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172 彼とレセプション
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何だかんだでお試し期間にはいろんな問題が浮き彫りになった。
その最たるものが平民と貴族、そこに依然として存在する身分差の問題だ。
いや、わかってはいた、分かってはいたつもりだったんだけどね…
平民の学生を集めるための告知や受付、それには6家の貴族領、そして王家の直轄領が窓口となって行われた。
彼らの協力のもと国中から勉学意欲の高い人を身分問わず募ったのだが、無償の奨学生になるためには更に最難関と呼ばれるテストを受けなければならなかった。
そのため試験希望の平民には事前に1か月間参考書、いわゆる赤本みたいな物を貸し出す事でその試験に備えてもらったのだ。
彼らには勉強するための本を買うお金なんて無いし、この国では王都の図書館以外ろくに本なんか揃っていない。精々が教会に少しばかりの書物が置かれているだけだからね。到底足りない。
そうやって寝食を忘れ試験勉強に没頭し、合格を勝ち取った本当に学びたい者だけがこのカレッジの学生という将来まで約束された黄金の切符を手に入れられるのだ。
何しろリッターホルムまでの移動費から4年間の衣食住迄すべてこちら持ちの好待遇だ。誰でもって訳にはいかないからね。
けどいざ学生を集めてみれば付け焼刃では如何ともしがたいほどの知識量の差と、身分というお互いの壁がそこには大きく立ちはだかった…
知識人にあるまじき非合理的かつ非論理的思考!僕は憤慨だ!
その意識を変えていく事がどれほど大変だったか…、主にノールさんが…。
それらの問題に関してはまだまだ十分とは言えないが、まぁなんとか迎えた今日という日。本日は披露目会、ゲストを招待しての、いわゆるレセプションパーティーだ。
正門からは美しく刈り込んだトピアリーが等間隔に並んでいる。それらを丁寧に整えているのは臨時雇いの庭師さんたちだ。
そのトピアリーの通路を抜けるとドーンと広い校庭があり、その目の前にはコの字型に立ち並んだ立派な校舎がある。
その一角にはシンボルとなる時計台がそびえ立ち、校舎の右裏手には小さな礼拝堂とこれまた立派な図書館があり、左裏手には寮がある。それらは全て回廊で繋がれ中央の中庭には噴水が設えてあり一息つくのにちょうどいい場所だ。
また別の区画には植物園と温室もあり、学生たちの憩いの場になることは請け合いだ。
脳内トラベラーである僕の愛読書、必見シリーズ、『学生必見!一度は訪れたい世界の大学』あの中でも僕が一番行って見たかったコンインブラ大学、あれをお手本にしたのがこのカレッジだ。
肉体系スキル持ちの人夫達には感謝の言葉しかない。そのスキル持ちが居なければいくら簡易版とは言え1年なんかで絶対完成しなかった…僕の…、僕の送るはずだったキャンパスライフ…その憧れの全てがここにある…
「どうしたのアッシュ、感慨深い?」
「少し感動に浸ってた…」
「本当に素晴らしいよ…。学舎、寮、校庭から続く植物園、構内全体も芸術的で…。アッシュ君の設計図が無ければとてもこれだけのものは出来なかった…」
「それだけじゃない。あれほどの図書館をつくるとはね。国中から買い集めた書物だけでは埋めきれず僕とアッシュはいくつもの書物を書き上げたんだ。まさに偉業だよ。」
うっとりするのは僕だけじゃない。全てにご満悦なノールさんも、スキルの大安売りをしてまで製本してくれたエスターも、同じく満足そうに眺めている。
ここはリッターホルムの大きなランドマークとなったのだ。知の宝庫、それがリッターホルムの新しい異名…
