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仕込みを終える時
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「大先生、検証資料は!」
「すべてここにまとめております」
そこには鉛白粉に引き続き、一年間集めた水銀による健康への影響が分析と共に記されていた。
「青カビからはようやく不純物を取り除いた薬効の抽出、精製を成功させています。あとは臨床結果を増やすだけ。ですが幾つかの軽い感染症に対してすでに効果は確認しております」
「セドリックは」
「ベルナール様の仰る〝麹菌”とおぼしき幾つかの菌にてサケの発酵を試みていますが、そのうちの一つがベルナール様の示された状態と同じに見受けられます」
「ほう?」
「こちらでございます」
「…」ペロリ
「ベルナール様なにを!」
「危のうございます!」
「間違いない。これはもろみ…」
「では…」
「よくやったセドリック!そして大先生!あなた方は僕の誇りだ!」
「おお…」
「なんとありがたきお言葉…」
ここまでこれば酒粕どころか醤油に味噌!僕の食卓は豪勢に彩られる!
…麹…探すより作った方が早いとの考えは正解だったか…
「よし!これを持って王城に行く。リオネル供を!ディディエは…」
「俺はセドリックさんの店に行く」
「えっ!!!」
セドリック美容商会の真ん前にはミレイユのサロンがある。ディディエを今のミレイユに接近させるのは正直望ましくない。
「事が動けばあいつらも動く。先生とセドリックさんの名でこれを公表するんだ。万が一乗り込んで来たら大変だろ?」
「それなら息子のリオ」
「リオネルの細腕で何が出来るって?」
「おいディディエ」
むっとした顔。あれでも癇に障ったらしい。
「こういうことは俺の方がいい」
成長期を迎えたディディエに少年のひ弱さはない。
むしろ王への陳情などディディエは腰が引けるだろうし…
「…それもそうか。じゃあそれぞれ頼んだよ」
所変わってここは王城。僕は満を持して王への謁見を申し出ていた。
おじいさまに代わり保護者はサン・クール侯爵。なな、なんと!謁見の申し出には公爵閣下の口添え付きだ。
「やあベルナール君」
「宰相閣下…、状況は揃いました。後は王陛下のお心次第でございます」
「よろしい。王はお会いになる。入りなさい」
ギィィ…
両開きの重厚な扉の向こう。正面に居るのはこの国の天皇であり将軍ともいえる王陛下、その人である。
そして左右に居並ぶのがこの国の主だった大臣たち。
国政とはその大臣たちによって進められるが、その指示と許可を出すのが王の役割となる。
つまり現場で動くのは大臣以下官吏たちだが、決定権は全て王にある。ここは王政の国、王の言葉は絶対である。
この件に関し宮廷の協力はあの時点で言質を取っているが、その上で王はなんと仰るか…
ただ唯一の安心材料は、先々代から続く失策、国庫の頼りなさにより、王家の権威が若干(いや、かなりか?)下がっているという事実だ。
けれど、それだからこそバーリー男爵のような輩に分不相応な悪心を抱かせたのだろう。
「ベルナール・アランブール。アランブール家の孫よ。面を上げよ」
「はっ。陛下に置かれましてはますますご清祥の御事とお慶び申し上げます。本日はご多用中に貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございます。今後とも末永くお引き立て下さいますようお願い奉ります」
「…まるで物慣れた商人のような挨拶をするものだ。齢は幾つであったか」
「十五になったばかりにございます、陛下」
「まだ未成年ではないか!うーむ…才人との噂は本当であったか…」
初めてお目にかかる陛下の印象…
恐らくは実直な性質だ。慈悲も持ち合わせているのだろう。反面自信に欠ける様子が伺える。国の現状に照らし合わせれば無理もないが…
この手の物腰柔らかな治世者は平和な世であればそれなりに上手くやれるものだ。もっとも臣下に恵まれるのが条件だが。
