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ついに来たその時
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ここのところアシルは浮かぬ顔が続いている。配当が滞り始めたのだろう。
僕は十歳になっていた。
「リオネル、おじいさまのご友人筋は」
「上手く貸付金の回収及び代替取引をおこなったようです」
代替取引、これは金銭で返済出来ない相手に対し代わりとばかり足元を見て、こちらにだけ有利な某かの取引を持ちかけるものだ。
僕は一枚の紙をリオネルに渡した。
「リオネル、セドリックと協力して一覧の人物が抱える借財を肩代わりしてきて」
「なるほど…、弱みを握って一覧の当主たちへも代替取引をもちかけるのですね」
「その通り」
僕は投資など何があろうと自己責任だと思っている。
けれどアシルの口車に乗った者の中には、アシルの後ろ楯とも言える、この僕に怒りをぶつける阿呆が必ずいるだろう。
ならばそれに憤るでなく、それらも含めて利益に変えればいい。これが商人の心意気よ。
「それからディディエ、未亡人とアシルは順調だね?」
「ああ。社交クラブの帰りは必ずといっていいほど未亡人の屋敷で夜まで過ごしてる。あの女に帰りが遅いってガミガミ言われながらな」
未亡人はこの計画における肝。僕はこれまで、ディディエにはミレイユに邪魔をさせるなと指令をだしていた。
もちろんミレイユ付きメイドを使ってだが。
未亡人の亡き夫は豪商。この未亡人はその資産を全て受け継いだ金持ちである。けれど未亡人は投資に手を出していない。ディディエが未亡人側のメイドから聞きだしたところでは、上手い話ばかりの投資話には手を出すな、と言うのが亡き夫の遺言らしい。うむ。さすが豪商の主。お見事!
このようにその知性で金脈を抑えるのがリオネル、その愛嬌で使用人を動かすのがディディエ、それぞれがそれぞれの得意な分野で出来る限りの準備をしていた。
そして領地のおじいさまと何度文のやり取りをしただろう?
夕餉の席でアシルからいつもの華やかな笑みが消える頃、僕はついに機が来たことを悟ったのだ。
「リオネル。領地のおじいさまにこの手紙を早馬で」
「…ではいよいよ…」
「そう。お待ちかねだよ」
ドカドカドカ…
「お、お待ちくださいアシル様。今坊ちゃまはセドリック様と大切な打ち合わせを…」
「いいからそこを退け、シメオン!」
バァーン!
「うるさいですよお父様。扉が壊れます」
「そんなことはどうでもいい!」
いやどうでもよくないし。
翌週、僕とセドリックが〝セドリック美容商会”の収支を計算している本書斎に、赤いような青いような、何とも言えない表情で勢いよく飛び込んできたアシル。その手には一通の文が握られている。
「こ、これはどういうことだベルナール…。いや、セドリック!これはお前の差し金なのか!」
「何の話ですか?」
「アシル様、差し金とは何のことやら…」
困惑する僕とセドリック。リオネルは眉一つ動かさずアシルに椅子を勧めている。
「ほんとうに何も知らないのか…」
「だから何の話ですか。先ずはそれを仰ってください」
アシルが握りしめたもの。それは領地にいるおじいさまからの手紙。つまりアシルが絶対に逆らえない相手、名門大貴族、アランブール伯爵家現当主からの手紙だ。
そしてそこには流麗な文字でこう書かれている。
------------------
婿殿が心酔し触れまわっておられるかの投資だが、私の友人周辺にも影響が及んでいることをご存知か。
『隣国とこのコーニンレイク国における、外貨交換レートと切手交換レートに差分が生じることを利用しての利ざや。その率250パーセント』
なるほど、いかにももっともらしい耳触り。だが250パーセントもの利益などあり得ぬ話だ。
婿殿が小遣いの範疇で遊ぶのならば痛い目を見ようがそれもまた後学と思っていた。が、昨夏私はベルナールから聞いてしまったのだよ。婿殿の投資金、それは全てベルナールの持つジーンの遺産から出ているのだと言うことを。
であれば話は別だ。私はジーンが大切な一人息子に残した資産を護らねばならぬ。よくも何も分からぬベルナールをここまで唆したものだ。
出資者からの投資金を運転させる無謀な運営など所詮長くは続かぬ。私はその投資会社をアランブールの有能な子飼いに調べさせた。すでに発起人は自己資産の移動を始めているようだよ。
その意味が分かるか。
婿殿が信じた夢は所詮夢でしかなかったと言うことだ。
婿殿がその投資会社を訴えるにしろ何をするにしろそれは別の話だ。先ずはベルナールから借りたものを返してもらおう。
金策への猶予は二週間。〇月〇日。午後二十時をリミットとする。今から旅支度をし二週後私は王都邸に入る。それまでに利子含め返済金を揃えておくのだ。
でなければ社交界に、いや、この国にお前の居場所は無くなると思え。私はベルナールのように甘くはない。舐めた真似をすればアランブールの持つありとあらゆる力を使いお前を追い詰めると断言しよう。
くれぐれもあしらえるなどとは思わぬ事だ。
------------------
「おじいさまがこんな手紙を…」
「ああ。だからご当主は私にジーン様の資産帳を出せと仰ったのですね」
なーんてね。
何度も言うが、あれは僕にとって余禄のお金、ジーンの遺産には一切手を付けていない。
この手紙は僕がおじいさまに頼んで書いてもらったものだ。
「…本当に知らなかったのだな…」
「まったくの初耳です。ごめんなさいお父様。僕がポロっと口にしたばかりに…」
「迂闊だなベルナール。実に迂闊だ…」
やかましい!