「アッシュ?」
「ユーリ…、時々僕もここに来て良い?学生に混じって講義受けちゃおっかな。」
「ではその時は私も同行しよう。君と二人でなら学生になるのも悪くない」
「ふふ、いつでも大歓迎ですよ」
パーティーはその敷地内全部を使って行われる。
清掃係が塵ひとつないよう磨き上げたピカピカの校内では各場所ごとに案内係がゲストへの説明を受け持っている。
一番大きな正面の校庭では、ゲストみんなに楽しんでもらえる立食形式のブッフェが用意してある。うちのシェフたちがこれでもかと腕を振るった今日だけの特別ブッフェだ。
一昨日には王子もやって来て、今はお供たちと構内の色んな設備を見て回っている。お供の中にはヘンリックさんやファークランツ侯爵家の二男オトマールさんなんかもいる。
オトマールさんとは結婚式の時ちらっと話しただけだけど頭の回る聡明な人だ。この二人が中心となって将来王子を支えていくことになる。あの王子をカバーするのは大変な任務だろうがぜひ頑張ってもらいたい。
僕らの一団は注目の的だ。公爵夫妻に初代学長、お付きが二人に護衛が二人。エスターは図書館へと離脱したけどそれでも目立つことこの上ない。
「ほらカイ、人が多くて危ないから気を付けて。荷物持ってあげようか?」
「いいえ。これはぼくのおしごとですから」
「アッシュ君はカイとダリに甘いよね。弟みたいに思ってるのかな?そういえばロビンにも随分優しいものね」
「アッシュ、これも従者としての彼らの仕事だ。手を貸してはいけないよ」
だってしょうがないじゃないか。前世でも今世でも弟は居なかったんだから。つい甘やかしちゃうんだよね。
ドンッ!
「おっと!カイ、大丈夫?危ないなぁ…、ねぇユーリ…今のあれわざとじゃない?」
「私への反感を持つ者がまだ残っているのかもしれない。子供で平民の彼らは直接私に手出しが出来ない者にとって格好の標的なんだろう…」
「そういえば先ほどからあの二人は何度もよろめいていましたが…、まさか本当に?だとしたらなんていう下劣な!」
「けどもしかしたら妬みとか僻みとかそっちかも。カイとダリは異例の抜擢だったからね。ケインさんは農地すら持たない移民で…、なのに親子ともども公爵家のお抱えになって、羨んでいる人が居てもおかしくないよ」
とは言え、少し気になったもののユーリには挨拶に来る貴族子息も多かったし、この喧騒の中で常に気に掛ける事なんてさすがに出来なかった。
それに見たところ嫌がらせとは言っても軽いものばかりで…、子供の二人を狙うあたり気の小さい奴だとは思ったけど、それだけに大した事は起きないと思ってしまった。
その後カレッジの責任者であるノールさんも途中で離脱、後から思えばその考えの全てが不注意だったと言わざるを得ない。だからこそ手薄になったとこで狙ったんだろうけど…。
なんにしても僕は興奮して少し浮足立っていたのかもしれない…
「アッシュ、あそこは?」
「ああ、あそこはまだ建設中。今完成してるのは当座必要な部分だけなんだよ。予定通り全部作ってたら1年じゃ間に合わないからね」
「あれで完成じゃなかったのか…。未完でこれほどとは…完成形が待ち遠しいよ」
「楽しみにしてて…って、ダリ!危ないっ!」
ぐらりと倒れてきたそれらは、建築現場に建てかけられた何本かの木材。
木材の束はカイとダリ、そして従士の二人が歩く場所に向けバラバラと倒れてくる。それを見てイングウェイさんはすかさず木材を押しとどめた。ビョルンさんは子供たちを護ろうとあわてて駆け寄り、そしてお兄ちゃんのダリはカイの上に間髪入れずに被さった。それでも時間差で倒れてくる木材は進路を子供たちに定めている!
ヤバイ!…あんなのが直撃したら大怪我になるっ!