さて、現状のコーニンレイク国だが、財政に窮してはいるが、火急の問題が起きているわけではない。ただ小さな火種はいくつか抱えている。
そしてその問題は財政さえ潤えば半分は解消されるだろう。
ふむ…
「して何用か」
「陛下。本日はお願いがあって参りました」
「それは例の問題であるな。宰相は協力を約束したと聞く。それでは足りぬのか」
「これは陛下でなければ不可能なお願いにございます」
「アランブール卿!不躾であるぞ!」
「ですがこの問題をここで根こそぎ消し去るには陛下の協力が必須、代わりと言ってはなんですが…私は陛下の憂いを解消して差し上げられるでしょう」
事は一分一秒を開けぬ迅速な対処を要する。それには最上位からの上意下達が望ましい。
「これ!陛下の寛大さに付け込み思い上がるでない!」
「構わぬ宰相。その言葉が本当であれば実に興味深い」
「陛下は実に慧眼であられる」ニコリ
「おもしろい子供よ。言ってみよ」
「では今すぐ、水銀使用の絶対禁止をこの瞬間から、私の提出する臨床資料を添え勅命としてご公示ください」
罪に問えぬなら罪に問える状況を作り出せばいい。その上でさらに…あの奇策だ。
「皆さん水銀が危険なものだと言う事はとうにご存じのはずです」
「う、うむ…」
「それでも使用を続けるのはそれ以上の恐怖がお有りだからとか」
「確かに水銀の危険は知られておる。だがそれを以てしか治せぬ病があるのよ」
口を挟んだのは横に立つ外務大臣。
問題なのは水銀が少量であれば死を招くとは思われていないことだ。先ずはそこを是正しなければならない。
「では皆様その資料をご覧ください。大先生の調べでは水銀はいくら少量であっても使えば使うほど、その期間だけ体内に蓄積続けます」
「これは本当か。身体からは消えぬのか」
「適切な対処をしない限り消えません」
「では使用を続けながら適切な対処とやらをすればよかろう」
他の大臣たちも口々に声をあげる。
何しろ水銀は古代より『奇跡の万能薬』と信じられてきたのだ。その固定概念は根強い。
「ベルナールよ。そちの言いたいことは分かるが、今この時もその薬を使って治療に励む者がおる。ただ「使用を止めろ」では死ねと命じるも同じ。反発を招くだろう」
「まあそうでしょう。そこで僕はもっと効果的で確実かつ画期的な代替薬を作らせました」
「代替薬だと!?」
「本物の万能薬です」
場は騒然とした後、宰相の一喝で静まり返る。
「続きを。アランブール卿」
「その薬とは様々な病の原因となる菌を殺す薬です。今はどこまでの病に効くか、その効果効能の範囲を確認しているところです。ですが紳士の皆様が懸念している例の病ですが…」
ザワザワザワ…
みな脛に傷でも持つのだろうか?ふしだらな。
「症状の緩和は確認されています」
「それは本当か!」
「ええ。ご安心ください」
少しばかり誇張はしたが…僕は大先生に絶大なる信頼を預けている!近々そうなるはず!誤差の範囲だ!
「恐らく直に公爵家からひとつの訃報が届くでしょう。その前に勅命を公示していただきたい」
大夫人の崇高なるお心を無駄にしないためにも。
「すべてここにまとめております」
そこには鉛白粉に引き続き、一年間集めた水銀による健康への影響が分析と共に記されていた。
「青カビからはようやく不純物を取り除いた薬効の抽出、精製を成功させています。あとは臨床結果を増やすだけ。ですが幾つかの軽い感染症に対してすでに効果は確認しております」
「セドリックは」
「ベルナール様の仰る〝麹菌”とおぼしき幾つかの菌にてサケの発酵を試みていますが、そのうちの一つがベルナール様の示された状態と同じに見受けられます」
「ほう?」
「こちらでございます」
「…」ペロリ
「ベルナール様なにを!」
「危のうございます!」
「間違いない。これはもろみ…」
「では…」
「よくやったセドリック!そして大先生!あなた方は僕の誇りだ!」
「おお…」
「なんとありがたきお言葉…」
ここまでこれば酒粕どころか醤油に味噌!僕の食卓は豪勢に彩られる!
