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連載
192 彼の家族 ー番外編ー
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彼がFXで作った莫大な財産。それらは彼の両親と祖父母に残されたのだが、その一部はWEB小説の管理サイト、その運営主に渡して欲しいと、彼の遺言によって両親に託された。
彼が最期を迎えたパソコンデスク。そのパソコン内のyuigonと名のついたフォルダに簡単な文言が残されていたのだ。
生前、定期的に行われたという彼唯一の他者との交流、〝投稿型小説 セイントキングダム公式ファンサイト”のチャット。
盛り上がった勢いで冗談めかして彼がノリで作ったというくだらない遺言書。
「もしも自分がぽっくり逝ったら遺産の一部寄付するから投稿者みんなに原稿料払ってでも書籍化して欲しい。それくらいの資産はあるんだから」と。
そんな彼の大口をその時みんな笑って聞いていたと言う。本気にした者など誰一人居なかったとも…。
そんな遺言書。
なんの効力も無い、メモに入力されフォルダに投げ入れられただけの簡素な遺言。けっして正式なものではなかったけれど、両親はその遺言通り、サイト運営主に何のためらいもなくとんでもない巨額の寄付をした。
普通なら考えられない両親の行動。誰にも理解できない突飛な判断。
日頃『互いを尊重する』をモットーに、時にそっけなくすらみえた特異な親子。そう見えて誰より理解しあえている確かな親子の絆がそこにはあった。
ミニチュア作家として教室を開く内弁慶なあの子の母親はしばらくのあいだ作業部屋に籠って出てこようとはしなかった。
無理もないことだ。
一度の流産を経てようやく授かった宝物。それが早逝したあの子だったのだ…。
だが1週間後出てきた真っ赤な目をした母親は、いつのまにかジョアニア図書館の6/1ドールハウスを製作しその両腕に抱えていた。あの子があちらでもたくさん本が読めるようにこれを仏壇代わりにするのだと、そう言って。
そしてそこには自分と同じ赤毛の司書が、一体ちょこんと飾られていた。
それを見たボトルシップ製作が趣味の大学教授、講釈の多いあの子の祖父は、あの子を一年遅れで始めようとしていた大学生にしてやりたい。そう言って、ジョアニア図書館に合わせてあの子の好きだったコインブラ大学の講堂をウッドクラフトで作り上げた。
その教壇にはちゃっかり若き自分によく似た、黒髪の講師がぽつんと立っていた。
それを横目に何かを思ったのか、著名な造形作家でもある偏屈なあの子の父親は、あの子は自己管理が出来ないからこうなったのだ、自分を棚に上げそう言うとコレクションケースに入ったままのスラリとしたアンドロイドを一体、その講堂の横にそっと置いた。
異国の建物であるジョアニア図書館ともコインブラ大学とも合わないはずのアンドロイド、父親の気持ちが込められているからだろうか…不思議とそのアンドロイドはその場所にしっくり馴染んでいた。
僕の代わりにあの子を頼むよ、父親は毎朝そう声をかけるのが日課になった。
そして祖母であり、あの子の人生の師であろうとし続けたこの私は、そんな個性的な家族に呆れながらも、想いのこもったフィギュアだらけの祭壇前に、馬鹿なあの子が二度とひもじい思いをすることが無いようにと、そんな願いを込めて、三度の食事と午後のお菓子を季節の花々と一緒に日々お供えしている。
手のかかるあの子との思い出を一つ、また一つと祭壇の前で語らいながら…。
幼い日、天才幼児と呼ばれたあの子は執拗にマスコミに追われ続けた。
どこに行こうが何をしようが、挙句にマスコミは家にまで押しかけ、気がつけばあの子はひどく内向的になり部屋で本ばかり読むようになってしまった。
少し成長してコンピューターを手にするとそれはますます顕著になった。
引きこもるほどでは無いけれど、外へ出ることを酷く嫌がり、対面での人との接触も極力避けるようになってしまった。
心配した家族がどれほど外に誘おうが、内弁慶なあの子はいつも得意の講釈で煙に巻きひたすら書籍と画面だけを見続けた。
それでもギリギリの出席日数を計算し抜かりなく高校までを卒業すると、その一年後には持ち前の頭の良さでいきなり大学に受かって見せた。
そしてあの子はある日いきなり一人暮らしを宣言した。きっとあの子なりに心の葛藤があったのだろう。
なのに結局…
殺風景なあの子の独り暮らしの部屋は、ホテルライクなどといって、たくさんのコンピューターに本とアメゾンの箱しか増えることはなかったのだ。あの部屋はいつでもまるで、偏屈なあの子の内面のようだった…。
