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187 彼の不本意な滞在 ③
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「そう…。公爵夫人はゴミの入った食事など食べられないと言ったの…。あなたの浅はかな行いのおかげですっかり疑われてしまったわね。わたくしが余計な真似をするなと言ったのを聞いてはいなかったのかしら?」
「い、いいえ奥様!そのような事は…。私はただ思い上がった子供に思い知らせてやろうと…毒公爵の気まぐれで選ばれただけの癖に、偉そうに…」
「偉そうなのでなくて本当に偉いのよ。それが分からないの?少しは出来るメイドかと思っていたのにわたくしの思い違いだった様ね。残念だわ」
「そ、そんなっ!」
「あなたもよ。水桶を頼まれてまさか熱湯を持っていくなんて…」
「うっ、ヒック、でもあの子供は「押すなよ押すなよ」と言いながら私を熱湯に向かって押し出したのですわ!うぅ…私それはもう恐ろしくて!」
「泣くのはおよしなさい…。そもそもその熱湯は誰が持ち込んだのかしら…」
「そ、それは私ですけど…、私は奥様の為に!」
「ふぅぅ…頭の痛い事、そうね。あなた方はわたくしの為にそうしたのね。いいわ、今回だけは許してあげる。だけどもう二度とこの様な真似はよしてちょうだい。夫人の立場はとても偉くて…、そしてあの子供は抜け目が無いの。あなた方などでは太刀打ちできない。」
「はい奥様…」
「もう放っておきなさい。見張りはいいわ。部屋から出ないと言うなら願ったりよ」
まったく忠誠が強すぎるのも考えものね。それにこの子達はユーリウスが毒素を吐いた10年前、下働きとしてその場に居た。あれを眼にしたばかりにユーリウスを厭いすぎるのだわ。
だからといってこんな子供じみた真似、わたくしは戯れの意地悪などしないというのに…色々と考え直さなければならないわね。
それにしてもあの子供ときたらこの屋敷のメイドのささやかな悪意にことごとく逆捩を食わしてしまった…。
このわたくしにあれ程の口を聞ける神経ですもの、別に驚きはしない。けれど植物のようだった古き賢者の影は何処にも見て取れない…。
呆れたこと…。どうしてこうも好戦的なのかしら…。あれではまるで植物は植物でも獣人国の密林に生い茂る乱暴な植物じゃないの。
いいわ、どうせそのうち腹を空かせて泣きついてくる。その時こそは…。
「3階のあの部屋で何が出来ると言うの?盗み聞きももうおよしなさい。あれはわたくしに都合の良い独り言など聞かせてはくれない、むしろあなた方が聞いているのを分ったうえで偽の情報を与えてくるかもしれないわね…。そうなったらむしろ混乱する…」
「え…」
「まさか…」
「するのよ。あの子供ならそれくらいやってのける。いいこと、あの子供が勝手に階下に降りられないよう東の階段と中央の階段をしっかり見張っておきなさい。それからこの屋敷を出さない事。それだけで良いわ。その代わりそれだけは何が何でも言いつけを守りなさい。余所者がこの屋敷で勝手をするなど…、あってはならない、分かるわね」
「わかりました奥様」
「それだけは必ず」
これで良い…。知恵の足らないメイドには一つの事をさせておくのが一番だわ。
あの三階の窓は落ちたら決して助からない高さだ。階段さえ押さえてしまえば軟禁は容易い。あの子供がどう足掻こうとどうせどこへも行けはしない。
「ふふふ、無駄に豪壮な屋敷が仇になったようね。」
崩壊への生贄、賢者よ、とても素敵な二つ名ではなくて?
泉か…、やっぱりそうだ。思った通りだ。
王城の裏側にある泉…、それは恐らくWEB小説にも出てきた〝清めの泉”のことだ。
王から命を受けた勇者は旅の無事と大願成就を祈ってそこで禊をしていくんだ。
そうしてその場所で最初の旅の同行者となる賢者と出会う。本来そうやって彼らの旅ははじまるのだが…、プータローは卒業まで学生生活を満喫したうえ、ビルギッタお嬢様から逃げるように学院を後にした。エルフの国に目標を定めて。あのねぇ…。
まぁ良いんだけどね。禊なんて精神論だし。
うん?待てよ?
