11 / 13
育ちゆく絆
しおりを挟む
ディディエが僕の元へ来てからあっという間に一年がたつ。
来週アランブール王都邸で行われるガーデンパーティ。これは僕に歳の近い友達をつくるため、アシルに代わって領地のおばあさまが企画してくださったものだ。当然当日はお二人ともいらっしゃる。
おじいさまにはセドリックからディディエの父親であるパスカルの事情は説明済みだ。つまりディディエの裏素性もご存知ってね。
ようやく読み書きにも不自由なくなり、お茶の種類も香りであてられるまでになったディディエ。
そこで僕はこの機会に彼を従者デビューさせるつもりでいる。
「それはともかく友達ねぇ…」
元服も近いリオネルや同じ志を持つディディエはともかく、無邪気な少年少女と今更何を話せば?
まあ小さい子は孫のようで可愛いともいえるが…
…って…
ん?げ、元服?僕は何を口走った?
ま、それはいいとして。
「別にいらないのにな。二人がいれば僕は満足だよ」
「おや?では私とディディエ、どちらがベル様をより満足させられているでしょうか」
「うーん、盾になりそうなのがリオネル、矢になりそうなのがディディエ。どっちも大事だよ」
「盾…ですか」
「盾の名は知恵って言うんだよ。今はセドリックがその場所にいるけど彼はあくまで財務の盾だからね。社交の場には連れ歩けない」
善良で頭は良いがどこか野暮ったく流行に疎い、というか関心のないセドリック。社交をおろそかにするこの手のタイプは信頼されても敬意は払われない。悲しいかな、それが社交界なんだよね…
そこへいくと、早々に従者として召し上げたリオネルは相当磨かれている。
新しくあつらえた趣味の良い服。オルガ夫人の手による整髪。知的さが隠れない彼はどこから見ても涼やかな貴公子だ。あと五年もすればそこらじゅうの令嬢からモテモテだろう。
「ではせいぜいあなたの言う財を溜め込むとしましょう。父に負ける気はありませんよ」
「期待してるよ」
パチン
不敵に笑うリオネル。彼はどうも母オルガ夫人似のようだ。
「それにしてもここまで色んな紆余曲折があったなぁ…」シミジミ…
「ええまったく。手のかかる少年です、ディディエは」
まさかディディエの躾に一年かかるとはね。庶民舐めてたわ。
「あまりのお行儀の悪さにあの品の良いオルガ夫人がマジギレしたのには驚いたよ」
「研究用アルコールを水と間違え飲んでしまった時には父が真っ青になっていましたね」
「大先生の被検体にされて身体が紅白の水玉になった時も焦ったよねー」
あ、あれは大先生のやらかしだった。
「ところでその本人の具合はどう?」
パチン
「祖父の見立てでは知恵熱だそうです。緊張でもしたのでしょうか、意外と情けない」
「まあまあ。五年以上会ってない母親だよ?無理ないって。心中複雑だろうし」
パチン
「ところで先ほどから何をなさっているのです?」
「ヘチマの収穫」
「ヘチマですか?」
「知らない?これ最近この国に入ってきた植物なんだって。園丁が珍しがって仕入れてきたんだよ」
珍しいもの、最新のものを手に入れるのは貴族の嗜みである。
「その実をどうされるのです?」
「ローズマリーの蒸留酒から思いついたんだけどセドリックに頼んでこれからヘチマ水を抽出して化粧水として売ってもらおうかと思って」
女性相手の商売は儲かると相場は決まっている。かと言って貴族が商売をするのは憚られる。あくまで僕は出資者となるのが望ましい。そして儲かればセドリックと折半してウハウハ…
「何故その実から化粧水が採れるとお思いなのですか?」
「え」
はて…、そう言われれば何故だろう?でも何故か知ってたというか…
「勘かな」
「そうですか。まあ父のことです。ぬかりなく祖父と臨床を行うでしょうが」
後にセドリックはこれで一躍時の人となるのだが、それはまた別のお話。
「さ、ディディエの様子を見に行こうか」
やってきたのは離れに用意されたディディエの部屋。
従者とは主人の側近くに部屋を持つものだが、その役目はリオネルが担うため、彼は今後も離れからの通いとなる。
これは万が一を警戒した予防策ね。
「ディディエ、熱は下がった?」
「まあ…」
「どうしたの?不安?」
「違う。違うけどただ…」
「言ってごらんよ」
日頃は憎まれ口の多い意地っ張りのディディエがみせる年相応な表情。これはこれでなかなか…
「バレたらマズいってのはわかってる。けど全然気付かれないのも…」
「ああ」
なるほど。そりゃ複雑だ。
どんな親でも親は親。父親を苦しめ裏切り続けた母、ミレイユを彼が憎んでいるのは本当だ。だけど心の奥底に残った一筋の思慕。それが彼を苦しめるのだろう。
「ディディエ、これなーんだ」
「なんだそれ」
「オルガ夫人がディディエにって。特製のスープだよ」
「俺のために…」
「それからこれを」
「リオネルこれは?」
「熱さましだ。父に教えてもらい私が処方した」
「…」
意外そうに眼を見開くディディエ。何だかんだでリオネルは面倒見がいい。
「…手のかかる弟だ」
「こんな兄貴もった覚えはないけどな」
ピン!
