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92 彼の為の戦い②
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もう怒った!許さないからな!この僕を怒らせたことを心底後悔するがいい!
僕の種子創造、チマチマ見せるからバレるんだ。バレないくらい大掛かりにやれば。木を隠すなら…森の中だっ!
ズ、ズズ…
「な、なんだ…床が…」
ズズズ…ズン!
「う、うわぁぁぁ!揺れる!ゆれ、あああ!」
ズ、ゴゴゴゴゴ、ガタンッ!
「ひぃぃ、だ、誰か!誰かここへ!わしを助けよ!」
ー あ、開きませぬ!扉が開かないのです! ー
ー 陛下!陛下!大丈夫でございますか!地鳴りが!地響きが! ー
ー誰か!扉を突き破れ!う、うわぁぁぁ!草が!草がぁ! ー
ガタガタガタ…ガタン!バタッ!ゴトン!ゴトゴト、ゴッ!
「王子、わしを守れ!王子よ!」
「父王!しかし、立てませぬ、うわっ!」ガッシャーン!
一度やって見たかったんだよね。最大出力。力の把握って大切だよね。しかし人んちだと思うといくら壊れても気にならないな。絶対リッターホルムではやれないやつ。
気分はすでにジェラ〇ックパーク!あっという間に城の中も外もジャングルだ!
その丈夫な蔦は城壁に絡みつき窓を割り柱を折り、その太い幹は床を突き破る。ずいぶん風通しが良くなったじゃないか。そのうえどこもかしこもマイナスイオンに溢れ…癒しの空間と言えなくもない…。
はっ!ユーリは!…ふぅやれやれ。アレクシさんとノールさんにしっかり守られているね。よし!遠慮は無しだ!
「神の怒りに触れた愚か者め。この地が崩れ落ち果てるまでその大切な玉座とやらで見守るがいい!」
ギギギギ パリィン
「窓がっ!」
ミシミシミシ
「父王!し、城が軋んでおります!王!どうすれば!父上っ!ちちうえー!」
「お、お許しを!ミーミルの化身、お許しくだされ!どうかっ!どうかお許しくだされ!お鎮まりを!わしが悪かった!何でも言うとおりにする!心を入れ替えると誓いますゆえ!何卒っ、なにとぞぉぉ!」
命ごいか…、見苦しい。悪役なら最後まで悪役らしくしろよっ!。
「もう遅い!」
ドカン!ガッターン!ドドドドド、ドガッ‼
「うわぁぁぁ!」「ひぃぃぃぃ!」
汚い2重奏だ。
「…さて、ユーリどうする?ユーリが許せないって言うならこのままにしとくけど」
「はぁっはぁっ、許せないに決まっている!彼らは私からアッシュを奪おうとした…。許せるはずがあるものかっ…」
「ユーリ?」
「王子の小姓にだと?私からアッシュを奪おうなどと…」
「ヒィィッ!ユ、ユーリウスやめるのじゃ!」
「毒素を知りたいと言ったな!ならば好きなだけ見せてやる!」
「ま、まさか…、ユーリっ!」
「ユーリウス様いけません!あ、アッシュ君!キス、キスを!」
「へぁあ?」
「キスぐらいでこの怒りが抑えられるものかっ!」
「すごいのを、すごいのさせますから!自制を!ああアッシュ君!君から言って!!早くっ!」
「わ、わかった!後ですごいのしてあげるから毒素はやめてっ!せっかくの植物が無駄になる!」
「…ふぅ…、そうだったね。アッシュ、後で濃厚なキスだ。忘れないように」シュッゥゥゥ…
はー、やれやれ、ん?まぁいいや。とっとと縛り上げるとするか。しっかし今日は捕縄術の出番が多いな。
僕は優しい良い子だから、たとえ手足を縛り上げてもちゃんと椅子には座らせてあげるのだよ。お年寄りは労わらなくてはね。祖母からも散々言い聞かされていることだし。
ついでに二度目の捕縛となるバカ王子はつるバラの蔓で縛ってさしあげた。
「ほらバラが咲いてて綺麗でしょ?ヘタレのお美しい王子にぴったり。」
「い、痛い!棘が刺さる!頼む!他の蔓で縛ってくれ!」
「ほほう、他の蔓で縛られたいと、…王子Mなの?」
「何のことだ!」
お遊びはほどほどにして、本題はこっちだ。
「さて聖王、単刀直入に言うけど、姫を助けたければ馬鹿な実験は今すぐやめてもらおう。研究チームは解散だ。人道にもとる非道な行い。神は絶対に許さない!」
