話になるであろう。よいから下がれ!」
へぇ、ユーリはこの場に残すんだ。はは~ん、分かった。僕を奪うところを見せつけるつもりだな。それであわよくば、何かの交渉材料にするつもりか。まったくいちいち性格の悪い…。これ以上ユーリに何をさせるつもりだ!
「ふむ、では聞こうか。あの解毒剤、いったいどうやって作った。あれはどれほどの効き目だ。聞き及んだところ蛇の毒と蜘蛛の毒を打ち消したようだな。あれは…特別な症例にも効いたりするのか。」
やっぱりな。…お姫様に、あいや、まだ王様は王妃と姫、どちらが発症するか知らないんだった。でもその時を案じて手段を模索してるってことだ。勇者の旅立ちも、そしてあの悪趣味な、今から始めようとしている実験も含めて…全てがその為の悪あがき…。
その情を少しでもユーリに持ってくれたら…、そうしたら僕だってもっと好意的に協力したのに。
「ふぅぅぅぅ……、やれやれ、言っておきますが勇者は帰ってきませんよ。彼は何も得ることは出来ない。石板の予言は破られた」
様子の変わった僕を凝視しているであろうユーリ。その視線の圧に背中が破れそうだ。
だけど様子が一変したのは僕だけじゃない。聖王もだ。〝高貴なる王”の皮を脱ぎ捨て、その本性をむき出しにする。低い声、狡猾な目つき。その威圧感に怯み、王子は一歩後退する。
「小僧…何故、何故お前がそれを知っている!石板は限られたものしか知らぬ事。どこから知った!もしやブッケか!奴はユーリウスに慕われておったな!答えよユーリウス‼」
「お止めください、教授は何も…」
「大声を出すのは止めてもらおうか!ユーリもブッケ教授も関係無い。何故ならあの石板は僕が与えた!」
「なにをふざけたことを!」
いや事実だから。正確には僕ら投稿者全員が、だけど。まぁこれで信じるならだれも苦労はしないよね。
「石板など見る必要もない。…僕は全てを知るもの。知識の番人の化身。王家の呪いも、そして今から呪いに倒れる姫のことも、全てが僕の入力に委ねられた…」
おっと王子は知らなかったのか。いったい何の話かと狼狽え王様に問いただしている。
こんな話すら共有しないほど王子の事を見縊ってるって事か…王子も気の毒に…。
「な、何故それを!ええい、王子よ控えよ!それより人を呼べ!だれか、」
「だまれ!この単細胞め…。人を呼んだ瞬間、姫は救いを失うっていうのが分からないのか!」
「ま、まさか…!その方法を知っているというのか…呪いを破くその方法を…」
「我は神なれば…」
「馬鹿な…。そんな言葉を真に受けると思うのか。しかし…、いやそんなことがあるものかっ!こんな子供になど!だが真実であったら…ああ…」
ほほう…。人を人とも思わない冷血漢の聖王にも人の血が流れていたか。最愛を失うのだけは辛いらしい。
初めて見る王様の姿、王子は驚きに目を見はっている。
「この仮初の姿で呪いを破ることは出来ない。だが呪病の進行を止めることは出来ると断言しよう。」
「それはまことか…?ううむ、お前の言葉を鵜呑みには出来ん。信ずるに足る情報を寄越せ!病を止めるための情報をだ!」
「神の叡智には対価が必要だ。それを支払う覚悟はあるか」
「何を小癪な…。ユーリウスよ!ここへ来るのだ!」
「なにをする気だ!」
王様のスキルに逆らい続けフラフラのユーリ。両脇を二人に支えられながら、それでも王子の右隣を強要される。
くっ!王子の横だと?ユーリが立っていいのは僕の隣だけだ!
「ユーリウスよ跪け!さあ王子よ、その剣を首にあてがうのだ!」
「うぅ…」
「ち、父王、それは…」
「早くせよ!」
ユーリッ‼僕のユーリに何するんだ!ああ!高貴なユーリを跪かせるなんて…、お前が土下座しろ!
おのれ、おのれおのれおのれ!許すまじ、聖王!
「陛下!何をなさるおつもりか!」
「黙れ!従者ごときが不敬であるぞ!」
「子供よ!ユーリウスの命が惜しければまずは全て話して見せよ!!」
「いけないアッシュ!私のことは放っておくんだ!」
「黙らぬかユーリウス!すべてを話すか、それともユーリウスと共に死にたいか!」
ユーリを盾に、なりふり構わずただひたすら僕への洗脳を試みる聖王。それが分かるだけに…不愉快だ!
僕は誰にも支配されない。なぜなら僕は既に知識の奴隷だからだ!
ああ、ダメだ。これ以上ユーリを苦しませる事は出来ないっ…!