「いて」
「そういうこと言わないの。それからこれは僕から」
「バラ?」
ここへ来る道すがら手折ってきた一輪の薔薇。
「オレンジの薔薇には温かな絆っていう意味があるんだよ」
僕にとって父とは言ってもほとんど赤の他人に等しいアシルとはワケが違う。母の戻らぬあの狭く薄暗い長屋で幼い彼はどんな想いを噛みしめてきたのか。
その全て理解してはやれないけれど、せめて…
「いい。「血は水よりも濃い」なんて言葉もあるけど本当に人と人を結びつけるのは血じゃなく時間だ。共有し共感し互いを慈しんだ時間。ディディエがミレイユと過ごした四年、僕たちとここで過ごした一年、どっちが本物の絆かな」
「私はあんな薄情な女になど負けてはいなと自負しているけどね」
「…そうだな…」
「これほど繊細とはね。意外だったよ」
「うるせー!」
翌日にはすっかり熱の下がったディディエ。彼は残り数日、最終確認を怠らない。
身なりを整え…振る舞いを復習し…言葉づかいを自分自身に言い聞かせ…ようやく本館デビューの日がやってきた。
ディディエとミレイユは四歳の時から会っていない。
ディディエはあと数ヶ月で二桁となる。
幼児から少年へと変貌を遂げたディディエ。まして、ミレイユの知る庶民代表のクソガキなどここにはいない。いるのは、貴公子…とまではいかなくとも、一目でブルジョア階級と見てとれる少年だ。
「ディディエ、本館では君をディーンと呼ぶよ」
「おう」
「おうぅ?」
「……かしこまりました」
「リオネル」
「はい」
「全面的にフォローよろしく」
「お任せください」
ザッ!
「よし」
敵は本館にあり!
来週アランブール王都邸で行われるガーデンパーティ。これは僕に歳の近い友達をつくるため、アシルに代わって領地のおばあさまが企画してくださったものだ。当然当日はお二人ともいらっしゃる。
おじいさまにはセドリックからディディエの父親であるパスカルの事情は説明済みだ。つまりディディエの裏素性もご存知ってね。
ようやく読み書きにも不自由なくなり、お茶の種類も香りであてられるまでになったディディエ。
そこで僕はこの機会に彼を従者デビューさせるつもりでいる。
「それはともかく友達ねぇ…」
元服も近いリオネルや同じ志を持つディディエはともかく、無邪気な少年少女と今更何を話せば?
まあ小さい子は孫のようで可愛いともいえるが…
…って…
ん?げ、元服?僕は何を口走った?
ま、それはいいとして。
「別にいらないのにな。二人がいれば僕は満足だよ」
「おや?では私とディディエ、どちらがベル様をより満足させられているでしょうか」
「うーん、盾になりそうなのがリオネル、矢になりそうなのがディディエ。どっちも大事だよ」
「盾…ですか」
「盾の名は知恵って言うんだよ。今はセドリックがその場所にいるけど彼はあくまで財務の盾だからね。社交の場には連れ歩けない」
善良で頭は良いがどこか野暮ったく流行に疎い、というか関心のないセドリック。社交をおろそかにするこの手のタイプは信頼されても敬意は払われない。悲しいかな、それが社交界なんだよね…
そこへいくと、早々に従者として召し上げたリオネルは相当磨かれている。
新しくあつらえた趣味の良い服。オルガ夫人の手による整髪。知的さが隠れない彼はどこから見ても涼やかな貴公子だ。あと五年もすればそこらじゅうの令嬢からモテモテだろう。
「ではせいぜいあなたの言う財を溜め込むとしましょう。父に負ける気はありませんよ」
「期待してるよ」
パチン
不敵に笑うリオネル。彼はどうも母オルガ夫人似のようだ。
「それにしてもここまで色んな紆余曲折があったなぁ…」シミジミ…
「ええまったく。手のかかる少年です、ディディエは」
まさかディディエの躾に一年かかるとはね。庶民舐めてたわ。
「あまりのお行儀の悪さにあの品の良いオルガ夫人がマジギレしたのには驚いたよ」
「研究用アルコールを水と間違え飲んでしまった時には父が真っ青になっていましたね」
「大先生の被検体にされて身体が紅白の水玉になった時も焦ったよねー」
あ、あれは大先生のやらかしだった。
「ところでその本人の具合はどう?」
パチン
「祖父の見立てでは知恵熱だそうです。緊張でもしたのでしょうか、意外と情けない」
「まあまあ。五年以上会ってない母親だよ?無理ないって。心中複雑だろうし」
パチン
「ところで先ほどから何をなさっているのです?」
「ヘチマの収穫」
「ヘチマですか?」
「知らない?これ最近この国に入ってきた植物なんだって。園丁が珍しがって仕入れてきたんだよ」
珍しいもの、最新のものを手に入れるのは貴族の嗜みである。
「その実をどうされるのです?」
「ローズマリーの蒸留酒から思いついたんだけどセドリックに頼んでこれからヘチマ水を抽出して化粧水として売ってもらおうかと思って」
女性相手の商売は儲かると相場は決まっている。かと言って貴族が商売をするのは憚られる。あくまで僕は出資者となるのが望ましい。そして儲かればセドリックと折半してウハウハ…