マァの村の泉…、脈絡なく突っ込まれた王都の泉…、それからなんだっけ、川、そうだ川だ。
重要だと書いてあった、川の地形。
そうだ。あの川は林の方から、そして別荘の近くから、二方向からちょろちょろと流れてきて途中で合流して一本の流れになるのだ。
二つの流れが一本に…
まさか!嘘でしょ⁉ え、そんな…いやいやそれは…無いってそれは…
ヤバイ。灰色の脳細胞がそれが答えだとシグナルを送ってくる。ちょちょ、だって…でも、
まさか両方の泉が繋がってるって言いたいの⁉
………
無理無理無理無理‼
どれだけ距離が離れてると?いや普通に考えて無理だから!
よしんば本当につながってたとしてあの距離泳いだら…溺死体の一丁上がり…。
〝兄さんはお前に嘘をついたことなんか無かっただろ?”
無かったよ!ただの一度も!いつだって兄さんは僕の頼りにする、優しくて楽しい、自慢の兄さんなんだから!
あ”あ”ー!
僕はもう一晩中、頭を抱える事しか出来なかった…
そして翌朝。ようやく扉の向こうに人の気配は無くなった。困りはしないけど…鬱陶しいんだよね。
特に夕べのあの陰険なメイド。
「何が「熱湯につけようとするなんてっ!この悪魔!」だ。その熱湯で顔を洗わせようとした悪魔は自分のくせに!」
まぁでも体を拭くのにちょうど良かった。いただいた物は何であろうと無駄にはしない。これも祖母からの大切な教えの一つだ。
「トイレの付いた部屋で良かったよ。おかげで誰も部屋に近づかない。嫌われちゃったな…しょぼん…なんちゃって」
前世みたいに独り言してたところでユーリからのモーニングコール。最高だ。
「チチチ、チュン」
「プッ、今大丈夫だよ。ところでユーリ、鳴き声可愛いね」
「あれはダリだよ。期待に応えられなくてすまないね」
なんだと…っ!ヨルガオの向こうでユーリがどんな顔して声真似しているか、…それを考えるだけで胸がキュンっ!ってしてたのに…。
僕のときめきを返せ!
「と、ところでユーリの居た離れ、そこの間取りとか覚えてる?」
「おぼろげにだが多少は…」
「アレクシさんは?」
「私がそこに居たのはほんの僅かな間なんだ。あまりはっきりとは…」
「じゃぁ二人の記憶を擦り合わせて明日教えて。それからユーリ、その離れに祭壇ってあった?」
「祭壇…、あ、ああ。確か週末の祈りをささげる祭壇があった。私は礼拝に出掛ける事は出来なかったから…」
「ふぅん。行かなくていいなら良かったじゃない。あれすぐに眠たくなるし」
「ふふ、君はいつも司祭の祈りが始まるとうつらうつらしているね。そんな可愛い君を見るのが私の礼拝の密かな楽しみなんだよ」
「えー?そんなの見てたの?僕は少し伏せたユーリの睫毛を見るのが楽しみ…って…」
…よく考えたらこの話アレクシさんもダリも、それから間違いなくヴェストさんも聞いてるんだよな…えーと…
「あー、そうそう。今日から少しづつ探索を開始するよ」
「アッシュ…、くれぐれも気を付けて。無理はしないように…」
メイドにいじめられて疲弊した心にユーリの気遣いが染みる…。なんてね。
廊下へ出て階下へ降りようとする僕を阻むのは昨日のあの陰険なメイド。
「お待ちください公爵夫人、どこへ行くおつもりですか?」
「ちょっと階下に。部屋にいても暇だしせっかくだから見学でも」
「いいえ、一人で好き勝手に歩き回られては困ります。夫人が自由にご覧になれるのは3階のみ。それ以外は奥様がお許しになりません」
…僕に許されたのは3階のみか。それは困った…。離れだろうと当たりはつけたけど、かと言って本邸を放置する気はさらさらなかったのに…。
これは駆け引きだ。お互いちょっとのミスが命取りになる。望む未来がある以上、慢心や油断は最良の結果を引き寄せない。
どうするか…
「わかった。一人はダメってことは、あなたと一緒なら良いってことなんだよね?」
「え?ええ、まあ…」
「じゃぁついて来て。ちょうどいいから公爵邸を切り盛りしてきたこの僕がこの屋敷の管理体制を細かくチェックしてあげるよ」
本気出した小姑がどれほどうっとおしいか思い知らせてやる!
