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不穏な帰路
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コテージ正面玄関口にいるのは一塊の光。つまり三人の王子様だ。
彼らは参加者への礼として、ここで全員を見送るらしい。
ブルーメンベルグの王家は威厳と気品に溢れ決して驕りたかぶることはない。『我々は王国民のために在るもの』それが王家の姿勢だ。こういうところが尊敬できるんだよね。
「オリヴィエ」
「カーネル殿下…」
ハチに刺された第三王子。あのパニックが印象強すぎて他には何も覚えていない。
「これは昨日のハンカチ。そしてこれはその礼だ」
ざわざわ…
ちょ!周囲が!周りの視線が痛いんだけど!
「あ、あの…お礼はけっこうです。皆さまが気になさいますから」
「黙って帰しては王家の名折れ。受け取って欲しい」キュ
「あの…手」
「受け取らねば離さないよ」ギュ
「じゃ…あ…、ありがたくいただきます」ハァ…
「また会おうオリヴィエ」
そ、それはどうかな?
「オリヴィエ」
「ジェラルド殿下…」
距離感のバグった第二王子。あの押しの強さがインパクト大で他の全てが脳内から消えた。
「やはり時間を作ってもらえないか。もう一度考えて欲しい」
ざわざわ…
ちょ!人聞きぃー!周囲の誤解招くでしょうが!
「ご、ご教授の件ですねっ!イエローストーンの!け、検討します!」
みんなに聞こえたかな…
「よい返事を待っているよ」バチン
ウ、ウインク⁉
「オリヴィエ」
「ベネディクト殿下…」
会社の人事部長みたいだった王太子。正直…パズルとチェス以外…記憶にない。
「……」
ざわざわ…
なんか…怒ってる?もしかしたらチェスの件?
「なかなか興味深い一手だった」
「あの…スミマセン勝手に駒動かして…」
「いや。君は他にも定石を?」
定石…似てるな…と思う配置は確かに存在する。でも僕が詳しいのは将棋であってチェスは嗜み程度。
フルフル「滅相もございません」
「…その、君は」
あっ!玄関の向こうにチラッと見えたの…あれは我が家のギグ!じゃあアンディが来てる!
ソワソワ「迎えが来たんで僕行きますね」ソソクサ
「待ちたまえ!早い…」
やっとアンディに会える!これであとは1ヶ月後の結果を待つだけ!
「アンディ!」
運動神経の塊みたいな彼はとっくにギグも攻略済みってね。三日ぶりのアンディは相変らずのイケメン!時々彼をチラ見する令嬢が視界に入る。けど残念でした。アンディは僕のものなんだから!…今はまだ。
「オリー!どうだった首尾は」
「言われた通り全部配り終えたよ」
「ばか、そうじゃない。王子様と会った感触だよ」
「良くわからないや…」
クシャ「はは、お前らしいな」
これも三日ぶり。アンディはいつも僕の頭を触るんだよね…えへへ…秘密の特権。
「オリヴィエさま?」
「ポール、こっちこっち」
キョロキョロと僕を探すのは光のお見送りゾーンで手間取っていたポール。
「アンディ、紹介するね。こちら仲良くなったポール、ポール、彼は僕の従者兼秘書のアンディ。大切な人だよ」
「はじめまして」
「ああ、よろしく」
えへへ、どさくさに紛れて大切な人って言っちゃった…
ここで問題発生!
ギグは2人乗り、僕たちは三人、そしてポールには乗馬経験がない…
こ、この状況は!く…くうぅ…
「…僕が馬の背に乗っていくね…二人で座席どうぞ」
「いいのですかオリヴィエさま」
「オリー、馬の背なら俺が乗って行こう」
「ううん、馬に負担もかけたくないし…僕の方が軽いから」
なんだかんだ言ってもアンディは乗馬を始めてまだほんの一か月。無理はさせられない。
すると、背後からかけられたのは今日何度目かになる聞き慣れた声。
「オリヴィエ」
「虎之助さま…」
どうも朝からずっと近くにいる気がする…暇なのかな?