「何故その実から化粧水が採れるとお思いなのですか?」
「え」
はて…、そう言われれば何故だろう?でも何故か知ってたというか…
「勘かな」
「そうですか。まあ父のことです。ぬかりなく祖父と臨床を行うでしょうが」
後にセドリックはこれで一躍時の人となるのだが、それはまた別のお話。
「さ、ディディエの様子を見に行こうか」
やってきたのは離れに用意されたディディエの部屋。
従者とは主人の側近くに部屋を持つものだが、その役目はリオネルが担うため、彼は今後も離れからの通いとなる。
これは万が一を警戒した予防策ね。
「ディディエ、熱は下がった?」
「まあ…」
「どうしたの?不安?」
「違う。違うけどただ…」
「言ってごらんよ」
日頃は憎まれ口の多い意地っ張りのディディエがみせる年相応な表情。これはこれでなかなか…
「バレたらマズいってのはわかってる。けど全然気付かれないのも…」
「ああ」
なるほど。そりゃ複雑だ。
どんな親でも親は親。父親を苦しめ裏切り続けた母、ミレイユを彼が憎んでいるのは本当だ。だけど心の奥底に残った一筋の思慕。それが彼を苦しめるのだろう。
「ディディエ、これなーんだ」
「なんだそれ」
「オルガ夫人がディディエにって。特製のスープだよ」
「俺のために…」
「それからこれを」
「リオネルこれは?」
「熱さましだ。父に教えてもらい私が処方した」
「…」
意外そうに眼を見開くディディエ。何だかんだでリオネルは面倒見がいい。
「…手のかかる弟だ」
「こんな兄貴もった覚えはないけどな」
ピン!
「いて」
「そういうこと言わないの。それからこれは僕から」
「バラ?」
ここへ来る道すがら手折ってきた一輪の薔薇。
「オレンジの薔薇には温かな絆っていう意味があるんだよ」
僕にとって父とは言ってもほとんど赤の他人に等しいアシルとはワケが違う。母の戻らぬあの狭く薄暗い長屋で幼い彼はどんな想いを噛みしめてきたのか。
その全て理解してはやれないけれど、せめて…
「いい。「血は水よりも濃い」なんて言葉もあるけど本当に人と人を結びつけるのは血じゃなく時間だ。共有し共感し互いを慈しんだ時間。ディディエがミレイユと過ごした四年、僕たちとここで過ごした一年、どっちが本物の絆かな」
「私はあんな薄情な女になど負けてはいなと自負しているけどね」
「…そうだな…」
「これほど繊細とはね。意外だったよ」
「うるせー!」
翌日にはすっかり熱の下がったディディエ。彼は残り数日、最終確認を怠らない。
身なりを整え…振る舞いを復習し…言葉づかいを自分自身に言い聞かせ…ようやく本館デビューの日がやってきた。
ディディエとミレイユは四歳の時から会っていない。
ディディエはあと数ヶ月で二桁となる。
幼児から少年へと変貌を遂げたディディエ。まして、ミレイユの知る庶民代表のクソガキなどここにはいない。いるのは、貴公子…とまではいかなくとも、一目でブルジョア階級と見てとれる少年だ。
「ディディエ、本館では君をディーンと呼ぶよ」
「おう」
「おうぅ?」
「……かしこまりました」
「リオネル」
「はい」
「全面的にフォローよろしく」
「お任せください」
ザッ!
「よし」
敵は本館にあり!
516
あなたにおすすめの小説
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
【完結】マジで婚約破棄される5秒前〜婚約破棄まであと5秒しかありませんが、じゃあ悪役令息は一体どうしろと?〜
明太子
BL
公爵令息ジェーン・アンテノールは初恋の人である婚約者のウィリアム王太子から冷遇されている。
その理由は彼が侯爵令息のリア・グラマシーと恋仲であるため。
ジェーンは婚約者の心が離れていることを寂しく思いながらも卒業パーティーに出席する。
しかし、その場で彼はひょんなことから自身がリアを主人公とした物語(BLゲーム)の悪役だと気付く。
そしてこの後すぐにウィリアムから婚約破棄されることも。
婚約破棄まであと5秒しかありませんが、じゃあ一体どうしろと?
シナリオから外れたジェーンの行動は登場人物たちに思わぬ影響を与えていくことに。
※小説家になろうにも掲載しております。
婚約破棄から50年後
あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。
そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。
お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして
みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて?
全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる