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162 呪術の繋ぐ因縁
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「む、なんだね君は。ここは学院関係者以外入れぬはずだが?」
「貴族学院卒業生のアルパ・ペルクリットの母ですわ。今日は学院に寄付を持って参りましたの。ついでにせっかくですのでわたくしが書き上げた『呪力と代償、そして見返りの因果関係』についての論考に意見を頂ければと思いまして…。わたくし実は貴方様ほどではございませんが、呪術にいささかの興味がございますのよ。」
「呪術と代償…そうか、では見せていただこう」
このブッケと言う男、呪物以外にはなんの関心も持たず、王の歓心からあのユーリウスの懇願まで全てをはね除けた偏屈者だ。
今もわたくしが書き上げた呪術の小論に感心しながら見いっている。
「ふむ、よく考察出来ておる。特にこの、呪力の源泉だ。白い呪力は崇拝によって、邪なる呪力は恨みや妬み、人の心に巣くう暗き感情がそのまま力になると言うのだな。」
「ええ、だからこそ術師は己が虐げられたとき、思いもよらぬ力を発するのですわ。人から向けられる蔑みと、自身に沸き上がる怨嗟によって。ほんの推測ですけれど。…教授、貧しい土地において、満足に食べることも日々を楽しむことも制限された暮らしの中で、人は困難に打ち勝とうとするより恨みや僻みを募らせる方が容易いのです。」
「そうであろうな大多数は。だが全てがそうとも限らん。いつの時代もどんな場所にも傑物は現れる。」
「そうですわね。そして傑物は一人とも限りませんわね」
「む?」
「その傑物とやらが2人居たとして…、双方が同じ方向を向いていない場合どうなります?」
「手を携えれば大きな力になろうが…、残念ながら往々にして争いの原因になっておるな」
「争いはまた大きな負の感情を産む…。こうして呪はその力を強めていくのですわ」
「ほう…」
子供だましの論調でブッケの興味をひけはすまい。我が一族に伝わる呪術の核心、そのほんの一端を見せてやるだけで、ふふふ、すっかり目が釘付けでは無いの…。
少しばかり手の内をさらしたところでさしたる問題はない。どうせ奴らに呪術は扱えぬのだし知ったところで止められぬのが負の感情だ。
わたくしにリッターホルムを知るすべはない。
出入りが制限されているだけでなく全てにおいて詳しい情報が手に入らぬのだ。
たわいもない話ならば最近はいくらでも漏れ聞こえてくると言うのに肝心のユーリウスに関しては…あの子供にのぼせ上っていることぐらいしか聞こえてこない。
そしてその子供ときたら…、農家の子供らしくささやかれる噂は作物の指導に関してばかり、くだらない…。
ああ…、忌み嫌われた公爵領…、それがここにきてわたくしの足を引っ張るなどとは…
だからこそ、なんとしてもこのブッケを取り込まねばならぬ。多少の危険を冒しても。
「時に教授の御子息はリッターホルムの司書でございましょう?わたくしの継子が貴方様に袖にされた代わりに数年前から招き入れたという事でしたわね…。とんでもないことですわ。ご子息にまでご迷惑をお掛けしてしまって…、代わってわたくしが謝罪いたしましょう」
「いいや構わぬ。息子は息子で好きにしておるよ」
「時には会いに行かれるのかしら?何度かリッターホルムへ行かれたと聞きましたわ」
「ふむ、用があればだ。私も何かと忙しくてな」
「そうでございましょうとも。ところで教授、あの地には呪物の眠る地下道があるのを御存じかしら…。」
「何?地下道だと?」
ふっ、なんと容易い…。呪物の眠る地下道と聞いただけで腰を浮かせ落ち着きなく部屋中を動き回る…。
そして大仰に椅子にかけると唸りながら視線を泳がす…。
これほどとは…、それほど呪物が好きとは…。それはそれで不気味な男ね…。