「話しが聞こえてしまってね。そういう事情ならば君は私が送ろう。さあ、わが家の馬車に乗りたまえ」
「え、でも…」
「馬に負担をかけたくないのだろう?一頭で三人運ぶのはあまりにも馬が気の毒だ。さあこちらへ」
馬に負担と言われては強く断れない。僕はお言葉に甘えることにした。
虎之助さまの馬車は渋墨塗りの黒い馬車。派手ではないがやはりどこか気品を感じさせる。
「あの…ありがとうございます」
「ふふ、むしろ役得」
「え?」
「いや、こちらの話だ」
思いがけない帰路。虎之助さまと過ごす車内はそれなりに楽しい時間。
「それで…将棋の序盤を思い出してルークを動かしたらベネディクト様が怒っちゃって…」
「いや、彼は怒ってなどいない。感心していたのだよ」
「そうなんですか?王太子殿下って表情が分かりにくくて…」
「私も良くそう言われるよ。もっとも…兄の方がより顕著だがね」
まあ確かに。総じて日本の人は表情がとぼしい。大口開けて笑わないし、泣く時だって静かに泣くし。怒る時だって笑顔の方が怒気強かったりするし。
「ふふ、虎之助さまの表情は分かりやすいですよ」
「オリヴィエ…参ったな」
同じ日本人…みたいなもの。なんとなくね。
因みにこのブルーメンベルグにおいて貴族とは感情を表に出さないのが気品と言われているが…表情が乏しいかと言ったらそうでもない。これは顔の作り的な部分も関係しているのかもしれない。…ホリの深さ…とか?
それより…気になるのは前方のギグ。二人は何を話してるんだろう…
「おやこれは…。予想していたが混雑しているようだね」
大半の参加者は王都へ戻る。門の通過は身元の確認をしながらの一台づつ、当然付近は馬車で大渋滞だ。
と、そこにはギグを降りて楽しそうに話す二人が見える。
僕よりこぶし一個分背の高いポール。彼は中性的な顔立ちをしながら、それでもどこか凛としたところがある。
ヘニャチョコの僕と大違い。
ああして並んだ二人は妙にバランスよく見えて…気になる。すごく気になる。
うう、僕もあそこへ行きたい!割って入りたい!…けど乗せて頂いた以上、虎之助さまの許可なく勝手は出来ないし…
僕の葛藤をよそにやって来たのは虎之助さまの従者。彼は何かを耳打ちしている。
「まずいな」
「どうしました?」
「ならず者がポールに因縁をつけているらしい」
「ええ!!!僕行ってくる!」ガチャ
「ま、待つんだオリヴィエ!」
待てないよ!
だってだって!
ポールは僕と違って、この選考会へは村の期待を一身に背負って真面目に参加してるんだから!こんなところで不祥事は起こせない!
それにアンディだって!
いくらアンディが頼れる男で強くて何でも出来たって、彼は平和な日本から来た異世界転移者!暴力なんて無縁だろうし、それに…
相手が刃物をだしたら?
攻撃魔法を持ってたら?
なんとかして僕が手助けしないと!
彼らは参加者への礼として、ここで全員を見送るらしい。
ブルーメンベルグの王家は威厳と気品に溢れ決して驕りたかぶることはない。『我々は王国民のために在るもの』それが王家の姿勢だ。こういうところが尊敬できるんだよね。
「オリヴィエ」
「カーネル殿下…」
ハチに刺された第三王子。あのパニックが印象強すぎて他には何も覚えていない。
「これは昨日のハンカチ。そしてこれはその礼だ」
ざわざわ…
ちょ!周囲が!周りの視線が痛いんだけど!
「あ、あの…お礼はけっこうです。皆さまが気になさいますから」
「黙って帰しては王家の名折れ。受け取って欲しい」キュ
「あの…手」
「受け取らねば離さないよ」ギュ
「じゃ…あ…、ありがたくいただきます」ハァ…
「また会おうオリヴィエ」
そ、それはどうかな?
「オリヴィエ」
「ジェラルド殿下…」
距離感のバグった第二王子。あの押しの強さがインパクト大で他の全てが脳内から消えた。
「やはり時間を作ってもらえないか。もう一度考えて欲しい」
ざわざわ…
ちょ!人聞きぃー!周囲の誤解招くでしょうが!
「ご、ご教授の件ですねっ!イエローストーンの!け、検討します!」
みんなに聞こえたかな…
「よい返事を待っているよ」バチン
ウ、ウインク⁉
「オリヴィエ」
「ベネディクト殿下…」
会社の人事部長みたいだった王太子。正直…パズルとチェス以外…記憶にない。
「……」
ざわざわ…
なんか…怒ってる?もしかしたらチェスの件?
「なかなか興味深い一手だった」
「あの…スミマセン勝手に駒動かして…」
「いや。君は他にも定石を?」
定石…似てるな…と思う配置は確かに存在する。でも僕が詳しいのは将棋であってチェスは嗜み程度。
フルフル「滅相もございません」
「…その、君は」
あっ!玄関の向こうにチラッと見えたの…あれは我が家のギグ!じゃあアンディが来てる!
ソワソワ「迎えが来たんで僕行きますね」ソソクサ
「待ちたまえ!早い…」
やっとアンディに会える!これであとは1ヶ月後の結果を待つだけ!
「アンディ!」
運動神経の塊みたいな彼はとっくにギグも攻略済みってね。三日ぶりのアンディは相変らずのイケメン!時々彼をチラ見する令嬢が視界に入る。けど残念でした。アンディは僕のものなんだから!…今はまだ。
「オリー!どうだった首尾は」
「言われた通り全部配り終えたよ」
「ばか、そうじゃない。王子様と会った感触だよ」
「良くわからないや…」
クシャ「はは、お前らしいな」
これも三日ぶり。アンディはいつも僕の頭を触るんだよね…えへへ…秘密の特権。
「オリヴィエさま?」
「ポール、こっちこっち」
キョロキョロと僕を探すのは光のお見送りゾーンで手間取っていたポール。
「アンディ、紹介するね。こちら仲良くなったポール、ポール、彼は僕の従者兼秘書のアンディ。大切な人だよ」
「はじめまして」
「ああ、よろしく」
えへへ、どさくさに紛れて大切な人って言っちゃった…
ここで問題発生!
ギグは2人乗り、僕たちは三人、そしてポールには乗馬経験がない…
こ、この状況は!く…くうぅ…
「…僕が馬の背に乗っていくね…二人で座席どうぞ」
「いいのですかオリヴィエさま」
「オリー、馬の背なら俺が乗って行こう」
「ううん、馬に負担もかけたくないし…僕の方が軽いから」
なんだかんだ言ってもアンディは乗馬を始めてまだほんの一か月。無理はさせられない。
すると、背後からかけられたのは今日何度目かになる聞き慣れた声。
「オリヴィエ」
「虎之助さま…」
どうも朝からずっと近くにいる気がする…暇なのかな?
「話しが聞こえてしまってね。そういう事情ならば君は私が送ろう。さあ、わが家の馬車に乗りたまえ」
「え、でも…」
「馬に負担をかけたくないのだろう?一頭で三人運ぶのはあまりにも馬が気の毒だ。さあこちらへ」
馬に負担と言われては強く断れない。僕はお言葉に甘えることにした。
虎之助さまの馬車は渋墨塗りの黒い馬車。派手ではないがやはりどこか気品を感じさせる。
「あの…ありがとうございます」
「ふふ、むしろ役得」
「え?」
「いや、こちらの話だ」
思いがけない帰路。虎之助さまと過ごす車内はそれなりに楽しい時間。
「それで…将棋の序盤を思い出してルークを動かしたらベネディクト様が怒っちゃって…」
「いや、彼は怒ってなどいない。感心していたのだよ」
「そうなんですか?王太子殿下って表情が分かりにくくて…」
「私も良くそう言われるよ。もっとも…兄の方がより顕著だがね」
まあ確かに。総じて日本の人は表情がとぼしい。大口開けて笑わないし、泣く時だって静かに泣くし。怒る時だって笑顔の方が怒気強かったりするし。
「ふふ、虎之助さまの表情は分かりやすいですよ」
「オリヴィエ…参ったな」
同じ日本人…みたいなもの。なんとなくね。
因みにこのブルーメンベルグにおいて貴族とは感情を表に出さないのが気品と言われているが…表情が乏しいかと言ったらそうでもない。これは顔の作り的な部分も関係しているのかもしれない。…ホリの深さ…とか?
それより…気になるのは前方のギグ。二人は何を話してるんだろう…
「おやこれは…。予想していたが混雑しているようだね」
大半の参加者は王都へ戻る。門の通過は身元の確認をしながらの一台づつ、当然付近は馬車で大渋滞だ。
と、そこにはギグを降りて楽しそうに話す二人が見える。
僕よりこぶし一個分背の高いポール。彼は中性的な顔立ちをしながら、それでもどこか凛としたところがある。
ヘニャチョコの僕と大違い。
ああして並んだ二人は妙にバランスよく見えて…気になる。すごく気になる。
うう、僕もあそこへ行きたい!割って入りたい!…けど乗せて頂いた以上、虎之助さまの許可なく勝手は出来ないし…
僕の葛藤をよそにやって来たのは虎之助さまの従者。彼は何かを耳打ちしている。
「まずいな」
「どうしました?」
「ならず者がポールに因縁をつけているらしい」
「ええ!!!僕行ってくる!」ガチャ
「ま、待つんだオリヴィエ!」
待てないよ!
だってだって!
ポールは僕と違って、この選考会へは村の期待を一身に背負って真面目に参加してるんだから!こんなところで不祥事は起こせない!
それにアンディだって!
いくらアンディが頼れる男で強くて何でも出来たって、彼は平和な日本から来た異世界転移者!暴力なんて無縁だろうし、それに…
相手が刃物をだしたら?
攻撃魔法を持ってたら?
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