チートな転生農家の息子は悪の公爵を溺愛する

kozzy

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116 彼のそこへと至る長い道のり

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打ち切り漫画みたいなユーリの台詞と共に部屋へと戻れば…そこは…

げぇぇぇ!真っ白だったはずの部屋が…怪しい部屋、あいや、ムーディーな部屋へと様変わりしている。なんてこった!誰がこんなことを…、いつの間に!

ん?なんでここに柘榴が?

「ああ。よくわからないが昨夜ナッツが持ってきたんだ。ケーキに使うのにこれの甘い実が欲しいと」

ここで熟成させろってことか。…ってことはここでユーリがスキルを発動するってことで、その意味って…。だってあれは僕を成長…、成長?熟成…熟れ熟れな僕?


「ユ、ユーリ…、その初夜って言う事はつまり…」

「ふふ、この日をどれだけ待った事か。」

なっ!なんだってー?待ってた?一体、い、いつから?そんな前からユーリは僕をそういう目で…?、うそぉん、ユーリのエッチ!

「貴族というのは実に面倒だ。婚前交渉は禁止とされる。かといって成人までは結婚も出来ない。ならば16の誕生日に成人の儀を行いその日のうちに婚姻を成立させる。理にかなってるだろう?」

「そ、そうかな?僕子供だからわかんない」

「君は昨日まで年上だったろう?さぁおいでアッシュ。この日の為にたくさん勉強したんだ。安心して全て任せて…不安が無いわけじゃないけど、多分…大丈夫だ。」
「えっ、け、けど…心の準備が追い付て無いって言うか…」


「今日はすべて受け入れる、そういう約束だったろう?」

「そ、そんな約束…、」


した。しました。自分で言いました。大声で叫びましたー!僕のバカー!


「来て、アッシュ。ずっと待ってたんだ。君をこの腕に抱くこの日を。君の心はいつだって私のものだった。それは喜びでしかなかったけど…、私は心だけでは満足できない。君と身体でも繋がりたい。身も心も全て溶けあって、隙間なく一つになりたい。」


うぅ…、思春期め…。頭の中はエッチなことで一杯だな?さては…


「即物的だと思うかい?だが…当然の感情だと言ってくれた。…ナッツも」

ナッツかー!ユーリ!聞く相手が間違ってるから!ノールさんなら、ノールさんならそんなことは…、

う、…し、しかし…

すでにユーリとは結婚はしてしまった…。ユーリの本気はさっきからビンビン伝わってくる。僕をそういう意味で好きだっていう本気。
じゃぁ僕のせ、せ、性的衝動はどうだろう?ユーリはおろか、僕は自分のそういう事を想像したことすらあまり…

ああ…、ユーリは僕の理想像。顔も身体も、甘い声も。その表情一つ一つに、指の動きまでも。全て僕が設定したセクシーな僕だけの毒公爵。そう、セクシーな。

……

僕はユーリが大好きだ!絶対幸せにするって前世の祖母かみさまにだって誓ってる。
どんな困難からも必ず守って、ユーリのあの濃紫の瞳が二度と曇らないようにするって、この蕩けるような笑顔がいつまでも僕に向けられてたらいいなって、いつだってそう思って。…だから…だから…

ユーリとの約束!それは決して破ってはいけないんだ!!

え、ええいっ!自分で受け入れると言ったからには…ゴニュゴニュの一つや二つ!どうってことあるもんかっ!あ、あんなの〇〇ピー〇〇ピーして〇〇ピーするだけじゃないかっ!大したことないねっ!


「アッシュ…そ、そうか…、私が早計だった。君が嫌なら…」
「ううん、ユーリ。しよう。大丈夫。ユーリとするっ、その…ゴニュゴニュを!

「アッシュ…、無理をしているなら…」
「まっ、まさかっ!無理なんかしてない」

「アッシュ…」
「しよう、ユーリ。いいや、するったらする!絶対する!!僕は男だ!男に二言は無い!!!」

「嬉しいよアッシュ!ああ…私は果報者だ…」

うわっ!
いきなり押し倒されたと思ったらいきなりの激しいキス!ユーリ…、どれだけしたかったの…、って、押し倒され?

「ユー、ん、んん…ふ…ちょ、ちょっと待った!」
「何?アッシュ、やっぱり」

「そうじゃなくて、その、…ねぇ、なんでナチュラルに僕が下なの?」
「アッシュ!そ、それは…」

「僕の方が年上なのに!2か月分…」

「いやしかし、考えたことも無かった…。逆は」
「何で⁉」

なんの話し合いも無しに決まってるっておかしくない?男同士なんだしこういう事はお互いの協議のもと決めんじゃないの?大体僕は初めてだって言うのに、童貞より先に処女を散らすの?色々と納得いかないなっ!意義あり!


「君がどうしても上が良いならそれは一応検討だけはしないでもない。だけど私は君をリードしたい。その為に今まで勉強してきたんだ」

「リード…勉強…」

「君に辛い思いをさせなくて済むよう、君を気持ちよくさせながら如何に上手く事をすすめるか。この日のために学んできた。君にそれが出来るかい?」
「でっ!」

…きないかも知れない…。だってそんなのしたこともなければ…、その…、叡智に溢れた賢い僕だけど、そういったジャンルだけは避けてきたから…。だって、だって、

…恥ずかしいじゃないか!!見るのも読むのも!僕は洋画のそういうシーンだっていつも横向いて飛ばしてたのに!


「どうする?かわるかい?上と下」
「……こ、このままで…」
「ふふ」

くっ!無念…



あ…ああ…、ユーリの手が僕のシャツにかかって、そのボタンを一つ一つ外していく…。エロすぎでしょ、その指…。誰だ!セクシーなんて設定つけたの!僕か…。
それよりなんで?どうして?裸なんかさっきだってさんざん見せてたのに、こ、これはっ!異常に恥ずかしいっ。

ひゃぁぁぁっ!つつーって触るの反則だって!ひっ!耳…みみぃー!

ー 愛してるよ、アッシュ… ー

ボボンっ

ちょちょ、ちょっと!何しようと…、おパンツ!そっ、それは!ああ…最後の砦が…えっ?何見て…そっ、そこはじっくり見る場所じゃ…ひぃぃぃ…もう勘弁して…

「ふふ…顔は隠すんだ。身体は隠さなくていいの?可愛い。アッシュは何もかも可愛い…」

ぐ、ぐぁぁぁぁ!あぁぁぁぁ!はっ、はずっ、はずか…はずか死ー!!!!

「ユ、ユーリ、アレ、…アレ出して…」
「あれ?」
「ジュクセイ…おねがい…。素面じゃとても耐えられそうにない…」

「積極的だね…。でもあれは…いや、いいよ。君が望むなら」

あ…、お香よりも甘い甘いイランイランが充ちていく…。身体が熱い。けどダメ、まだ足りない。もっと成熟した大人にならなくては!僕のこの頑強で屈強な理性と羞恥心をとばすにはこんなもんじゃ全然足りないぃぃっ!!

「ユーリ、もっと!もっと強く!もっとたくさん!イランイランで一杯にして!」
「 ‼ 」
「僕の頭の中、ユーリで一杯にしてぇ!!もう何も考えたくないのっ!!!」

「ア、アッシュ。それほど私のことを…。ああ、一杯にするとも!私のこと以外、何も考えられなくしてやる!!」

ムワァ…

「もっとだ!」

ブワァ…

「もっともっとだ!アッシュ!君を支配するのは私だけだ!」

カッ!!

「あっ!ああー!ユーリ!ユーリ!ユーリぃ!!」




初めての夜が、今始まる…







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