「い、いいえ奥様!そのような事は…。私はただ思い上がった子供に思い知らせてやろうと…毒公爵の気まぐれで選ばれただけの癖に、偉そうに…」
「偉そうなのでなくて本当に偉いのよ。それが分からないの?少しは出来るメイドかと思っていたのにわたくしの思い違いだった様ね。残念だわ」
「そ、そんなっ!」
「あなたもよ。水桶を頼まれてまさか熱湯を持っていくなんて…」
「うっ、ヒック、でもあの子供は「押すなよ押すなよ」と言いながら私を熱湯に向かって押し出したのですわ!うぅ…私それはもう恐ろしくて!」
「泣くのはおよしなさい…。そもそもその熱湯は誰が持ち込んだのかしら…」
「そ、それは私ですけど…、私は奥様の為に!」
「ふぅぅ…頭の痛い事、そうね。あなた方はわたくしの為にそうしたのね。いいわ、今回だけは許してあげる。だけどもう二度とこの様な真似はよしてちょうだい。夫人の立場はとても偉くて…、そしてあの子供は抜け目が無いの。あなた方などでは太刀打ちできない。」
「はい奥様…」
「もう放っておきなさい。見張りはいいわ。部屋から出ないと言うなら願ったりよ」
まったく忠誠が強すぎるのも考えものね。それにこの子達はユーリウスが毒素を吐いた10年前、下働きとしてその場に居た。あれを眼にしたばかりにユーリウスを厭いすぎるのだわ。
だからといってこんな子供じみた真似、わたくしは戯れの意地悪などしないというのに…色々と考え直さなければならないわね。
それにしてもあの子供ときたらこの屋敷のメイドのささやかな悪意にことごとく逆捩を食わしてしまった…。
このわたくしにあれ程の口を聞ける神経ですもの、別に驚きはしない。けれど植物のようだった古き賢者の影は何処にも見て取れない…。
呆れたこと…。どうしてこうも好戦的なのかしら…。あれではまるで植物は植物でも獣人国の密林に生い茂る乱暴な植物じゃないの。
いいわ、どうせそのうち腹を空かせて泣きついてくる。その時こそは…。
「3階のあの部屋で何が出来ると言うの?盗み聞きももうおよしなさい。あれはわたくしに都合の良い独り言など聞かせてはくれない、むしろあなた方が聞いているのを分ったうえで偽の情報を与えてくるかもしれないわね…。そうなったらむしろ混乱する…」
「え…」
「まさか…」
「するのよ。あの子供ならそれくらいやってのける。いいこと、あの子供が勝手に階下に降りられないよう東の階段と中央の階段をしっかり見張っておきなさい。それからこの屋敷を出さない事。それだけで良いわ。その代わりそれだけは何が何でも言いつけを守りなさい。余所者がこの屋敷で勝手をするなど…、あってはならない、分かるわね」
「わかりました奥様」
「それだけは必ず」
これで良い…。知恵の足らないメイドには一つの事をさせておくのが一番だわ。
あの三階の窓は落ちたら決して助からない高さだ。階段さえ押さえてしまえば軟禁は容易い。あの子供がどう足掻こうとどうせどこへも行けはしない。
「ふふふ、無駄に豪壮な屋敷が仇になったようね。」
崩壊への生贄、賢者よ、とても素敵な二つ名ではなくて?