「ユーリ!注意を引いて!」
「誰か!誰かいないか!私は公爵家当主、ユーリウスだ!責任者はどこだ!」
周りの視線が自分へと向かうようユーリはわざと大きな声で騒ぎ立ててくれた。
その隙を見てとっさに放った種子創造。その蔓は大きな丸太を寸でのところで引き戻す。ふぅやれやれ一安心だ…。
「これは…事故?故意?ユーリどっちだと思う?」
「どうかな…、だが故意だとすれば余りにも杜撰だ」
「アデリーナとは別件ってことか…。まったく悪質な!」
あれほど油断はしないと言っておきながら、この時の僕はその杜撰な嫌がらせに妬み以上の意味があるなんて考えもしなかった…
その一部始終を見届けている男がそこにいるかも、なんてこと…、本当に思ってもみなかったんだよ…
その最たるものが平民と貴族、そこに依然として存在する身分差の問題だ。
いや、わかってはいた、分かってはいたつもりだったんだけどね…
平民の学生を集めるための告知や受付、それには6家の貴族領、そして王家の直轄領が窓口となって行われた。
彼らの協力のもと国中から勉学意欲の高い人を身分問わず募ったのだが、無償の奨学生になるためには更に最難関と呼ばれるテストを受けなければならなかった。
そのため試験希望の平民には事前に1か月間参考書、いわゆる赤本みたいな物を貸し出す事でその試験に備えてもらったのだ。
彼らには勉強するための本を買うお金なんて無いし、この国では王都の図書館以外ろくに本なんか揃っていない。精々が教会に少しばかりの書物が置かれているだけだからね。到底足りない。
そうやって寝食を忘れ試験勉強に没頭し、合格を勝ち取った本当に学びたい者だけがこのカレッジの学生という将来まで約束された黄金の切符を手に入れられるのだ。
何しろリッターホルムまでの移動費から4年間の衣食住迄すべてこちら持ちの好待遇だ。誰でもって訳にはいかないからね。
けどいざ学生を集めてみれば付け焼刃では如何ともしがたいほどの知識量の差と、身分というお互いの壁がそこには大きく立ちはだかった…
知識人にあるまじき非合理的かつ非論理的思考!僕は憤慨だ!
その意識を変えていく事がどれほど大変だったか…、主にノールさんが…。
それらの問題に関してはまだまだ十分とは言えないが、まぁなんとか迎えた今日という日。本日は披露目会、ゲストを招待しての、いわゆるレセプションパーティーだ。
正門からは美しく刈り込んだトピアリーが等間隔に並んでいる。それらを丁寧に整えているのは臨時雇いの庭師さんたちだ。
そのトピアリーの通路を抜けるとドーンと広い校庭があり、その目の前にはコの字型に立ち並んだ立派な校舎がある。
その一角にはシンボルとなる時計台がそびえ立ち、校舎の右裏手には小さな礼拝堂とこれまた立派な図書館があり、左裏手には寮がある。それらは全て回廊で繋がれ中央の中庭には噴水が設えてあり一息つくのにちょうどいい場所だ。
また別の区画には植物園と温室もあり、学生たちの憩いの場になることは請け合いだ。
脳内トラベラーである僕の愛読書、必見シリーズ、『学生必見!一度は訪れたい世界の大学』あの中でも僕が一番行って見たかったコンインブラ大学、あれをお手本にしたのがこのカレッジだ。
肉体系スキル持ちの人夫達には感謝の言葉しかない。そのスキル持ちが居なければいくら簡易版とは言え1年なんかで絶対完成しなかった…僕の…、僕の送るはずだったキャンパスライフ…その憧れの全てがここにある…
「どうしたのアッシュ、感慨深い?」
「少し感動に浸ってた…」
「本当に素晴らしいよ…。学舎、寮、校庭から続く植物園、構内全体も芸術的で…。アッシュ君の設計図が無ければとてもこれだけのものは出来なかった…」
「それだけじゃない。あれほどの図書館をつくるとはね。国中から買い集めた書物だけでは埋めきれず僕とアッシュはいくつもの書物を書き上げたんだ。まさに偉業だよ。」
うっとりするのは僕だけじゃない。全てにご満悦なノールさんも、スキルの大安売りをしてまで製本してくれたエスターも、同じく満足そうに眺めている。
ここはリッターホルムの大きなランドマークとなったのだ。知の宝庫、それがリッターホルムの新しい異名…
「アッシュ?」
「ユーリ…、時々僕もここに来て良い?学生に混じって講義受けちゃおっかな。」
「ではその時は私も同行しよう。君と二人でなら学生になるのも悪くない」
「ふふ、いつでも大歓迎ですよ」
パーティーはその敷地内全部を使って行われる。