「か、返せと言われてもそんな金は…、ベルナール、お前から義父殿に取りなしてはくれないか」
「それはちょっと…。なんとかして差し上げたいのは山々ですけどおじいさまはひどくお怒りです。ね、見てくださいここの文字。右に跳ね上がっているでしょう?これは怒髪天を衝く状態の証拠です。僕にもどうもできません」
「ああ…」ガクリ
唯一の取柄である綺麗な顔を歪ませて頭を抱えるアシル。頭を抱えたところでひねり出すほどの知恵もないだろうに…
「そうだ!お父様、せめてこの屋敷内にあるお父様の私物は僕が高値で買い取って差し上げます」
「そ、そうか。セドリック、それだと残りはどれ程になる」
「…高く見積もっても…」カリカリカリ…「これくらいでしょうか」
「そ!まだそんなに!」
当たり前だ。再三再四に渡る増額。まして複利だ。
コソッ「ベル様。ミレイユ夫人のドレス類をお忘れでは?」
「ア、ソッカ~。イッケナーイ!リオネル、よく気付いてくれたね」カキカキカキ「あとこれくらいは減らせるかな?」
「ま、待てベルナール!」
はぁ?夫としての意地…とか言わないでよ?
「宝飾品も加えればもっと減らせるだろう!」
あ、そっち。
「そうですね。では」カキカキカキ「これぐらい」
「たったそれだけか…」
「ミレイユ夫人の持ち物ではこれが精一杯です。後は頑張ってください。行動あるのみ。ほら!あと二週間、急いでお父様!」
席を立ち急いで部屋を出て行くアシルの後ろをディディエが追う。
彼はアシルにこう言うだろう。
「あの未亡人をなんとかその気にさせて肩代わりしてもらってはどうですか」
と。
そう。単純なアシルはアランブールのおじいさまさえ躱せればいいのだと考えるだろう。
それでも途方もない額面の返済金。いくら資産家の未亡人でもこの額面をポンと出すのは躊躇うに違いない。まして彼女は亡き夫からシビアな金銭管理を叩きこまれている。
さあ色男アシル、ここが腕の見せ所だ!
僕は十歳になっていた。
「リオネル、おじいさまのご友人筋は」
「上手く貸付金の回収及び代替取引をおこなったようです」
代替取引、これは金銭で返済出来ない相手に対し代わりとばかり足元を見て、こちらにだけ有利な某かの取引を持ちかけるものだ。
僕は一枚の紙をリオネルに渡した。
「リオネル、セドリックと協力して一覧の人物が抱える借財を肩代わりしてきて」
「なるほど…、弱みを握って一覧の当主たちへも代替取引をもちかけるのですね」
「その通り」
僕は投資など何があろうと自己責任だと思っている。
けれどアシルの口車に乗った者の中には、アシルの後ろ楯とも言える、この僕に怒りをぶつける阿呆が必ずいるだろう。
ならばそれに憤るでなく、それらも含めて利益に変えればいい。これが商人の心意気よ。
「それからディディエ、未亡人とアシルは順調だね?」
「ああ。社交クラブの帰りは必ずといっていいほど未亡人の屋敷で夜まで過ごしてる。あの女に帰りが遅いってガミガミ言われながらな」
未亡人はこの計画における肝。僕はこれまで、ディディエにはミレイユに邪魔をさせるなと指令をだしていた。
もちろんミレイユ付きメイドを使ってだが。
未亡人の亡き夫は豪商。この未亡人はその資産を全て受け継いだ金持ちである。けれど未亡人は投資に手を出していない。ディディエが未亡人側のメイドから聞きだしたところでは、上手い話ばかりの投資話には手を出すな、と言うのが亡き夫の遺言らしい。うむ。さすが豪商の主。お見事!
このようにその知性で金脈を抑えるのがリオネル、その愛嬌で使用人を動かすのがディディエ、それぞれがそれぞれの得意な分野で出来る限りの準備をしていた。
そして領地のおじいさまと何度文のやり取りをしただろう?
夕餉の席でアシルからいつもの華やかな笑みが消える頃、僕はついに機が来たことを悟ったのだ。
「リオネル。領地のおじいさまにこの手紙を早馬で」
「…ではいよいよ…」
「そう。お待ちかねだよ」
ドカドカドカ…
「お、お待ちくださいアシル様。今坊ちゃまはセドリック様と大切な打ち合わせを…」
「いいからそこを退け、シメオン!」
バァーン!