…麹…探すより作った方が早いとの考えは正解だったか…
「よし!これを持って王城に行く。リオネル供を!ディディエは…」
「俺はセドリックさんの店に行く」
「えっ!!!」
セドリック美容商会の真ん前にはミレイユのサロンがある。ディディエを今のミレイユに接近させるのは正直望ましくない。
「事が動けばあいつらも動く。先生とセドリックさんの名でこれを公表するんだ。万が一乗り込んで来たら大変だろ?」
「それなら息子のリオ」
「リオネルの細腕で何が出来るって?」
「おいディディエ」
むっとした顔。あれでも癇に障ったらしい。
「こういうことは俺の方がいい」
成長期を迎えたディディエに少年のひ弱さはない。
むしろ王への陳情などディディエは腰が引けるだろうし…
「…それもそうか。じゃあそれぞれ頼んだよ」
所変わってここは王城。僕は満を持して王への謁見を申し出ていた。
おじいさまに代わり保護者はサン・クール侯爵。なな、なんと!謁見の申し出には公爵閣下の口添え付きだ。
「やあベルナール君」
「宰相閣下…、状況は揃いました。後は王陛下のお心次第でございます」
「よろしい。王はお会いになる。入りなさい」
ギィィ…
両開きの重厚な扉の向こう。正面に居るのはこの国の天皇であり将軍ともいえる王陛下、その人である。
そして左右に居並ぶのがこの国の主だった大臣たち。
国政とはその大臣たちによって進められるが、その指示と許可を出すのが王の役割となる。
つまり現場で動くのは大臣以下官吏たちだが、決定権は全て王にある。ここは王政の国、王の言葉は絶対である。
この件に関し宮廷の協力はあの時点で言質を取っているが、その上で王はなんと仰るか…
ただ唯一の安心材料は、先々代から続く失策、国庫の頼りなさにより、王家の権威が若干(いや、かなりか?)下がっているという事実だ。
けれど、それだからこそバーリー男爵のような輩に分不相応な悪心を抱かせたのだろう。
「ベルナール・アランブール。アランブール家の孫よ。面を上げよ」
「はっ。陛下に置かれましてはますますご清祥の御事とお慶び申し上げます。本日はご多用中に貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございます。今後とも末永くお引き立て下さいますようお願い奉ります」
「…まるで物慣れた商人のような挨拶をするものだ。齢は幾つであったか」
「十五になったばかりにございます、陛下」
「まだ未成年ではないか!うーむ…才人との噂は本当であったか…」
初めてお目にかかる陛下の印象…
恐らくは実直な性質だ。慈悲も持ち合わせているのだろう。反面自信に欠ける様子が伺える。国の現状に照らし合わせれば無理もないが…
この手の物腰柔らかな治世者は平和な世であればそれなりに上手くやれるものだ。もっとも臣下に恵まれるのが条件だが。
さて、現状のコーニンレイク国だが、財政に窮してはいるが、火急の問題が起きているわけではない。ただ小さな火種はいくつか抱えている。
そしてその問題は財政さえ潤えば半分は解消されるだろう。
ふむ…
「して何用か」
「陛下。本日はお願いがあって参りました」
「それは例の問題であるな。宰相は協力を約束したと聞く。それでは足りぬのか」
「これは陛下でなければ不可能なお願いにございます」
「アランブール卿!不躾であるぞ!」
「ですがこの問題をここで根こそぎ消し去るには陛下の協力が必須、代わりと言ってはなんですが…私は陛下の憂いを解消して差し上げられるでしょう」
事は一分一秒を開けぬ迅速な対処を要する。それには最上位からの上意下達が望ましい。
「これ!陛下の寛大さに付け込み思い上がるでない!」
「構わぬ宰相。その言葉が本当であれば実に興味深い」
「陛下は実に慧眼であられる」ニコリ
「おもしろい子供よ。言ってみよ」
「では今すぐ、水銀使用の絶対禁止をこの瞬間から、私の提出する臨床資料を添え勅命としてご公示ください」
罪に問えぬなら罪に問える状況を作り出せばいい。その上でさらに…あの奇策だ。
「皆さん水銀が危険なものだと言う事はとうにご存じのはずです」
「う、うむ…」
「それでも使用を続けるのはそれ以上の恐怖がお有りだからとか」
「確かに水銀の危険は知られておる。だがそれを以てしか治せぬ病があるのよ」
口を挟んだのは横に立つ外務大臣。
問題なのは水銀が少量であれば死を招くとは思われていないことだ。先ずはそこを是正しなければならない。
「では皆様その資料をご覧ください。大先生の調べでは水銀はいくら少量であっても使えば使うほど、その期間だけ体内に蓄積続けます」
「これは本当か。身体からは消えぬのか」
「適切な対処をしない限り消えません」
「では使用を続けながら適切な対処とやらをすればよかろう」
他の大臣たちも口々に声をあげる。
何しろ水銀は古代より『奇跡の万能薬』と信じられてきたのだ。その固定概念は根強い。
「ベルナールよ。そちの言いたいことは分かるが、今この時もその薬を使って治療に励む者がおる。ただ「使用を止めろ」では死ねと命じるも同じ。反発を招くだろう」
「まあそうでしょう。そこで僕はもっと効果的で確実かつ画期的な代替薬を作らせました」
「代替薬だと!?」
「本物の万能薬です」
場は騒然とした後、宰相の一喝で静まり返る。
「続きを。アランブール卿」
「その薬とは様々な病の原因となる菌を殺す薬です。今はどこまでの病に効くか、その効果効能の範囲を確認しているところです。ですが紳士の皆様が懸念している例の病ですが…」
ザワザワザワ…
みな脛に傷でも持つのだろうか?ふしだらな。
「症状の緩和は確認されています」
「それは本当か!」
「ええ。ご安心ください」
少しばかり誇張はしたが…僕は大先生に絶大なる信頼を預けている!近々そうなるはず!誤差の範囲だ!
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