泉か…、やっぱりそうだ。思った通りだ。
王城の裏側にある泉…、それは恐らくWEB小説にも出てきた〝清めの泉”のことだ。
王から命を受けた勇者は旅の無事と大願成就を祈ってそこで禊をしていくんだ。
そうしてその場所で最初の旅の同行者となる賢者と出会う。本来そうやって彼らの旅ははじまるのだが…、プータローは卒業まで学生生活を満喫したうえ、ビルギッタお嬢様から逃げるように学院を後にした。エルフの国に目標を定めて。あのねぇ…。
まぁ良いんだけどね。禊なんて精神論だし。
うん?待てよ?
マァの村の泉…、脈絡なく突っ込まれた王都の泉…、それからなんだっけ、川、そうだ川だ。
重要だと書いてあった、川の地形。
そうだ。あの川は林の方から、そして別荘の近くから、二方向からちょろちょろと流れてきて途中で合流して一本の流れになるのだ。
二つの流れが一本に…
まさか!嘘でしょ⁉ え、そんな…いやいやそれは…無いってそれは…
ヤバイ。灰色の脳細胞がそれが答えだとシグナルを送ってくる。ちょちょ、だって…でも、
まさか両方の泉が繋がってるって言いたいの⁉
………
無理無理無理無理‼
どれだけ距離が離れてると?いや普通に考えて無理だから!
よしんば本当につながってたとしてあの距離泳いだら…溺死体の一丁上がり…。
〝兄さんはお前に嘘をついたことなんか無かっただろ?”
無かったよ!ただの一度も!いつだって兄さんは僕の頼りにする、優しくて楽しい、自慢の兄さんなんだから!
あ”あ”ー!
僕はもう一晩中、頭を抱える事しか出来なかった…
そして翌朝。ようやく扉の向こうに人の気配は無くなった。困りはしないけど…鬱陶しいんだよね。
特に夕べのあの陰険なメイド。
「何が「熱湯につけようとするなんてっ!この悪魔!」だ。その熱湯で顔を洗わせようとした悪魔は自分のくせに!」
まぁでも体を拭くのにちょうど良かった。いただいた物は何であろうと無駄にはしない。これも祖母からの大切な教えの一つだ。
「トイレの付いた部屋で良かったよ。おかげで誰も部屋に近づかない。嫌われちゃったな…しょぼん…なんちゃって」
前世みたいに独り言してたところでユーリからのモーニングコール。最高だ。
「チチチ、チュン」
「プッ、今大丈夫だよ。ところでユーリ、鳴き声可愛いね」
「あれはダリだよ。期待に応えられなくてすまないね」
なんだと…っ!ヨルガオの向こうでユーリがどんな顔して声真似しているか、…それを考えるだけで胸がキュンっ!ってしてたのに…。
僕のときめきを返せ!
「と、ところでユーリの居た離れ、そこの間取りとか覚えてる?」
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「アレクシさんは?」
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…よく考えたらこの話アレクシさんもダリも、それから間違いなくヴェストさんも聞いてるんだよな…えーと…
「あー、そうそう。今日から少しづつ探索を開始するよ」
「アッシュ…、くれぐれも気を付けて。無理はしないように…」
メイドにいじめられて疲弊した心にユーリの気遣いが染みる…。なんてね。
廊下へ出て階下へ降りようとする僕を阻むのは昨日のあの陰険なメイド。
「お待ちください公爵夫人、どこへ行くおつもりですか?」
「ちょっと階下に。部屋にいても暇だしせっかくだから見学でも」
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…僕に許されたのは3階のみか。それは困った…。離れだろうと当たりはつけたけど、かと言って本邸を放置する気はさらさらなかったのに…。
これは駆け引きだ。お互いちょっとのミスが命取りになる。望む未来がある以上、慢心や油断は最良の結果を引き寄せない。
どうするか…
「わかった。一人はダメってことは、あなたと一緒なら良いってことなんだよね?」
「え?ええ、まあ…」
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