「間違いございません。これは夫のマテアスが前妻カルロッタ様の父であられる前公爵閣下から伺いましたの。リッターホルムの秘密の通路、そこには悪しき力を秘めた魔剣があるのですって。ああっ、そう言えば貴方様は呪力が見えるのでしたわね。ではそこから呪力の導き通り通路を奥に進んでご覧なさい。更に大きな呪物に行き当たりましょう。それこそ教授を唸らせるほどの…。見つけられたらわたくしにも教えてくださいませ。一体どれくらいの呪力を秘めた呪物かを是非わたくしにも…。ねぇ教授…頼みましたわよ…」
誰かと思えば噂の魔女か。
この私に接触を試みるとは…、まさにイェルドの言った通りではないか。
だが『呪力と代償、そして見返りの因果関係』この論文は実によく書けている。
一つの願いをかなえるためには一つの代償を差し出さねばならぬ。ささやかな願いにはささやかな代償を、大いなる願いには大いなる代償を。失せものを見つけたいと願えば別のものがどこかで失せる。連日の晴天を願えばいつか豪雨に見舞われる。
そして問題は忌まわしき邪術だ。誰かの深手を願うのであれば己の欠損を覚悟せねばならぬ。果て無き怨嗟には果て無き代償が必要となる…。そしてその代償は自分自身で決めることは出来ぬのだ…。何故なら人は一番大切なものは差し出そうとはしないからだ。
そして術を操るための呪力…。
白い呪力と闇の呪力。白い呪力の源泉は神の力の源と変わらぬ。そして分かっていたことではあるが…人の心に巣くう暗き感情…、魔女本人の口から聞けばこれはまた一入である。
魔女の言い分には一言物申したい部分もあるが、今は議論の時では無かろう。
おや、ついに本題を切り出したか。
なるほど、あの壁画を確認したいのだな。
なかなか上手いやり方ではないか。
もしもあのおチビさんから先んじてダインの剣を受け取っておらねば…、もしもあの倉庫街の壁画を微塵も知らねば…、私は目の前の女が例え魔女であろうとも躊躇いもなく話に乗ったことは容易に想像がつく。
その時、魔女の背後から見えたのは青白い光。思わず魔女の術かと思ったがあれは…
コート掛けにかけた私の上着ではないか?ならばあの青白い光は…
隠しポケットに忍ばせた剣なのか⁉
私は気付かれぬようさりげなくコート掛けに近づき魔女にばれぬようその上着をデスクの裏に押し込めた。
そしてそのままチェアに腰を掛け時折剣の様子を盗み見ていた。
そして剣の発するその青白い光は…、その後魔女が退室するまで一瞬たりとも消えなかった。
「貴族学院卒業生のアルパ・ペルクリットの母ですわ。今日は学院に寄付を持って参りましたの。ついでにせっかくですのでわたくしが書き上げた『呪力と代償、そして見返りの因果関係』についての論考に意見を頂ければと思いまして…。わたくし実は貴方様ほどではございませんが、呪術にいささかの興味がございますのよ。」
「呪術と代償…そうか、では見せていただこう」
このブッケと言う男、呪物以外にはなんの関心も持たず、王の歓心からあのユーリウスの懇願まで全てをはね除けた偏屈者だ。
今もわたくしが書き上げた呪術の小論に感心しながら見いっている。
「ふむ、よく考察出来ておる。特にこの、呪力の源泉だ。白い呪力は崇拝によって、邪なる呪力は恨みや妬み、人の心に巣くう暗き感情がそのまま力になると言うのだな。」
「ええ、だからこそ術師は己が虐げられたとき、思いもよらぬ力を発するのですわ。人から向けられる蔑みと、自身に沸き上がる怨嗟によって。ほんの推測ですけれど。…教授、貧しい土地において、満足に食べることも日々を楽しむことも制限された暮らしの中で、人は困難に打ち勝とうとするより恨みや僻みを募らせる方が容易いのです。」
「そうであろうな大多数は。だが全てがそうとも限らん。いつの時代もどんな場所にも傑物は現れる。」
「そうですわね。そして傑物は一人とも限りませんわね」
「む?」
「その傑物とやらが2人居たとして…、双方が同じ方向を向いていない場合どうなります?」
「手を携えれば大きな力になろうが…、残念ながら往々にして争いの原因になっておるな」
「争いはまた大きな負の感情を産む…。こうして呪はその力を強めていくのですわ」
「ほう…」
子供だましの論調でブッケの興味をひけはすまい。我が一族に伝わる呪術の核心、そのほんの一端を見せてやるだけで、ふふふ、すっかり目が釘付けでは無いの…。
