乙女系ギャルゲーRPGの世界に生まれた私はモブの中のモブ?

あおい夜

文字の大きさ
15 / 46
一章 高校生活の始まり

珍しく吟遊科が合同授業をする事になった

しおりを挟む
「おい、聞いたか?今日、珍しくうち(吟遊科)と魔法剣科が合同授業するらしいぞ」
「はぁ!マジかよ!」
「マジでマジ!本当だって!」
「オレは隠密科も一緒な上、全学年でやるって聞いたけど?」
「は?私は他の学科の人達より、吟遊科の先輩達が一緒って所に不安を覚えたわ」
「オレもだ」
「わたしも」

私もそう思うよ。
我が吟遊科が珍しく合同授業をする事になったけど、吟遊科の先輩達が居る事がとても不安だ。
吟遊科は他の学科の人達との合同授業はほとんど無いけど人数が少ないので、吟遊科の生徒は全学年で一緒にする授業が高校からある。
吟遊科の人達は見た目詐欺だとみんな知っているので、先輩達がかなり濃い人達だろうと確信している。

「先輩達、絶対普通じゃないだろうけど、どんな人達何だろう?」
「良い人達だろうけどな」
「吟遊科の人達だから見た目はほとんど儚げーとか、たおやかーとか、なんだろうけどな~」
「まぁな。吟遊科に入るには顔も良くないと入れないからな」
「しかも、イケメン系は駄目で儚げ系な美人か守ってあげたくなる様な可愛い系じゃないと入れないからね」
「私も初めは知らなかったもん。まさか顔で吟遊科に入れない人が居るの試験受けた後で知ったし」
「あー、オレもだ。知ったあとオレ、落ちたなって思ったわ!」
「アタシもそう思った。アタシ達って大体が自分の顔は普通だと思ってたからね」
「吟遊科に入る事が出来るくらいには自分がそんな見た目をしてるって分かったからな。その後はお前らに自分が人から見たらどんな顔か教えてもらったからな」

実は私達吟遊科の人達は見た目も吟遊科に入れる条件であるとは知らなかったのだ。
私も試験を受けた後に知ったので、落ちたなって思ったけど入れたから驚いた。
みんなが言うみたいに自分が人から見たらどんな顔なのかをみんなで教えあったのだ。
なので、私達は自分の顔がどんな印象を人に与えているかが分かったけど、自分的には自分の顔は普通だと思っているので、よく自分の見た目を忘れる人が多いのだ。
ちなみに、私もよく忘れる。

「そういえば合同授業、魔法剣科も一緒って事はレイガ様も一緒って事だよな!」
「そうよね!レイガ様と一緒に授業するのって初めてよね!」
「あー、レイガ様、セイカちゃんとしかパーティー組まないからな」
「けど、セイカちゃんと居る所を見ると優しい人なんだろうなって思ったわ」
「あと、隠密科も一緒って事は二年のローズ先輩とも一緒に出来るって事だよな」
「ユルダル王子って有名なローズ先輩かー」
「そう思うと楽しみになってくるな」
「どんな授業何だろうな?」
「セイカちゃんはどう思う?」
「私?私もどんな授業をするか分からないけど、みんなとやるなら楽しいに決まってるよ。私はみんなと居られるだけで嬉しいからね」

私が言うとみんな顔を赤くした。
(みんな顔赤いな?暑くなったのかな?)

「オレ達の見た目詐欺で、一番罪造りなのはセイカちゃんだよな」
「うん。流石、イケメン紳士」
「胸キュンが治まらない!」
「クッ、私達の心をかっ拐った」

みんなが何を言っているのか分からなかったけど、みんな楽しそうなので良いか。
先生が来たみたいだ。

「みんな、今日は合同授業なので外に出てください」

私達吟遊科は今から珍しく合同授業に参加する事になった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

とある令嬢が男装し第二王子がいる全寮制魔法学院へ転入する

春夏秋冬/光逆榮
恋愛
クリバンス王国内のフォークロス領主の娘アリス・フォークロスは、母親からとある理由で憧れである月の魔女が通っていた王都メルト魔法学院の転入を言い渡される。 しかし、その転入時には名前を偽り、さらには男装することが条件であった。 その理由は同じ学院に通う、第二王子ルーク・クリバンスの鼻を折り、将来王国を担う王としての自覚を持たせるためだった。 だがルーク王子の鼻を折る前に、無駄にイケメン揃いな個性的な寮生やクラスメイト達に囲まれた学院生活を送るはめになり、ハプニングの連続で正体がバレていないかドキドキの日々を過ごす。 そして目的であるルーク王子には、目向きもなれない最大のピンチが待っていた。 さて、アリスの運命はどうなるのか。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました

オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、 【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。 互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、 戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。 そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。 暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、 不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。 凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

死に戻りぽっちゃり双子、悪役お姉様を味方につける。

清澄 セイ
ファンタジー
エトワナ公爵家に生を受けたぽっちゃり双子のケイティベルとルシフォードは、八つ歳の離れた姉・リリアンナのことが大嫌い、というよりも怖くて仕方がなかった。悪役令嬢と言われ、両親からも周囲からも愛情をもらえず、彼女は常にひとりぼっち。溢れんばかりの愛情に包まれて育った双子とは、天と地の差があった。 たった十歳でその生を終えることとなった二人は、死の直前リリアンナが自分達を助けようと命を投げ出した瞬間を目にする。 神の気まぐれにより時を逆行した二人は、今度は姉を好きになり協力して三人で生き残ろうと決意する。 悪役令嬢で嫌われ者のリリアンナを人気者にすべく、愛らしいぽっちゃりボディを武器に、二人で力を合わせて暗躍するのだった。

処理中です...