「やれやれ…聖王、ユーリの命をベットするのはまずい手だ。それをしたら…命を失うのはお姫様だ。猿芝居はやめましょうよ。知ってるはずだ。ユーリは死なない。あなたにユーリが殺せるもんか!だから歴代の王家は代わりに公爵家を利用することにしたんだ。いいですよ。僕とお姫様、一蓮托生といきましょうか?二人そろってさよならだ。」
「アッシュ!やめるんだ!駄目だアッシュ!」
悲痛なユーリの声。うぅぅ…、後で謝る…後で土下座して謝るからっ!だけど今ははったりでもなんでも、ここで引くわけにはいかないんだ!
「僕は死ぬことなんか怖くない!だけどあなたは怖いはずだ!大切な姫を失う事が!」
「ほう…。死ぬことは怖くないか、小僧。死んでも構わぬと言うのだな」
「無論!」
「王子よ制約をかけよ!同意は得た!死んでも構わぬと!」
なっ!し、しまった!王子お前っ!
フイッ
目逸らしてんじゃない!
「やめてくれ!アッシュ!アッシュ!」
「せ、〝制約”全て隠さず言葉にせよ!その誓いを破りし時、その鼓動は時を止める!」
「で、殿下…殿下!お止めください!ああっ!」
「アッシュ君!」
くぅぅっ!……ん?あれ?これ…って…。
「さあ答えよ子供!姫を救いしその方法とやらを!」
「…ただでは答えない。そう言ったでしょ」
チクリともズキンともしないんだけど…。
「なっ!王子よ!スキルはどうしたのだ!」
「す、スキルは発動させました。おかしいっ、こんなはず…」
何度も何度もそのスキルを発動させるバカ王子。…しっかし…危ないところだった。ほらね、こいつは信用できないと思ったんだ。
それにしてもこれはどういう事だ。聖王の洗脳と違って王子のスキルに〝同意”以外の縛りは…
「ええい!この無能めが!」
それは同感だがお前が言うな!
「父王これは…、わかりました!この子供にはすでに誓いがかけられています!私の制約よりも、それどころか誓約よりも強い、最も強い聖約が!そのためすべての下位スキルは弾かれるのです!」
「なんだと!」
なんだって!!
僕に聖約…?いつの間にそんな…?え?何??…疑問は残るが…ともかく形勢逆転だ!
719
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
役目を終えた悪役令息は、第二の人生で呪われた冷徹公爵に見初められました
綺沙きさき(きさきさき)
BL
旧題:悪役令息の役目も終わったので第二の人生、歩ませていただきます 〜一年だけの契約結婚のはずがなぜか公爵様に溺愛されています〜
【元・悪役令息の溺愛セカンドライフ物語】
*真面目で紳士的だが少し天然気味のスパダリ系公爵✕元・悪役令息
「ダリル・コッド、君との婚約はこの場をもって破棄する!」
婚約者のアルフレッドの言葉に、ダリルは俯き、震える拳を握りしめた。
(……や、やっと、これで悪役令息の役目から開放される!)
悪役令息、ダリル・コッドは知っている。
この世界が、妹の書いたBL小説の世界だと……――。
ダリルには前世の記憶があり、自分がBL小説『薔薇色の君』に登場する悪役令息だということも理解している。
最初は悪役令息の言動に抵抗があり、穏便に婚約破棄の流れに持っていけないか奮闘していたダリルだが、物語と違った行動をする度に過去に飛ばされやり直しを強いられてしまう。
そのやり直しで弟を巻き込んでしまい彼を死なせてしまったダリルは、心を鬼にして悪役令息の役目をやり通すことを決めた。
そしてついに、婚約者のアルフレッドから婚約破棄を言い渡された……――。
(もうこれからは小説の展開なんか気にしないで自由に生きれるんだ……!)
学園追放&勘当され、晴れて自由の身となったダリルは、高額な給金につられ、呪われていると噂されるハウエル公爵家の使用人として働き始める。
そこで、顔の痣のせいで心を閉ざすハウエル家令息のカイルに気に入られ、さらには父親――ハウエル公爵家現当主であるカーティスと再婚してほしいとせがまれ、一年だけの契約結婚をすることになったのだが……――
元・悪役令息が第二の人生で公爵様に溺愛されるお話です。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
校正も自力です(笑)
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます
日色
BL
「ぼく、あくやくれいそくだ」弟の誕生と同時に前世を思い出した七海は、悪役令息キルナ=フェルライトに転生していた。闇と水という典型的な悪役属性な上、肝心の魔力はほぼゼロに近い。雑魚キャラで死亡フラグ立ちまくりの中、なぜか第一王子に溺愛され!?
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。(完結)
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
本作は皆様の暖かな支援のおかげで第13回BL大賞にて学園BL賞を受賞いたしました!
心よりお礼申し上げます。
ただ今、感謝の番外編を少しずつ更新中です。
よければお時間のある時にお楽しみくださいませ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。