「お金を貯めたら復学する」そう言ってはコンピューターに向かう日々。だけどそれはきっと、あの子の得意な先延ばし。あの子は肝心な時にはいつも自分を誤魔化す。
いつも…いつもそう。最後の一歩を踏み出せないまま理由をつけては部屋に籠る、普通の学生生活に憧れていたのは他でもないあの子自身なのに。
そんなあの子は部屋に籠り続けるのにも飽きたのか、それとも私の影響か、ある日いきなり温泉旅行のページを印刷して押し付けてきた。
「そ、そんなに行きたいなら仕方ない、田舎とか…すごく面倒だけど、あの…えっと…まぁその…僕がついてってあげるから行こうか」
それはきっと転機だったのだ。きっとあの温泉に行けたら何かが変わった。
あの子がようやく重い腰を上げたその敬老の日の初旅行。
渋々ついて行くはずの東北の旅はスマホのスケジュールにも真っ赤にマークされ、コンピュータの画面はまだ2か月も先だというのにカウントダウンを刻んでいた…。
あの子が居なくなってどれくらいたっただろう…。
そんなある日訪れたのはあの子の拠り所だった小説サイトの運営主。
寄付のお礼がてら仕上げたWEB小説の見本を献本に来てくれたのだ。最後にチャットで一緒だったと言う、歳も住む場所もバラバラの、仲の良い常連投稿者たちも一緒に連れ立って。
あの子が会った事もないあの子の友達。こんな場所で対面するだなんて…友達に対してこんな失礼な真似をして。いつか叱ってやらなきゃいけないわね。
口だけは達者で、何をするのもいつかいつか、まぁそのうちと言い続けたあの子。こんないいお友達がいたのに気付きもしないで…本当に馬鹿な子…大馬鹿者ね。
そんな彼らに捧げられた分厚い一冊の本…。彼らの作ったその本には本編よりも更に分厚い手作りの冊子が付いていた。
その冊子は番外編。その番外編にはあの子が登場しているのだという。
明るい父と元気な母と、あの子を見守る優しい兄。土にまみれ、陽にあたり、木々に囲まれ平和に楽しく暮らしているのだと。
あの子の為に創作された場所、トネリコのある自然に囲まれたのどかな村。ここで生まれ変わって今度は思ったように、やりたいことをちゃんとやりぬいて暮らせるようにと…そんな皆の暖かい想いが込められた、あの子の口癖を冠した〝まぁ”の村。
あらまぁ…、チャットとやらでも口癖は抜けなかったのね…。一体誰に似たのかしら。
やりたいことをちゃんとやりぬいて、そしてその願いは…彼の信じる神様がきっと叶えてくれるだろう…。
彼が最期を迎えたパソコンデスク。そのパソコン内のyuigonと名のついたフォルダに簡単な文言が残されていたのだ。
生前、定期的に行われたという彼唯一の他者との交流、〝投稿型小説 セイントキングダム公式ファンサイト”のチャット。
盛り上がった勢いで冗談めかして彼がノリで作ったというくだらない遺言書。
「もしも自分がぽっくり逝ったら遺産の一部寄付するから投稿者みんなに原稿料払ってでも書籍化して欲しい。それくらいの資産はあるんだから」と。
そんな彼の大口をその時みんな笑って聞いていたと言う。本気にした者など誰一人居なかったとも…。
そんな遺言書。
なんの効力も無い、メモに入力されフォルダに投げ入れられただけの簡素な遺言。けっして正式なものではなかったけれど、両親はその遺言通り、サイト運営主に何のためらいもなくとんでもない巨額の寄付をした。
普通なら考えられない両親の行動。誰にも理解できない突飛な判断。
日頃『互いを尊重する』をモットーに、時にそっけなくすらみえた特異な親子。そう見えて誰より理解しあえている確かな親子の絆がそこにはあった。
ミニチュア作家として教室を開く内弁慶なあの子の母親はしばらくのあいだ作業部屋に籠って出てこようとはしなかった。
無理もないことだ。
一度の流産を経てようやく授かった宝物。それが早逝したあの子だったのだ…。
だが1週間後出てきた真っ赤な目をした母親は、いつのまにかジョアニア図書館の6/1ドールハウスを製作しその両腕に抱えていた。あの子があちらでもたくさん本が読めるようにこれを仏壇代わりにするのだと、そう言って。
そしてそこには自分と同じ赤毛の司書が、一体ちょこんと飾られていた。
それを見たボトルシップ製作が趣味の大学教授、講釈の多いあの子の祖父は、あの子を一年遅れで始めようとしていた大学生にしてやりたい。そう言って、ジョアニア図書館に合わせてあの子の好きだったコインブラ大学の講堂をウッドクラフトで作り上げた。