清掃係が塵ひとつないよう磨き上げたピカピカの校内では各場所ごとに案内係がゲストへの説明を受け持っている。
一番大きな正面の校庭では、ゲストみんなに楽しんでもらえる立食形式のブッフェが用意してある。うちのシェフたちがこれでもかと腕を振るった今日だけの特別ブッフェだ。
一昨日には王子もやって来て、今はお供たちと構内の色んな設備を見て回っている。お供の中にはヘンリックさんやファークランツ侯爵家の二男オトマールさんなんかもいる。
オトマールさんとは結婚式の時ちらっと話しただけだけど頭の回る聡明な人だ。この二人が中心となって将来王子を支えていくことになる。あの王子をカバーするのは大変な任務だろうがぜひ頑張ってもらいたい。
僕らの一団は注目の的だ。公爵夫妻に初代学長、お付きが二人に護衛が二人。エスターは図書館へと離脱したけどそれでも目立つことこの上ない。
「ほらカイ、人が多くて危ないから気を付けて。荷物持ってあげようか?」
「いいえ。これはぼくのおしごとですから」
「アッシュ君はカイとダリに甘いよね。弟みたいに思ってるのかな?そういえばロビンにも随分優しいものね」
「アッシュ、これも従者としての彼らの仕事だ。手を貸してはいけないよ」
だってしょうがないじゃないか。前世でも今世でも弟は居なかったんだから。つい甘やかしちゃうんだよね。
ドンッ!
「おっと!カイ、大丈夫?危ないなぁ…、ねぇユーリ…今のあれわざとじゃない?」
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「そういえば先ほどからあの二人は何度もよろめいていましたが…、まさか本当に?だとしたらなんていう下劣な!」
「けどもしかしたら妬みとか僻みとかそっちかも。カイとダリは異例の抜擢だったからね。ケインさんは農地すら持たない移民で…、なのに親子ともども公爵家のお抱えになって、羨んでいる人が居てもおかしくないよ」
とは言え、少し気になったもののユーリには挨拶に来る貴族子息も多かったし、この喧騒の中で常に気に掛ける事なんてさすがに出来なかった。
それに見たところ嫌がらせとは言っても軽いものばかりで…、子供の二人を狙うあたり気の小さい奴だとは思ったけど、それだけに大した事は起きないと思ってしまった。
その後カレッジの責任者であるノールさんも途中で離脱、後から思えばその考えの全てが不注意だったと言わざるを得ない。だからこそ手薄になったとこで狙ったんだろうけど…。
なんにしても僕は興奮して少し浮足立っていたのかもしれない…
「アッシュ、あそこは?」
「ああ、あそこはまだ建設中。今完成してるのは当座必要な部分だけなんだよ。予定通り全部作ってたら1年じゃ間に合わないからね」
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ぐらりと倒れてきたそれらは、建築現場に建てかけられた何本かの木材。
木材の束はカイとダリ、そして従士の二人が歩く場所に向けバラバラと倒れてくる。それを見てイングウェイさんはすかさず木材を押しとどめた。ビョルンさんは子供たちを護ろうとあわてて駆け寄り、そしてお兄ちゃんのダリはカイの上に間髪入れずに被さった。それでも時間差で倒れてくる木材は進路を子供たちに定めている!
ヤバイ!…あんなのが直撃したら大怪我になるっ!
「ユーリ!注意を引いて!」
「誰か!誰かいないか!私は公爵家当主、ユーリウスだ!責任者はどこだ!」
周りの視線が自分へと向かうようユーリはわざと大きな声で騒ぎ立ててくれた。
その隙を見てとっさに放った種子創造。その蔓は大きな丸太を寸でのところで引き戻す。ふぅやれやれ一安心だ…。
「これは…事故?故意?ユーリどっちだと思う?」
「どうかな…、だが故意だとすれば余りにも杜撰だ」
「アデリーナとは別件ってことか…。まったく悪質な!」
あれほど油断はしないと言っておきながら、この時の僕はその杜撰な嫌がらせに妬み以上の意味があるなんて考えもしなかった…
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―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
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