「うるさいですよお父様。扉が壊れます」
「そんなことはどうでもいい!」
いやどうでもよくないし。
翌週、僕とセドリックが〝セドリック美容商会”の収支を計算している本書斎に、赤いような青いような、何とも言えない表情で勢いよく飛び込んできたアシル。その手には一通の文が握られている。
「こ、これはどういうことだベルナール…。いや、セドリック!これはお前の差し金なのか!」
「何の話ですか?」
「アシル様、差し金とは何のことやら…」
困惑する僕とセドリック。リオネルは眉一つ動かさずアシルに椅子を勧めている。
「ほんとうに何も知らないのか…」
「だから何の話ですか。先ずはそれを仰ってください」
アシルが握りしめたもの。それは領地にいるおじいさまからの手紙。つまりアシルが絶対に逆らえない相手、名門大貴族、アランブール伯爵家現当主からの手紙だ。
そしてそこには流麗な文字でこう書かれている。
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婿殿が心酔し触れまわっておられるかの投資だが、私の友人周辺にも影響が及んでいることをご存知か。
『隣国とこのコーニンレイク国における、外貨交換レートと切手交換レートに差分が生じることを利用しての利ざや。その率250パーセント』
なるほど、いかにももっともらしい耳触り。だが250パーセントもの利益などあり得ぬ話だ。
婿殿が小遣いの範疇で遊ぶのならば痛い目を見ようがそれもまた後学と思っていた。が、昨夏私はベルナールから聞いてしまったのだよ。婿殿の投資金、それは全てベルナールの持つジーンの遺産から出ているのだと言うことを。
であれば話は別だ。私はジーンが大切な一人息子に残した資産を護らねばならぬ。よくも何も分からぬベルナールをここまで唆したものだ。
出資者からの投資金を運転させる無謀な運営など所詮長くは続かぬ。私はその投資会社をアランブールの有能な子飼いに調べさせた。すでに発起人は自己資産の移動を始めているようだよ。
その意味が分かるか。
婿殿が信じた夢は所詮夢でしかなかったと言うことだ。
婿殿がその投資会社を訴えるにしろ何をするにしろそれは別の話だ。先ずはベルナールから借りたものを返してもらおう。
金策への猶予は二週間。〇月〇日。午後二十時をリミットとする。今から旅支度をし二週後私は王都邸に入る。それまでに利子含め返済金を揃えておくのだ。
でなければ社交界に、いや、この国にお前の居場所は無くなると思え。私はベルナールのように甘くはない。舐めた真似をすればアランブールの持つありとあらゆる力を使いお前を追い詰めると断言しよう。
くれぐれもあしらえるなどとは思わぬ事だ。
------------------
「おじいさまがこんな手紙を…」
「ああ。だからご当主は私にジーン様の資産帳を出せと仰ったのですね」
なーんてね。
何度も言うが、あれは僕にとって余禄のお金、ジーンの遺産には一切手を付けていない。
この手紙は僕がおじいさまに頼んで書いてもらったものだ。
「…本当に知らなかったのだな…」
「まったくの初耳です。ごめんなさいお父様。僕がポロっと口にしたばかりに…」
「迂闊だなベルナール。実に迂闊だ…」
やかましい!
「か、返せと言われてもそんな金は…、ベルナール、お前から義父殿に取りなしてはくれないか」
「それはちょっと…。なんとかして差し上げたいのは山々ですけどおじいさまはひどくお怒りです。ね、見てくださいここの文字。右に跳ね上がっているでしょう?これは怒髪天を衝く状態の証拠です。僕にもどうもできません」
「ああ…」ガクリ
唯一の取柄である綺麗な顔を歪ませて頭を抱えるアシル。頭を抱えたところでひねり出すほどの知恵もないだろうに…
「そうだ!お父様、せめてこの屋敷内にあるお父様の私物は僕が高値で買い取って差し上げます」
「そ、そうか。セドリック、それだと残りはどれ程になる」
「…高く見積もっても…」カリカリカリ…「これくらいでしょうか」
「そ!まだそんなに!」
当たり前だ。再三再四に渡る増額。まして複利だ。
コソッ「ベル様。ミレイユ夫人のドレス類をお忘れでは?」
「ア、ソッカ~。イッケナーイ!リオネル、よく気付いてくれたね」カキカキカキ「あとこれくらいは減らせるかな?」
「ま、待てベルナール!」
はぁ?夫としての意地…とか言わないでよ?
「宝飾品も加えればもっと減らせるだろう!」
あ、そっち。
「そうですね。では」カキカキカキ「これぐらい」
「たったそれだけか…」
「ミレイユ夫人の持ち物ではこれが精一杯です。後は頑張ってください。行動あるのみ。ほら!あと二週間、急いでお父様!」
席を立ち急いで部屋を出て行くアシルの後ろをディディエが追う。
彼はアシルにこう言うだろう。
「あの未亡人をなんとかその気にさせて肩代わりしてもらってはどうですか」
と。
そう。単純なアシルはアランブールのおじいさまさえ躱せればいいのだと考えるだろう。
それでも途方もない額面の返済金。いくら資産家の未亡人でもこの額面をポンと出すのは躊躇うに違いない。まして彼女は亡き夫からシビアな金銭管理を叩きこまれている。
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