その教壇にはちゃっかり若き自分によく似た、黒髪の講師がぽつんと立っていた。
それを横目に何かを思ったのか、著名な造形作家でもある偏屈なあの子の父親は、あの子は自己管理が出来ないからこうなったのだ、自分を棚に上げそう言うとコレクションケースに入ったままのスラリとしたアンドロイドを一体、その講堂の横にそっと置いた。
異国の建物であるジョアニア図書館ともコインブラ大学とも合わないはずのアンドロイド、父親の気持ちが込められているからだろうか…不思議とそのアンドロイドはその場所にしっくり馴染んでいた。
僕の代わりにあの子を頼むよ、父親は毎朝そう声をかけるのが日課になった。
そして祖母であり、あの子の人生の師であろうとし続けたこの私は、そんな個性的な家族に呆れながらも、想いのこもったフィギュアだらけの祭壇前に、馬鹿なあの子が二度とひもじい思いをすることが無いようにと、そんな願いを込めて、三度の食事と午後のお菓子を季節の花々と一緒に日々お供えしている。
手のかかるあの子との思い出を一つ、また一つと祭壇の前で語らいながら…。
幼い日、天才幼児と呼ばれたあの子は執拗にマスコミに追われ続けた。
どこに行こうが何をしようが、挙句にマスコミは家にまで押しかけ、気がつけばあの子はひどく内向的になり部屋で本ばかり読むようになってしまった。
少し成長してコンピューターを手にするとそれはますます顕著になった。
引きこもるほどでは無いけれど、外へ出ることを酷く嫌がり、対面での人との接触も極力避けるようになってしまった。
心配した家族がどれほど外に誘おうが、内弁慶なあの子はいつも得意の講釈で煙に巻きひたすら書籍と画面だけを見続けた。
それでもギリギリの出席日数を計算し抜かりなく高校までを卒業すると、その一年後には持ち前の頭の良さでいきなり大学に受かって見せた。
そしてあの子はある日いきなり一人暮らしを宣言した。きっとあの子なりに心の葛藤があったのだろう。
なのに結局…
殺風景なあの子の独り暮らしの部屋は、ホテルライクなどといって、たくさんのコンピューターに本とアメゾンの箱しか増えることはなかったのだ。あの部屋はいつでもまるで、偏屈なあの子の内面のようだった…。
「お金を貯めたら復学する」そう言ってはコンピューターに向かう日々。だけどそれはきっと、あの子の得意な先延ばし。あの子は肝心な時にはいつも自分を誤魔化す。
いつも…いつもそう。最後の一歩を踏み出せないまま理由をつけては部屋に籠る、普通の学生生活に憧れていたのは他でもないあの子自身なのに。
そんなあの子は部屋に籠り続けるのにも飽きたのか、それとも私の影響か、ある日いきなり温泉旅行のページを印刷して押し付けてきた。
「そ、そんなに行きたいなら仕方ない、田舎とか…すごく面倒だけど、あの…えっと…まぁその…僕がついてってあげるから行こうか」
それはきっと転機だったのだ。きっとあの温泉に行けたら何かが変わった。
あの子がようやく重い腰を上げたその敬老の日の初旅行。
渋々ついて行くはずの東北の旅はスマホのスケジュールにも真っ赤にマークされ、コンピュータの画面はまだ2か月も先だというのにカウントダウンを刻んでいた…。
あの子が居なくなってどれくらいたっただろう…。
そんなある日訪れたのはあの子の拠り所だった小説サイトの運営主。
寄付のお礼がてら仕上げたWEB小説の見本を献本に来てくれたのだ。最後にチャットで一緒だったと言う、歳も住む場所もバラバラの、仲の良い常連投稿者たちも一緒に連れ立って。
あの子が会った事もないあの子の友達。こんな場所で対面するだなんて…友達に対してこんな失礼な真似をして。いつか叱ってやらなきゃいけないわね。
口だけは達者で、何をするのもいつかいつか、まぁそのうちと言い続けたあの子。こんないいお友達がいたのに気付きもしないで…本当に馬鹿な子…大馬鹿者ね。
そんな彼らに捧げられた分厚い一冊の本…。彼らの作ったその本には本編よりも更に分厚い手作りの冊子が付いていた。
その冊子は番外編。その番外編にはあの子が登場しているのだという。
明るい父と元気な母と、あの子を見守る優しい兄。土にまみれ、陽にあたり、木々に囲まれ平和に楽しく暮らしているのだと。
あの子の為に創作された場所、トネリコのある自然に囲まれたのどかな村。ここで生まれ変わって今度は思ったように、やりたいことをちゃんとやりぬいて暮らせるようにと…そんな皆の暖かい想いが込められた、あの子の口癖を冠した〝まぁ”の村。
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