少しばかり手の内をさらしたところでさしたる問題はない。どうせ奴らに呪術は扱えぬのだし知ったところで止められぬのが負の感情だ。
わたくしにリッターホルムを知るすべはない。
出入りが制限されているだけでなく全てにおいて詳しい情報が手に入らぬのだ。
たわいもない話ならば最近はいくらでも漏れ聞こえてくると言うのに肝心のユーリウスに関しては…あの子供にのぼせ上っていることぐらいしか聞こえてこない。
そしてその子供ときたら…、農家の子供らしくささやかれる噂は作物の指導に関してばかり、くだらない…。
ああ…、忌み嫌われた公爵領…、それがここにきてわたくしの足を引っ張るなどとは…
だからこそ、なんとしてもこのブッケを取り込まねばならぬ。多少の危険を冒しても。
「時に教授の御子息はリッターホルムの司書でございましょう?わたくしの継子が貴方様に袖にされた代わりに数年前から招き入れたという事でしたわね…。とんでもないことですわ。ご子息にまでご迷惑をお掛けしてしまって…、代わってわたくしが謝罪いたしましょう」
「いいや構わぬ。息子は息子で好きにしておるよ」
「時には会いに行かれるのかしら?何度かリッターホルムへ行かれたと聞きましたわ」
「ふむ、用があればだ。私も何かと忙しくてな」
「そうでございましょうとも。ところで教授、あの地には呪物の眠る地下道があるのを御存じかしら…。」
「何?地下道だと?」
ふっ、なんと容易い…。呪物の眠る地下道と聞いただけで腰を浮かせ落ち着きなく部屋中を動き回る…。
そして大仰に椅子にかけると唸りながら視線を泳がす…。
これほどとは…、それほど呪物が好きとは…。それはそれで不気味な男ね…。
「間違いございません。これは夫のマテアスが前妻カルロッタ様の父であられる前公爵閣下から伺いましたの。リッターホルムの秘密の通路、そこには悪しき力を秘めた魔剣があるのですって。ああっ、そう言えば貴方様は呪力が見えるのでしたわね。ではそこから呪力の導き通り通路を奥に進んでご覧なさい。更に大きな呪物に行き当たりましょう。それこそ教授を唸らせるほどの…。見つけられたらわたくしにも教えてくださいませ。一体どれくらいの呪力を秘めた呪物かを是非わたくしにも…。ねぇ教授…頼みましたわよ…」
誰かと思えば噂の魔女か。
この私に接触を試みるとは…、まさにイェルドの言った通りではないか。
だが『呪力と代償、そして見返りの因果関係』この論文は実によく書けている。
一つの願いをかなえるためには一つの代償を差し出さねばならぬ。ささやかな願いにはささやかな代償を、大いなる願いには大いなる代償を。失せものを見つけたいと願えば別のものがどこかで失せる。連日の晴天を願えばいつか豪雨に見舞われる。
そして問題は忌まわしき邪術だ。誰かの深手を願うのであれば己の欠損を覚悟せねばならぬ。果て無き怨嗟には果て無き代償が必要となる…。そしてその代償は自分自身で決めることは出来ぬのだ…。何故なら人は一番大切なものは差し出そうとはしないからだ。
そして術を操るための呪力…。
白い呪力と闇の呪力。白い呪力の源泉は神の力の源と変わらぬ。そして分かっていたことではあるが…人の心に巣くう暗き感情…、魔女本人の口から聞けばこれはまた一入である。
魔女の言い分には一言物申したい部分もあるが、今は議論の時では無かろう。
おや、ついに本題を切り出したか。
なるほど、あの壁画を確認したいのだな。
なかなか上手いやり方ではないか。
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その時、魔女の背後から見えたのは青白い光。思わず魔女の術かと思ったがあれは…
コート掛けにかけた私の上着ではないか?ならばあの青白い光は…
隠しポケットに忍ばせた剣なのか⁉
私は気付かれぬようさりげなくコート掛けに近づき魔女にばれぬようその上着をデスクの裏に押し込めた。
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