「なっ!そ、そこまで知っておるのか…まさか本当に…」
「言ったでしょう?僕はミーミルの化身。この目が映すのは世界の叡智。そしてこの国の過去と未来!」
ガクリと首を倒し絶句する聖王。おや?意外とメンタルがお弱い…?ああそうか。自分よりも上位種に対峙したのは初めてなんだな。初めての屈服。魔法の溶けた王様は一気に時計の針が進んでいく…。
「ミーミルよ…呪いが出るのは本当に姫なのか…?」
「王妃が知ったら怒り心頭ですね。王の最愛が自分じゃないなんて。掌中の珠だ。美と愛の女神、フレイアの再来。でしたっけ?」
「…大切な姫なのだ…。あの子は…、美しく慈悲深く、このわしにとって唯一の清浄。姫だけは失う訳にはいかぬのだ…。だが呪いは発動する。するのだ…必ずや…。歴代の王、その誰もが呪いから逃れられず最愛を失い続けた。わしの父も、そして祖父も曾祖父も、母を、妻を、そして娘を失った。わしは父のその慟哭をつぶさに見ていたのだ…」
…僕にとってのユーリと同じ…。助けたいと願う気持ちは同じなのだ…。だからといって、そのために周囲の人間すべてを犠牲にしていいはずない。愚かな聖王…。姫が慈悲深く清浄なら、人々の犠牲、それをどう思うか!
「…お、お前が真実ミーミルならば、わしに証明してみせよ…」
まったく疑り深い…。人を騙してばかりだから人を信じられなくなるんじゃないか。こんなの、自分が一番生きづらいだろうに。
証明が必要だと言うなら仕方ない。僕は語って聞かせた。WEB小説にあった勇者の旅立ちのシーンを。
石板を前に、学院から呼びよせた勇者になすべき使命を与える王。
その勇者に与えた使命が、〝不死”を発見して持ち帰ること。それは誰も知らない事。人払いをしたがらんどうの謁見の間、そこに居たのは王と王子そして勇者の3人のみ。その場に居た3人しか知り得ない事。
そう。勇者の旅の始まり。それは決して救国の為なんかじゃ無かった。
勇者は王の要請を受け、石板の言い伝えにどおり不死を探しに旅に出る。そこからしばらく仲間集めのフェーズが続き、その道中で様々な謎を解きながら、ついに石板の最後の一文、〝不死が寄り添う…”、勇者はそれを毒公爵の事だと気付くんだ。
そしておそらく王様、小説の王様だけでなくここにいる聖王も、不死、つまりそれを必ず死ぬ呪いを解く鍵だと解釈した!
「…不死の事まで知っておるのか…わしには不死が必要なのじゃ…」
ほらね、ビンゴだ。
決して誰にも頭を下げないはずの一国の王が、今僕の前で力無く項垂れている。
息をのみ成り行きを見守る一同。そんなに見られたら…やりがいがあるじゃないかっ!
「王よ…、大人しく僕の言うことを聞けば悪いようにはしない。何を躊躇う必要がある?これは貴方のためだ。そして王家全体の為でもある。姫のみならず未来へ続く子孫の為でもあり、これほど正しい行いが他にあるだろうか?」
「正しい行い…」
「貴方が今しようとしている選択。それは決して間違ってなどいない。僕に任せてしまえばこの積年の心労から解放される。ずっと悩んできたんでしょう?姫も王妃も失いたくないと。」
「父上…」
「そうだ…わしはとても…とても苦しかったのだ…。わしの呪いは、呪いを最愛に肩代わりさせる。それがどれほど辛いことか…」
「辛くて当然だ。わかりますとも、貴方の苦悩、貴方の悲しみ…。どれほど罪を重ねても、それすら貴方には降りかからない。全てが姫の苦痛となる。姫は…もがき苦しみ抜いて、聖王!貴方に救いを求めながら死んでいく!これが平気で居られるものか!!」
「おお…そのような…、それだけはっ…」
「安心するがいい。そのために僕は来た。もう一度聞きましょう、だが選択肢を間違えれば、死よりもつらい現実がこれからも続く。そんな愚行を……これ以上重ねる気か!!どうやって姫の亡骸を弔うつもりだ!!!」
「あああああ…!わしは…わしはっ…」
「…全て僕に任せなさい。貴方はもう、頑張らなくていいんだ。貴方の目の前に居るのは救いの…さぁ言って?僕は誰?」
「おお…神よ…ミーミルよ…」
…ミッションコンプリート…
僕の種子創造、チマチマ見せるからバレるんだ。バレないくらい大掛かりにやれば。木を隠すなら…森の中だっ!
ズ、ズズ…
「な、なんだ…床が…」
ズズズ…ズン!
「う、うわぁぁぁ!揺れる!ゆれ、あああ!」
ズ、ゴゴゴゴゴ、ガタンッ!
「ひぃぃ、だ、誰か!誰かここへ!わしを助けよ!」
ー あ、開きませぬ!扉が開かないのです! ー
ー 陛下!陛下!大丈夫でございますか!地鳴りが!地響きが! ー
ー誰か!扉を突き破れ!う、うわぁぁぁ!草が!草がぁ! ー
ガタガタガタ…ガタン!バタッ!ゴトン!ゴトゴト、ゴッ!
「王子、わしを守れ!王子よ!」
「父王!しかし、立てませぬ、うわっ!」ガッシャーン!
一度やって見たかったんだよね。最大出力。力の把握って大切だよね。しかし人んちだと思うといくら壊れても気にならないな。絶対リッターホルムではやれないやつ。
気分はすでにジェラ〇ックパーク!あっという間に城の中も外もジャングルだ!
その丈夫な蔦は城壁に絡みつき窓を割り柱を折り、その太い幹は床を突き破る。ずいぶん風通しが良くなったじゃないか。そのうえどこもかしこもマイナスイオンに溢れ…癒しの空間と言えなくもない…。
はっ!ユーリは!…ふぅやれやれ。アレクシさんとノールさんにしっかり守られているね。よし!遠慮は無しだ!
「神の怒りに触れた愚か者め。この地が崩れ落ち果てるまでその大切な玉座とやらで見守るがいい!」
ギギギギ パリィン
「窓がっ!」
ミシミシミシ
「父王!し、城が軋んでおります!王!どうすれば!父上っ!ちちうえー!」
「お、お許しを!ミーミルの化身、お許しくだされ!どうかっ!どうかお許しくだされ!お鎮まりを!わしが悪かった!何でも言うとおりにする!心を入れ替えると誓いますゆえ!何卒っ、なにとぞぉぉ!」
命ごいか…、見苦しい。悪役なら最後まで悪役らしくしろよっ!。
「もう遅い!」
ドカン!ガッターン!ドドドドド、ドガッ‼
「うわぁぁぁ!」「ひぃぃぃぃ!」
汚い2重奏だ。
「…さて、ユーリどうする?ユーリが許せないって言うならこのままにしとくけど」
「はぁっはぁっ、許せないに決まっている!彼らは私からアッシュを奪おうとした…。許せるはずがあるものかっ…」
「ユーリ?」
「王子の小姓にだと?私からアッシュを奪おうなどと…」
「ヒィィッ!ユ、ユーリウスやめるのじゃ!」
「毒素を知りたいと言ったな!ならば好きなだけ見せてやる!」
「ま、まさか…、ユーリっ!」
「ユーリウス様いけません!あ、アッシュ君!キス、キスを!」
「へぁあ?」
「キスぐらいでこの怒りが抑えられるものかっ!」
「すごいのを、すごいのさせますから!自制を!ああアッシュ君!君から言って!!早くっ!」
「わ、わかった!後ですごいのしてあげるから毒素はやめてっ!せっかくの植物が無駄になる!」
「…ふぅ…、そうだったね。アッシュ、後で濃厚なキスだ。忘れないように」シュッゥゥゥ…
はー、やれやれ、ん?まぁいいや。とっとと縛り上げるとするか。しっかし今日は捕縄術の出番が多いな。
僕は優しい良い子だから、たとえ手足を縛り上げてもちゃんと椅子には座らせてあげるのだよ。お年寄りは労わらなくてはね。祖母からも散々言い聞かされていることだし。
ついでに二度目の捕縛となるバカ王子はつるバラの蔓で縛ってさしあげた。
「ほらバラが咲いてて綺麗でしょ?ヘタレのお美しい王子にぴったり。」
「い、痛い!棘が刺さる!頼む!他の蔓で縛ってくれ!」
「ほほう、他の蔓で縛られたいと、…王子Mなの?」
「何のことだ!」
お遊びはほどほどにして、本題はこっちだ。
「さて聖王、単刀直入に言うけど、姫を助けたければ馬鹿な実験は今すぐやめてもらおう。研究チームは解散だ。人道にもとる非道な行い。神は絶対に許さない!」
「なっ!そ、そこまで知っておるのか…まさか本当に…」
「言ったでしょう?僕はミーミルの化身。この目が映すのは世界の叡智。そしてこの国の過去と未来!」
ガクリと首を倒し絶句する聖王。おや?意外とメンタルがお弱い…?ああそうか。自分よりも上位種に対峙したのは初めてなんだな。初めての屈服。魔法の溶けた王様は一気に時計の針が進んでいく…。
「ミーミルよ…呪いが出るのは本当に姫なのか…?」
「王妃が知ったら怒り心頭ですね。王の最愛が自分じゃないなんて。掌中の珠だ。美と愛の女神、フレイアの再来。でしたっけ?」
「…大切な姫なのだ…。あの子は…、美しく慈悲深く、このわしにとって唯一の清浄。姫だけは失う訳にはいかぬのだ…。だが呪いは発動する。するのだ…必ずや…。歴代の王、その誰もが呪いから逃れられず最愛を失い続けた。わしの父も、そして祖父も曾祖父も、母を、妻を、そして娘を失った。わしは父のその慟哭をつぶさに見ていたのだ…」
…僕にとってのユーリと同じ…。助けたいと願う気持ちは同じなのだ…。だからといって、そのために周囲の人間すべてを犠牲にしていいはずない。愚かな聖王…。姫が慈悲深く清浄なら、人々の犠牲、それをどう思うか!
「…お、お前が真実ミーミルならば、わしに証明してみせよ…」
まったく疑り深い…。人を騙してばかりだから人を信じられなくなるんじゃないか。こんなの、自分が一番生きづらいだろうに。
証明が必要だと言うなら仕方ない。僕は語って聞かせた。WEB小説にあった勇者の旅立ちのシーンを。
石板を前に、学院から呼びよせた勇者になすべき使命を与える王。
その勇者に与えた使命が、〝不死”を発見して持ち帰ること。それは誰も知らない事。人払いをしたがらんどうの謁見の間、そこに居たのは王と王子そして勇者の3人のみ。その場に居た3人しか知り得ない事。
そう。勇者の旅の始まり。それは決して救国の為なんかじゃ無かった。
勇者は王の要請を受け、石板の言い伝えにどおり不死を探しに旅に出る。そこからしばらく仲間集めのフェーズが続き、その道中で様々な謎を解きながら、ついに石板の最後の一文、〝不死が寄り添う…”、勇者はそれを毒公爵の事だと気付くんだ。
そしておそらく王様、小説の王様だけでなくここにいる聖王も、不死、つまりそれを必ず死ぬ呪いを解く鍵だと解釈した!
「…不死の事まで知っておるのか…わしには不死が必要なのじゃ…」
ほらね、ビンゴだ。
決して誰にも頭を下げないはずの一国の王が、今僕の前で力無く項垂れている。
息をのみ成り行きを見守る一同。そんなに見られたら…やりがいがあるじゃないかっ!
「王よ…、大人しく僕の言うことを聞けば悪いようにはしない。何を躊躇う必要がある?これは貴方のためだ。そして王家全体の為でもある。姫のみならず未来へ続く子孫の為でもあり、これほど正しい行いが他にあるだろうか?」
「正しい行い…」
「貴方が今しようとしている選択。それは決して間違ってなどいない。僕に任せてしまえばこの積年の心労から解放される。ずっと悩んできたんでしょう?姫も王妃も失いたくないと。」
「父上…」
「そうだ…わしはとても…とても苦しかったのだ…。わしの呪いは、呪いを最愛に肩代わりさせる。それがどれほど辛いことか…」
「辛くて当然だ。わかりますとも、貴方の苦悩、貴方の悲しみ…。どれほど罪を重ねても、それすら貴方には降りかからない。全てが姫の苦痛となる。姫は…もがき苦しみ抜いて、聖王!貴方に救いを求めながら死んでいく!これが平気で居られるものか!!」
「おお…そのような…、それだけはっ…」
「安心するがいい。そのために僕は来た。もう一度聞きましょう、だが選択肢を間違えれば、死よりもつらい現実がこれからも続く。そんな愚行を……これ以上重ねる気か!!どうやって姫の亡骸を弔うつもりだ!!!」
「あああああ…!わしは…わしはっ…」
「…全て僕に任せなさい。貴方はもう、頑張らなくていいんだ。貴方の目の前に居るのは救いの…さぁ言って?僕は誰?」
「おお…神よ…ミーミルよ…」
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